憶昔巡歴の旅(1日目)

3.6 修正(吹出)

◆ソルシュ
◆ズルヴァーン(最初の花霊)

香露嫣然の庇護・開幕
ミヒルとラシュヌを甘露花海に連れ戻した後、ソルシュはようやく霊光に認められた。
そして、「二本角の花冠」を手に入れたソルシュは、花霊の「勇者」となる。
しかし、勇者の責務の定義について、ズルヴァーンは何か言いたいことがあるようだ…

…ソルシュと会話する…

パイモン
そう言えば、ソルシュの今の姿にも慣れてきたけど、花冠が無いときのソルシュ
ってどんな感じだったっけか?
うーんと…
たしかツルツル頭で、偉そうな口を叩いてたよな…
こんなに順調に花冠が手に入るとは思わなかったな…
ま、これもオイラたちのお陰だけどな、へへっ。

ソルシュ
コホン、過去のそういう細々としたことは蒸し返さないデ。
白フラ、勘違いしないでくれる?
花冠を順調に手に入れられたのは…
私が「二本角の花冠」にふさわしい花霊だからヨ。
きっと、私が生まれる前から既に、私に与えられたものだったんだワ…

ズルヴァーン
ほう、ずいぶん大きな口を利くのネ?

ソルシュ
ズ、ズルヴァーン先輩!?
どうしてここに?

ズルヴァーン
もちろん、新任の花霊の勇者がちゃあんと勇者としての責務を果たしているか、気になって見にきたのヨ。

ソルシュ
ゆ、勇者の責務…

ズルヴァーン
おやまあ、まさか、称号さえもらえれば万事よし、だなんて思っていないわよネェ?

ソルシュ
そのような未熟な考え、めっそうもありマセン!
勇者の責務は…
決して怠っておりマセン。
私も、讃えられるべき貢献はすでにいくつか…

ズルヴァーン
パッと光る花火には、目を奪われてしまいがちネ。
でも、雨垂れのような地道な貢献も、賞賛に値する行為なのヨ?

ソルシュ
う…うぅ…

ズルヴァーン
ソルシュが私たちのもとを離れて人類と仲良くしている間にも、他の花霊たちは勇者の称号とは関係なく、黙々と貢献し続けてきたノ。

ソルシュ
うぅ…

ズルヴァーン
ソルシュは「名実ともに」、「勇者」の身分にふさわしい貢献をしていると思っていたんだけれど…
どうやら、実は油を売っていただけみたいネ。

パイモン
油を売ってただけだなんて、ちょっと言い過ぎじゃないのか?
ソルシュだってえらかったよな、蛍?

①うんうん。

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②その…なんて言えばいいか…

パイモン
蛍、そんな厳しいこというなよ!

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ソルシュ
決して勇者の責務を怠ったつもりはありマセンが、それが具体的に何を指すのか…
スケプティック団にも関連の記述はありマセンでしたのデ…

ズルヴァーン
花霊の伝統を人類から学ぼうだなんて、灯台下暗し…ネ。
霊光に認められたとはいえ、あなたはまだ若い。
こういう時は素直に私に聞いてくれればよかったのヨ。

ソルシュ
ズルヴァーン先輩に?
でも、その…
いえ、花冠は多くの知恵を持つモノですカラ、もう少し模索すれば自分で答えを見つけられるかもしれマセン…

パイモン
でも、ズルヴァーンが目の前にいるんだし、聞けば答えるって本人が言ってるんだから…
別にもう、自分で答えを考えなくたっていいじゃないか!
オイラと蛍の豊富な旅の経験からすると、こんなチャンスは一旦逃したら、絶対に後悔するぞ!

ソルシュ
ズルヴァーン先輩の話を疑っているわけじゃないワ…
ただ、えーと…
自分で見つけた答えじゃないと意味がナイって、スケプティック団の人間に聞いたことがあるノ。

①それも他人に教えてもらったことでしょ?

パイモン
だよな、ズルヴァーンよりスケプティック団のやつらの話を信じるっていうのか?

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②文献にもミスのある人たちの言うことだよ…

パイモン
そうだぞ。
ラシュヌを探す時も、あいつらの文献の記載と実際の状況は全然違ってたし、あいつら自身ですら、訳が分かってないぐらいだったもんな。

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ソルシュ
…うーん、「謁賛主」と白フラの話は、確かに一理あるワ。
私も昔のソルシュじゃないんだもノ。
霊光に認められた身である以上、もっと成熟した大人の振る舞いをしないとネ。
せめて、勇者の称号に泥を塗るようなマネだけは絶対にしたくないワ。
コホン、ズルヴァーン…先輩。
勇者の責務について、是非とも教えていただけないでしょう力。
今までおろそかにして来た分、今後の努力で挽回致しマス。

パイモン
おー、ソルシュの口からすんなりそんな言葉が出てくるなんて…
なんだか、オイラ感動しちゃったぞ!

