天下人の章 第一幕・泡影照らし浮世の風流/将軍の独居浄土

修正(吹出) 伝説任務

◆九条鎌治
◆一平
◆毅

冒険もこれで一段落ついた。
あなたとパイモンは千手百目神像を訪ねることにした…

…千手百目神像に行く…

…トーマ、九条鎌治と会話する…

トーマ
もし雷の件について、天領奉行の力を借りることができなければ、非常に危険な状況に陥る可能性もある。

九条鎌治
これは何も我々の本心じゃない。
ただ今は人手が本当に足りないんだ、理解してくれ。

一平
そうですよ、だからこそ話し合いが必要なんです。

パイモン
おーい、トーマ!
なにかあったのか?

トーマ
君たちか、ちょうど君たちが稲妻に残した影響について話していたんだ。

①奇遇だね。
②嫌味?

九条鎌治
やあ、以前は柊さんの手紙を送り届けてくれてありがとう。

一平
お二方のご友人でしたか。
僕は九条家の次男である鎌治様の付き人です、一平って呼んでください!

>何か困りごと?

トーマ
ああ。
これまでの三奉行の仕事は、将軍様のために情報を集め、指示された任務を執行することだった。
だけど近ごろ、将軍様が静養を告げられ、誰にも会わないようにしているんだ…
つまり、もうオレたちの代わりに物事の判断をしてくれる人がいないってわけさ。
将軍様に心の整理をする時間が必要なのは、もちろん理解している。
だけど時期を同じくして、稲妻外海で雷が荒れ狂い始めたのも事実なんだ。

>あれは鎖国意志の表れって聞いたけど。

トーマ
その通り。
長きに渡り、雷の規模や形態に変化が起きたことは一度もなかった。
けど現在、それらが稲妻の島々に近づきつつあるみたいなんだ。

パイモン
えっ!?
それって将軍に今、稲妻を滅ぼそうとしてる意思があるってことか?
それともオイラたちに復讐を?

①それはいくらなんでも大人げない。

パイモン
そうだぞ。
それに、オイラたちに復讐したかったら、普通の雷でも全然十分だし…
――ってそれも怖いって!

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②彼女のことが怖いの?

パイモン
そ、そんなことないぞ!
オイラたちに負けたやつのことなんか、怖いもんか!
オイラは、将軍が怒ってるかどうかちょっと心配なだけだぞ。
うん、ほんのちょっとな!

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トーマ
ハハハッ、そこは安心してくれ。
オレたちが心配しているのは将軍様なんだ。
今まで、あのお方の意志が揺らいだことなんて見たことなかったからね。

九条鎌治
それに、璃月の神が近頃去ったことを思うと、どうも良い兆しには思えない。
雷が荒れ狂うのは、将軍様の体に何か起きたからだと考える人も多い。
誰にも会わないのは、悪い影響を拡大させないためだとかなんとか。

①確かに心配になるのも頷ける。
②雷が荒れ狂うのにはきっと原因がある。

トーマ
だから、変な噂が広がる前に、お嬢に頼まれて天領奉行と対策を練っていたところなんだ。
もし混乱が起きた時に対処できるようにね。

九条鎌治
しかし、そうは言っても天領奉行の内部は今、非常に不安定な状態なんだ。
他の家門に対して「九条家」の制御が効かなくなってる。

パイモン
どうして、そんなことになったんだ?

九条鎌治
九条家がファデュイと結託し、稲妻を破滅に追い込んでしまった。
今は将軍様の裁きを待っている最中だ。
ただ将軍様からの命が下されていないだけで、天領奉行の人間が交代することは皆が分かりきったこと。

トーマ
簡単に言えば、配下はもう命令を聞いてくれないのに、仕事は同じようにやらなきゃいけないってことだね。

一平
孝行様の体がまだお元気であれば、何か方法もあったのではと思いますが…
今は…

九条鎌治
あの時、真相を見抜けず、父を止めることもできなかった。
そして父の代わりに当主の仕事をやってる今もなお、内乱を鎮めることができていない。
全部、僕の力不足のせいだ。

