波沫の章 第一幕・波花は海に戻らない/言葉遣いと所作

修正(吹出) 伝説任務

◆ノーマン
◆ライノ
◆ランドール
◆サラ

エウルアを見つけ、彼女からローレンス家の礼儀について教わることになった。
ジンの要求を叶えるため、特訓することに…

…大聖堂前の広場へ向かう…

パイモン
根には持ってるみたいだけど、怒ってはないみたいだし、なんだかよく分からないな…
まぁ、おかしい人には散々会ったことあるし、いっか。

…エウルアと会話する…

エウルア
やっと来たわね。
じゃあさっそく、1つ目の礼儀作法の授業に入るわよ…

パイモン
待った!
やっぱり確認しておかないと安心できない!

①恨みのこと…
②仕返しなんて考えてないよね?

エウルア
まだそのことを言っているの君たちって私以上に気にするタイプなのね。
安心して、恨みを覚えておくのとそれを返すのとはまた別よ。
今はまだ復讐するような気分じゃないから。

パイモン
復讐も…
気分次第なのかよ…

エウルア
私は心の中に山ほどの恨みつらみを抱えているわ。
復讐するにしても、しっかり順番通りにやっていかないと。
君たちの番は、いつになることやら。

パイモン
そんなにあるなら、オイラたちとのいざこざはなかったことにするのはどうだ?

エウルア
それはダメよ、考えが甘すぎるわ。
私の手柄を横取りしたり、悪者扱いしたり、伯父を疑ったり、どれも恨むには十分な理由だと思わない?

①本当に覚えてたんだ…
②冗談じゃなかったんだ。

エウルア
そんなに心配しないでちょうだい。
少なくとも調査の一件では何もしないから。
私はそこら辺に関する区切りはしっかりできているつもり。
もし伯父が何もやっていないのなら、調査をしてもなんの問題もない。
逆にもし本当に何かやっているのなら、罰を受けて当然。
これが私の考え、納得した?

>ちょっと納得した。

エウルア
よし。
じゃあ、授業に戻るわね。
貴族は2つの礼儀作法を重視するの――
それが言葉遣いと所作よ。
まずは言葉遣いから。
日常生活であろうとも、貴族は独特な話し方をするの。

パイモン
おう、その独特な言葉遣いなら、オイラもうできるぞ――
「この恨み、覚えておくわ!」

エウルア
……
全然違うわ。
それにおかしい。

パイモン
おまえの真似をしたんだぞ!
しかも「おかしい」って言っちゃダメって言ったのもおまえだろ!
まさか、おまえって普段、一族の礼儀作法を守ってないのか?

エウルア
だって面倒じゃない。
どれほど面倒かは、今からやるお手本を見たら分かってくれると思うわ。
うーん…
そうね、友達と挨拶する時の場面をやるわね。
コホンッ…
「親愛なる友よ、夜明けの朝露と共に良い1日を。」

パイモン
夜明けの…
なんだ?

エウルア
これは朝、友達に会った時に使う言葉よ。
それも身分が同じくらいの相手にね。
朝露とは珍しくないもの、つまり友情は価値で測るべきではないという意味よ。
また互いの交友は淡き水のようにという意味も含まれているわ。

>友達と挨拶するだけなのに面倒だ。

エウルア
もっと気をつけるべきなのは、この言葉を親友に言うと、怒らせてしまうところね。

パイモン
えっ?
でもさっき「親愛なる友」って言ってたような。

エウルア
確かに「親愛なる友」だけど…
そうね、こう言ったら分かるかしら、この言葉はローレンス家では仲が良くも悪くもない友達に対して言う言葉なの。
貴族は面子を重んずるもの。
普通の友達に「仲が良くも悪くもない友達」と明言してしまうより、「親愛なる友」と言った方が面子を保てるのよ。
だから、本当に仲の良い友達に「親愛なる友」なんて言葉を使ったら、わざと疎外感を出しているのかと勘違いされるわ。

①ややこしい!
②そういう機会なんてない!

