手土産をすべて用意し、共に椿のところへ向かおう。
…手記に書かれた場所に行く…
…神里綾華と会話する…
パイモン
ここが貴人の住む場所か?
うーん…
なんだか肌寒い感じがするぞ…
本当にここに人が住んでるのか?
神里綾華
わ、私も少し意外に思っています…
おかしいですね。
手記によるとここで間違いないようですが、まさか…
①間違えたのかもしれない。
②もしかしたら狐神使?
神里綾華
うぅ…
少々不安になってまいりました…
しかし、ここまで来たのですから、やはり入って確かめた方がいいですよね。
パイモン
おう、そうだな。
もしかしたら、お宝があるかもしれないぞ。
そうだ、手記にはなんて書いてあるんだ?
神里綾華
そうですね…
「鶴は髪を飾るための花を1輪運び、白兎は4つの月光を袴に縫い上げた。
きちんと着飾り、私は東へ向かって椿の名を7回呼んだ。
すると、瞬く間に彼女の家に通ずる道に私は立っていた。」
パイモン
童話みたいなお話だな…
童話みたいなお話だな…
おまえのお母さんはそうやって「椿」の家に行ってたのか?
>ますます仙人っぽくなってきたね。
神里綾華
なんだか、ある種の謎かけのような気がします…
もう少し近づいてから判断しましょう。
パイモン
おう!
…ヒントに従って怪しいところを調べる…
…石壁の上の茂みを調べる…
…謎の箱を開ける…
…神里綾華と会話する…
パイモン
どうだ?
仙人が残した財宝とかあったか?
どうだ?
仙人が残した財宝とかあったか?
神里綾華
これは…
パイモン
うーん…
本みたいだな?
神里綾華
どうやら、これも手記のようです。
もしかすると「椿」さんの手記でしょうか…
皆さん、一度外に出ましょう。
ここの雰囲気は思っていたものとは少し違っていました。
なぜかは分かりませんが…
この手記をここで開けたくはありません。
パイモン
そうだな。
暗い場所で文字を読むと目にも悪いからな。
外に行こうぜ!
そうだな。
暗い場所で文字を読むと目にも悪いからな。
外に行こうぜ!
…洞窟の外で手記を見る…
…神里綾華と会話する…
神里綾華
ここなら大丈夫でしょう。
パイモン
はやく中になにが書いてあるのか見てみようぜ!
はあ~貴重なお宝だったりして?
楽しみだ!
>パイモン。
パイモン
どうした?
いきなりそんな小声で話しかけるなんて、オイラを緊張させるなよ…
>少し離れよう。
神里綾華
……
パイモン
綾華が手記を見るのを邪魔したくなかったんだな。
あの手記、本当になにかあるみたいだ。
でも綾華の表情を見るに…
お宝じゃなさそう。
うーん、いったいなんなんだろう?
神里綾華
……
ふぅ。
旅人さん、パイモンさん、大変お待たせしました。
パイモン
全然待ってないぞ、読むのが早すぎる!
>手記は読み終わったの?
神里綾華
はい、すべて読み終えました。
この手記に書かれた真実は、貴方がたにも共有すべきものだと思います。
内容は、思っていたものとはまったく違っていましたが…
パイモン
違う?
狐神使の手記じゃなかったのか?
違う?
狐神使の手記じゃなかったのか?
神里綾華
狐神使ではございませんでした。
神里綾華
「椿」さんの正体は…
私のお母様でございます。
パイモン
えっ!?
