◆若心(「軽策荘」の管理人)
◆常九
軽策荘の常九は「無妄の丘」に取材をしに行くと言ったきり帰ってこない、若心おばあちゃんは彼が心配だ…
…若心と会話する…
若心
はあ、常くん…
まだ帰ってこないのう。
はあ、常くん…
まだ帰ってこないのう。
>常くんは…?
若心
常くんは常九のことじゃ。
普段は常くんて呼んでおるからのう…
昨日の夜、小説の取材をしてくると言って出かけたんじゃが、その時は気にしてなくて、ただ早く帰るようにって返事したんじゃ。
しかし、今になっても帰ってこなくてのう、何かあったんじゃないかって心配なんじゃ。
もう歳じゃから、自分で探すのも難しい。
私の代わりに常くんを探してくれないかい?
①任せて。
若心
よかった、頼んだよ。
よかった、頼んだよ。
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②どこに行ったか分かる?
若心
まあ、北にある「無妄の丘」以外、他にないじゃろうな。
見てきてくれないかい?
こんなに時間が経ったんじゃから、心配じゃ。
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【?】
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若心
はあ、常くん…
まだ帰ってこないのう。
はあ、常くん…
まだ帰ってこないのう。
>彼は何しに「無妄の丘」に?
若心
ああ、そこで小説の取材をすると言ったな。
静かだからいい案が浮かびやすいとな。
しかし本当は何しに行ったのか、この軽策荘の誰しも知っておる。
ああ、そこで小説の取材をすると言ったな。
静かだからいい案が浮かびやすいとな。
しかし本当は何しに行ったのか、この軽策荘の誰しも知っておる。
【?】ぱいも
常九
はあ…
この怪物たち、しつこいな…
新しい小説の取材に来たのに、取材どころか、怪物に襲われていたよ。
君たちがいなかったら、どうすればいいか分からなかった、ありがとう。
この怪物たち、しつこいな…
新しい小説の取材に来たのに、取材どころか、怪物に襲われていたよ。
君たちがいなかったら、どうすればいいか分からなかった、ありがとう。
>若心おばあさんが心配してる。
常九
心配?
何が心配だ、わしは大人だぞ、自分の世話は自分でできる。
まあ…
こういう予想外のことも、本当は自分でなんとかできるが、ちょっと骨が折るだけだ…
でも、礼を言うよ…
さて、わしは帰るかな、ばあさんに怒られたくないのでね。
心配?
何が心配だ、わしは大人だぞ、自分の世話は自分でできる。
まあ…
こういう予想外のことも、本当は自分でなんとかできるが、ちょっと骨が折るだけだ…
でも、礼を言うよ…
さて、わしは帰るかな、ばあさんに怒られたくないのでね。
パイモン
もう行っちゃった…
オイラたちも戻ろうか。
ん?
地面になにか…
これって常九が落としたものか?
うーん…
とりあえず拾っておこう。
…ページを集める…
…ページを集める…
…ページを常九に渡す…
はあ、どうすればいい小説が書けるんだ…
>これを落とした?
常九
ん?ああ…
確かにわしのものだ、ボツになった原稿でね、川に捨てるつもりだった。
拾ってくるなんて…
もう字も読めなくなってるのに。
確かにわしのものだ、ボツになった原稿でね、川に捨てるつもりだった。
拾ってくるなんて…
もう字も読めなくなってるのに。
>何を書いたの?
常九
ああ、幼馴染のために書いた話なのだが、これはボツになったものだ。
昔、あいつに毎日お話してってせがまれてたんだ。
その時は書く時間がなくて、序章だけ書いてあいつに渡して、いつか時間がある時にゆっくり書こうと思ったんだ。
しかしあいつはある日急にいなくなって、いくら探してもいなくて…
フン、きっとあいつの家族がわしのことをよく思ってなくて、一緒にいてほしくなかったから、軽策荘から引っ越したんだ。
見てるがいい、いつかわしが成功したら、見直してもらうぞ!
そして幼馴染に書いた本を全世界に売るんだ!
そうしたらあいつらがどこにいても、わしはもうあの頃のわしじゃないって分かるはずだ!
そして…
あいつと再会することだって…
でもその前に、まずはこの本を書き終えないと。
…すまない、勝手に喋り出して。
はあ、どうすればいい小説を書けるかについて考えておかないとな…
常九
ああ、幼馴染のために書いた話なのだが、これはボツになったものだ。
昔、あいつに毎日お話してってせがまれてたんだ。
その時は書く時間がなくて、序章だけ書いてあいつに渡して、いつか時間がある時にゆっくり書こうと思ったんだ。
しかしあいつはある日急にいなくなって、いくら探してもいなくて…
フン、きっとあいつの家族がわしのことをよく思ってなくて、一緒にいてほしくなかったから、軽策荘から引っ越したんだ。
見てるがいい、いつかわしが成功したら、見直してもらうぞ!
そして幼馴染に書いた本を全世界に売るんだ!
そうしたらあいつらがどこにいても、わしはもうあの頃のわしじゃないって分かるはずだ!
そして…
あいつと再会することだって…
でもその前に、まずはこの本を書き終えないと。
…すまない、勝手に喋り出して。
はあ、どうすればいい小説を書けるかについて考えておかないとな…
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常九
どこまで書いたかな…
どこまで書いたかな…
>幼馴染の名前…
常九
それを聞いてどうする…
普段は名前で呼ぶと不機嫌になるから、わしはいつもあだ名で呼んでるんだ。
でも、もう何年も経ったし、あいつも大人になったからな。
さすがにあだ名で呼ぶのもどうかと思う…
今度再会したら名前で呼ばないとな…
諦めてくれ、あいつの名前もあだ名も君には教えないよ。
それを聞いてどうする…
普段は名前で呼ぶと不機嫌になるから、わしはいつもあだ名で呼んでるんだ。
でも、もう何年も経ったし、あいつも大人になったからな。
さすがにあだ名で呼ぶのもどうかと思う…
今度再会したら名前で呼ばないとな…
諦めてくれ、あいつの名前もあだ名も君には教えないよ。
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…若心と会話する…
はあ、常くんたら…
>常九はもう戻ったよ。
若心
ああ、彼には会ったよ、ご苦労様。
彼は幼い頃から問題児じゃからのう、もう大人って言っておるけど、全然大人になっておらんよ…
まあ、あなたたちが心配することはない、常くんのことじゃからな。
私の代わりに探してくれてありがとう。
報酬を受け取っておくれ。
他に用事があるんじゃろ、もう行っていいんじゃぞ。
常くんのように「頭角を現わす」やら、「見直してもらう」やらで自分を見つめ直す機会を見逃してはならんぞ…
はあ…
人生というのは難しいのう…
《任務完了》