エウルア
これはまだ第1歩よ、挨拶をした後が本番…

パイモン
ストップ!
ストーーップ!
もう十分だから!
誰か他の人を相手に、貴族との交流のお手本を見せてくれよ。

エウルア
それは…
分かった、いいわよ。
私についてきなさい。
適当に誰か見つけて話してみるわ。

…市民と会話し、エウルアのお手本を見る…

ノーマン
あんた…
ローレンス家のエウルアだろ?
なんか嫌な予感がするんだが…

エウルア
ゴホンッ…
忙しき者よ、暫し立ち止まるがいい。
高貴なるローレンス家から、大切な話がある。
厳粛に跪き、えっと…
なんだっけ?
あっそうだった…
最上位の誠意を持ってして貴族の栄光を受け入れよ。

ノーマン
突然、意味の分からないことを言い出して、なんなんだ?

エウルア
…えっと、待って、こういう状況になった時、家訓ではどうしろってあったっけ…
えーっと…
「争いが起きた時、一族の名声と尊厳を最優先すべき。」
そうそう、これだわ。
ゴホンッ、庶民としてモンドに生を賜ったこと、敬意を払うべきだが、如何にしてそのような戯言を?

ノーマン
はぁ…
ローレンス家の人間は、みんな頭がおかしいのか…?
ローレンスが支配する時代はもう終わったんだ。
何をしようと知ったことじゃない、どっか行ってくれ。

①それは誤解。
②私のためにお手本を見せてる。

ノーマン
だとしてもだ、何をしようと俺は関わり合いたくない。
ローレンス家の人間には、何も言うことはないからな。
それと一つ忠告だ。
モンドにいるのなら、ローレンス家の人間にはあまり近づかない方がいい。
他に用がないのなら、俺はもう行く。
このまま好き放題言われたら、俺の堪忍袋の緒も切れそうだ。

エウルア
ちょっと!
待ってよ!
もう、覚えてなさい!

パイモン
ローレンスだからって…
そこまで言わなくても…

エウルア
大丈夫、だいたい予想はしてたから。
他の人をあたってみましょう。

…引き続き市民と会話する…

エウルア
ゴホンッ、憔悴する者よ、高貴なるローレンス家から、大切な話がある。
厳粛に跪き、最上位の誠意を持ってして貴族の栄光を受け入れよ。

ライノ
……

エウルア
あれ、どうして反応がないの?
…礼儀作法では、これを言った後に相手が片膝をつけるのを待って、それから背筋を伸ばして見下ろしながら次の言葉を言うってあるのに。
あっ、そうだ、極力相手を見つめることはせず、地位の差を強調するんだった…
いけない、私ずっと見ていたわ…

ライノ
……

エウルア
まあ、いいわ。
面倒だし、膝をつかなくても結構よ。
このまま次の言葉を言うから。
えっと、ここはまず「無礼者」を挟んだ方がいいかしら…

ライノ
俺に構うな、ケンカでも売ってんのか?
ローレンス家の人間に言うことは何もない。

パイモン
えっ、またそれか?

①ケンカが起こりそう。
②もうやめよう。

エウルア
そうね、どうやらこちらの言葉に耳を貸す気はないみたい。
一人であれこれ言っても意味はないから、他の人を探しましょう。
でも、私に無礼を働いたこと忘れないわ!
覚えてなさい!

