(弱い者いじめだ…)

なんだ…

①あなたは…?

フン…
今の若者は何も知らないのか…
10年前、璃月港の緋雲の丘から埠頭まで、みんな俺のことを「徳安公」と呼んでいたんだ…
今となっては銭荘がなくなって、花初もいなくなった…
はあ、長く生きた結果、こんなことになるとは…

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②何か手伝おうか?

フン…
手伝う?
できるのか!
死人を生き返らせるのか?
俺が築き上げたものを返してくれるのか!
はあ…
昔は銭荘を持ってたんだ。
明華商行と明華銭荘、20年前はこの街で一番繁盛していた…
しかしスネージナヤの銀行家がファデュイをバックに璃月の金融市場に入ってきてから、老舗はやりづらくなったんだ…
俺がまだ若かったら、死ぬ気で闘うこともできたが…
今は年寄りだからな、何もできないんだ

 >ファデュイ?

なんだ、やつらを知ってるのか?
やつらはスネージナヤの外交特権があるからって、璃月のあちこちでうろうろしてるんだ…
あやしいやつらだ。
しかも俺たちの商売に干渉してきて、スネージナヤの資本を璃月に入れようとする…
やつらのせいで、俺の銭荘が買収され、商行の商売も落ちていったんだ…

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③さようなら。

フン…
また?
もう会わないほうがいい…