波沫の章 第一幕・波花は海に戻らない/礼儀をもって心を知る

修正(吹出) 伝説任務

◆シューベルト
◆ダレル
◆セルゲイ

礼儀作法の特訓は順調とはいえないものだったが、一応完了した。
特訓の中で、エウルアが今の性格になった原因を少し理解した。
あなたは手土産を持ち、もう一度シューベルトに会うことに。

…清泉町付近でシューベルトを探す…

パイモン
(テントはボロボロだけど、すごく立派な椅子が一つだけある…)
(これも貴族のこだわりの一つなのか?)

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イスを観察する
(ボロボロなテントの前にある豪華な椅子、違和感がすごい。)
(シューベルトのお気に入りらしい。
さすが旧責族、こんな状況でも優雅さを保つことを優先する。)

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シューベルト
また貴様たちか?
しつこいぞ。

①貴族は寛大だと聞きました。

シューベルト
「寛大」…
悪くない。
ふむ、そうだとも。

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②つかぬことをお伺いしますが。

シューベルト
「つかぬこと」…
悪くない、相応しい言葉だ。

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シューベルト
いいだろう、私も心が狭いわけではない、以前の無礼は水に流そう。
何か話があるのであれば、聞いてやらなくもない。

パイモン
(うわっ、すっごく上から目線だ!)

①その前に、抗争の意志をお見せします。

シューベルト
なるほど、同志であったか。
「抗争」――
即ち無能な騎士団に抗うこと。
貴様、大義を弁えておるな。

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②この一会は、まるで光を浴びるかのよう。

シューベルト
なるほど、同志であったか。
「光」――
即ち貴族の栄光。
貴様、実に忠義であるぞ。

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シューベルト
いいだろう、元から私の本意は貴様の品格を試すこと。
やはり、貴様もその道を歩む者であったか。

パイモン
(試してたのかよ!?
回りくどいやつだな!

シューベルト
ふむ、礼儀作法については合格だ。
この短期間でよもやここまで進歩するとは。
その言葉遣い、一体どこから学んだのだ?

①貴族の方からの教え。
②友から教わり、理解し、応用した。

シューベルト
なるほど、聡明だな。
モンドの愚民どもと比べ、実に逸材である。
貴族の血統であれば無限の未来があったはずだ!

パイモン
そうだ、オイラたち手土産を…
えっと、ゴホンッ…
些細な贈り物を、どうぞ、受け取って…
ください…

シューベルト
なんと、これは…
「漬け野菜肉炒め」!?
外面を取り繕っただけでなく、しっかりと内面も磨いてきたか。
今の若者でも、やろうと思えばできるではないか。
ちょうど長いこと食べていなかっ…
いや、ゴホンッ、食事の時間だ、ありがたく頂く。
あぁ、香ばしい。
やはりこの味だ、変わっていない。
この酸っぱさ――
これこそが、貴族にのみ理解できる味である。

パイモン
ほぅ…
そんなに言われると味が気になってきたぞ。

シューベルト
いいだろう、貴様たちの誠意は受け取った。
ここまでしたのは、何か私に用事があるからなのだろう。

>ローレンス家が計画を練ってると聞いた。

シューベルト
そこまで知っているのか?
それは我々ー族の機密…

①助力したい。
②貴族のためにこの些細な力を。

シューベルト
ふむ……
いいだろう。
その礼儀作法、将来有望な逸材であることは間違いない。
信頼に値すると見た。
では私について来い、ちょうど今人手が必要だったのだ。

>どこに行くの?

シューベルト
遠方から来た友に会いに行く。
彼らならローレンス家の栄光を取り戻す手助けをしてくれる。

パイモン
礼儀作法だけでオイラたちを信用したのか?

①やっぱり少し警戒しよう…
②これが旧貴族の「こだわり」なのかも。

シューベルト
さあ、ついて来い。
それで何もかも分かる。

【?】敵陣突入
シューベルトの信頼を得た後、彼は「遠方から来た友」に会わせてくれるらしい。
ファデュイはここに身を隠しているかもしれない。
万全の準備を整えて、調べてみよう。

…シューベルトと「仲間」に会いに行く…

パイモン
アイツが言ってたのって、ファデュイじゃないよな?
もしファデュイにバレたら大変だ。
なにか対策はあるか?