神里綾華
驚きますよね…
私もです…
しかし、この手記の最初にはこう書かれていました。
「椿は普段の私と同じでありながら異なる存在。
私が椿である時だけ、神里華代ではなくただの平凡な女の子になれる。」
「以下のすべては、椿としての私の生活を記録しただけのもの。」
手記の中に書かれていたのは、お母様が日常で経験した出来事や考えでした…
私たちが「椿」だと思っていた女性も、お母様の考えでしかなかったのです。
パイモン
それって、服の裁断図も異国料理も…
それって、服の裁断図も異国料理も…
神里綾華
はい、すべて私のお母様が試したかったことのようです。
貴方がたにとっては不思議に思うかもしれません。
しかし私からすれば、お母様のこのような振る舞いはよく理解できます。
それどころか、実は…
私もそのような一面を持っているのです…
手記を読んだ時、自分の考えがすべて人に見透かされているのではないかと思うほど、そこには私と同じ気持ちが書いてあり、あっけにとられてしまいました…
はい、すべて私のお母様が試したかったことのようです。
貴方がたにとっては不思議に思うかもしれません。
しかし私からすれば、お母様のこのような振る舞いはよく理解できます。
それどころか、実は…
私もそのような一面を持っているのです…
手記を読んだ時、自分の考えがすべて人に見透かされているのではないかと思うほど、そこには私と同じ気持ちが書いてあり、あっけにとられてしまいました…
パイモン
綾華…
綾華…
神里綾華
お母様がお父様に嫁いでから、ずっと神里家の主母としてすべての事務を担当してきました。
高貴な身分である社奉行では、管理すべき点が多々あったのでしょう。
それだけでなく、お母様の一言一行は神里家を代表していました。
人々から常に注目を浴びせられていたと思います。
そのような状況の中、自分のやりたいことをする時間もなかったはず…
両親が亡くなった後、お兄様と私は神里家のすべてを引き継ぎました。
その中で遭遇した数々の困難は、他の方には想像できないかもしれません…
私が面倒事に遭った時、いつもこう思うのです――
お母様も以前このようなことを経験したのでしょうか?
お母様ならこのことをどう対処したのだろうかと。
お母様と離れ、長い時間が経ったからかもしれません。
私の記憶に残っているお母様は、威厳ある高貴な一面だけです。
お母様ならこのことをどう対処したのだろうかと。
お母様と離れ、長い時間が経ったからかもしれません。
私の記憶に残っているお母様は、威厳ある高貴な一面だけです。
>……
神里綾華
しかし…
これはいけないことなのです。
この手記を読んだ時、気付きました…
お母様も私と同じように、どれほど大きな責任を背負っていても、結局はただの人であると。
綺麗なお着物を好み、各地の美食を食べ、見たこともない美しい風景を見る…
それらに憧れていたのです。
もしかすると、貴方がたはそのようなことを稚拙に思うかもしれません。
しかし…
私はたしかにそのような考えを持っています。
神里綾華としてではなく、普通の女の子として生きるという想いを。
お母様が書いていました、稲妻の民たちの間で行われるお祭りにずっと参加したかったと。
天気のいい夜に家から遠くを眺めると、たまにお祭りの灯りが見えると。
私も見たことがあります!
夜空を照らす灯りが…
とても綺麗なんです…
とても賑やかで、そこの治安を心配するほど。
しかし、私たちの立場では、やみくもにお祭りに参加することはできません。
特に両親がいた時代は、社奉行と人々の関係はそれほど親しいものではありませんでした…
それらに憧れていたのです。
もしかすると、貴方がたはそのようなことを稚拙に思うかもしれません。
しかし…
私はたしかにそのような考えを持っています。
神里綾華としてではなく、普通の女の子として生きるという想いを。
お母様が書いていました、稲妻の民たちの間で行われるお祭りにずっと参加したかったと。
天気のいい夜に家から遠くを眺めると、たまにお祭りの灯りが見えると。
私も見たことがあります!
