◆ズルヴァーン(最初の花霊)
形神と共に滅尽へ至る亡骸・開幕
ズルヴァーンの言う通りに一部の訓練をこなしたソルシュは、一人前の花霊勇者へとさらに一歩近づくことができた…
①まあまあかな。
パイモン
ああ、ソルシュにとっちゃ簡単すぎるぐらいだったよな!
ズルヴァーン
ふふっ、次のパフォーマンスが楽しみだコト。
パイモン
そうだ、ソルシュの振り返りで分かったことなんだけど、ソルシュが過去にやったことは、反抗期のせい――
ソルシュ
それは言わなくていいデショ!
パイモン
ええっ――
ズルヴァーン
私の知る限り、ウツァヴ祭はそんなふざけたお祭りではないワ。
ソルシュ
うぅ…
パイモン
そもそも、自分の功績を人に記録させようなんて考えること自体、他の花霊とはかなり違うよな…
これもスケプティック団の影響か?
ズルヴァーン
だからこそ、過去を振り返って反省するコトが大事なノ。
ふふ、何はともあれ、ソルシュのパフォーマンスを楽しみにしているワ。
…指定の場所に行き、試練をクリアする…
須臾の路
滅尽へ至る亡骸

①確かに印象深い場所だね。
パイモン
初めて見た時はびっくりしたぞ!
パイモン
それって五百年前の…
ソルシュ
そう、恐らく一瞬の出来事だったと思うワ。
見なさい。
結晶となっても尚、当時の動きが見て取れる。
パイモン
うぇっ、オイラはそんな目に遭いたくないぞ!
一瞬の出来事とは言っても、うぅ…
無理無理、考えただけでぞっとするぞ!
>パイモンをそんな目に遭わせないよ。
パイモン
おう!
オイラも絶対に蛍をそんな危険に遭遇させないからな。
ソルシュ
じゃあ、あなたたちは私たち花霊に感謝しなくちゃネ。
当時災禍を収めるために、花霊をはじめとする多くの種族や存在が犠牲になった…
ソルシュ
そうネ。
でも、生き返ることはもうないワ。
結晶となって何百年も経つんだもノ。
この先に待っているのは、朽ちてゆくだけの運命。
あの災厄では、数えきれない程の命が失われたワ。
中にはこのように、災厄が発生した瞬間に封印された命も数多くある。
でも、もっと不幸な命がたくさんある。
それらは数百年もの時が流れるとともに、跡形もなく消えていったノ。
この世に何も残ってないそれらの命を、覚えている者は誰もいないし、弔うための場所もないワ。
目の前にいるこの命は、元々巨大な身体だった上に、太陽と風の当たらない地下の洞窟に棲息していたコトが幸いして、比較的完全な形が維持されている。
陸地に生きる命で、時間に抗えるモノなんて存在しないワ。
如何なる残骸も、いつかは跡形もなく消えてしまうノ。
>そのほうが理想の勇者のイメージかも。
ソルシュ
冗談じゃないわヨ!
…待って、先輩の意図が分かったワ。
より確実な功績の記録方法を探せって、きっと先輩はそう言いたいのヨ。
はあ、さすが先輩は全てお見通しなのネ。
後できちんとお礼を言わなくちゃ。
◆ソルシュ
ズルヴァーンの言う通りに一部の訓練をこなしたソルシュは、一人前の花霊勇者へとさらに一歩近づくことができた…
…ズルヴァーンと会話する…
ズルヴァーン
今回の訓練は順調だったようネ。
今回の訓練は順調だったようネ。
①まあまあかな。
パイモン
ああ、ソルシュにとっちゃ簡単すぎるぐらいだったよな!
-------------------------
②それほどでもない。
パイモン
ソルシュは本人が言う程にはすごくなかったな。
もうちょっと努力が必要だぜ。
ソルシュは本人が言う程にはすごくなかったな。
もうちょっと努力が必要だぜ。
-------------------------
ズルヴァーン
ふふっ、次のパフォーマンスが楽しみだコト。
パイモン
そうだ、ソルシュの振り返りで分かったことなんだけど、ソルシュが過去にやったことは、反抗期のせい――
ソルシュ
それは言わなくていいデショ!