…シューベルトと会話する…

シューベルト
おや?
どうしてマスクを?

①知らない人に見られたくない。
②これこそ貴族の礼儀作法。

シューベルト
そうだな、あやつらの実力が相当なものであろうとも、モンドにおいては我々の地位の方が上。
そうなれば、確かに容易に正体を晒すべきではないな、ハハハッ…

パイモン
おまえの機転が効いたおかげで、怪しまれずに済んだな…

シューベルト
では引き続き進もう、彼らには貴様が私の客人であると説明しよう。

…シューベルトについて行く…

シューベルト
私たちに賛同する者はたくさんいる、すぐに会えるだろう。
少し前に西風騎士団の人間がこの場所を片付けたと聞いてな、モンドではやはりここが隠れるに相応しく、土地も開けている。
ボロくて貴族の品格にはそぐわないが、それも我慢するしかあるまい。

パイモン
ていうか、もう少し早く歩けないのか?

シューベルト
無論お断りだ。
貴族はいついかなる時も優雅さを保つ必要がある。
落ち着きがなければみっともないからな。

進んでいくと、ファデュイを結構見かけた…

パイモン
やっぱりファデュイだ…

シューベルト
やっぱり?

パイモン
ああ、えっと城内でよく見かけるからな。
相当な実力者だろうなって思ってたんだ!

シューベルト
ふんっ、ただの野蛮なよそ者だ。
武力はあるが、教養がない。
まあ取引の対象としては、利用価値があるがな。

…護衛のファデュイと会話する…

ダレル
待った、この者たちは?

シューベルト
話す必要はないと思うが?
私が連れてきたんだ、客人に決まっているだろう。
客人に無礼を働けば、ローレンス家からの咎は避けられないと思え。

ダレル
しかし、このことは機密中の機密。
用心に越したことはない。

シューベルト
貴族の行いを貴様が指図するな。
これ以上の無駄口は御免だ、道を空けろ。

ダレル
偉そうに…
こいつに何ができるって言うんだ…
分かった、入れ。

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ダレル
用がないならウロウロするな。

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…シューベルトについて行く…

パイモン
貴族の面子って便利なんだな。

シューベルト
当然だ、これが名声という力だ。
全盛期であれば、貴族に対しあんな言葉遣いで話すなど言語道断だった。
貴族の目配せ一つで、人の生死を決めることだってできた。
フンッ、その栄光も、いずれ私が取り戻す。

…目の前のファデュイと会話する…

セルゲイ
(こいつ、どこかで会ったような…)
こいつは?
信用できない者を勝手に連れて来るのはやめてもらいたい。

シューベルト
私の新たな盟友だ。
ローレンス家の名に誓って、彼女を信じてもらって構わない。

①よろしく。
②……

セルゲイ
我々の計画は機密なんだ。
部外者を参加させるわけにはいかない。
それに最近、騎士団に外の人間が加入したと聞く、モンド周辺で活発に行動しているらしい。

シューベルト
それは有り得ない。
彼女は旧貴族の礼儀作法にも詳しい、私も彼女に敬意と信頼を表す必要がある。
騎士団の人間はこの種のことを否定し続けてきた。
こんなにも完璧に礼儀作法を弁えるなど絶対に不可能だ。

セルゲイ
その小さいのも…

パイモン
オイラが…
どうかしたか?

シューベルト
もういい!
私の言うことすら信用出来なくなったのか?
誰のおかげでモンドで行動できているのか忘れたわけじゃないだろうな。
ローレンス家の支援がなければ、とっくに騎士団に追い出されていただろう!
貴様は私の友を侮辱した、今すぐ心から詫びてもらう!

セルゲイ
ちぇっ…
分かった、あんたがそこまで言うなら、もう何も言うまい。
本題に入ろう。
約束していたモンド城の防衛地図は持ってきたか?

パイモン
(えぇ!
さっそくそんな生々しい取引を!?)

シューベルト
ああ、当然ここにある。

セルゲイ
どれどれ…
えっと、なんでこんなに見づらいんだ?
線がくねくねしている…
それにこの四角や丸はなんだ?

シューベルト
何だと?
それは私が長時間かけてコツコツと描いたものだぞ!
それにそれは四角や丸ではない!
西風騎を表すマークだ!

