砂漠虫害・計画

3.6 修正(吹出)

◆シュリヤ(「生論派」の学者)
◆フォディル(「アアル村」守衛)
◆ヴィナヤック(「妙論派」の学者)

アアル村の近くで、あなたは焦る表情を見せるとある学者に出会った…

…焦りを見せる学者と会話する…

シュリヤ
もうあのバカ…
そのまま砂漠に飛び出していくだなんて!
フオディルさん、お願い、あいつを助けてあげて!

フォディル
悪いが、村の守備人員に限りがあってな。
「やつら」にも警戒しないといけないから、今は助けてやれるほどの余裕がないんだ。

シュリヤ
でも、あのバカがあんなに必死だったのも、「あいつら」に対処するためよ!
同じ立場ってことに免じて、どうか…

フォディル
はぁ、探しに行きたくないわけじゃないさ。
だが、守衛たちも今は「やつら」の動向を監視するため、砂漠のあちこちに散らばっているんだ。
人を集めるといったって、時間が必要だ…

シュリヤ
そんな…
今からキャラバン宿駅に戻って助けを求めても、きっと間に合わない…

①誰か危ないの?
②助けが必要?

シュリヤ
えっ?
あなたたちは…

>通りすがりの冒険者。

パイモン
――と、その最高の仲間のパイモンだぞ!

シュリヤ
冒険者さん?
本当に…!?
よかった、神様…!
ヴィナヤックのやつ、まだ救いの手があったわ!
冒険者さん!
どうかヴィナヤックを助けてください。
報酬については心配いらないから!

>まずは状況を教えて。

フォディル
ああ。
砂漠では「やつら」が暴れてるから、いつもよりだいぶ危険になってる。
状況を把握してから決めた方がいいだろう。

シュリヤ
えっと…
その通りね。
ごめん、ちょっと焦ってた…

パイモン
さっきから聞きたかったんだけど、「やつら」って一体なんのことだ?

フォディル
――ウェネトの群れのことさ。
何故か知らないが、やつらは最近、異常なほどに凶暴化しているんだ。
しかも砂嵐に隠れて通りすがりの獲物を襲っている。

①たかが虫けら。
②もっとでかいのも相手にしたことがある。

フォディル
…それはそうだが、今回はさすがに数が多すぎる。
砂嵐を盾にしやがるもんで、さほどダメージも与えられない。
危険を察知すると、やつらはすぐに逃げてしまうからな…

パイモン
うぅ、それは確かに厄介だな…

シュリヤ
アアル村だけでなく、通りすがりの旅商人も影響を受けてるわ。
だから、暴れまわっているウェストたちに対処するため、教令院から私とヴィナヤックが送られたってわけ。
でも、キャラバンに頼んで届けてもらう予定だった「パーツ」が途中でウェネトに襲われた挙句、砂嵐に吹き飛ばされて行っちゃったの。
今はもう…
魔物たちのおもちゃにでもなってるでしょうね…
キャラバン宿駅に戻って助けを求めるつもりだったんだけど、もう何年も経ってるのに、あいつが相変わらず機械みたいに融通の利かないやつだなんて思いもしなかった!
その大切なお宝のパーツを取り戻すとかなんとか言って、一人で砂漠に飛び込んで行ったのよ!
ああーもう――
いっそ魔物に捕まっちゃったらいいのに!

パイモン
うぅ…
どうしよう、蛍?
このままじゃその学者が危ないってだけじゃなくて、ウェネトが起こすトラブルも厄介だよな…

①砂漠の危機を放っておけない。
②救援は任せて。

シュリヤ
冒険者さん…ありがとう!
本当にありがとう!
ごめんね、さっきは怒りのあまり、ちょっと失言だったわ…
今からマップで襲撃事件の場所をマークするから、その…
どうか、あいつを一刻も早く見つけ出してください。
あいつの頭が、そのまま魔物の群れに突っ込むほどにはサビてないことを祈るわ…

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フォディル
ウェストたちは最近かなり凶暴化してるから、いつもの何十倍も気を付けるんだぞ。

■諸相随念浄行
(何事もなければいいんだけど…)

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シュリヤ
あいつの頭が、そのまま魔物の群れに突っ込むほどにはサビてないことを祈るわ…

■諸相随念浄行
(ヴィナヤックのバカ…!)

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…ヴィナヤックを探す…

…ヴィナヤックと会話する…

ヴィナヤック
この角度から潜入して、地形をうまく利用して隠れる…
太陽の角度がこれより低ければ…
僕がこれより速ければ…
はぁ、やはり無理だ!

>何の計算?

ヴィナヤック
「正面から魔物と接触せずにパーツを回収できるルート」さ…
ウェネトのせいで、僕のお宝パーツが全部辺りの魔物の群れに吹き飛ばされてしまった…
――ってうわっ!
誰だ君たち?
いつからここにいた!

>ずっと隣でぶつぶつ言ってるのを聞いてた…

パイモン
安心しろ!
オイラたちは悪いやつなんかじゃないぞ。
オイラたち、おまえの仲間に頼まれてきたんだ!

ヴィナヤック
仲間だと?
まさかシュリヤのやつか?
いやいや、あいつは僕が魔物に捕まっても知らないって言ってたから…
あっ――わかったぞ。
あいつが君たちにパーツの回収を頼んだってことだな!
僕が捕まったってどうでもいいけど、パーツが回収されなかいとまずい…
ふむ、あいつが言いそうなことだ、理にかなってる。

>そういう風に理解したいなら。

ヴィヤック
とにかく、君たちには感謝だ。
どれだけ計算しても解決できないもんだから、いっそのことこのまま突っ走って、行き当たりばったりで考えようとしていたところだったんだ。
…一歩でも間違えれば、魔物にとっ捕まっていただろう。
はぁ、もし僕がいなくなったら…
あいつは不器用だし…
誰が機械の面倒をみるって言うんだ!?

パイモン
シュリヤがあれほど心配してた理由がなんとなく分かってきたぜ…
こいつ、本当に機械パーツのことしか頭にないんだな…
蛍、さっさとパーツを集めようぜ!
こいつがまた危ないことを考え始める前にな!