ブラッククリスタル号と金を呑む海獣

3.8 修正(吹出)

◆楽園のお知らせスピーカー(自動音声再生)
◆スピーカーから流れる傍白(頑張りすぎたボイス)
◆一等航海士(頼りがいのある先輩)
◆ウィル船長(意志の強い青年)
◆船乗りたち(船長の言う通り)
◆仇の伏兵

「再び世に現れた古の伝説は、無上の価値を持つ宝物に新たな手がかりをもたらした。
義侠心を持つ海賊の一味は武器を取り、船の帆を上げた…」
このあらすじに惹かれて、「ブラッククリスタル号と金を呑む海獣」の上演地へとやってきた…

パイモン
告知スピーカーを見つけたぞ!
これで「ダイアの三日空想」の上演場所がわかったな!
ここではどんな演劇が上演されるんだろう…
オイラ、ちょっとワクワクしてきたぞ!

…演劇のお知らせに耳を傾ける…

楽園のお知らせスピーカー
人員と設備の配置完了。
仕掛けの準備完了。
演劇「ダイアの三日空想」、「ブラッククリスタル号と金を呑む海獣」の章――
これより開幕…

スピーカーから流れる傍白
お宝埋蔵地に最も近い港で、海賊船ブラッククリスタル号は人員と物資を補充し、大事な最後の航海のために準備をしている…
経験豊富な冒険者たちがブラッククリスタル号のデッキに足を踏み入れた。
彼女らは卓越した戦闘の専門家だが、航海においてはただの素人に過ぎない…

一等航海士
そこの新人、早くこっちへ来い!

パイモン
あれ、スピーカーの声が変わったな。
なんか厳しそうな人が大声でなにか言ってるぞ…
もしかしてこの声、オイラたちに話しかけてるのかな?

一等航海士
当然だ!
お前たちは新人の中でも重要なポジションだ。
欠けてはならんやつらだからな!
俺はこのブラッククリスタル号の一等航海士。
これからしばらくの間、俺についてもらうことになる!
気合い入れてけよ!
今日はお前らの着任初日ってことで料理長が良い肉とクリーム、それからクッキーや蒲公英酒を振舞って歓迎してくれるぜ!

スピーカーから流れる傍白が引き続き目の前の光景を語る――

新人の前に現れた一等航海士はボロボロになった服を着ていて、全身に包帯を巻いている。
どうやら、少し前に激しい戦いに参加したようだ。
辺りを見渡すと、デッキにいる船乗りの大半はひどい怪我を負っていた…
しかし、彼らはなおも闘志に溢れていて、士気も高く、少したりとも落ち込んだり委縮したりしていなかった…
船乗りたちは新人を囲って盛大な拍手で迎き入れながら、歓迎の品とたくさんの食べ物を渡してきた。

パイモン
なるほど、今みたいにシチュエーションを想像できるよう、細かな描写をする際は傍白が担当してくれるのか――
オイラたちはこのブラッククリスタル号に来たばかりで、みんなに盛大に歓迎されてるみたいだな…
オイラたちも…
この話に合わせて演じたほうがいいんだよな?
へへへ、みんなありがとな!
船の肉とクッキーはまだ食べてないけど、きっとおいしいんだろ?

①演者と道具が見当たらないのが残念。
②セットがあれば臨場感を味わえたはず。

パイモン
そうだな…
ところでこのアトラクション、名前が「三日空想」っていうだけあって、本当に「空想」――
つまり、頭の中で想像していかないといけないのかな?
きっとコストを削減しようとしたんだろうな…
本物の海賊船を作って、自由に航行できる場所を用意するとなると、たくさんのモラが必要になるから…
でも言葉だけで話が進んでいくなんて、さすがに厳しくないか!?

①試してみないことにはまだ分からない。
②パイモンと私の劇、堂々開演!

パイモン
わかったよ。
それじゃあ、やってみるか…

スピーカーから流れる傍白
騒がしい雰囲気がひと段落した後、屈強な男が屋外の艦橋に現れた。
彼は普通の船乗りと同じ服を着ているが、荒い作りの三角帽子を被っている。
左手は見当たらず、代わりに錆びた鉄のフックがそこにはあった。

一等航海士
総員、注目!
ウィル船長が来たぞ!