ズルヴァーン
ふふっ…
あなたの言葉を聞いて、安心したワ。
勇者の責務の詳細については、数日がかりで教えることになるわヨ。
ただ、ここ数年、ソルシュは他の仲間と比べて人類と一緒にいた時間が遥かに長かった――
このコトを考慮して、まずは簡単な内容から始めまショウ。
花霊の勇者たるもの、卓越した行動力と洞察力は必須の資質ヨ。
既に六種類の訓練を用意してあるワ。
うち三つは飛行能力のテストで、残りの三つのテストは、ソルシュに危険な要素を取り除いてもらうという内容のものヨ。

>訓練の内容、聞き覚えがある…

パイモン
似てるどころか、全く一緒じゃないか!
まるで雑用…

ソルシュ
白フラは黙っててちょうだい。
この任務を完遂したら、先輩に一人前の勇者として認めてもらえるはずヨ。
簡単そうに見えるけど、先輩からのテストだもノ…
獅子搏兎の覚悟で臨ませてもらうワ。

ズルヴァーン
ふふっ、気合はばっちりネ。
そうそう、ちょうど「謁賛主」とその仲間もいることだし、ソルシュに協力してあげてほしいミッションがあるノ。
別に難しいことは何にもないワ。
ご存じの通り、ソルシュはここ数年「スケプティック団」の人間と付き合っていて、花霊の伝統からは遠ざかっていた。
今回お二人には聞き手として、ソルシュの過去の振り返りに立ち会ってあげてほしいノ。
過去の出来事を正確に述べることも、勇者の名を与えられた花霊なら当然の能力でショウ?

ソルシュ
もちろんデス。

パイモン
ソルシュの話を聞くだけか?
なら、簡単そうだけど。

ズルヴァーン
では、立ち会いについてはお二人に任せたわネ。
ソルシュが単独で受けるテストについては、後ほど本人に説明するから、お二人は彼女について行ってくれるだけで結構ヨ。

…指定の場所に行き、試練をクリアする…

パイモン
そういえばズルヴァーンの言ってた訓練は、とっくの昔に用意してたものなのか?
なんだか、最初からソルシュにこれらのことをやらせようとしてたみたいだよな。

ソルシュ
ふふん、つまり、先輩は最初から私のコトを信じてくれてたのネ。
白フラ、そして我が「謁賛主」ヨ、私の雄姿をしっかりと記録しておきなさい。

焚き火が跳躍する典儀
素性不明の招かれざる客が突如として群れをなして現れると、暴れまわり、無実の小さな生命を傷つけた。
挙句には、周囲の花霊にまで被害をもたらしそうになる。
冠を戴く勇者として、ソルシュはこれらの危険因子を排除しなければならない。
ただし、流血沙汰にしないためにも武力行使は控えめにし、適切な方法で相手を追い払わなければならないようだ…

露華の庇護
咲き乱れる無数の花は美しい色彩を見せ、純粋な甘露は光り輝く。
このような見慣れた景色であっても、まだ知られていない深意があるかもしれない…


香露嫣然の庇護・終幕
初日の試練を終えてから甘露花海の周辺をもう一度遊歴した後、パイモンとソルシュは新たな感想を抱いたようだ…

…ソルシュと会話する…

パイモン
初日のゴールってここだったよな?
もう何回も来てるから、覚えちゃったぞ。

ソルシュ
ふーん?
白フラ、そんなに自信があるなら、私と入れ替わってみナイ?
私が聞き手役、あなたがしゃべる役ヨ。

パイモン
おうっ、オイラの実力を見せつけてやるぞ。
目の前に広がる、花と水のある景色は、甘露花海って場所だ。
ここは…
あ、そうそう、「ディフの魔物」の攻撃から免れた、花霊の故郷。
ここにはたくさんの花霊が住んでいて、中でも一番偉いのがズルヴァーンだ。
ソルシュもここで生まれたんだよな?
でも、ソルシュは他の花霊とはちょっと違ってた…
もし、他の花霊の話し方が半分おかしいとすれば、最初の頃のソルシュの話し方は百パーセントおかしいと言えるだろう!
うーん、おんなじ水で育ったのに、なんでソルシュだけそうなっちゃったんだろうな…

ソルシュ
なんですっテ!?

パイモン
オイラ、嘘は言ってないぜ。
ソルシュがスケプティック団としゃべる時の話し方って、本当に変だもん。
えーっと、スケプティック団のやつらも十分変だけどな。
他の花霊も皆ソルシュと同じだって思ってたから、甘露花海でズルヴァーンに会うまでは正直心配だったんだぜ。
最終的には、ソルシュだけがそんな喋り方をするんだって分かったけど…
正確には、ソルシュがスケプティック団としゃべる時だけだよな…
あれ?

>スケプティック団の影響が大きすぎた。

ソルシュ
うぅ…
確かに否めないワ。

パイモン
よし、ソルシュが文句ないなら、話を続けるぞ。
甘露花海には大きな切り株が…

ソルシュ
白フラ…!