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ライノ
何を考えてるのか全然分からない、君たちも彼女から離れた方がいい。

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…引き続き市民と会話する…

エウルア
勤苦なる者よ…

ランドール
もうやめてくれ、さっきまでのも全部聞こえてたよ。
無駄な時間を使わせないでくれ。
俺もみんなと同じ意見だ、何も言うことはない。
まったく…
こんな雰囲気だってのに、まだ気付かないのか…

パイモン
お、落ち着いて、悪気はないんだ。

ランドール
はぁ、もちろん彼女が西風騎士なのは知ってる。
騎士団も見誤ることはないだろう。
しかし「ローレンス」という名前だけは、何があっても消えない傷なんだ。
そのローレンスの末裔が、今もなおモンドを支配し、旧貴族の制度を奪還しようと企んでいる。
誰もが知っていることだ。
そんな状況の中、一族の話し方を隠そうともせず見せつけるなんて、我々一般人を馬鹿にしているとしか思えない。

エウルア
君の言うことも、うん、一理あるわね。
でも、このような扱いを受けたこと忘れないから!

ランドール
な、なんだ!?
やるってのか?
言っておくが、腕っ節じゃ勝てなくても、騎士団に報告することくらいはできるからな!

①そこまで。
②二人とも落ち着いて。

ランドール
すまない。
でも彼女にもこっちの考えを理解してもらいたかったんだ。
それと、これ以上不快な思いをしたくないなら、こんなことはさっさとやめた方がいい。

エウルア
そう、わかったわ。
彼のことは放っておいて、行きましょう。

ランドール
はぁ…

エウルア
大丈夫、いつものことよ。
他をあたりましょう。

パイモン
おいおい、もう十分だぞ!
ひとまずやめよう!
お手本を見せろとか言ったオイラが悪かったよ…
みんながローレンス家の人間に対して、そんな風に思ってたなんて知らなかったんだ…

エウルア
あははっ、仕方ないのよ。
有名な悪者だもの。
3歳の子供だってあの話を知っているくらいなんだから、あたりがきついのも当然よ。

①笑って受け入れられるんだ…
②同情するよ。

エウルア
心配しないで、普段は西風騎士として扱われているから、多少なりとも会話はできているわ。
今日は、貴族の話し方をしたからあんな反応になったんでしょう。
私を信じて、本当に大丈夫だから。

パイモン
多少なりともって…
普段も似たような態度を取られることあるのか?
あんな態度、よくないと思うけど…

エウルア
仕方ないの。
過ちを犯した人はこうなるのがさだめ。
罪人は罰せられるのがこの世の道理。
でも大きな過ちを犯して、償いきれない場合は?
街と風には記憶があるの。
償うべき罪は代々伝承していく、今は私の肩にかかっているというわけ。
身をもって償った一族の先祖たちと比べたら、日常生活を送る資格がある私は、十分満たされているわ。

>こうなるのが分かってたの?

パイモン
それなのに、オイラたちにお手本を見せてくれたのか…

エウルア
そう言われるとそうね。
ふんっ、このことはしっかり覚えておくわ。
いつかまとめて清算させてもらうから。
さあ、これ以上の詮索はなしにしましょう。
私が好きにやっていることだから。
でも、さっきのやり取りじゃ、あまり勉強にはならなかったわね。
結局また他の人を探さなきゃ…

パイモン
い、いいよ。
こいつは頭がいい旅人なんだ。
旅で遭遇した様々な仕掛けを解いてきたんだぞ!
さっきので十分学べてるはずだ!
そ、そうだよな?

①う、うん…十分学んだ。
②ま、まだ少し分からない。

パイモン
本番の時にどうにか誤魔化せばいけるって。
もうこれ以上、エウルアを他の人と口論させるのはやめよう。

エウルア
なるほど、分かったのならいいわ。
これで半分はもうマスターしたわね。
言葉遣いに関しては、貴族の美学に由来するもの、つまり感性によるものね。
しかし、所作に関しては、何度も特訓することが必要不可欠。
これに関しては効率の良い特訓方法があるから、ドラゴンスパインに行きましょう。

…ドラゴンスパインで礼儀作法を特訓する…

…エウルアと会話し、特訓内容を聞く…

パイモン
さ、寒い…
貴族の特訓ってこんな過酷な環境の中でやるもんなのか?

