波沫の章 第一幕・波花は海に戻らない/昔日の暗雲

修正(吹出) 伝説任務

◆シューベルト

西風騎士団のジンは、ある特殊な頼み事をしたいらしい。
騎士団へ行ってみよう。

…ジンと会話する…

ジン
栄誉騎士、忙しいところ来てくれて、感謝する。
手短に話そう。
騎士団から君に、ある特殊な任務を依頼したい。

①騎士団は相変わらず忙しいね。

ジン
ああ。
最近は様々なことが起きていて、私を含めたモンドの騎士団全員が一時も気を緩められない状況だ。

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②ジン団長らしいね。

ジン
状況が許せば、私も君とゆっくり話をしたいのだが、今はモンド城の安全を優先しなければならない。

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ジン
実はここ最近、ローレンス家の人間がファデュイと深く繋がっているとの報告を騎士団員からたくさん受けているんだ。

パイモン
またファデュイかよ!
でもローレンス家って、どんなやつらなんだ?

ジン
過去のモンドには、旧貴族によって支配されていた暗黒の時代があった。
高塔の王から取り戻した自由に再び枷がかけられ、それにより、奴隷制度に拍車がかかったんだ。
初代「蒲公英騎士」ヴァネッサ様が革命を起こし、旧貴族の支配を覆した。
そして、西風騎士団を立ち上げ、今のモンドへと変わった。
その渦中にあったローレンス家こそが、モンドに苦しみを与えた旧貴族だ。

パイモン
あっ、オイラ分かったぞ。
悪者の末裔がファデュイと一緒になって、また悪巧みをしてるんだな?

ジン
今はまだ疑惑の段階だ、確かな証拠はない。
今日君たちに来てもらったのは、この件を調査してもらいたいからなんだ。

①どうして私に?
②それは騎士団の仕事では?

ジン
それは…
旧貴族と騎士団は過去、敵対関係にあってな。
騎士団は長い年月をかけて、双方の軋轢を解消しようとしたんだが、貴族の末裔は未だ騎士団を敵視している…
私たちがどんな態度で彼らに接しようとも、いい結果にはならないだろう。
過剰な反応を引き起こしてしまうだけだ。
「調査」という名目で押し入ることは可能だが、もしこちらの早とちりであれば、また彼らに不信感を募らせてしまうかもしれない。
そうなれば、今までの努力も水の泡となる。

>でも私も「栄誉騎士」だし…

ジン
君は騎士団の中でも最も適任なんだ。
その身分を強調する必要はない。
君は遠くから旅をしてここへ来た旅人だ、この街の「多数派」ではない。
であれば、そこからローレンス家のあの貴族と共通の話題を探すこともできるかもしれない。
彼と友好な関係を築けば、ファデュイとの一件も探れるだろう。

パイモン
さすがジン団長!
すみすみまで考えが行き届いてるな。

ジン
そんなことないさ。
ただ外交問題で蓄積してきた経験を生かしただけだ。
そのローレンス家の人間はシューベルトという。
最近はモンド北側の城壁付近をうろついているらしい。
とっつきにくい性格のようだが、きちんと向き合って話せば問題ないだろう。

①任せて。
②うまくいくといいけど。

ジン
協力感謝する。
何か問題があれば、できる限りのサポートはさせてくれ。

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ジン
シューベルトは少し感情的で、とっつきにくい性格らしい。
しかし、きちんと向き合って話せば、友好関係を築けるはずだ。

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…城内で旧貴族を探す…

…城壁近くの人と会話する…

???
ん?
誰だ貴様は。

パイモン
こんにちは、オイラたちは…

???
こんにちは?

①こ、こんにちは…

???
「こんにちは」だと?

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②どうしたの?

???
「どうした」だと?

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???
私の聞き間違いか?
フンッ、軽々しく挨拶をしてくるなど、軽薄で無礼であるぞ。

シューベルト
私を知らないとは、無知な外来者か。
私はシューベルト・ローレンス、正真正銘貴族の末裔である。
私に話しかけたいのなら、言葉を選んだ方がいい。
そのような程度の低い言葉は聞くに堪えん。
さあ、分かったらさっさと片膝をついて、謝罪の言葉と自己紹介でもしたらどうなんだ。
それが礼儀というものだ!

