憶昔巡歴の旅(3日目)

3.6 修正(吹出)

◆ズルヴァーン(最初の花霊)
◆ソルシュ

刃樹剣山の巡礼・開幕
ソルシュの訓練はまだ続く。
数百年以上も残り続けたウェネトの結晶さえ消え去る日が訪れるというのに、それよりも長く在り続ける頌歌など本当に存在するのだろうか…

…ズルヴァーンと会話する…

ズルヴァーン
おや――
これまでの訓練を順調にクリアしたみたいネ。

パイモン
クリアはしたけど、ソルシュが…
何百年か前のウェネトの結晶を見た時は、何百年保存されてきたとは言え、いつかは跡形もなく消えてしまう…
とか言ってたくせに、自分の頌歌がボロボロになって世に伝えられる話になると、手のひらを返すみたいに態度が急変したぞ。

ソルシュ
ふん、当然デショ?
私の功績…
いえ、つまり我ら花霊の功績は、永遠に残るモノ。
いつ消え失せるかも分からない存在と、比べられる筋合いはありマセン。
保存がきかないというのは、きっと保存方法に問題があるハズ。
先輩はそれを私に悟らせるために、ウェネトの結晶を改めて観察させてくださったんですよネ?

ズルヴァーン
なるほど、ソルシュはそういう風に考えてたのネ。
それはそれで面白い考えだと思うワ。

ソルシュ
先輩にとって、花霊一族の名声は重要ではないのデスか?

ズルヴァーン
そうネェ、人類の間で伝えられるような名声なら、あまり気にしてはいないかしら。
だって、今のスケプティック団はつまらないにも程があるもノ。
勿論、蛍やパイモンのような面白い人が、人類の中にもう少し増えているのであれば、話は別だけれど。

パイモン
へへ、ズルヴァーンに褒められたぜ。

①やった!先輩、お褒めにあずかり光栄です!

ソルシュ
ま…待ちなさいヨ、あなたの先輩じゃないデショ!

パイモン
なんだよソルシュ、けち臭いな。
ズルヴァーンはここの長老で大先輩なんだから、オイラたちが先輩って呼んだっておかしくないだろ?

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②「面白い」って褒め言葉?

ズルヴァーン
あら、私からすれば、褒め言葉ヨ。

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ズルヴァーン
さて、本題に戻りましょう…
ソルシュにとって、人間の世界における名声は重要、ということネ。
ちょうど次の訓練は、あなたにぴったりかもしれないわネ。
では、吉報を待っているワ。

…指定の場所に行き、試練をクリアする…

招かれざる客のいくつかの事柄
招かれざる客たちには独特の習性があるようだ――
補給品を大量に保護し、料理用の鍋や焚き火など、特定の物を中心によく行動をする。
相手の行動パターンを細かく観察し、環境をうまく利用して困難を乗り越えることも、勇者としてちょうど精進する必要のある技だ…

刀山巡行
交錯するいばらは往事を封じ、不幸な過去の裏には、時に否定できない強靭な意志が埋もれている…


剣山の巡礼・終幕
ミヒルの滞在する地を再び訪れた際、ソルシュは遠い異郷の不思議な存在をいくつか思い出したようだ。
少し特別なことについて話そうとしている…

…ソルシュと会話する…

パイモン
あれ、ここって、前にミヒルを探しに来たとき、通った場所じゃないか?
ミヒルはもうここにはいないはずだよな?
周りのいばらたちは、ミヒルの仲間たちか?
いいやつらだったよな。
あいつらには結構助けてもらったぜ。

ソルシュ
白フラってば…
私の功績のコト、忘れてないでしょうネ?

パイモン
もちろん、ソルシュは口うるさいけど、仲間たちとの友情を大事にするってことは、オイラも分かってるぞ?

①ソルシュの功績…もう忘れた。

ソルシュ
「謁賛主」たるものが、そんなに忘れっぽくては話にならないワ。
罰として、頌歌をあと数篇書きなさい!

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②ソルシュこそ主役。

ソルシュ
当たり前デショ、ふん。

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パイモン
へへ、ソルシュは口はキツいけど、心は豆腐みたいに柔らかくって優しいもんな!