エウルア
貴族の所作を学ぶためには、その中にある優雅さを身に着ける必要があるの。
どんな劣悪な環境でもね。
例えばここから先を見ると、とても険しい山道があるでしょ。
もし、きちんと教養のある貴族であれば、葉が体に触れることなく、優雅にここを通ることができるわ。

パイモン
それはもう貴族じゃなくて、経験豊富な冒険者だろ…
でもこれなら、貴族の言葉遣いを学ぶ時よりかは、おまえの経験が役に立つんじゃないか?

①ずっとやってきたことだね。

パイモン
おう、冒険の経験がここで活かせるな!

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②言葉遣いより大分簡単だと思う。

パイモン
オイラもそう思ったぞ、楽勝だな!

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エウルア
あははっ、自信があるみたいね。
では始めましょう。
優雅さを保つことに専念してね、吹き飛ばされたりするとみっともないから。

…ノックバックや被ダメージを避け、終点に到着する…

【挑戦失敗】
エウルア
それじゃダメね。
綻びが出ているわ。
大丈夫、スタート地点に戻って、もう一度準備しましょう。
始めは確かに困難かもしれないわね。
めげずにもう一度やってみましょう。
優雅さを保つことに専念してね、吹き飛ばされたりするとみっともないから。

…マナーの特訓を完了する…

…エウルアと会話する…


エウルア
上出来じゃない、私の予想よりずっといいわよ。

パイモン
ふぅ…ふぅ…
あと少しで当たってたぞ…
足手まといにならなくてよかったぜ…
これでオイラたちも立派な貴族になれたんだな?

エウルア
いいえ、まだ始まりに過ぎないわ。
さっき経験したのは一番簡単なケース。
実戦ではあんな風に立ち止まって分析する機会なんてない。
見て、前方に魔物を引き寄せる地脈鎮石があるわね。
激しい戦いの中で冷静に戦況を判断してこそ、真に優雅といえるわ。

①いつもこんな特訓してるの?
②道理でこんなに凄腕なんだ…

エウルア
小さい頃から家族のしつけが厳しかったのよ。
さあ、行きましょう。

…訓練場の地脈鎮石を起動する…

エウルア
この地脈鎮石ね、起動して。
吹き飛ばされたり、凍らされたりしないでね、優雅じゃなくなるから。

…ノックバックまたは凍結を避け、敵を倒す…

…エウルアと会話する…

エウルア
やったわね。
君がこんなに優秀だと思わなかったわ。
雪山という環境下でも思い通りに行動できるなんて、私でも君のようにはできないかな。
これなら、もう私から教えられることはないかも。

パイモン
さっき言っただろ、こいつは冒険に関してはすごく得意だって。
えへへっ、これでオイラたちも合格ってことだよな。
早くここを離れようぜ、オイラもう凍え死にそうだぞ。

エウルア
待って、私が褒めたのは彼女よ。
君に関しては、まだまだ特訓が足りないわ!

パイモン
オイラも特訓対象だったのかよ!?

エウルア
ええ、そうよ。
特訓の時、君だけそこら辺をウロウロと飛び回ったりして、まったく優雅じゃなかったわ。
私の教えをちゃんと聞いてなかったんじゃない?

①寒いからかも。

パイモン
そ、そうだぞ。
それに、オイラはずっとこいつの身の安全に注意を払ってたんだ。

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②普段から注意力散漫だから。

パイモン
そんなことないぞ!
オイラはずっとおまえの身の安全に注意を払ってたんだ!

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エウルア
どんな理由であれ、私の話を聞き流したことについては忘れないから。
はぁ、まったく。
これを飲みなさい。

パイモン
なんだこれ?
もしかしてオイラに毒を!?

エウルア
違うわ。
ホットミルクよ。
凍え死にそうなんでしょ。
温かいミルクでも飲んで、体を温めなさい。

パイモン
おぉ、ありがとう!
でも…
さっきは恨めしそうに忘れないって…

エウルア
だからこそ、こんな心配をしているんじゃない。
私が復讐する前に凍え死なれたら困るでしょ?
だから、小さいの、死なないでよね。

パイモン
うわぁー、やっぱり変な人だぞ!