夜空を照らす灯りが…
とても綺麗なんです…
とても賑やかで、そこの治安を心配するほど。
しかし、私たちの立場では、やみくもにお祭りに参加することはできません。
特に両親がいた時代は、社奉行と人々の関係はそれほど親しいものではありませんでした…
私たちを止める人がいなくとも、突然社奉行の人間が群衆の中に現れれば、皆さんに注目されることでしょう。
いったいこれから何が始まるのかと思うはずです。
お母様は人々がそうしてかしこまるのを嫌っていました。
皆さんにお祭りの楽しさと自由を味わってもらえることを望んでいたのです…
人々の邪魔をしたくない上に、あまり余暇もない方でした。
そのため、一度もお祭りに行ったことがなかったようです。
お母様は人々がそうしてかしこまるのを嫌っていました。
皆さんにお祭りの楽しさと自由を味わってもらえることを望んでいたのです…
人々の邪魔をしたくない上に、あまり余暇もない方でした。
そのため、一度もお祭りに行ったことがなかったようです。
パイモン
そうだったのか…
じゃあ、あの裁断図に描いてあった服って、祭りに行く時に着る服だったってことか?
神里綾華
はい。
お祭りでは異国からの料理も売られることがあったので、それも味わってみたかったのでしょう。
こういうことを言うのは少々相応しくないかもしれませんが…
お母様も意外と乙女な一面を持っていたのですね。
うふふ。
パイモン
相応しくないなんてことないぞ!
おまえのお母さんは、かわいくて責任感のある人だとオイラは思う!
神里綾華
……
知らず知らずのうちに、私がお母様の代わりに願いを叶えていたのですね。
しかしお祭りに行くことだけは、私もできません。
どうやら…
お母様のためにそれを行う機会もないようです…
……
知らず知らずのうちに、私がお母様の代わりに願いを叶えていたのですね。
しかしお祭りに行くことだけは、私もできません。
どうやら…
お母様のためにそれを行う機会もないようです…
①もう十分やったよ。
②綾華のせいじゃない。
神里綾華
はい、分かっています。
…ありがとうございます。
この一件で、私もいくつかのことに気付けました。
お母様と私、色々と通ずる点があるようです。
お母様が直面したことは、私も同じく向き合うべきこと。
お母様は実現できない願いを「椿」に託した…
私…
決めました。
パイモン
えっ!
まさかおまえも…
神里綾華
いえ、私は…
この方法を使うつもりはございません。
ただ…
まさかおまえも…
神里綾華
いえ、私は…
この方法を使うつもりはございません。
ただ…
新しい目標ができました。
悔いのない毎日を送りたいと思います。
その…
旅人さん、私…
えっと…
ふぅ…
落ち着いて、気をしっかりと…
私たちのお祭りに興味はございますか?
悔いのない毎日を送りたいと思います。
その…
旅人さん、私…
えっと…
ふぅ…
落ち着いて、気をしっかりと…
私たちのお祭りに興味はございますか?
パイモン
告知を見た時からずっと行きたかったんだ!
綾華も興味あるんだろ?
>綾華も祭りに行ったことないんだよね?
神里綾華
はい、あの…
笑わないでくださいね。
私も…
昔、同じような悩みを抱えていたんです…
しかし、今はもう吹っ切れました。
私は自分の願いを叶えるために、心に忠実に生きようと思います。
貴方でしたら、きっと私のわがままを責めることはないですよね…
私も…
昔、同じような悩みを抱えていたんです…
しかし、今はもう吹っ切れました。
私は自分の願いを叶えるために、心に忠実に生きようと思います。
貴方でしたら、きっと私のわがままを責めることはないですよね…
その…
私と一緒に…
お祭りに行ってくれませんか!
私と一緒に…
お祭りに行ってくれませんか!
>よろこんで。
パイモン
行く行く!
祭りって美味いもんがたくさんあるだろ?
それと楽しい遊びもな、へへっ!
神里綾華
…よかった、お二方、感謝します!
今から行けば、まだ間に合うかもしれません。
パイモン
そうだな、今日は最終日だったよな?
じゃあ、さっそく行ってみようぜ!
そうだな、今日は最終日だったよな?
じゃあ、さっそく行ってみようぜ!