セルゲイ
はぁ、まあいい。
見づらいが、どうにか理解はできる。
この情報が正しいという保証はあるんだな?

シューベルト
当然だ、安心するがいい。
それと、ローレンス家の旗を騎士団本部の屋上に掲げる約束を忘れるなよ。
あの建物の所有権、並びにこの街全体の管理権はローレンス家の物だ。

セルゲイ
ああ、互いに利のある取引なんだ、利益の駆け引きをするつもりはない。
この情報は存分に使わせてもらう。
そうだ、外交に影響を及ぼさないためにも、如何なる場合でも我々の身分を明かさないでくれ。

シューベルト
安心しろ、このことは私と貴様、そして私の友人のみが知ることだ。
他には誰もいない。
その時が来たら私は騎士団本部の屋上から、モンドに対する奴らの軟弱な統治を批判してやる。
全ての市民は今一度このローレンスに屈服するのだ!
クッハハハ、帰ってきた、私は帰ってきたぞ!

セルゲイ
はぁ…
最後に一つだけ忠告だ。
軽率な行動はよせ。
ではこれで。

>ではこれで。

パイモン
ではこれで。

シューベルト
急にどうしたんだ?

①もう隠す必要はない。
②正体を明かそう。

パイモン
モンド城西風騎士団栄誉騎士蛍、そしてその最高の仲間、パイモン!
おまえたちの邪悪な計画を、打ち砕きに来たぞ!

①…誇張しすぎ。
②そんなに大げさにしなくていい。

シューベルト
わ、私を騙したな!
我々が誇る礼儀作法と優雅さで、私の信頼を騙し取ったのか!

パイモン
そういうことを盲目的に信頼する方が悪いんだぞ!

シューベルト
長きに渡り計画してきたのに、こんなことでバレるなど…
待っていろ!

セルゲイ
はぁ、やはりこうなったか。
最初からこんなバカな貴族を信用すべきじゃなかったな。
しかし、情報は確かに手に入れた。
時間を無駄にはできない。

…ファデュイを倒す…

パイモン
アイツら別々の方向に逃げたぞ!
中は行き止まりだったはず。
先にファデュイを倒して、それからシューベルトを捕まえよう!

…シューベルトを追いかける…

パイモン
扉が開いたぞ、早く!
えっ?
あれはエウルア!?

その時、エウルアが二人の騎士を引き連れて登場した…

…エウルアと会話する…

シューベルト
離せ!
自分で歩ける!

エウルア
どうやら間に合ったようね。
確かにファデュイがたくさんいるわ。
あれっ、君もここにいたの。
調査は終わった?

①楽勝だった。
②展開が早すぎる。

シューベルト
まさか、こやつの礼儀作法は全部お前が教えたのか?
しかし、お前はそんなこと気にもしていなかったはずだろう!
それに、一族の仕来たりを部外者に教えるなど言語道断!

エウルア
ああ、そんなこともあったっけ。
それで?
そうしちゃいけない理由でもあるの?

シューベルト
お…お前は一族のタブーを犯した!
私がずっと準備してきた計画を台無しにしたんだぞ!

エウルア
伯父さんが凄く力を注いでいたのは分かっているわ。
でもこれはやってはいけないこと、もちろんそれくらい知っているはず。
西風騎士として、見過ごすわけにはいかない。

シューベルト
まだ西風騎士などと…
たわけが!
いいか、私はお前の伯父だ!
お前はローレンス家の人間で、一族の栄光を取り戻すことに専念すべきなんだ!
今ならまだ許しを請うチャンスをやろう。
そこの西風騎士を全員やっつけて私と来い!
そうすればお前のために話を通し、やり直す機会を与えよう!

エウルア
ちょっと意味が分からないわ。
西風騎士に西風騎士をやっつけろって?

シューベルト
もう一度言う、お前は西風騎士などではない、我ら一族の末裔だ!
ローレンス家の血が流れている貴族だ!
一族の意志に従わなければならない!

エウルア
…でも、今の今まで、私がいつ一族の意志に従ったというの?

シューベルト
お、お前…!
大逆無道な奴め!

エウルア
怒るべきなのは私の方だと思うけど。
自分がローレンス家の一員であると知りながら、モンドの安全を脅かすことをしようとしているなんて。
一体どれほどの人に迷惑をかけるか、そしてこの事を鎮めるために私がどれほどの人から恨みを買うか、考えたことある?