①気遣ってくれてありがとう。

エウルア
復讐のためにしただけよ、感謝されるようなことじゃないわ。

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②なんか変!

エウルア
ふんっ、復讐のためなら、私はなんだってするわよ。

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エウルア
さて、そろそろモンドに戻りましょう。
所作の特訓も終わったことだし、次で最後よ。
私の伯父に手土産を渡す準備をしましょう。
良い考えがあるの。
鹿狩りのサラのところに行きましょう。

…「鹿狩り」で手土産を準備する…

…エウルアとアンバーと会話する…

アンバー
あっ、エウルア!
それに栄誉騎士!
こんにちは!

パイモン
アンバー、また会ったな。
オイラたちってつくづく縁があるよな。

アンバー
えへへっ、わたしもちょうど城外から戻ってきたばかりで、鹿狩りへご飯を食べに来たんだ。
どうせなら、一緒に食べようよ!

エウルア
いいわね。
長いこと一緒にご飯を食べていなかったものね。
さあ、君たちも座って。
手土産のことは食べながら話しましょう。

アンバーの誘いで、エウルアと一緒に席についた。

サラ
追加で注文するものはありますか?

エウルア
私の伯父は「漬け野菜肉炒め」が好物なの。
あとで伯父に届けるから、これを1つテイクアウトでお願い。

サラ
はい、分かりました。
ただ準備に少し時間がかかりますので、後ほどカウンターまで取りに来ていただけますでしょうか。

エウルア
ちょっと待って、この「満足サラダ」ってアンバーが注文したの?

サラ
違いますよ。
彼女が野菜を注文していなかったので、私からおまけとしてお出ししました。

エウルア
注文していないのに勝手に出すなんて…
ふんっ、このことは忘れないから。

パイモン
こんなことまで覚えておくのかよ!?

サラ
もう、初めて会ったわけじゃないんですし、私がこういう人なのは分かってますよね。
では、私は「漬け野菜肉炒め」を準備してきます。
ごゆっくり。

エウルア
はぁ、まったくサラったら、いつかまとめて精算してあげるわ。

パイモン
でも、なんで「漬け野菜肉炒め」を手土産にしたんだ?
そんな料理聞いたことないぞ…

エウルア
鹿狩りの裏メニューなのよ。
伯父みたいに常連客だけが知っているの、旧貴族に相応しい味わいをしているわ。

アンバー
でも漬け野菜は酸味が強いから、苦手な人も多くて。
だんだんと誰も注文しなくなってね。
エウルアに勧められて一回食べたことあるけど、飲み込めなかった…
だから、わたしはあれを「復讐「肉炒め」って呼んでるよ。

エウルア
私と好みが全然違うのね、意外だわ。
でも、思わぬところで復讐を果たせたみたいで嬉しいけど。

>アンバーにも恨みが?

当然よ。
彼女みたいに誰にでも借りを作る子なんて、モンド中探してもそういないわ。

アンバー
その冗談、普段なら大丈夫だけど、誤解されるから栄誉騎士の前ではやめてよ。
エウルアはいつも「恨み」やら「復讐」やら言ってるけど、それは彼女の生き方なだけで、実際はそこまで気にしてないから。

エウルア
気にしているわよ!
はっきりと覚えているわ!
もうアンバーったら、本当に憎らしい!

パイモン
ひひっ、オイラにも分かってきたぞ、エウルアって実は単純にいい人なんだって。
優しくするなら、そんなにひねくれなくてもいいのに…

エウルア
…はぁ、小さいの、君は私みたいに「罪人」として扱われたことないでしょ?