パイモン
ええっ――
ソルシュ
コホン、と、とにかく今はもう、そんな段階は卒業してるワ。
コホン、と、とにかく今はもう、そんな段階は卒業してるワ。
それより、「謁賛主」と白フラに花霊誕生の歴史について語った後、森の中に住む草木の眷属および、かの者たちの特別なお祭りについて話しマシタ…
花霊には自分たちのお祭りがないコトが、ずっと引っかかっていたのデス。
先輩はどうお考えでしょうカ?
私のアイデアですが、花霊のお祭りには、花霊を讃える詩を人に詠わせましょう。
そして、私が優勝者を選ぶのデス…
花霊には自分たちのお祭りがないコトが、ずっと引っかかっていたのデス。
先輩はどうお考えでしょうカ?
私のアイデアですが、花霊のお祭りには、花霊を讃える詩を人に詠わせましょう。
そして、私が優勝者を選ぶのデス…
ズルヴァーン
私の知る限り、ウツァヴ祭はそんなふざけたお祭りではないワ。
ソルシュ
うぅ…
パイモン
そもそも、自分の功績を人に記録させようなんて考えること自体、他の花霊とはかなり違うよな…
これもスケプティック団の影響か?
ズルヴァーン
だからこそ、過去を振り返って反省するコトが大事なノ。
ふふ、何はともあれ、ソルシュのパフォーマンスを楽しみにしているワ。
…指定の場所に行き、試練をクリアする…
花霊一族の「勇者」の体が風に舞う葉のように軽くても、空中で素早く飛ぶにはコツを要する。
これでようやく、時間通りに要地に到着して責務を果たせる…
流砂の奔流のような横暴な力を持ってしても、抗う余地のない災厄から逃れるすべはない。
だからこそ、昔と今の抗争はより記憶に刻まれるべきなのだ…
だからこそ、昔と今の抗争はより記憶に刻まれるべきなのだ…
形神と共に滅尽へ至る亡骸・終幕
ソルシュの訓練はまだ続く。
数百年以上も残り続けたウェネトの結晶さえ消え去る日が訪れるというのに、それよりも長く在り続ける頌歌など本当に存在するのだろうか…
数百年以上も残り続けたウェネトの結晶さえ消え去る日が訪れるというのに、それよりも長く在り続ける頌歌など本当に存在するのだろうか…
…ソルシュと会話する…
パイモン
あ!
オイラ、ここ覚えてるぞ。
前にも来たことがあるよな。
あ!
オイラ、ここ覚えてるぞ。
前にも来たことがあるよな。
①確かに印象深い場所だね。
初めて見た時はびっくりしたぞ!
-------------------------
②ここ、どこだっけ…?
パイモン
ソルシュがオイラたちをズルヴァーンの所まで案内してくれたとき、通ったじゃないか?
覚えてないのか?
ソルシュがオイラたちをズルヴァーンの所まで案内してくれたとき、通ったじゃないか?
覚えてないのか?
-------------------------
パイモン
そいつは運悪くここに封印されたって、ソルシュが言ってたな。
でも、ソルシュの訓練と何の関係があるんだ?
あ!
もしかして、これはズルヴァーンからのメッセージなのか。
「ふふ、ソルシュ、よく御覧なさい、運悪き者の結末よ」みたいな?
もしかして、これはズルヴァーンからのメッセージなのか。
「ふふ、ソルシュ、よく御覧なさい、運悪き者の結末よ」みたいな?
ソルシュ
ぷっ…
先輩はそんなくだらないマネはしないワ!
…話を戻すわ。
前にここを通った時は詳しく言わなかったケド、あいつが封印された災難のことなら――
ぷっ…
先輩はそんなくだらないマネはしないワ!
…話を戻すわ。
前にここを通った時は詳しく言わなかったケド、あいつが封印された災難のことなら――
あなたたちも知っているかもしれないわネ。
パイモン
それって五百年前の…
ソルシュ
そう、恐らく一瞬の出来事だったと思うワ。
見なさい。
結晶となっても尚、当時の動きが見て取れる。
もし封印が解除されたら、たちまち復活して洞窟の中を往来する勢いだワ。
>この瞬間、お前は永遠を手にする…?
パイモン
うぇっ、オイラはそんな目に遭いたくないぞ!
一瞬の出来事とは言っても、うぅ…
無理無理、考えただけでぞっとするぞ!
>パイモンをそんな目に遭わせないよ。
パイモン
おう!