ウィル船長
兄弟たちよ、ついにこの時が来た!
各自持ち場に戻れ。
武器と補給を確認し、船の状態を整えろ。
まもなく出航だ!

パイモン
おっ!
船長のお出ましだぞ、ずいぶんと野太い声だ…
聞いただけで頼りになる人だってわかるな!

ウィル船長
宝が埋まってる場所まであと少しだ。
ここから先の航路は、今回の遠征の中で最も重要だと肝に銘じろ!
これまで負傷した兄弟たちも、水に落ちた物資も、消えた瞑彩鳥の相棒も、なんとか金をかき集めて買った酒樽も…
すべてが報われる!
伝説のお宝を見つけりゃあ、期日通りに海獣に財宝を献上できる!
恩知らずの商人を探し回って、やつらの船を略奪せずに済む!
船乗りとしての気概を見せろッ!
俺たちの町の安全のために、故郷のみんなの安寧のために、全速前進だ!

船乗りたち
財宝!財宝!
全速前進!安全安寧!

スピーカーから流れる傍白
戦いに長けた新人を迎え入れた後、ブラッククリスタル号は出航の準備を整え、お宝埋蔵地へと向かおうとしていた。

パイモン
おおっ、早くも大事な設定っぽいな?
なんだか、海賊たちがお宝を探そうとしてる理由が普通じゃない気がするけど…
これからなにが起こるのか、オイラ気になってきたぞ!
スピーカーが言うには「びゅんびゅん爆速車」に乗れば、劇の進捗を進められるみたいだ…
うん、物語の展開もサクサクしてて悪くないペースだな!
そんじゃ、さっそく出発しようぜ、蛍!

…「びゅんびゅん爆速車」に乗る…

…「お宝埋蔵地」へ向かう…

スピーカーから流れる傍白
お宝が眠る地へ向かう途中、「ブラッククリスタル」号は危険な水域に入った…
海面に濃霧が立ち込め、荒れ狂う波が絶え間なく船体を打って大きな揺れを起こした。
そして、恐ろしい雷がマストを何度もかすめる…
マストのてっぺんに立つ観測手の目には何も映らず、羅針盤も機能していない…
幻聴かどうか分からないが、船乗りたちは瞑彩鳥の鳴き声を聞いた。

パイモン
うわぁ…
今回の「びゅんびゅん爆速車」はすごく揺れてるぞ。
ほんとに船に乗ってるみたいだ…
オ、オイラ、少し酔ってきたぞ!

スピーカーから流れる傍白
危機一髪というところで、船長が操縦手に代わって舵を取った。
「ブラッククリスタル」号は波のリズムに乗るかのように穏やかな航行をして、危険な水域をついに抜け出した…

ウィル船長
慌てるな、兄弟たちッ!
俺たちには、持ち前の直感と故郷の仲間たちからの祝福がある。
きっと正しい方角を見つけられるはずだ!

パイモン
あれ、ちょっと待った…
なんか周りに沈没船がいっぱいあるぞ?
これじゃあ、もっと危険な場所に来たみたいじゃないか!

ウィル船長
気ぃつけろ!
こいつらは全員、お宝の争奪戦に敗れたやつらだ。
海獣の手下もこっちに進んでるってこと…
つまり、俺たちが進んでる方角は正しいってことだ!

一等航海士
敵襲…敵だ!
前方より、海獣の手下が攻めてきたぞ!

船乗りたち
あの海獣…
ずっと供え物を要求してきて、これまでに何十もの町から富を奪ったっていうのに…
まだ満足しないのかよ?

ウィル船長
兄弟たち、慌てんじゃねぇッ!
大砲で海獣の手下どもを迎撃しろ!
苦戦は避けられねぇだろうが、勝利まであと少しの辛抱だ!

パイモン
おう、ついにオイラたちの出番だな!
蛍、あいつらを懲らしめてやろうぜ!

…「海獣の手下」を倒す…

ウィル船長
新人たち、よくやった!
これで海獣の手下たちも襲ってこないだろう。
このまま速度を維持して前進だ!

…「びゅんびゅん爆速車」に乗る…

スピーカーから流れる傍白
しかし戦いの喧噪が静まったのも束の間、遠くの霧の中から美しい歌声が聞こえてきた…

船乗りたち
船長…
へ、ヘンな感じがします。
おばあちゃんが作ってくれたごはんが目の前に…
なんて美味そうなんだ!