一平
そんなことおっしゃらずに、鎌治様、元気を出してください。
少なくとも若旦那が戻ってくるまで耐えなければいけません…
今の九条家にはもう、些末な変化にさえ対応する力がないんですから…

九条鎌治
ああ、それもそうだな。
兄さんもいま切羽詰まってる状態だ、迷惑はかけられない。
それじゃ、トーマ、先ほどのことはまた後日話そう。
僕は今から「鷹司家」の当主、鷹司進に会いに行ってくる。
今この状況を統括できる人物は彼くらいだろう。

トーマ
ああ、分かった。
今後のためにも、早く天領奉行内部のことを解決しておいてくれ。

一平
では僕もお供します、鎌治様!

九条鎌治
いや、僕一人でいい。

一平
えっ、そうですか…
ではお気をつけて、いってらっしゃいませ!

パイモン
でも、雷のことも天領奉行のことも、元はと言えばぜんぶ将軍が急に静養を始めたことが原因なんだよな?
このまま話を進めても、びくびくするだけで解決しないと思うぞ…

>じゃあ、彼女に出てきてもらうのは?

一平
え?
そんなことできるんですか!?

パイモン
わからない。
でも試してみる価値はあると思うぞ。
出てきてくれるかは、将軍の気分次第だけど…

トーマ
なんとか糸口が見つかったみたいだね。
じゃあ、君たちにお願いしてもいいかな?
みんな将軍様のことを心配しているんだ。
もしあのお方に会えれば、要らぬ噂も自然と消え去ることだろう。

>やってみる。

トーマ
ありがとう、蛍。
また君に借りができたね

パイモン
こんな状況で将軍に会えるかもしれない人って、あいつしかいないよな?
じゃあさっそく、鳴神大社に行こう!

…鳴神大社で八重神子を探す…

…八重神子を探す…

…八重神子と会話する…

八重神子
よもや休憩時に、神社の貴賓を迎えるとはな。
ふふっ、妾に会いに来てくれたのか?

①もちろん。

八重神子
ふん、口は達者じゃが、目は嘘をつくのが苦手なようじゃ。
何か用事があって妾を訪ねたんじゃろ。
まあじゃが、その返答は少なくとも、妾をいい気分にさせたことは確かじゃ。

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②聞きたいことがある。

八重神子
いくらなんでも冷たすぎるのではないか?
妾は汝の命の恩人じゃぞ、あいさつの一つもせぬのか?
まあ、それが汝の魅力の一つでもあるがな。

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八重神子
言ってみるがいい、何を聞きたいんじゃ?

パイモン
最近、将軍が静養を取ってるって聞いたんだ。
それで、稲妻外海の雷が不安定な状態になってるらしい。
噂によると、雷は将軍の意志と関係があるから、みんな将軍の具合が悪いんじゃないかって思ってるみたいだぞ。

>天領奉行の事務には彼女の決定が必要。

八重神子
はぁ…
まあ、汝らになら隠す必要はないじゃろう。
将軍様はあの戦いの後、心がこじれて、人が変わってしまったんじゃ。

パイモン
えっ――!?

①人が変わった?
②そんな…

八重神子
将軍様の力は日々衰えておる、汝があのとき強く打ちすぎたせいじゃな。
あやつにとって敗北は何よりも重い一撃、それにこの前妾が会いに行った時、うっかり三色団子と娯楽小説を忘れてしまってな。
ああ、妾の旧友よ、甘味を食べながら娯楽小説を読むことができず、心が乱れて泣き喚いてしまうとは。
しくしく、かわいそうに…

パイモン
そんなことで泣きわめく神がいるか!

①信じるんじゃなかった。
②本当にいるかもしれない。

八重神子
ふん、仕方ないじゃろ。
妾からすれば、汝らの「心配」は妾の嘘と同じように無意味なもののように聞こえる。
あれは永遠を求める影じゃぞ、凡人の命などあやつからすれば須臾にすぎぬ。
凡人に安否を心配されてどうしろと言うのじゃ?

