◆ピンばあや
岩王帝君お気に入りの香膏を選んだ後、鍾離は友人であるピンばあやから「洗塵の鈴」を借りてほしい頼んできた。
鍾離は友人に会いたくないようだ…
…ピンばあやと会話する…
ピンばあや
諸行無常、諸行無常…
①こんにちは。
ピンばあや
おや?
若者や、花見でもしに来たのかい?
残念じゃが、この「琉璃百合」はもう散ってしまったよ…
-------------------------
②どうしたの?
ピンばあや
ああ、気にせんでくれ。
ただこの「琉璃百合」が散っていくのを見て、もったいないと思っておっただけじゃ。
-------------------------
パイモン
この花…
どうして散っちゃったんだ?
ピンばあや
ばあやが若い頃、この「琉璃百合」は人の感情がわかると言われておった。
たとえば笑い声や歌声…
楽しそうな声を聞くと、花も喜んで綺麗に咲くんじゃよ。
逆に良くないこと…
たとえば、でたらめな噂話なんぞを聞くと、すぐに枯れてしまう。
パイモン
…じゃあ、この花たちは今、璃月港の現状を感じ取ってるんだな。
ピンばあや
そうじゃ、岩王帝君が死んだなんて噂はただ事じゃない。
いろんな噂が流れとるよ。
ファデュイの陰謀だの、「海にいるあれ」が暴れたからだの、七星の自作自演だと言う者もおる…
この港はまるでマッチの山みたいじゃ。
小さな火が付いただけで、それが一気に燃え広がる。
はあ、この話はここまで。
ばあやは年寄りじゃから、小言を言うのが癖でな…
して若者、何か用かい?
①「洗塵の鈴」を借りたい…
ピンばあや
ああ、あれか…
覚えとるよ。
確かに持っとるが…
鍾離は友人に会いたくないようだ…
…ピンばあやと会話する…
ピンばあや
諸行無常、諸行無常…
①こんにちは。
ピンばあや
おや?
若者や、花見でもしに来たのかい?
残念じゃが、この「琉璃百合」はもう散ってしまったよ…
-------------------------
②どうしたの?
ピンばあや
ああ、気にせんでくれ。
ただこの「琉璃百合」が散っていくのを見て、もったいないと思っておっただけじゃ。
-------------------------
パイモン
この花…
どうして散っちゃったんだ?
ピンばあや
ばあやが若い頃、この「琉璃百合」は人の感情がわかると言われておった。
たとえば笑い声や歌声…
楽しそうな声を聞くと、花も喜んで綺麗に咲くんじゃよ。
逆に良くないこと…
たとえば、でたらめな噂話なんぞを聞くと、すぐに枯れてしまう。
パイモン
…じゃあ、この花たちは今、璃月港の現状を感じ取ってるんだな。
ピンばあや
そうじゃ、岩王帝君が死んだなんて噂はただ事じゃない。
いろんな噂が流れとるよ。
ファデュイの陰謀だの、「海にいるあれ」が暴れたからだの、七星の自作自演だと言う者もおる…
この港はまるでマッチの山みたいじゃ。
小さな火が付いただけで、それが一気に燃え広がる。
はあ、この話はここまで。
ばあやは年寄りじゃから、小言を言うのが癖でな…
して若者、何か用かい?
①「洗塵の鈴」を借りたい…
ピンばあや
ああ、あれか…
覚えとるよ。
確かに持っとるが…
どこにやったか。
あの鈴は、ばあやが若い頃にある友達が持っていたものなんじゃ…
その鈴をじっと見つめていたら、彼がばあやにくれたんじゃよ。
あのとき彼は言っておった、今後誰かがこの鈴を借りに来たら、必ず渡してほしいと。
-------------------------
②あるものを借りに来た…
ピンばあや
あるもの?
ああ…
「洗塵の鈴」を借りに来たのかい?
それ以外、若者が求めるものなぞ、このばあやは持っていないからね。
でも、その鈴はばあやのものではない、ある友達が持っていたものなんじゃ。
若い頃、ばあやは綺麗なものが好きでね。
鈴が気に入ったから譲ってくれと友達にお願いしたんじゃ…
そんなばあやに参ったのか、友達が鈴をくれてのう。
でもそのとき、今後誰かがこの鈴を借りに来たら、必ず渡してほしいと言われたんじゃ。
-------------------------
ピンばあや
過去に、この鈴が借りられることは何度もあったのじゃが。
あの鈴は、ばあやが若い頃にある友達が持っていたものなんじゃ…
その鈴をじっと見つめていたら、彼がばあやにくれたんじゃよ。
あのとき彼は言っておった、今後誰かがこの鈴を借りに来たら、必ず渡してほしいと。
-------------------------
②あるものを借りに来た…
ピンばあや
あるもの?
ああ…
「洗塵の鈴」を借りに来たのかい?
それ以外、若者が求めるものなぞ、このばあやは持っていないからね。
でも、その鈴はばあやのものではない、ある友達が持っていたものなんじゃ。
若い頃、ばあやは綺麗なものが好きでね。
鈴が気に入ったから譲ってくれと友達にお願いしたんじゃ…
そんなばあやに参ったのか、友達が鈴をくれてのう。
でもそのとき、今後誰かがこの鈴を借りに来たら、必ず渡してほしいと言われたんじゃ。
-------------------------
ピンばあや
過去に、この鈴が借りられることは何度もあったのじゃが。
いつの間にか、鈴を借りに来る人はいなくなっておった…
ふう、ばあやの老いた体じゃ探すのにちと時間がかかりそうじゃ、少し待っててくれるかね…
①自分たちで探す。
パイモン
そうだよ、おばあちゃん。
家まで送るから、探すのはオイラたちに任せてくれよな。
ついでに、部屋の片付けもしてやるからさ。
-------------------------
②ジンさんから探し物のコツを学んだ。
パイモン
おう…
いきなり自慢か!?
-------------------------
ピンばあや
子供たちや、鈴ならすぐ近くに保管してあるから心配無用じゃよ。
パイモン
ん?
おばあちゃん家ってこの近くにあるのか?
うわ…
ここって玉京台だぞ、金持ちなんだな…
ピンばあや
ほぉっほぉっ、ばあやじゃ城内に屋敷なぞ買えんよ――
この壺を見ておくれ、ばあやの荷物は全部ここに入っておる。
パイモン
荷物が全部…
①家の鍵もこの中に?
-------------------------
②荷物って、まさか鈴だけ?
パイモン
失礼だぞ!
そ、そうだとしても、き、きっと貴重な鈴なんだ!
おばあちゃん、そうだよな?
-------------------------
③パイモン、壺に入って探してくれる?
パイモン
入るか!
どう考えてもオイラが入れるわけないだろ!?
それに入る必要もない、蓋を開けて中を見ればいいじゃないか!
-------------------------
ピンばあや
ほぉっほぉっ…
とにかく、鈴はこの壺の中にある。
鈴が欲しいなら、中を覗いてみるとよい。
ふう、ばあやの老いた体じゃ探すのにちと時間がかかりそうじゃ、少し待っててくれるかね…
①自分たちで探す。
パイモン
そうだよ、おばあちゃん。
家まで送るから、探すのはオイラたちに任せてくれよな。
ついでに、部屋の片付けもしてやるからさ。
-------------------------
②ジンさんから探し物のコツを学んだ。
パイモン
おう…
いきなり自慢か!?
-------------------------
ピンばあや
子供たちや、鈴ならすぐ近くに保管してあるから心配無用じゃよ。
パイモン
ん?
おばあちