歌仙の章 第一幕・無風の地に閉じ込められたら/南風と冒険

修正(画像/吹出) 伝説任務

◆スタンレー(冒険者)
 (あ、安心しろ…!俺が…)
◆ジャック(冒険者)
 (どうしよう、どうしよう…)

ウェンティと共に「空想の友達」を調べている最中、エリンに頼まれ南風の獅子の神殿に冒険者ジャックを探しに行った。
彼は伝説の冒険者スタンレーと一緒にいるようだ。

…南風の獅子の神殿に行く…

大冒険者スタンレー
エリンに頼まれて新人冒険者ジャックを探す
ジャックは「伝説の大冒険者」スタンレーと共に行動しているらしい…

パイモン
南風の獅子の神殿か…
以前「風魔龍事件」で、ここを探索したよな。
今は冒険者たちの冒険場所になってるってことは――
前回、お宝を全部手に入れてなかったってことか!?

…ジャックとスタンレーを探す…

パイモン
行き止まり…
先に進めなそうだな?
ウェンティ
問題ないよ、見てて。
塵泥の中を歩くものは、「風」で高空まで、届けられる。



ジャックとスタンレーが襲撃されていることに気づいた…

パイモン
あれ?
あれは――

…ジャックとスタンレーを助ける…

スタンレー
ハッ…ハッ…

ジャック
死ぬかと思った!

ウェンティ
確かにあと少しでそうなるところだったね。
そうだ、君が冒険者のジャックだね?

ジャック
そうだけど、君は…?

パイモン
おまえを探してたんだ。

ウェンティ
エリンから伝言を預かっててね。
今日は冒険の計画について話し合えそうにないから、また別の日にしようって。

ジャック
ああ…
そうなんだ。
申し訳ない、ここまで来てもらった上に…
助けてもらうなんて。

スタンレー
フンッ!
お節介なヤツめ!
助けてもらわなくとも、このスタンレーなら容易く切り抜けられたんだがな。

パイモン
おおっ、おまえがモンドですごく有名な、「燼寂海」に行ったことがある伝説の大冒険者なのか!

スタンレー
そうだ、俺こそがスタンレーだ!

ウェンティ
ははっ、こんな伝説級の人に会えるなんて嬉しいね。
じゃあ、みんなこれからどうする?
先に進む?
それとも戻る?

①スタンレーさんはどう思う?

スタンレー
フフ、お嬢さんよ、お前たちと一緒にいるのはモンドの大冒険者スタンレーだぞ!
戻る必要がどこにあると?

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②ジャックはどう思う?

ジャック
先に進もう、スタンレーさんもいるし、きっと大丈夫さ。

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ウェンティ
じゃあ全員一致ということで、先に進もう。

…秘境の冒険をクリアする…

スタンレー
それで、お前たちも俺の冒険の話を聞きたいのだな?

ウェンティ
いや、ジャックを探しに来ただけだよ。

スタンレー
何!?
若者よ、俺はこのモンドで最も有名な冒険者スタンレーだぞ!

ウェンティ
うん、知ってるよ。

スタンレー
いや、もう少し何かあるだろう。
俺は生きた伝説、「燼寂海」に辿り着いた勇士、スタンレーだぞ!

パイモン
ああ――
分かった分かった、そう何回も言わなくていいって!

ジャック
本当だよ!
スタンレーさんはめちゃくちゃすごい人なんだから!

スタンレー
フン、引き続き俺と俺の仲間の話をするぞ。
ジャック、さっきはどこまで話したんだったか?

ジャック
伝説の爆寂海には風が少しも吹いていなくて、恐ろしかったってところまでです!

スタンレー
そうだ!
あそこは耳鳴りがするほど静寂に満ちていてな、目に見える「海」は全て灰燼でできてるんだ。
そこで俺の仲間が魔獣の起こした渦に巻き込まれてしまってな、すぐさま俺はそいつの腕を引っ張った!

ジャック
うわっ!
大丈夫だったんですか?

スタンレー
残念だが…
再び故郷の土を踏めたのは俺一人、俺の涙は風に吹かれたよ…

ジャック
うう…
そんなぁ…

スタンレー
ジャック!
お前は大冒険者になるヤツなんだ、そう易々と涙を流すな!

ジャック
…はい!
僕たち冒険者にとって最大の目標は、冒険の道中で死ぬこと。
そして、絶対に絶対に風のない場所で死んではいけない。
風に乗って、魂をモンドへと連れ帰ってもらうためにも!

スタンレー
その通り、俺たちの理想は風のある場所で死に、風に乗ってモンドへと魂を運んでもらうことだ!

ジャック
まあ、今の僕は「下水道に隠れるスライムを片付ける」レベルの依頼しか受けられないけど…

パイモン
なんで「風のない場所で死んじゃだめ」ってことを強調してるんだろうな?
まさか、風のない「燼寂海」が最も恐ろしい場所だってことをスタンレーは言いたいのか?

…ウェンティと会話する…

ウェンティ
旅人、小さな発見があったんだけど。
探測器をつけてみてくれるかい?

パイモン
えっ?
スタンレーにも「空想の友達」がいる!?

ウェンティ
彼の友達はベテランの戦士みたいだ…
体中傷だらけで、表情も毅然としてるね。

①まるで彼の話に出てくる彼自身みたいだ。

ウェンティ
彼の空想の友達は、まさか理想の自分自身だというのかい?
面白い。
けど、真相は本当にそうなのかな?

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②そういえば、彼の話は少しおかしい…

ウェンティ
おや?
君もそう思ってたのかい?
どうやら、スタンレーの話には何か秘密があるみたいだね。

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スタンレー
じゃあ、俺は先に行くぞ。

ジャック
はい、スタンレーさん!
あの、君たちちょっと時間あるかな?

ウェンティ
ん?

ジャック
実は数日前、スタンレーさんが酔っぱらって秘密を教えてくれたんだけど。
スタンレーさんが当時冒険で使っていた武具はなんと、大英雄ヴァネッサ様の遺物「煌めく勇気の剣」と「輝く意志の盾」だったらしい!
しかも、この二つの武具は今もモンドにあって、どうやらダダウパの谷にあるみたいなんだ!
君たち強いし、一緒にこの二つの武具を探しに行ってくれないかな?

①そんなすごい武具があるの?

ジャック
もちろんさ!
なんたってあのスタンレーさんなんだから!

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②そんなすごい武具をどうして外に?

ジャック
すごい人は多少変わった癖があるからね!

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ジャック
もしそんなすごいものを見つけたら、きっと両親も僕の冒険者になりたいっていう夢を応援してくれるはずだ…
今の僕じゃ実力はまだまだだし、両親にも反対されてるけど…
お願いだ、どうか助けて欲しい!
こんな身勝手な考え、スタンレーさんには言えないから…
でも使い終わったらすぐ彼に返却するって約束するよ!

パイモン
可哀想だな…
おい、助けてやろうぜ!

①分かった。
②見て見ぬふりはできないね。

パイモン
吟遊野郎も来るか?

ウェンティ
うーん…
そうだね…

ジャック
一昨年、人づてに貴重な名酒を手に入れたんだ。
武具探しを手伝ってくれたら、その酒を君にあげよう!

ウェンティ
ダダウパの谷だね!?
善は急げだ、すぐに出発しよう!

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