パイモン
えっ?
そんな礼儀、聞いたことないぞ!

シューベルト
フンッ、みながそれを弁えていた時代は、そのような礼儀作法など基本中の基本、常識だったのだ!
貴族に対し無礼を働いた場合、少なくとも鞭打ちの刑に処されていた。
それが今はどうだ、規則は廃れ、礼儀作法も忘れ去られた。
腐敗しきってみるに堪えない。

①凄く面倒。
②道理で旧貴族は没落した。

シューベルト
なに?
旧貴族の尊厳を疑っているのか?
教えてやろう、ローレンス家は確かに没落したものの、我ら末裔は今もなお栄光を取り戻す機会を窺っている。
周りの人間が規則に従わないからこそ、私が貴族の高貴さと礼儀作法を主張し続けなければならない。
なぜなら、生まれた時点で格が違うのだから。

>まだ何も言ってないんだけど…

シューベルト
もういい、貴様の言動にはうんざりだ。
凡人に話すことなどない。
それに、貴様に礼儀を教えてやる義理もないしな。
まだ大事な用事があるんだ、失礼する。

パイモン
ジン団長からしたら、あれが「とっつきにくい」で済むレベルなのか?
まぁ、とりあえず一旦戻って相談しよう。

…騎士団に戻って対策を練る…

…アンバーと会話する…

アンバー
あっ、「栄誉騎士」!
まさか、こんなところで会うなんて奇遇だね。
わたしもちょうどこの辺りを偵察してたところなんだ!
あれ?
その表情…
なんか嫌なことでもあった?

パイモン
ジン団長から依頼を受けたんだけど…
失敗したかもしれない…

①話せば長くなる。
②私たちが悪いわけじゃない。

アンバー
大丈夫、気にしないで。
失敗なんてよくあることだよ。
私だって毎回有力な情報を探せるわけじゃないし。
だから元気出して!

①ありがとう。
②さすがはアンバー、前向きだね。

アンバー
えへへっ。
そうだ、わたしも手伝うよ。
一体何が起きたの?

パイモン
ジン団長から、シューベルト・ローレンスっていう人と友好関係を築いてくれって頼まれたんだけど。
でもいざ会ってみたら、すごく変わった性格をしてて、まともに話すら聞いてもらえなかったんだ…

アンバー
あっ、わたしその人知ってるよ!
きっと礼儀知らずって言われたんでしょ。

①知ってたんだ。
②アンバーも経験したことあったんだ。

アンバー
あははっ、わたしも何回も言われたよ。
ローレンス家の人はそういうことにこだわるから。

パイモン
えっ?
みんなそうなのか?

アンバー
貴族は貴族なりの矜持を持つべきだ、っていうのが彼らの考えだね。
まぁ…
言ってる意味は分かるけど、この時代を生きる人じゃないって感じがするかな。
でも、中にはそうじゃない人もいるんだよ。
例えば、わたしの友達のエウルアとか!

パイモン
と、友達?

アンバー
そう、彼女はローレンス家の人間だけど、同時に騎士団の第4小隊の隊長でもあるんだ。

①ローレンス家は騎士団を敵視してるはず。
②ローレンス家でも騎士団に入れるの?

アンバー
エウルアは特別なの。
彼女は一族の人と違って、自分の考えを持って行動をしてるから。
言い換えれば、彼女は一族の規則をあまり気にしてないってことかな。
あっ、でも彼女もローレンス家の人間との付き合い方をちゃんと理解してるからね。
会ってみれば、わたしが言ったことが分かると思うよ。

パイモン
でも、そのエウルアっていう人がローレンス家の人間なら、どうしてジン団長はエウルアじゃなくてオイラたちに頼んだんだろう。

アンバー
それは、一言では説明できないかな…
簡単に言うと、エウルアが騎士団に入ったことで、一族からあまり良く見られてないみたい…
彼らからしたら、エウルアは敵に寝返った裏切り者なのかも。

①確かに良くは思われてないかも。
②分からなくもないけど…

アンバー
えへへっ、でも彼女は親しみやすい性格だから、困ってることを伝えたらきっと、シューベルトさんと打ち解ける方法を教えてくれるはずだよ。
たしか朝、望風山地の方へ見回りに出たから、そこに行けば彼女に会えると思う。

パイモン
おう、ありがとう、アンバー。
じゃあ、さっそく彼女を探しに行こう!