パイモン
はいはい、「万種母樹」な!
花霊の言葉は本当に覚えにくいぜ。
それに大体、実際切り株なんだし…
ソルシュの話では、その切り株は実は神様で、花霊一族もその神様と結構深い関係があるそうだ。

ソルシュ
確かに間違ってはいないケド…
これ以上白フラに任せると神様に不敬だから、続きは私が語るワ。

パイモン
分かったよ…
分かりやすく説明できたと思ったんだけどな。

ソルシュ
ふん…
とにかく、五百年前、神様はこの地の災厄を鎮めるために、自分の全てを犠牲にした。
ここの甘露活水は、神様からの最後の恩恵だったワ。
甘露活水によって潤った地には、やがて万種母樹が生まれ、我ら花霊が誕生した。
その花霊の一番の年長者が、先輩…
つまり「ズルヴァーン」だったノ。
私が生まれたのはそれよりずっと後のことだカラ、今言ったことなんかは経験したことがないし、ズルヴァーン先輩から一部を聞かされたダケ。
でも…
スケプティック団の設立には先輩も参加されていたというのに、私が生まれた頃には、両者の交流は既にほぼなくなっていたノ。
花霊の歴史の伝承は大事だって、先輩はいつも仰っているけど…
詳しいことはあまり話してくれナイ。
むしろスケプティック団のほうが…
彼らが研究していた歴史について熱心に教えてくれたし、神鳥に追随したいという私の願いにも賛同してくれたワ。

パイモン
えっ?
それでだんだん花霊一族から疎遠になって、スケプティック団の変なしゃべり方を身につけたってことか?

ソルシュ
うぅ…
客観的に言うとその通りヨ。

>まるで反抗期みたいだね…

ソルシュ
「反抗期」…
以前スケプティック団から聞いた話では、森の中の学者は「サティアワダライフ」とか言う時期を経験するそうだケド、「反抗期」も似たようなモノかしら?

①うん、似たようなもの。

パイモン
おい、全然違うだろ!

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②成長の過程で絶対に通る道って意味ではね。

パイモン
学者たちだけが経験する「サティアワダライフ」とは違って、確か、人間の子供はみんなこれを経験するんだよな…

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パイモン
簡単に言うと、反抗期って言うのは人間の子供が世話をしてくれた大人に反抗して、自分の主張をし始める時期だって聞いたぞ。
へへ、つい最近までソルシュもそうだったじゃないか。

ソルシュ
ふん、今の私を過去の私と一緒にしないデ。
なんと言っても、今の私は花海に帰還して、霊光に認められた身なんだカラ。

パイモン
ソルシュはえらいぞ!

ソルシュ
白フラだってちびっこな癖に…
ま、いいデショ。

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■世界任務 【?】完了前

ソルシュ
そう言えば、今日は花霊の誕生の話をしたケド…
森の中に住む草木の眷属には会ったコトがあるかしら?

パイモン
草木の眷属?

ソルシュ
そう、「アランナラ」と呼ばれる種族のコトよ。
先輩から聞いた話によるト、アランナラは私たちのようには飛べない代わりに、土の中を自由に行き来できるらしいワ――
草木の眷属だカラ。
どんな動き方をするんでしょう、想像できナイわ…
ウェネトと似たような種族なのかしら?
でも、アランナラには自分たちの祭りがあるそうヨ。
その日になると、みんなが一堂に会して、歓喜のひと時を過ごすそうなノ。
アランナラが自分たちの祭りを持つように、花霊にもそういう祭りがあるべきデショ?
先輩に提案してみたけど、あんまり興味なさそうだったワ…

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■世界任務 【?】完了後

ソルシュ
今日の話はここまでヨ。
「謁賛主」、白フラ、他に聞きたいことはあるかしら?

パイモン
そう言えば、花霊とアランナラって関係あるのか?

ソルシュ
…どうしてそんな質問を?

>花霊もアランナラも、ちっちゃいから…

パイモン
でも、やることは超えらいんだよな。

アランマをはじめとするアランナラとの冒険談をソルシュに伝えた…

ソルシュ
そう…
ウツァヴ祭はとても重要な祭りだったのネ。
先輩から聞いたときは、ただアランナラたちが集まって騒ぐ祭りだと思ってたケド。
アランナラは自分たちの祭りを持ってるのに、どうして花霊には祭りがナイのかしら?
先輩に提案しないト…

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パイモン
ソルシュ、おまえはなんで花霊の祭りが欲しいんだ?
ご馳走が腹いっぱい食べれるからか?

ソルシュ
違うに決まってるデショ!
花霊の祭りでは…
人間に私たちへの頌歌を披露させて、私がその中から一番歌の上手い人を選ぶノ。

パイモン
それって祭りでやることか…?
参加者にとっちゃ、バリバリ緊張するコンテストじゃないのか?

ソルシュ
私にとっては、楽しみ満載の祭りだケド?
きっと先輩も気に入ってくださるワ。

パイモン
うぅ…
ズルヴァーンの言った通り、ソルシュが一人前の花霊の勇者になるまでには、もう少し訓練が必要かもな…

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