パイモン
てことは、無事なんだな?

八重神子
詳しい状況は妾も知らぬ。
静養したいと言っておったし、妾もこれといった用がなかったゆえ、自分から面倒に巻き込まれに行く必要もなかったしのう。
じゃが、雷の件は妾も耳にしておる。
「あやつの意志に変化が起きた」という点については、些か有り得ないことでもないじゃろうな。

①じゃあ、見に行ってみないと。
②何があったか心配。

八重神子
静養中に会えるのは、稲妻でも妾だけじゃ。
じゃが、なぜ妾が汝らの手助けをせねばならぬのじゃ?
浮世のすべてをとっくに見飽きた妾の心を、いったい何で動かそうと?

①これは稲妻の人々のため。
②これは影のため。

八重神子
はははっ、その答え、気に入ったぞ。
これは通行証じゃ。
門番の奥詰衆に見せれば、中に通してもらえるじゃろう。

パイモン
ありがとう!
神子!

八重神子
さっきの質問は冗談じゃったが、あのように答えたからにはしっかりとやってもらうぞ。
そうじゃ、通行証も後で妾に返すんじゃぞ。

…将軍に会う…

八重神子
あやつはいつも一人でおる。
見に行くのも悪くないじゃろう。
「永遠」を揺るがすことのできる汝は、あやつの「可能性」でもあるな。

…門前の毅と会話する…


将軍様は現在静養中です、誰も会うことはできません。

パイモン
オイラたち、神子からもらった通行証があるんだ。


ご冗談を。
今まで宮司様が他の方に通行証を渡したことはありません。
それが例え、あなたたちのように名高い旅人であろうとも。
将軍様はそんな八重宮司様を信頼しているからこそ、この通行証に効力を…
って、えっ…
これは、本物!?

①これの偽物は作れないんじゃない?
②神子様に直接聞いてみたら?


分かりました。
将軍様の命に従い、あなた方を止めるわけにはいきません。
失礼しました、どうぞ中へ。
しかし静養中の将軍様に対して、くれぐれも失礼のないよう、お気を付けください。
まさか、将軍様の身に何かあったという噂は、本当だったのか?
いえ、なんでもありません。
どうぞお入りください

…天守閣に入って将軍に会う…

天守閣で、将軍は漫ろ歩きしている…

パイモン
なんかうろうろ歩いてるぞ。
落ち着かない様子だな?

雷電将軍
あなたたち、どうやって入ってきたのですか?
無断でこの地に入る者は、直ちに排除します。

パイモン
待て、オイラたちだ!
なんでまた敵を見るかのような感じになってるんだよ!
もう仲直りしただろ。
ここに入ったのも正当な手段を使ってだぞ!

雷電将軍
いけません、武力行使は、禁則事項でした。
とにかく、お帰りを。
私の静養を邪魔しないでください。

①「禁則事項」?
②どうしたの?

雷電将軍
知る必要はありません。
これが私の静養時の状態です。

パイモン
うぅ、蛍、なんかちょっと変じゃないか?

①人形にも静養が必要なの?
②昔からこんな感じだっけ?

雷電将軍
この身に休息は必要ありません。
しかし私はあくまでも「内なる者」の協力者、静養が彼女の意志であるなら、その願いに従うまでです。

パイモン
てことは、「静養」は中の影が干渉してるんだな…
でも、なんでだろう?
たとえ将軍が外で活動してても、「一心浄土」には影響しないはずだろ。
あんなに大きな庭園もあるんだし、静養にぴったりな環境じゃないか。

雷電将軍
彼女の願いです。
それ以外言うことはありません。

①みんな将軍のことを心配してる。
②みんな会いたいと思ってる。

雷電将軍
今の私が外へ行っても、何もやることはありません。
事務を処理しないのも、それをすることができないからです。

パイモン
ん?
どういうことだ?

雷電将軍
…すべて禁則事項です。
はぁ、もう私に話しかけないでください。

パイモン
どうしよう、蛍、まったく会話が進まない。

①病気になったの?
②壊れちゃったの?


