シャティヨン

3.8 修正(吹出)

シャティヨン
お二人とも、今から「スプラッシュ・ハイドロバトル」をプレイしますか?

①今すぐ遊びたい!

シャティヨン
いいですよ!
どうぞこの斬新なアトラクションをお楽しみください!

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②このゲーム、なかなか面白い!

パイモン
うんうん!
オイラたち、まるで…
戦艦に乗り込んだ大砲を撃つ係の人になった気分だったぜ!
キャノンで海の上にある色んなターゲットを撃ったからな…
でも、よく考えてみたら、戦艦の大砲係って、もしかして短い時間で、高さも違う沢山のターゲットに…
照準を合わせないといけないってことか?
すっごく大変そうだぞ!

シャティヨン
まさにその通りです。
あなたたちはこの装置をデザインした意図をよく理解してくださっていますね!
飛んでいく砲弾は直線の軌跡を描くわけではありません。
だから遠くのターゲットを狙う時、砲手たちは筒先を上げねばなりません…
しかも船が海上で航行するときは、絶えず波に揺れている状態です。
ですから、砲手たちは船の揺れるリズムに合わせて、大砲の角度を調整しないといけません。
ですから、砲手に様々な作戦に対応できるようになってもらうためには、あらゆるシチュエーションにおける照準能力をしっかりと鍛えてもらう必要があるのです。
もちろん、高速移動するターゲットを狙う時は、偏差射撃も必修科目です。
砲弾の飛行速度が遅ければ遅いほど、必要となる砲手の着弾予測能力も高くなりますよ。
私が「ワニ型サイクロン仕様ワニアーマー対海戦重艦砲式トレニング用ハイドロキャノン」を開発したのもそのためです。
こっちの装置は、弾の速度も単発のコストも、どちらもすごく低いんですよ。
このウォーターキャノンを揺れる浮き足場に配置して、バルーンの的と併せて使えば、より良く砲手の能力を訓練できますし、ひいては艦隊全体の戦闘能力をも強化できます。

 ❶トレーニング?
 ❷戦闘?

パイモン
このアトラクションって、大砲係を訓練するためのものだったのかよ!
突然…
火薬の匂いがしてきた気がするぞ!
「ヴェルーリヤ・ミラージュ」の中にこんな…
軍事用途のものがあるってイディアが知ったら…
不安に思うんじゃないのか?

シャティヨン
ご安心ください!
イディアさんは私の根底を全て把握してくださってますし、私だって「ヴェルーリヤ・ミラージュ」を戦場にしたくはありませんから。
私は「最初」と言ったのを思い出してください。
そして、今のワニワニバンバンキャノンの名前は「アミューズメント」になってまして、「トレーニング」ではありません。
私の知る限りでは…
フォンテーヌ艦隊はもう…
私のような者を必要としていません。
そうですね、言葉を変えると…
フォンテーヌは昔のような艦隊は持っていませんし、それを再び持とうという気もないのです。
ですが私の発明には他の用途もありませんのでね…
いっそのこと暇つぶしの遊び道具にしようと思いました。
少なくとも、その方が皆さんに楽しさを提供できますから。

  ❶よかった…
  ❷安心した…

パイモン
なんだか…
シャティヨン、急に元気がなくなっちゃったぞ…
そのフォンテーヌ艦隊とやらのせいか?
なにか嫌なことでも思い出したのかよ?

シャティヨン
あはっ、そういうわけではありません!
どうかお二人は楽しい気分のままでいてください!
イディアさんが私にくれたこの仕事は、引き続き自分の力を発揮できるチャンスで、すごく貴重なんです。
あなたたちに楽しく遊んでもらえれば、私は大満足です!
さっき話した仕事の話は…
全部昔話です!
どうかお気になさらず、引き続きワニワニバンバンキャノンを操作して、遊び尽くしてください!

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③もっと遊びたいかも…

シャティヨン
良かった、このアトラクションにハマってくれたようですね!
このアトラクションをデザインしたときの大原則は楽しく遊べることでしたので、今のところあまり難しいステージはありません…
もし段々と遊び慣れてきて、簡単すぎると感じても、どうかしばらくはご辛抱くださいね。
できるだけ早く新しいステージを作りますので!

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④シャティヨンのことを教えて…

パイモン
うんうん、オイラも気になってきたぜ。
おまえは昔、いったいなにを経験して…
ウォーターキャノンをアトラクションにすることを考え付いたんだ?