シューベルト
私に説教しようというのか!?
この私に?

エウルア
そうよ、説教しているの。
伯父さんが最も大切にしているローレンス家の名においてね。
私は伯父さんが言っていた「栄光」の時代を経験したことがない。
それに対する一族の強い固執も理解できないわ。
それでも物事の良し悪しを判断するくらいの能力はある。
「自由」がモンド人にもたらす意義もね。
――ローレンス家は、絶対に、伯父さんが考えているようにはならない。

シューベルト
くっ、くぅ…ッ!
なんておぞましいんだ!
一族の恥晒しめ!
よもや一族にお前みたいな大逆無道な化け物が現れるとは!

パイモン
情緒不安定になってるぞ。
優雅さの欠片もないな。

エウルア
何を言っているか分からないわ。
彼を連れて行ってちょうだい。
私と栄誉騎士はまだやるべきことがあるから。
君たちが動いたということは、もう決定的な証拠を掴んだということでいいのかしら?

①ファデュイは城の防衛地図を持ってる。
②ファデュイは危ないことを計画してる。

パイモン
さっきこっそり見たんだけど、おまえの伯父さんが西風騎士の見回りルートと色んな情報を全部地図に書き込んでたぞ…

エウルア
はぁ、ただの自堕落な中年かと思っていたけど、まさかここまで執着していたなんて。
この一件はしっかり覚えておくわ。
ひとまず、その地図を回収しましょう。

…奥深くへ行き地図を取り戻す…

パイモン
来たぞ!
あいつらを逃がすな!

…襲ってくるファデュイを倒す…

パイモン
あそこにあるの、防衛地図だよな!

セルゲイ
ここまで追ってくるとは、戦いは避けられないようだな。
一斉にかかれ!
ファデュイに歯向かったこと、後悔させてやれ!

…エウルアと会話し別れの挨拶をする…

エウルア
これね、追っている間にコピーを作られたかどうかまでは分からないけど…
少なくとも、彼らの操り人形である伯父さんがいなければ、モンドに攻め入ることも容易にできないはずよ。

パイモン
ファデュイがおまえの伯父さんを頼る必要なんてあるのか?

エウルア
確かに、でも操り人形を通してモンドを支配するのではなく、単純に攻めるだけならこんな回りくどいやり方をしていなかったと思う。
いかにファデュイでも、今すぐ攻め込んでくるとは思えないわ。
そうなったら、彼らの相手はモンドだけにとどまらないもの…

①私もそう思う。
②それだと本末転倒だからね。

エウルア
とりあえずこのことは、私から代理団長に報告しておくわ。
きっと彼女がきちんと処理してくれるはずよ。

>ところで、どうしてここに?

パイモン
そうだぞ、現れるタイミングがバッチリだったぞ。

エウルア
それは…
以前、私の追っていたファデュイを君たちに撃退されて、手柄を奪われたでしょ。
だから今回は君に復讐するために来たのよ。
手柄を奪われたのなら、奪い返すってね。

①やっぱり「復讐」のためだったんだ。
②じゃあ、これでチャラだね。

パイモン
へへっ、ここまで長い時間一緒にいると、おまえの話もだんだんと分かってくるな。
本当は薄々気づいてたんだろ。
こっちになにかトラブルが起きるかもしれないって。
それでオイラたちとおまえの伯父さんを心配して、小隊を引き連れて来たってことだよな?

エウルア
復讐しに来たの!
勝手に私の意思を曲げないでちょうだい!
ふんっ、でも小さいの、見た目は賢くなさそうなのに、意外と頭が働くわね。
この恨み、覚えておくわ!

パイモン
見た目は賢くないって、どういうことだ!

エウルア
二人とも、これで私たちは深いかたき同士になったわね、覚えてなさい。
君たちが灰になっても、絶対に忘れないんだから!

>これからは「かたき同士」だね。

パイモン
おう、かかってこい!

エウルア
あははっ、その意気よ。
じゃあ私は地図を騎士団に持って帰るから、後のことは私に任せて。

パイモン
おう、また会おうな!

エウルア
もちろんまた会えるわ。
次会う時、私をがっかりさせないでよね!

《任務完了》