第一章 第四幕・俺たちはいずれ再会する/隔たりのある魂

修正(吹出) 魔人任務

◆ダインスレイヴ(枝を拾う者)
◆アビスの使徒(アビスの前兆者)
◆空

バーバラと「北風の王狼」から入手した手がかりを基に、あなたたちは続いて「最古の耕運機」を探す…

…ダインスレイヴと会話する…

パイモン
そうだ、ダインはジン団長に会ったか?

ダインスレイヴ
見かけたが、会わないように避けた。
彼女は「獅牙騎士」であり代理団長でもある。
俺を警戒している。
気を付けなければ、彼女の調査対象になってしまうだろう。
ところで、魔物は片付けたが情報はなかった。
そっちは何か収穫があったか?

「北風の狼の残魂」から手に入れた手がかりをダインに伝えた…

ダインスレイヴ
なるほど…
これで、「最古の耕運機」の全貌も、少しは掴めるだろう。

パイモン
えっ?
本当か?
「王狼」から聞いたことだけで?

ダインスレイヴ
それだけではない、もっと全体的に考えた上で出した結論だ。
例えば、貴様たちが教会で聞いた「歴史」について…

>「暴君の遺恨」!

ダインスレイヴ
そうだ。
そのシスターから聞いた、暴君の遺恨に関する事件だ。

①もし火の玉がミサイルだったら…
②当時は火の玉が何か分からなかった…
③バーバラは祈祷牧師だよ。

パイモン
あっ、オイラ分かったぞ!
「暴君の遺恨」は、奔狼領から逃げた機械が発射したミサイルなんだ!
「狼の試練」で損傷したあと、彷徨い続けて「旧モンド」の廃墟まで辿り着いた…
人が近づくと、ミサイルを発射してたけど――
ある日、ついに壊れて、その天から降る火の玉もなくなったんじゃないか?
当時のモンドの人はあまり「遺跡守衛」を見たことなかったから、「暴君の遺恨」って呼ぶようになったんだと思うぞ!

ダインスレイヴ
どうやら、次は「風龍廃墟」と呼ばれるあの場所に行って詳しく調査する必要があるようだ。

①いや。
②必要ない。

ダインスレイヴ
ん?
それはどういう意味だ?

>印象に残ってる「記憶」がある。

パイモン
それって…
あっ!
分かったぞ!
あの「高塔に居座る守衛」は、確かに印象深かったな!

…風龍廃墟に行く…

…ダインスレイヴと会話する…

パイモン
これだよな?
よし、元素視角で見てみようぜ!
うーん――
どうだ?
なにか分かったか?
なにもない?
うぅ、期待してたのに…
なにか勘違いしてるのかな…

ダインスレイヴ
方法の問題だ。
「耕運機」に元素視角を使っても意味はない。
動作のエネルギーが「元素」ではないからだ。
俺が試してみよう。

ダインスレイヴ
…完了だ。

パイモン
あっ!
これは…!

ダインスレイヴ
アビスの使徒がずっと探していた「最古の耕運機の目」だ。
今まだ残っている遺跡守衛は、全てこの「プロトタイプ」のレプリカ。
その戦闘力は計り知れない。

パイモン
「プロトタイプ」…
難しい単語だな、カーンルイアの用語か?

ダインスレイヴ
アビス教団の思惑通り、「目」を「穢れた逆さ神像」の手に置けば…
「渦の魔神」オセルの肢体を繋ぎ、機械魔神を創造することで…
「天空の島にある神座を揺るがす」力を、新たに誕生した魔神に与えることができる。

①危険な行為だ…
②必ずアビス教団を止める。

ダインスレイヴ
ああ。

パイモン
じゃあ、この「目」はどうするんだ?

①どこかに隠そう。
②西風教会に預けよう。

ダインスレイヴ
いや、俺が保管する。

パイモン
えっ!?
ダイン…
それを使って悪いこと企んでたりしないよな?

