九条家が既に幕府を裏切ったという事実を九条裟羅に証明するため、三日以内に証拠を見つけ出す必要がある。
…鎮守の森へ向かう…
…八重神子の言う助っ人を探す…
パイモン
タ、タヌキが人間になった!
なんだこれ、初めて見たぞ!
早袖
拙はタヌキじゃない…
ムジナだ…
すぅ…すぅ…
眠い…
もっと寝ないと…
背が伸びない…
眠い…
もっと寝ないと…
背が伸びない…
パイモン
まさか、こいつが神子の言ってた「専門家」なのか?
全然そんな風に見えないな。
八重神子
ふふ…
こやつは「終末番」の一員、正真正銘の「忍者」じゃ。
パイモン
忍者!
じゃあさっきのは、伝説の変化の術か?
でも、「終末番」ってなんだ?
八重神子
終末番は社奉行にある、神里綾人の隠密部隊じゃ。
現在、神里綾人と社奉行は中立な態度を維持しておる、妾でも終末番を動かすことはできぬ。
しかし、年中サボっている終末番の一員を捕まえて手伝わせることくらいは可能じゃ。
早柚
ぐぅ…
八重神子
では、汝らには城内へ入り、天領奉行が裏切った証拠を探してきてもらうぞ。
あのような場に妾が顔を出すのは相応しくないからな。
パイモン
そんなこと言われたって…
そんなこと言われたって…
>どうすればいいか全然分からない。
>証拠っていったい何?
八重神子
ん?
もうとっくに分かっているものじゃと思っておったが。
いいじゃろう、少し手がかりをやる。
部外者にとって、天領奉行の細部まで知ることはたしかに困難なことじゃ。
じゃが、三奉行が将軍を補佐し、密接な関係を保っている以上、他の奉行が異変に気づくこともままあることじゃろう…
部外者にとって、天領奉行の細部まで知ることはたしかに困難なことじゃ。
じゃが、三奉行が将軍を補佐し、密接な関係を保っている以上、他の奉行が異変に気づくこともままあることじゃろう…
>社奉行!
八重神子
ふふ…
わかったようじゃな。
幕府軍の汝に対する捜索はまだ終わっておらぬ。
じゃが、この終末番の忍者の助けがあれば、汝の友と無事再会できるじゃろう。
約束の日までに証拠を持ってくるんじゃぞ。
…木漏茶屋に行く…
…トーマと会話する…
パイモン
トーマ!
トーマはいるか?
オイラたちだ、戻ってきたぞ!
トーマ
君たち、どうして戻って来たんだい?
抵抗軍は?
今の戦況は?
オレはここから出ても大丈夫なのか?
パイモン
まだ無理だと思う…
まだ無理だと思う…
オイラたちが来た時も、近くで見回りしてる人がいたぞ。
トーマ
まだ終わってないんだね…
じゃあ、ここに来たのはオレたちに相談事があるからかな。
お嬢を呼んでくるから、ちょっと待ってて。
お嬢を呼んでくるから、ちょっと待ってて。
綾華が駆けてきた後、現状を綾華とトーマに教えた…
神里綾華
なるほど、様々なことを経験したようですね。
状況はすべて理解しました。
今はとにかく天領奉行が裏切ったという証拠を見つけなくてはなりません。
そうですね…
そう言われると、確かに気になる点がございました。
幕府軍と抵抗軍は長きに渡り交戦してきましたが、将軍様がそのことについておっしゃったことは一度もなかったのです。
最初は単に将軍様がそのことに興味を持っていないのかとも思いましたが、いま考えると、天領奉行が将軍様に呈上した上奏に何か問題があったのかもしれません。
なるほど、様々なことを経験したようですね。
状況はすべて理解しました。
今はとにかく天領奉行が裏切ったという証拠を見つけなくてはなりません。
そうですね…
そう言われると、確かに気になる点がございました。
幕府軍と抵抗軍は長きに渡り交戦してきましたが、将軍様がそのことについておっしゃったことは一度もなかったのです。
最初は単に将軍様がそのことに興味を持っていないのかとも思いましたが、いま考えると、天領奉行が将軍様に呈上した上奏に何か問題があったのかもしれません。
パイモン
それって…
神里綾華
天領奉行は国内の軍事事務を掌握しています。
彼らに隠蔽の考えがあった場合、我々に知る術はございません。
その結果、将軍様は目狩り令で生じる害を誤算してしまい、それを続けているのでしょう。
もし天領奉行の上奏を手に入れることができましたら、すべてが分かるはずです。
その結果、将軍様は目狩り令で生じる害を誤算してしまい、それを続けているのでしょう。
もし天領奉行の上奏を手に入れることができましたら、すべてが分かるはずです。
トーマ
だけど、上奏に触れる権限をもつ者は、九条孝行一人しかいないはずだ。
それにあそこの警備は厳重で、たとえ早柚の助けがあっても、上奏をこっそり持ち出すのは至難の業だろう。
あの護衛たちの気を一時的に引くことのできる何かがあればいいのですが。
神里綾華
そうですね…
そうですね…
>注意を引くのなら…
>前にもやったことがある…
トーマ
宵宮の花火!