ウィル船長
ふん、セイレーンの歌声で俺たちを惑わそうってか?
そんな手法、さすがに古典的すぎるんだよ!
兄弟たち、水に浸けた椎茸で耳を塞げ!

パイモン
えっ?
し、椎茸?
オイラたち、椎茸なんか持ってないぞ。
手で耳を塞いどいたほうがいいのかな?

一等航海士
緊急事態発生!
前方に断崖あり、衝撃に備えよ!

ウィル船長
総員、最大警戒!
しっかり掴まってろ!
振り落とされるんじゃねぇぞ!

パイモン
うわぁあああっ!
海の上になんで断崖があるんだ!?
お宝の隠されたところって、どんだけ危険なんだよ!

一等航海士
また断崖だ、警戒態勢を維持しろ!

パイモン
連続で断崖!?
これが本当の船だったら、間違いなく振り落とされてるぞ!
それに船乗りが無事だったとしても…
船が耐えられなくてバラバラになってるよな…?

傍白
度重なる試練を乗り越えた「ブラッククリスタル」号は、お宝が眠る地の前にある仕掛けに辿り着いた…

…「お宝埋蔵地」へ向かう…

パイモン
おっ、あそこに「集流映写灯」があるぞ?
つまり…
あれを使えばここを突破できるってことだな!

「先成図」の世界に入ります…

スピーカーから流れる傍白
しかし、予想外なことが起きた。
他の海賊たちが待ち伏せをしていたのだ。
ウィル船長の昔からの仇である彼らは、「ブラッククリスタル」号に猛攻をしかけてくる!

パイモン
どうなってんだよ!?
ここにきて同業者たちが攻撃してくるなんて!
悪質にもほどがあるだろ!

仇の伏兵
ウィル、お前もチンケになったもんだな!
海賊の本業はどうした?
お宝なんかに目を付けて、海獣様を騙そうとしてるんじゃないよな?

ウィル船長
はん!
笑わせんな!
汚い金を稼いでたやつらからはもう奪い尽くした。
あんなやり方はそう長く続かねぇ。
だから、やり方を変えるのは当然ってもんだろ!

仇の伏兵
ありえん…
烏合の衆のはずなのに…
どうしてこんなにもしぶといんだ?
だがな…
お前らはもう逃げられない。
さあ、強烈な砲火を浴びせてやる!

ウィル船長
俺たちの歩みは止められないぜ!
絶対にお宝をこの手にして、みんなを苦しみから救い出してやるんだからな!

パイモン
そうだ、そうだ!
烏合の衆だなんてヒドいぞ!
「ブラッククリスタル」号のみんなはすっごく情に厚い海賊だからな、おまえらみたいな悪党なんかに負けるわけがないぞ!

ウィル船長
やつらあの小賢しい技が俺たちに効かないと分かった途端、逃げ出していったな…
俺たちもさっさとこんな待ち伏せされた場所から離れよう。

「先成図」の世界から離れます…

パイモン
よっしゃー!
オイラたちの勝ちだ!
悪党どもを成敗してやったぞ!

ウィル船長
戦闘終了!
「ブラッククリスタル」号、全員集合せよ!

…「船員たち」と合流する…

スピーカーから流れる傍白
お見事!
二人の新人船乗りの助けによって、ウィル船長の仇は一目散に逃げていった。
すべての困難を乗り越えた今、ブラッククリスタル号の行く手を阻むものはもう存在しない!

ウィル船長
あいつらの待ち伏せに遭ってもまったく動揺せずに対処するとは、さすが俺の兄弟たちだ…
もちろん、新人の活躍も忘れちゃいねぇぜ!
お前らがずっと先陣を切って手強い連中を片付けてくれたおかげで、俺たちは無事目的地まで辿り着けた!

パイモン
どうってことないぜ!
あんな悪い海賊の船が二隻来ようと三隻来ようと、オイラと蛍の相手じゃないからな!

①パイモン、ずいぶん役に入り込んでるね?
②体験は悪くないみたいだね?