ダインスレイヴ
疑いたければ好きにしろ。
俺はその力が利用されないために確保する必要がある。
他の場所に隠しても見つかる、教会も――
信用できない。

パイモン
お…おう…

ダインスレイヴ
それだけではない。
不安要素を残さないよう、あの「穢れた逆さ神像」を「処理」しておく必要がある。

①どうやって?
②教会に任せてもいい?

ダインスレイヴ
教会に介入させるつもりはない、俺たちだけで終わらせる。
「処理」とはつまり…
破壊することだ。

パイモン
破壊!?
あの七天神像を!?
価値のある文化物だぞ、本物の神が…
あ、えっと…
バ、バーバラが知ったら今度こそ失神するぞ!

ダインスレイヴ
ふん…
七神の物を、俺が守る義務があるのか?
あの遺跡へ戻って逆さの神像を破壊する。
それに、運が良ければ「アビスの使徒」とも会える。
俺がいれば、今度こそヤツは逃げられない。

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「耕運機」
……

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…再び遺跡に入る…

「アビス」の誘惑
「アビス」の発する不吉な気配は、愚か者と勇敢なる者を招く。
訪れた理由は何であろうと、新たな運命の糸は既に織られていた。

パイモン
まさか、またここに戻ってくるなんて。
やっとのことで逃げ出したのに、また自分から入るのか…
オイラたちみたいに勇敢な冒険者は、テイワット大陸でも希少だと思うぞ。
あの不気味な神像を見つけるには…
前に逃げてきた道を辿って行けばいいはずだよな。
よし!
じゃあ出発しよう!
警戒は解くなよ。

…「穢れた逆さ神像」を見つけ出す…

…ダインスレイヴと会話する…


ダインスレイヴ
どうやら着いたようだな。
怪異、衰退…
実に不快な部屋だ。
貴様の言う不気味の意味が理解できた。

パイモン
うぅ…
やっぱり怖い…

ダインスレイヴ
気をつけろ、「穢れた逆さ神像」に気圧されるな――
「アビスの使徒」もここにいる。

アビスの使徒
フフフ…
やはり勘が鋭い…
相変わらずしつこいな、教団の敵、ダインスレイヴよ!
その体から漂う恐ろしい血生臭さ。
漆黒の悪夢からのものか、それとも…
ん?
なるほど…
実に危険だ。
この「腐敗」の匂い…
よく知っている…
どうやらお前も我々と同じ危険なものであるようだ。
しかし「教団」以外の危険は、檻に閉ざされているはず…

ダインスレイヴ
チッ。
その舌、腐敗しきっているようだな…
切り落とす!

手がかりに従って、あなたたちは「最古の耕運機」を見つけることができた。
そして、ダインの提案の下、あなたたちはまた不気味な遺跡にあった「穢れた逆さ神像」を破壊すると決めたが、遺跡にたどり着くとまた「アビスの使徒」に遭遇した…

…アビスの使徒(アビスの使徒(「アビス」の前兆者))を倒す…

あなたはダインと手を組んで「アビスの使徒」を牽制するのに成功した。
しかし、突然現れた馴染みのある姿があなたたちを阻んだ。
その人は…
あなたが今まで探してきた肉親!

アビスの使徒
「王子」樣。

…空と出会う…


パイモン
そ、その人、もしかして…!?

>空!


蛍…

①やっと見つけた!
②早く行こう!ここは危険よ。

パイモン
さっき…
アビスの使徒のために攻撃を防いだぞ…
おまえのお兄さん、「アビス」と…


蛍、どうしてダインと一緒に?

①どうして…
②ダインの…ことを?

パイモン
えっ?

①(あんなに長い間離れ離れになってたのに…)
②(どうして…そんなことを?)

パイモン
おまえのお兄さん…
ダインを知ってるのか?

ダインスレイヴ
……
空。
また会ったな。

パイモン
ど…どういうことなんだ!?
ダインがお兄さんの名前を知ってるぞ!


蛍…
その人と一緒にいちゃだめだ。
その人は…
俺の「敵」。

ダインスレイヴ
空…

①待って!
②言ってる事が分からないよ、空!