神里綾華
トーマらしい策ですね…
しかし理にかなっているかもしれません。
天領奉行の隣には千手百目神像があります。
もしその周囲で花火を放てば、天領奉行も無視はできないでしょう。
その時に早柚が天領奉行に入り込めば、上奏や他の証拠などを…
トーマ
よし!
オレが自由になれる日が、どんどん近づいてきてるのを感じるよ。
ふぅ…
>まだそんな経ってない…
パイモン
トーマ、かわいそうに…
神里綾華
今は目先の問題を解決するのが先です。
目狩り令が廃止になれば、トーマも自由になれますよ。
せっかくの再会ですが、談笑している時間はないようですね。
すべてが終わってから、またきちんとお祝いをしましょう。
トーマ
その時はもう一回鍋遊びをやろう!
パイモン
まだそれを引っ張るのかよ!
よし!
オレが自由になれる日が、どんどん近づいてきてるのを感じるよ。
ふぅ…
こうして座って一緒に話すのも、もうだいぶ前のことに思えてくる。
>まだそんな経ってない…
トーマ
オレにとってはそうなんだ。
毎日ここで君たちを待ってるんだから!
昔から、確かにここはオレの一番好きな秘密の場所なんだけど、今回ここに身を潜めるようになって、もうずっと茶屋の外には行けてないんだ。
オレにとってはそうなんだ。
毎日ここで君たちを待ってるんだから!
昔から、確かにここはオレの一番好きな秘密の場所なんだけど、今回ここに身を潜めるようになって、もうずっと茶屋の外には行けてないんだ。
トーマ
クソ~っ、温泉に入りたいなぁ!
クソ~っ、温泉に入りたいなぁ!
パイモン
トーマ、かわいそうに…
神里綾華
今は目先の問題を解決するのが先です。
目狩り令が廃止になれば、トーマも自由になれますよ。
せっかくの再会ですが、談笑している時間はないようですね。
すべてが終わってから、またきちんとお祝いをしましょう。
トーマ
その時はもう一回鍋遊びをやろう!
パイモン
まだそれを引っ張るのかよ!
神里綾華
天領奉行の近くには護衛がたくさんいます。
くれぐれもお気をつけて。
終わったらここでまた会いましょう。
天領奉行の近くには護衛がたくさんいます。
くれぐれもお気をつけて。
終わったらここでまた会いましょう。
パイモン
じゃあ蛍、オイラたち花見坂へ宵宮を探しに行こうぜ。
…宵宮のところへ向かい助けを求める…
パイモン
宵宮、オイラたち特大の花火が必要なんだ!
すっごくデッカイやつ!
宵宮、オイラたち特大の花火が必要なんだ!
すっごくデッカイやつ!
宵宮
「特大の花火」?
へへっ、そんならうちに任せときぃ!
実はこの前、ちょうどごっつええもんが作れたんや。
けど威力がとんでもなくてな、実験できる場所も見つからんくて…
ちょうどええから、あんたらにあげるわ、うちの代わりにどんなもんか見てきてや。
あっ、それと、火ぃつけたらすぐ走るんやで、やないと服が燃えてまうからな。
それと耳も塞いだ方がええで…
あっ、それと、火ぃつけたらすぐ走るんやで、やないと服が燃えてまうからな。
それと耳も塞いだ方がええで…
パイモン
え…
なんかこわいぞ…
宵宮
あははっ、大丈夫やって。
ただの花火やから、なんの問題もあらへん!
