第二章 第三幕・千手百目の浮世/御前試合

修正(画像/書体/吹出) 魔人任務

怒りに満ち溢れ、天守閣に押し寄せてきた九条裟羅。
これは再び雷電将軍と会う機会だと、あなたは気づいた。
しかし将軍の御座の前には、見覚えのある人物が出迎えてきた…


…九条裟羅の後を追って天守閣へ向かう…

…「淑女」と会話する…

淑女
まったく次から次へと…
ここが天守閣だと知らなかったら、どこぞの市場か何かと勘違いしていたところよ。
少しはお利口さんになったのかしら?

パイモン
あっ、九条裟羅が「淑女」に…

雷電将軍
稲妻の民が犯した過ちは、私が裁きます。
あなたの出る幕ではありません、「淑女」。

淑女
…それは申し訳ございませんでしたわね、将軍様。

>「淑女」!

淑女
はいはい、私のことが忘れられないのはわかってるから、そんなに私の名前を口に出さないでちょうだい。
私を恨んでることも当然知ってるわ…
しつこい旅人ね。
ここであんたと会うのもまったく不思議なことだとは思ってないわよ。

>裏で邪眼を広めるなんて…
>稲妻を操ろうだなんて…

淑女
そんなに急いで将軍様の前で私の「罪」を暴きたいの?
ふふ…
私はただスネージナヤから外交の使節として来ただけよ。
あんたが何を言ってるのか、まったく見当もつかないわ。

パイモン
オイラたちのこと、眼中にないみたいだぞ…

>神の目を失った人々のために…
>邪眼に飲み込まれた戦友のために

淑女
私が興味のない人や物事の話はやめてちょうだい。
名前すらも他人に覚えてもらえないような小者たちが、この「永遠」に至るための革命で踏み台となれるなんて…
彼らの短い人生からしたら、それはそれは大きな誉れだったのではなくて?
将軍様、私の言ったこと、間違ってるかしら?

雷電将軍
……

>あとウェンティの神の心も…
>璃月の人々が置かれている危機的状況も…

淑女
昔のことを掘り返すの。
あんたって執念深いのね。
スネージナヤ女皇の理想は、この世で最も高貴で純粋なもの。
それに比べれば、あんたの言ったものは…
取るに足らない「必要な犠牲」に過ぎないわ。

>決着をつける時が来た。

淑女
ふふ、決着?
あっははははっ…
私もあんたの顔は見飽きてきたところよ。
でも、あんたがそんな無謀な人だとは思わなかったわ。
そんな偉そうなことを言う前に、わかってるのかしら…
あんたはまだ稲妻にとって、最も重要なお尋ね者だってことを。
自分の置かれてる状況をよく考えることね。
天守閣に押し入り、御前で大口を叩くなんて、自首以外のなんだと言うの?
あんたと私の間にある差をわかってほしいわ。
地位も…
実力もね。

>私は――
――「御前試合」を申し込む!

淑女
……

雷電将軍
わかりました。

淑女
まさか、そんな手があったなんてね…
あんたもこの国の「ルール」を利用できるようになったってところかしら。
辛うじて自分を私と対等の位置まで引き上げるとは…
認めるわ、これは私にとっても予想外の手。
でも敗者は…
死ぬのよ?
わかってるのかしら?

パイモン
旅人…

淑女
ふふふ…
じゃあ、ここは甘んじてあんたと一曲踊ってあげるわ。
あんたと私、どちらかの命が…
尽きるまで。

…御前試合で「淑女」を倒す…

苦戦後、「淑女」はついにあなたに負けた。
「御前試合」のルールに則り、敗者は将軍に処刑される。
滅亡の結末が定められるが、「淑女」はあきらめていなかった。
だが、将軍は彼女の脅しと威嚇を気にも留めず、「淑女」に神罰を下した。
一方勝者であるあなたは、天守閣から離れることを許された。

…天守閣から離れる…

>≪千手百目