林隊長(千岩軍隊長)☀

会話 修正(吹出) 璃月

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各部の兵力配置は完了した。
警備の交替時間をもう一度確認しよう。

①警備の…交替時間?

む?
これは千岩軍の防衛に関わる機密だから、すまないが明かせないんだ。
だが君からは非凡な鋭気と凛とした正義感を感じるぞ…
きっと達人中の達人だな。
千岩軍の支援組織に加わって、璃月の安定と繁栄に一役買ってやろうという気持ちはあるかな?

 >鋭気が見えるの?

「見える」と言うのはいささか大げさだな。
感じたとしか言いようがない。
なにしろ軍人として、いろんな相手と戦ったことがあるからな。
その中には身を隠すのがうまく、必要な時が来るまで決して武器を見せない優れた刺客も少なくない…
そんな時は、彼らの一挙手一投足からのぞく隠し切れない鋭気を手がかりに、彼らの偽装を見破る必要がある。
気配を完璧に隠すことのできる達人に出くわしたら…
相手が攻撃を仕掛けてきた時に全力で受け止めるしかない。
万やむを得ない限り、そんな受け身の状況に陥るわけにはいかない。
要するに、鋭気を感じ取ることは積極的に防御する際に必要な技法なのだ。
鋭いに越したことはない。

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②あなたは?

私は千岩軍の沈玉の谷駐屯軍の教官で、林隊長と呼ばれている。
国境の警備と遺瓏埠の都市防衛を主管している。
遺瓏埠の人員の異動は璃月港ほど早くはないが、駐屯する兵力は限られているから、我々にとっては大きな試練だ。
私のような若い教官が派遣されたのは、一つには体力がまだ盛んで、激務に耐えられるからだが…
もう一つには、若い将兵にたえず行軍経験を積ませることは、部隊が戦闘力を上げ続ける基礎でもあるからだ。
私が赴任して以来、沈玉の谷の国境警備と遺瓏埠の都市防衛に抜かりはなく、幸いにも使命を果たせている。

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③ここは?

ここは千岩軍の沈玉の谷駐屯軍の本拠地だ。
自身の存在を自分から明かすのは兵法家のタブーだ。
そこで、使われていない民家を選んだのだ。
遠目には全く目立たない。
敷地内の装飾も普通の鏢局と何ら変わらない。
ここにうっかり足を踏み入れた人も、ほとんどは君と同じように、ここがどこなのか分からない。
訓練については…
ここに派遣された千岩軍の多くは精鋭で、基礎がしっかりしている。
たまに城外で短時間の訓練をするだけで、長期的に相当な戦力を維持できる。

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④お邪魔しました!

大丈夫だ、次から気をつければいい。