アンバー
気をつけてね!
わたしも偵察に行かなきゃ!

…望風山地でエウルアを探す…

パイモン
まさか騎士団にそんな人がいたなんて…
ローレンス家の礼儀作法を教わるなら、ローレンス家の人間を探すのが手っ取り早いだろうな!

…近くのファデュイを倒す…

パイモン
えっ、こんなとこにファデュイ?
まさか、エウルアはアイツらがいると知ってここへ来たのか?
とにかく、迎え撃つぞ、蛍!

…ファデュイが倒されるのを見る…

戦いに専念している最中、大剣を振るう女性が突然現れ、あなたたちに奇襲をかけようとするファデュイを倒した…

…エウルアと会話する…

???
手際がいいわね。
彼らは私が長いこと目を付けていた標的なのに。
手柄を横取りにされた感じだわ。
これが「早い者勝ち」というものかしら?
…まったく、この恨み覚えておくわ!

パイモン
…うん?

>えっと、恨み?

???
そうよ、ここの異変に気付いて、急いで駆けつけて来たのに、君がファデュイを追い詰めてるんだもの。
手柄を逃した上に、私が加勢していなかったら、全く無関係の人間に成り下がってたところじゃない。
でも、ケガがなくてよかったわ。
こんな大勢のファデュイと戦うのは大変だったでしょ。

①もうファデュイとの戦いは慣れてる。
②戦いは得意。

パイモン
なに言ってるかあんま分かんないけど、オイラたちのことを心配してくれてるんだよな、ありがとう。

???
はっ?
どうして憎むべき相手を心配しなきゃいけないの?

パイモン
でもさっき、「ケガがなくてよかったわ」って…

???
あれは、もし君たちがケガをしていたら、手柄を横取りされただけじゃなく、私がモンド城まで君たちを運んであげなきゃいけなかったでしょ――
そんなことまでさせられた日には、屈辱で君をかたきとして見ていたところよ!

パイモン
そういう意味だったのかよ!

>もしかしてあなたがエウルア?

エウルア
ええ、そうよ。

パイモン
やっぱり、なんだかおかしいと思ったんだ!
まぁ、話が通じないとまではいかないけど…

エウルア
初対面の人に対して「おかしい」だなんて、貴族どころか、普通の人から見ても無礼だと思うけれど?
それよりも、どうして私の名前を知っているの?

パイモン
その礼儀のことと関係してるんだ。
こいつは西風騎士団の栄誉騎士で、オイラたちはシューベルト・ローレンスっていう貴族を調査してるんだけど。
でもその人は礼儀にすごくうるさくて、全然話を聞いてくれないんだ。

エウルア
あははっ、なるほど。
あの人はそういう人なの、私の伯父よ。
でも、どうして彼の調査を?

>ファデュイと繋がってるかも。

エウルア
なるほど、ふふっ、本当にいい度胸をしているのね。
私の目の前で一族の悪口を言うなんて。
また私の恨みを買いたいのかしら。

パイモン
違うぞ!
ジン団長の依頼なんだ!
それに、まだ容疑の段階だからな。

①気にならないの?
②心配しないの?

エウルア
モンド城の人々には、ローレンス家は悪者に見えるもの。
そういう噂が出回ったっておかしくないわ。

パイモン
たしかに…
昔、残酷な支配者だったらしいから、評判もかなり悪いよな…

エウルア
君もそんな風に考えていたのね…
その言葉、忘れないわよ。

パイモン
えっ?
そっちが先に言ってきたのに!?

エウルア
あははっ、面白いわ。
初対面の人に3回もこんな感情を抱くなんて、こんなに面白い人と会ったのは久しぶりよ。

①「面白い」の?
②なんだか楽しそう…

エウルア
私を訪ねたのは、ローレンス家の礼儀作法を学んで私の伯父と打ち解けるためよね?

パイモン
おう、アンバーの紹介で来たんだ。

エウルア
問題ないわ。
今からでも教えてあげる。
とりあえずモンド城へ戻りましょう。
人がいるところの方が練習になるから。

①さっきの件は和解ってことで?
②もしかして、そこで私に仕返しを?

エウルア
それとこれとは別よ。
代理団長の依頼やアンバーの紹介なら、私も無視はできないわ。