ソルシュ
んなことないわヨ、私はただ花冠を手に入れるために…
先輩に言われたカラ、仕方なく…
ふん…

パイモン
何はともあれ、ソルシュが「二本角の花冠」を獲得できたのは、ミヒルのおかげでもあるんだろ?
ちゃんと感謝しないと。

ソルシュ
あいつは穢れに身を染め、醜くあがいていたのヨ…
「浄罪の巡礼の道」を十回歩かせたって足りないワ。

パイモン
十回はひどいだろ!
待てよ…
そんなにひどくもないのか?

①距離的にはそれほどでもない。

パイモン
うん、たまには運動するのもいいことだよな?

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②長い距離じゃないけど、往復するのは大変そう…

ソルシュ
あら?
冒険家のあなたなら、慣れっこじゃないノ?

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パイモン
大層な名前だから十日十晩も歩かされるのかと思っちゃったけど、実際はそんなに遠くないよな。
むしろ、信じられないくらい短いぞ…

ソルシュ
もし純水精霊の巡礼の道ほどの長さを歩けるっていうなら、私もミヒルに感心するかもしれないワ。
でもこれくらいの距離が、ミヒルには分相応デショ。

パイモン
純水精霊の巡礼の道ってなんだ?

ソルシュ
巨大な災厄が発生した後、多くの純水精霊たちがフォンテーヌからスメールにやってきたノ。
彼女たちが通った道のことを、巡礼の道って呼ぶのヨ。

パイモン
ええ、なんだそれ。
純水精霊はなんでスメールにやってきたんだ?
巡礼…って、なんのためのだよ?

ソルシュ
うぅ…
私も先輩から聞いただけだモノ。
確かに以前、フォンテーヌからやってきた純水精霊に会ったことはあるケド、あまり詳しいことは調べてないカラ…

>もしかして「万種母樹」?

パイモン
そうだ、花霊ができたのはその神様のお陰だって、ソルシュは言ってたよな。
尊さなら、万種母樹が一番尊いぜ。
でも、純水精霊と万種母樹に一体なんの関係があるんだ…?
あ、もしかして、純水精霊と花霊って、遠い親戚だったりして?
うーん…
ソルシュをよーく見たら、ますます純水精霊と似てるような気がしてきたぞ!
へへっ、もしかしてオイラ、驚きの秘密を発見しちゃったか?

①あまり似てないけど。
②確かにちょっと似てるかも…

ソルシュ
白フラってば、またでたらめ言っちゃって…
純水精霊になんか似てる訳ないデショ。

パイモン
うーん、それもそうだな。
さっきのソルシュの話からすれば、純水精霊が歩く巡礼の道は、ミヒルが歩く浄罪の巡礼の道よりも遥かに長いんだよな。
ってことは、純水精霊は花霊よりすごいってことだな!
ソルシュの負けだ、ふふん。

ソルシュ
な、なんですっテ!?
私はそういう意味で言ったんじゃなくって…
…正確に言えば、「浄罪の巡礼の道」は単に実際に歩く距離を示しているだけじゃなく、一種の上昇と回帰の傾向を表しているノ。

パイモン
うーん…
なんかすごそうには聞こえるけど…

ソルシュ
とにかく、限られた情報だけで花霊が純水精霊より劣ると断定するのは、合理的ではないワ!
けっしてミヒルをかばうわけじゃないわヨ。

パイモン
そう言えば、なんでズルヴァーンは、今回の訓練がソルシュにぴったりとか言ってたんだろうな?
特別なところは見当たらないけど…
ミヒルもいないし…
でも、もしミヒルがいたとしても、きっとソルシュに冷たい扱いをされたんだろうけど。
二人は色んな面で正反対だからな。

①まんまる対トゲトゲ?

パイモン
確かに…
って、オイラが言いたいのはそういうことじゃないぞ!

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②ミヒルには「謁賛主」は必要ない。

パイモン
うん、むしろ忘れ去られたほうがいいって、あいつは言ってたもんな。

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ソルシュ
あのマヌケ…
もし自分の存在や、数百年間も貢献してきたコトが全部忘れ去られるとしたら、すべての意味がなくなるじゃナイ?

パイモン
もしかしたら、ズルヴァーンはそのことをソルシュに考えてほしかったんじゃないか?

ソルシュ
……

パイモン
ソルシュにはもうちょっと時間が必要かもな。

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