シャティヨン
ああ、至ってシンプルな理由ですよ。
昔は、私も大砲と関係のある仕事をしていましたので。
大昔の話ですが、私はフォンテーヌの艦隊で兵器開発エンジニアをしていましてね。
妻と娘は二人とも優秀な砲手で、主力戦艦におりました…
私たちは一家全員、大砲に詳しいんです!
妻と娘はよく前線に立つ船乗りの意見をフィードバックしてくれました。
彼女たちのおかげで、私は比較的優秀なエンジニアとして、いくつか大きなプロジェクトにも参加することがでてきたんです。
新しい兵装をテストするために出張にいくことはしょっちゅうでした。
ちょうど砂漠には何もない空白のエリアが多くありますから、大砲と爆弾のテストには絶好の場所で、私も砂漠の常連になっていました。
ですが、とあるテストで、私たちは砲弾と信管を分けて保管していなかったために、重大な殉爆事故を起こしてしまったのです…
チームは大きな損害を被りました。
私も遥か彼方へ吹き飛ばされまして、見ず知らずの場所で数日意識を失っていました。
しかし、私は運がすごく良かったようで、なんとか即死せずに済みましたよ。

パイモン
なっ…!
怖すぎだろ!

 ❶心が痛む不幸な事故だったね…
 ❷生き延びてくれて良かった…

シャティヨン
ええ、本当に!
ですから今後、もしあなたたちにも火薬関連の道具を使う機会がありましたら、どうか絶対に安全にだけは気を付けてください!
その後、私は重傷を負った身体で四苦八苦しながらも、やっとのことで仲間を見つけました。
しかし私たちは砂漠の中で迷子になったわけですから、その場にとどまって救援を待つほかには選択肢が残されていませんでした。
砂漠の中でなんとか生き延びようとみんな頑張りましたが、どれだけ待っても、一向に救援が来る気配はなく…
物資を使い切ってからは、私たちは更に苦しい日々を強いられました…
そこで、幸いなことにイディアさんと出会ったのです!
イディアさんは私たちを新居に招待してくださいました――
ああ、この「ヴェルーリヤ・ミラージュ」のことです。
生活がかなり楽になりましたよ。
イディアさんは私たちにフォンテーヌの情報を教えてくれて…
それを聞いた一部の人たちは彼女の支援のもと、すぐさまフォンテーヌへと帰りました。
しかし、帰っても意味がないと思う人もいました…
私も一時期は意気消沈してましたが…
イディアさんに命を救われた恩を返すため、まずはこの楽園をもっと面白く仕上げられるように、自分の力で彼女を手伝うと決めたんです!
それからどれぐらい経ったのかは分かりませんが…
昔からの本業が懐かしくなってきちゃいましてね、それでこのワニワニバンバンキャノンを作ったんですよ。
そして、新しいアトラクションをも設計し始めました…

パイモン
つまり、シャティヨンはすごく昔に「ヴェルーリヤ・ミラージュ」へやってきたってことか?
じゃあ、なんで家族のとこに帰ろうとしなかったんだよ?
イディアはおまえらに何を言ったんだ?

  ❶何となくわかる…
  ❷これ以上聞かない方がいい…

パイモン
え?おい!
シャティヨン、なんでそんな暗い目をするんだよ?
うぅ…
なにが起きたのかは分からないけど、シャティヨンが発明したワニワニバンバンキャノンは、オイラたち、すごく楽しく遊べたから、きっと他の旅行客も楽しんでくれると思うぞ…
だからシャティヨンももっと楽しくなって、悲しくなるようなことは全部忘れちまえよ!

シャティヨン
…その通りです!
私はしっかりしないといけませんね。
もっと楽しく過ごさないと、みんなに顔向けできませんから!
ワニワニバンバンキャノンが放たれるところを見るたびに、娘が気に入っていたワニのぬいぐるみと…
あの子が大きくなって、母親と一緒に大砲を操作していた颯爽とした姿を…
思い出してしまいます…
本当に、お二人ともありがとうございます!
私のアトラクションを遊んでいただけた上、そしてワニワニバンバンキャノンを気に入ってもらえて、すごく嬉しいです!
このアトラクションをもっと面白くするつもりですよ!
これを広めることができれば、きっともっと多くの人がワニワニバンバンキャノンで遊んで、昔の悲しみを忘れられると思います!

   ❶詳しいことは分からないけど…
   ❷きっと上手く行くよ!

パイモン
がんばれよ!
シャティヨンならきっとできるぜ!

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⑤じゃあ、またね!

シャティヨン
ええ、お忙しそうですからね。
私はいつでも、ここであなたたちを待っていますよ。