オイラも絶対に蛍をそんな危険に遭遇させないからな。
ソルシュ
じゃあ、あなたたちは私たち花霊に感謝しなくちゃネ。
当時災禍を収めるために、花霊をはじめとする多くの種族や存在が犠牲になった…
命より大切なものさえ、犠牲になったワ。
今の私たちが、そのような取返しのつかない災禍に巻き込まれずに済んでいるのは、当時の犠牲のお陰ヨ。
私はその巨大な災厄を経験せずに済んだカラこそ、もしこの地が再び危機に陥った際には、より貢献しなければならないと思っているワ…
パイモン
その…
こいつってソルシュより年上だよな。
ソルシュにとっては先輩か?
今の私たちが、そのような取返しのつかない災禍に巻き込まれずに済んでいるのは、当時の犠牲のお陰ヨ。
私はその巨大な災厄を経験せずに済んだカラこそ、もしこの地が再び危機に陥った際には、より貢献しなければならないと思っているワ…
パイモン
その…
こいつってソルシュより年上だよな。
ソルシュにとっては先輩か?
ソルシュ
そうネ。
でも、生き返ることはもうないワ。
結晶となって何百年も経つんだもノ。
この先に待っているのは、朽ちてゆくだけの運命。
あの災厄では、数えきれない程の命が失われたワ。
中にはこのように、災厄が発生した瞬間に封印された命も数多くある。
でも、もっと不幸な命がたくさんある。
それらは数百年もの時が流れるとともに、跡形もなく消えていったノ。
この世に何も残ってないそれらの命を、覚えている者は誰もいないし、弔うための場所もないワ。
目の前にいるこの命は、元々巨大な身体だった上に、太陽と風の当たらない地下の洞窟に棲息していたコトが幸いして、比較的完全な形が維持されている。
陸地に生きる命で、時間に抗えるモノなんて存在しないワ。
如何なる残骸も、いつかは跡形もなく消えてしまうノ。
パイモン
なんだか惜しいな…
最終的には生きた痕跡さえ残らないなんて…
ソルシュ
ええ…
人類の文献にはこの記録が残ってないのかしらネ?
それとも人類にとっても、珍しい現象なのかしら?
スケプティック団の他にも、森から調査に来た学者たちがいるって、以前先輩に聞いたことがあるワ。
だけど、人類の中には、風蝕ウェネトが流砂ウナギの完全な形態だと信じている者もいるって聞く…
そんな程度の知識や想像力で記録された内容なんて、心配すぎるワ。
パイモン
それじゃ全然頼りにならないぞ!
よく考えたら、人間の記録ってこんなに頼りにならないものなのに、それでもソルシュは根気強く人間の「謁賛主」に記録を頼んでるよな…
なんだか惜しいな…
最終的には生きた痕跡さえ残らないなんて…
ソルシュ
ええ…
人類の文献にはこの記録が残ってないのかしらネ?
それとも人類にとっても、珍しい現象なのかしら?
スケプティック団の他にも、森から調査に来た学者たちがいるって、以前先輩に聞いたことがあるワ。
だけど、人類の中には、風蝕ウェネトが流砂ウナギの完全な形態だと信じている者もいるって聞く…
そんな程度の知識や想像力で記録された内容なんて、心配すぎるワ。
パイモン
それじゃ全然頼りにならないぞ!
よく考えたら、人間の記録ってこんなに頼りにならないものなのに、それでもソルシュは根気強く人間の「謁賛主」に記録を頼んでるよな…
この結晶よりも先に、オイラたちがソルシュに頼まれて書く頌歌のほうが、跡形もなく消えるかもしれないぞ。
おまえを褒め称える歌を後世の人が聞く頃には、花霊の勇者はピンク色でも可愛くもなく、ごっつい体で、温厚で礼儀正しくて、衝動に駆られることもなく、何事にも理性的ってイメージに…
あれ?
パイモン
ソルシュのイメージとは全然重ならないけどな。
ソルシュのイメージとは全然重ならないけどな。
ソルシュ
冗談じゃないわヨ!
…待って、先輩の意図が分かったワ。
より確実な功績の記録方法を探せって、きっと先輩はそう言いたいのヨ。
はあ、さすが先輩は全てお見通しなのネ。
後できちんとお礼を言わなくちゃ。
パイモン
ちょっと違うと思うけどな…
ちょっと違うと思うけどな…
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