パイモン
ま、まあまあだな!
ここまでの道のりはかなり危険だったし、ウィル船長たちとは一緒に困難を乗り越えてきた仲だろ?
だったら、真面目にやらないと!

ウィル船長
調べによると、あの石の壁を崩せば伝説のお宝が手に入るらしい。
ついにこの時が来た!
この最も心躍る一撃は、我らが新星――
新人の二人に任せよう!
それと…
これが済んだら考えてることがあってな、みんなに相談させてくれ。

パイモン
へへっ、蛍!
ウィル船長はますますオイラたちのことを気に入ってくれたみたいだぞ。
大事な一撃をオイラたちに任せてくれるなんて!

①一緒に重砲を発射しよう!
②一緒にお宝を開けよう!

一等航海士
祝いの時は来た!
やっちまえ、新人ども!

…「お宝」を確認する…

…「お宝埋蔵地」へ向かう…

パイモン
やったぜ!
伝説のお宝が見つかったぞ!
本当に見渡す限り全部モラだ、本当に泳げそうだぞ!
でも…
なんかこのモラ、普段見るやつとちょっと違わないか?
まさか…

スピーカーから流れる傍白
これは果たしてどういうことか…
伝説の「モラプール」を埋め尽くしているのは、なんと装飾品の偽の金貨であった。
予想外の事態に対し、ブラッククリスタル号の船員たちはどう反応するのか?

一等航海士
船長!
こんなの情報と違うじゃないか。
伝説のお宝がどうして、全部…
偽物なんだ?

ウィル船長
はぁ…
悪い予感が当たっちまったか。
伝説のお宝はただの餌で――
何者かが良からぬことを企んでるのかもしれない。
黒幕の狙いは、幾多の困難を乗り越え、お宝を求めてやって来た者たちだ…
そいつらは上等な武器を持っていて、優れた性能の船に乗っている。
いずれも価値の高いものばかりだ。
疲れ果てた戦士たちを捕らえることができれば、奴隷として売ることもできる。

パイモン
くぅ~…
全員騙されてたってことか!
どうしてこんなワナがあるんだよ!

①コストの関係上、理解できる。
②本物のモラのプールは作れない。

パイモン
えっと…
た、確かにそうだな。
おまえに言われてなかったら、演劇に参加してるってことを忘れるところだった…
他の演者もいないし、舞台セットも少し残念だけど…
舞台裏のスタッフたちが本当に頑張ってるのはわかるんだよな。
オイラたちも真剣に向き合わないと!
ブラッククリスタル号のみんなの考えを聞いてみようぜ!

スピーカーから流れる傍白
偽物のお宝の前で、ウィル船長が落ち込む船員たちを集めた。

一等航海士
もしかして、船長を恨んでる人がこれを仕組んだんじゃ…?

ウィル船長
いや、そいつらにそんなタマはねぇ。
俺たちが来なきゃ、失望するのはあいつらのほうだ。
もしかすると…
黒幕はここへ向かってる途中かもしれないな。
今の俺たちの状態でそいつらを迎え撃つのは、賢い選択じゃあない。
まずは戦場を片付けるとしよう。
他に宝箱があるかどうか確認してから、撤退の準備をしてくれ。
俺たちはこれまでの貢献に応じて報酬を分けてきた。
目の前の宝箱は新人たちの戦利品だ。
俺たちが手ぶらで帰ることになったとしても、誰も新人のもんを横取りすんじゃねぇぞ!

船乗りたち
クソッ、今回の航海で一銭も稼げてない。
むしろ赤字になるとは…
さて、どうしたもんか…
また悪徳商人から強盗をして、あちこち金をかき集め、海獣に渡さなきゃならんのか?

ウィル船長
いいか、よく聞け。
今回の航海で、俺たちブラッククリスタル号は決して収穫がゼロだったわけじゃねぇ。
俺たちは、モラよりもずっと貴重な宝物を見つけた――
危険な海域を突き進むテクニック、強敵に打ち勝つ戦い方、そして困難を克服する勇気だ。
ちゃんと考えてみろ。
俺たちが本当にお宝を見つけて、数えきれないほどのモラを手に入れたとして…
それで本当に海獣から町を守り、平和になるのか?

