緑(「ブランディングコンサルタント」)

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うーん…
ポテンシャルの高い企業ならいくらでもあるけど…

ブランディングを担うリーダーがいないのよね。

①あなたは？

初めまして。
フレンドリーで親切なお方。
私は緑――

本名はプチ・ヴェールよ。
フォンテーヌ廷のリヨンエリアから来たの。
遺瓏埠に着いた後、璃月の友人たちが名前の意味から取って、「緑」という名をつけてくれてね。
「緑」は茶葉の色。
目先の効果を見れば、この土地の方々に親しみを感じてもらえる。
それに、わたくし自身のブランドイメテージを作るのにも役立つわ…
そして長い目で見れば、遺瓏埠に長期滞在して郷土料理をつぶさに研究し、広めることにも繋がる。

そうだ！
わたくしが初めて出す旅行ガイドブックは、『緑の旅案内』っていう名にでもしようかしら！

　＞旅行ガイド？

ええ！
わたくしと姉のプチ・ルージュは、一見の価値ありという景色や一度は食べてみたい料理の発掘に力を注いでいるの。

絶景や美食はテイワット全体の宝ですもの。
旅行客の皆さんにはぜひとも機を逃さず、楽しんでいただきたいわ！
でも、旅に不慣れな旅行者が一から現地の方に尋ねて、その土地の景色や料理を少しずつ理解していくのは…
あまりにも面倒でしょう？
恐らくわたくしのように、何年もかかってしまうわ。
そんなときに、一冊…
さらには何冊か参考になる詳細で総合的なガイドブックがあれば、ずいぶん手間が省けるはずよ！

だからこそ、わたくしと姉はテイワットの都市を隅々まで訪ね歩いて、旅行ガイドシリーズを作り、全ての旅行者をサポートしようと決めたの！
計画は順調に進んでいたのだけれど、途中でちょっとしたアクシデントが起きて…

姉の体がフォンテーヌ以外の食べ物を受け付けないことが分かったの。
それで仕方なく役割を交替して…
姉の『赤の旅案内』が絶景ポイントの記録を担当して、わたくしの『緑の旅案内』が美食の宣伝をすることになったの。

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②ブランドイメージ？

あら？
あなたもこの言葉を初めて耳にしたのね？
わたくしと姉のプチ・ルージュは、この領域の第一人者なの！
まだフォンテーヌ廷ではさほど有名じゃないけど、相談に来るお店の方も大勢いらっしゃるわ！
わたくしたちは、世間がそのお店に抱くイメージを全面的にアアップさせるお手伝いをするの。
広告やニュース、映影のショートフィルム、大型イベントなどの手段を使ってね…
お店の方は、知名度が実力に見合っていないと考えてる場合もあるわ。
わたくしたちの宣伝で、彼らはその実力に相応しい人気を獲得できるの。
わたくしの情報によると、璃月にも一部そうした悩みを抱えたレストランがあるとか…
璃月のレストランは値段以上に美味しく、ボリュームのあるところが多いわ。
同価格帯でのライバルも少ない。
住民たちは、低価格で豪華な食事が味わえるの。
でも、璃月にはもっと高級志向のレストランが必要だわ…
なにせ、シェフにも「ブランドイメージ」による価値の向上が必要だもの。

すべてのレストランが小さな商売をしていたら、シェフはただ大変で儲からない仕事だと思われて、料理を勉強する人が減ってしまうわ。

シェフという職業の未来のためにも、富裕層向けで利益率が高く、シェフに高給を支払えるレストランが不可欠なの…
色々な価格帯のお店があれば、幅広い消費者に心置きなく美食を楽しんでもらえる。
そうすれば、シェフも尊敬すべき職業と見なされて、スキルに見合う収入が得られるようになる。

もしかしたら、この現状を改善できるかもしれない…
もちろん、そのためにはまず璃月の飲食業をもっと理解しないと。
やっぱり遺瓏埠から調査を始めて、徐々に拡大していくべきよね…

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③邪魔したね。

あら、なんて礼儀正しいお方…
またいつでもいらしてね！