あなたたちでしたか、お久しぶりです。
将軍はいま都合が悪いので、私に会いたければ直接中へ来てください。

…「一心浄土」に入る…

…遠くにいる影と会話する…

パイモン
急にオイラたちを中に引き入れるなよ…
びっくりしたぞ…


あら、何を慌てているのですか。

パイモン
外の将軍は壊れちゃったのか?
修理しないとだめなんじゃないか?


その心配は必要ありません、あれは私の意志です。
将軍のほとんどの機能は、私が一時的にしました。
今の将軍は事務も処理できず、「私」として振る舞うこともできません。
ですのでいっそのこと「静養」を皆に告げたのです。

①それでずっと「禁則事項」と…
②影がやってたんだね。

言ったはずです。
稲妻の「永遠」について、もう一度よく考える必要があると。
それには時間が必要になります。
そして私が考えを終えるまでの間、基となる規則に則って動く将軍が間違いを起こしてはなりません。

パイモン
将軍にスイッチみたいなものはないのか?


ありません。
創造した時はすることを考慮していませんでしたので。
それに当時の私は、未来の私が将軍の運行規則を変える可能性があると考えた上に、そのようなことは「永遠」にふさわしくないと思ったのです。

>自分にも厳しいんだね…


そのため、予期せぬ事態に対する保険として、将軍は規則修正に対して非常に完璧な防御機能を備えています。
私にとって、人形の規則を直接変えるよりも、「永遠」の形についての考えが終わるまで、いくつかの機能を一時的にする方が効率的なんです。

パイモン
そういうことか。
じゃあ、稲妻外海の雷が荒れ狂ってるのは、将軍の機能がいくつかしたからなんだな。


雷が荒れ狂う?
それは初耳ですね。

パイモン
えっ?
知らなかったのか?
実は…

あなたとパイモンは外海の嵐と天領奉行の混乱を影に話した。


なるほど。
外界の雷がそのようなことに…

パイモン
厄介な状況なのか…?


操作の手違いで、そういうこともあるんです。
あとで私が将軍を調整すれば問題ありません。

①そんなことだったの…
②すごく単純な理由だった。


そんな目で見ないでください。
こういった操作は今までにやったことがないんです。
将軍の構造は複雑なもので、調整をするだけでも問題が出てくるものなんです。
これは言い訳ではありませんよ。
ええ、事実を言っているだけです。

パイモン
大丈夫、気にするな。
解決できればそれでいいんだ。

>「永遠」について考えに進展はあった?


いえ、進むべき方向は見つけたのですが、未だに矛盾が存在しています。
しかし、それほど急ぐ必要はありません。
慎重さを欠いて、結論を急いてしまっては本末転倒ですので。

①私と気分転換に行こう。
②外に行ってみない?


え?

パイモン
みんな将軍の元気な姿を見れば、外で噂されてる憶測とかもなくなると思うぞ!
それに場所を変えて気分転換すれば、新しい考えが思いつくかもしれない!


私に、この「一心浄土」を離れろと?

①皆にとって有益なことかもしれない。


確かに、そうですね。
今の将軍は私の代わりに事務を行えないので。

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②長いこと外に行ってないんじゃない?


私にとって必要なことではありません。
しかし、あなたの誘いであれば…
気分転換も悪くないかもしれません。

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わかりました。
外に行ってみましょう。
気分転換に行くのですから、私のことは「影」と呼んでくれて構いませんよ。
堅苦しい呼び方はあまり好きではないので。

パイモン
えっ?
でも、オイラたちの目の前にいるのは影の意識だろ?
意識はここから離れられるのか?


もちろん方法はあります。
自分で自分を監禁するようなまねはしません。

パイモン
おう、じゃあもう心配はいらないな!
これからはオイラたちがおまえのガイドだ!


ガイド?
なんですかそれは?

パイモン
今の稲妻で、なにが美味しくてなにが面白いか、オイラたちが紹介してやるってことだ!
よし、じゃあ出発!

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