パイモン
じゃあ、やってみる…
ありがとな、宵宮。
…深夜まで待つ(00:00~5:00)…
パイモン
花火は手に入れたし、あとは夜を待つだけだな。
花火は手に入れたし、あとは夜を待つだけだな。
…天領奉行付近の指定場所へ向かう…
…早柚と会話する…
早柚
ん…
予想通りだった…
人がたくさん…
気をつけないと…
見つかる…
潜入するには、注意を逸らさないと…
>宵宮を信じるしかない。
早袖
拙が上奏を手に入れたら、木漏茶屋で集合する、それでいい?
早袖
それと、もし拙が捕まったら…
助けに来て…
パイモン
本当に大丈夫か…?
と、とにかくオイラたちは先に千手百目神像のところに行こう!
見回りに見つからないように気をつけろよ!
…花火を打ち上げて見張りの注意を引く…
パイモン
いったい、なにようの花火なんだよ!
耳が痛いぞ!
宵宮のやつ、無茶苦茶だ…
…現場から脱出し、木漏茶屋に戻る…
…神里綾華と会話する…
神里綾華
どうでしょう、蛍、計画はうまくいきましたか?
>分からない…
神里綾華
お疲れ様です、あとは早袖を待つだけですね。
早袖
ふぅ…ふぅ…
たしかに運動は成長を促すけど、これは運動しすぎたかも…
いったい、なにようの花火なんだよ!
耳が痛いぞ!
宵宮のやつ、無茶苦茶だ…
まずい、近くにいる見回り兵が全員、オイラたちに向かってきてる!
蛍、逃げろ――
蛍、逃げろ――
…現場から脱出し、木漏茶屋に戻る…
…神里綾華と会話する…
神里綾華
どうでしょう、蛍、計画はうまくいきましたか?
>分からない…
>花火に火をつけて逃げてきた…
神里綾華
お疲れ様です、あとは早袖を待つだけですね。
しばらくすると…
早袖
ふぅ…ふぅ…
たしかに運動は成長を促すけど、これは運動しすぎたかも…
くらくらして…
みんな…
回ってる…
だめ、眠る前に、まだ重要なことが…
神里綾華
この封がされたもの、天領奉行が将軍様に呈上した「上奏」で間違いないでしょう。
それ以外にも、これは…
彼らとファデュイの間で交わされた手紙ですね。
どうやら八重宮司様の判断は正しかったようです。
今の稲妻の紛争は、彼らが助長したものでしょう。
これらの証拠があれば十分。
これを八重宮司様に渡せば、あのお方が次の計画を立ててくれるはずです。
私も人手を招集し、稲妻にいるファデュイをできる限り探し出します。
みんな…
回ってる…
だめ、眠る前に、まだ重要なことが…
そう、手に入れた。
主らの言う「上奏」がなんなのかわからない…
けど、怪しいものはぜんぶ持ってきた。
はい、これ…
拙はもう寝る…
主らの言う「上奏」がなんなのかわからない…
けど、怪しいものはぜんぶ持ってきた。
はい、これ…
拙はもう寝る…
トーマ
お嬢、これは…
お嬢、これは…
神里綾華
この封がされたもの、天領奉行が将軍様に呈上した「上奏」で間違いないでしょう。
それ以外にも、これは…
彼らとファデュイの間で交わされた手紙ですね。
どうやら八重宮司様の判断は正しかったようです。
今の稲妻の紛争は、彼らが助長したものでしょう。
これらの証拠があれば十分。
これを八重宮司様に渡せば、あのお方が次の計画を立ててくれるはずです。
私も人手を招集し、稲妻にいるファデュイをできる限り探し出します。
トーマ
だけど、将軍様には気をつけろ。
あの方の刀を振るう姿を思い出すたび、身が震え上がる。
だけど、将軍様には気をつけろ。
あの方の刀を振るう姿を思い出すたび、身が震え上がる。
神里綾華
八重宮司様を信じるしかありません。
あのお方は将軍様と密接な関係にあります、何か方法があるのかもしれません…
パイモン
たしか、もうすぐ神子との約束の日だよな。
オイラたちも支度が終わったら、鳴神大社に行こうぜ。
>≪愚忠と愚勇≫