……
これは言わなきゃいけないことなんだ、蛍。
ダインと一緒に俺を、「アビス」を、阻止するな。
その人…
ダインスレイヴは、最後のカーンルイア宮廷親衛隊「末光の剣」。
500年前、彼はカーンルイアの滅亡を阻止できなかった。
その時に不死の呪いをかけられ、荒野を彷徨った…
彼が守ろうとした民が、アビスの怪物になるのを見ながら…

パイモン
ダインが…
カーンルイア人だって!?
500年前に滅びたあのカーンルイア人!?
それに、「民が怪物になる」って…
今のアビス教団は、「カーンルイアと関係がある」どころか、カーンルイアの「遺民」だったのか!?
うぅ…
「ダインはおまえの敵」って、なにがなんだか分からないぞ…

①私と一緒に家に帰ろう!空!
②そんな事あとでいいから、早く家に帰ろう!


家…
うん、もちろん、蛍がいる場所が「家」だ。
でも俺は、まだ蛍と次の世界に行けない。
少なくとも今は…
できない。
「アビス」が神座を下す前に、まだ「天理」との戦いが残ってる…

>天…理?


聞いてくれ、蛍。
俺はすでに一度旅をした。
だから、蛍も俺と同じように終点に辿り着けば、この世界の淀みを見届けることができる。

あなたの目の前で、「アビスの使徒」に護衛された唯一の肉親は別れの言葉を告げた。
未だにその声が耳元で囁く。
広々とした遺跡に立ち、あなたは長らく茫然とした…



俺たちはいずれ再会する。
急ぐことはないんだ、蛍。
待つだけの時間が十分にある。
俺たちには…
十分時間がある。

…パイモンと会話する…

パイモン
行っちゃったぞ…
そんなに悲しむなよ…
きっとまた会えるぞ!
良い方に考えよう!
少なくとも手がかりは見つかった!

①悲しんで…ない。

パイモン
え?
本当か?

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②パイモンの言う通り、まだ希望はある。

パイモン
な、そうだろそうだろ!

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パイモン
とにかく、家族を探すためには、「七神」以外にも、「ダイン」が突破口に加わったってことだよな?

①稲妻でも、気にかけよう。
②また一つ「旅」の目標が増えた。

パイモン
おう!
でも、あいつらが話してたこと難しかったよな。
全部理解できたか?

①全部理解した。
②お兄ちゃんだけ見てたから聞いてなかった。

パイモン
そっか…
じゃあもう一回整理しようぜ。

パイモンと共に、細かい部分をなるべく全部思い出した…

パイモン
まずはあのアビスの使徒、おまえのお兄さんを「王子様」って呼んでた。
おまえのお兄さんはアビス教団を率いてて、アビスの使徒よりも地位が高いってことだな…
一番高いかどうかは分からないけど。
それと、おまえのお兄さんが「神座を下し、天理と戦う」のが目的だって言ってたけど、どういう意味なんだろう?
七神と七国を滅ぼすってことなのか?
あと、アビス教団の怪物は、カーンルイアの民が…
歪んで出来た化け物だった。
これは恐ろしいことだぞ…
ダインはカーンルイア人で、500年前に全てを経験した。
でも怪物にはなってなくて、500年経った今では、アビス教団と対峙している…
それって、おまえのお兄さんが言ってた「ダインは俺の敵」って意味だよな?
でも、アビス教団の怪物が、当時のダインが守ろうとした民なら、どうしてダインはアビス教団と敵対してるんだ?
それに、一緒に探してたお兄さんも、どうしてアビス教団に協力してるんだろう…

①まだまだ情報が少ない。
②これ以上考えても意味ない。

パイモン
おう、そうだな。
ひとまず――
元気出していこうぜ!
オイラたちの旅は終わってない、出発しよう!
こんな嫌な場所から出て、日差しの差す明るい地上へ!
おまえのお兄さんが「終点に辿り着け」って言うなら、辿り着いてやろうぜ!
「旅人」、一緒に行こう!