パイモン
うぅ、それはそうだけど…

エウルア
だったら当然知らないはずよ。
悪人が善人になるのはとても困難なの。
私は善人になれないし、なるつもりもない。
ちょっと、そんな深刻な感じにならないでよ、冗談だから。
早く食べましょう、冷めてしまうわ。

しばらく気まずい雰囲気が続いた後、一行はまたおしゃべりをしながら楽しい食事を過ごした。

アンバー
お腹いっぱい、サラさんのところでお会計してくるね。

エウルア
大丈夫よ。
モラはもうお皿の下に置いたわ。
直接お会計に行ったら、サラはきっとあのサラダ代を受け取らないだろうから。
私の復讐に対する執着を見くびらないでほしいわね。
そんな隙をサラに見せるわけにはいかないわ、ふんっ。
さて、あとは私の伯父に会うだけね。
彼は清泉町近くの山上に拠点を持っているから、普段はそこにいると思うわ。

パイモン
えっ?
オイラはてっきりエウルアも一緒に来るのかと思ったぞ。

エウルア
それは、少し都合が悪いかな。
私がいない方が順調に行くと思うわ。
そうだ、サラにお願いしたテイクアウトを忘れないでね。

アンバー
わたしも引き続き野外調査をしてくるから、またね!

エウルア
ええ、またね。
君たちって本当に面白いわ。

…サラから「漬け野菜肉炒め」を獲得する…

サラ
はい、こちらが「漬け野菜肉炒め」です。
味が落ちないよう熱いうちに食べることをお勧めします。
もしエウルアさんに何か変なことを言われたのなら、あまり気にしないでください。
彼女、実はとても優しい人ですから。

パイモン
なあ、聞きたいことがあるんだけど、エウルアがモンド城の人に話しかけた時、みんな彼女のことを悪く言ってたんだけど…
でもさっきのエウルアとアンバー、それにサラとは仲が良さそうだし…

サラ
ローレンスという姓は、モンドの人にとっては拭いきれない重い意味があります。
一度でもこの姓を認識してしまえば、みなさん「エウルア」ではなく、「ローレンス」としか見なくなるのです。
ですので「エウルア」さんが何をしようとも有罪になり、何をやっても無意味なのです。

①なるほど。
②これが「善人になれない」原因か…

パイモン
じゃあ、どうしてサラはエウルアに対して、他の人と違う考えを持ってるんだ?

サラ
彼女が西風騎士団に入った時、それはもう大騒動になったんです。
大勢の人が彼女の入団撤回を騎士団に求める署名活動を行ったほどでした。
一方で、ローレンス家の方からも一族の人たちが騎士団へと押しかけ、エウルアさんに説明を求めました。

パイモン
うわぁ…
両方怒ってたんだな…

サラ
はい、エウルアさんがどれほどの覚悟と決心を持っていたかが伺えます。
幸いにも、大団長ファルカさん、そして騎士団の他の人たちも確固たる意志で入団を迎えていたため、事態は収束しました。
しかし、それはただ奥深くに押し込まれただけで、根本的な解決には至っていないんです。
一般人から見れば、彼女は騎士団の汚点であり、ローレンス家の人から見れば、彼女は一族の災いでしょう。
しかし、彼女はただ黙々と騎士の責務を全うし、人々を助けています。
私も彼女に助けられた一人なんです。
エウルアさんは、みんなから理解と関心を得るべき人だと思います。
少なくとも、公正な扱いを受けるべきです。

①理解してくれる人がいてよかった。
②サラみたいな人が増えればいいのに。

サラ
はい、その日がやってくることを信じています。

パイモン
この一件が片付いたら、もう一度エウルアと話してみるよ。
今なら、どう彼女と接していいか分かる気がする。

サラ
それはよかったです。
口に出さないでしょうが、きっと彼女も凄く喜ぶはずです。
では、いってらっしゃい。
また来てくださいね。

梱包された「漬け野菜肉妙め」

相包された「漬け野菜肉妙め」、いい香りが漂ってくる。
常連客しか注文しない隠された一品だと言われている。
一般の人がその味を理解できないのも無理はない…