船乗りたち
つまり…
あの海獣の欲深い本性を考えると、これまで以上に供え物を要求してくるかもしれないってことか…
そういえば、一番か二番に数えられるぐらい裕福な町が、俺たちの数十倍もの財宝を献上したって聞いたことがある。
それでも、海獣は満足しなかったとか…

①海獣の要望に応じること自体…
②最善の答えじゃない…

パイモン
おまえの言う通りだな。
オイラたちなら、きっとその海獣を好き勝手暴れさせたりしないけど…
でも、ウィル船長たちはみんな普通の人だし、そんな勇気はないかもしれないな…

ウィル船長
だから、俺たちは根本から問題を解決する必要がある。
つまりだ…
財宝の献上という、一番理不尽なことをどうにかしなきゃならない。
これまでの戦いを経て、俺は確信した――
俺たちにはあの暴れん坊の海獣をやっつける力があるってな!
兄弟たちよ、俺を信じてくれるか?

一等航海士
リスクは高いが、試す価値はある。

船乗りたち
それ以外に、俺たちに選べる余地はないだろうしな。
ずっと逃げてばかりいたら、いつか逃げ道もなくなっちまう…
船長の話を聞いたら、ますます腹が立ってきた。
海獣と相討ちになっても構わん、もうこれ以上は我慢の限界だ!

ウィル船長
よし!
なら、ブラッククリスタル号の次の目標はそれだ。
だが、まずはしっかり鍛えて準備しないとだな。
特に今、俺たちには強い新人も加わった。
こいつらは向かうところ敵なしの腕を持ってやがる!
新人たち、今このウィルに金はない。
だが、もしお前らが協力してくれるなら、ブラッククリスタル号の全員がその恩に全力で報いるだろう。
ブラッククリスタル号に同行してくれ!
そして、きっちり鍛えた後、あの強欲な海獣を一緒に懲らしめてくれねぇか?

パイモン
おう、そのほうがよっぽどいいぞ。
勇気を出して、悪者の海獣を退治しようぜ!
蛍、ブラッククリスタル号のみんなを助けてやるだろ?

①喜んで力を貸す!
②海獣をボコボコにする!

ウィル船長
さすがだ!
新人、今からお前たちはブラッククリスタル号の中心メンバーとなる。
そして、この船長ウィルと兄弟たち、それから同郷たちの良き助っ人で大恩人だ!
この後、ブラッククリスタル号は駐屯地に戻る。
十分な力をつけた後、総力を上げて出撃し、海獣に重い一撃を食らわせてやろう!

スピーカーから流れる傍白が幕引きを簡単に語り出す――

数多の困難を経て、戦闘に長けた新人たちはブラッククリスタル号の中心メンバーとなった。
ウィル船長に率いられ、ブラッククリスタル号は重要な反撃に向けて準備を始める…
「ブラッククリスタル号と金を呑む海獣」第二幕――
「新人船乗りの反撃の狼煙」
乞うご期待!

傍白が終わると、洞窟内の仕掛けも動作しなくなり、辺りは静かになった…

パイモン
わっ、ここで終わるのかよ!
せっかく盛り上がってきたところなのに!

①海獣の模型がまだできてないのかも。
②ここで話を区切るのがちょうどいい。

パイモン
まあ、たしかにそうだな。
この演劇がもう少し長かったら、普通の参加者だと疲れちゃって、海獣と戦う時にまったく力が出ないかもしれないし…
ここまでセットの作り込みはイマイチだったけど、海獣に打ち勝つっていう物語はわくわくするよなぁ。
手を抜けないし、ちゃんと準備しとかないと!
「ダイアの三日空想」って、かなり期待を持てる作品だよな!
ダイアってどんな制作者なんだろう?
オイラ、少し気になってきたぞ!

演劇のポスター-「ブラッククリスタル号」
「ヴェルーリヤ・ミラージュ」のアトラクション「ダイアの三日空想」の宣伝ポスター。
演劇「『ブラッククリスタル号』と金呑みの海獣」の大まかなイメージが描かれている。
イラストのメインとなる巨大な海賊船は、各国から訪れるお客さんに配慮して、各地の船舶や人物の要素を取り入れたデザインとなっており、工夫が凝らされている。
しかし、ここに描かれた海賊船のシーンを作るとなると、必要なモラは恐ろしい数字になるだろう…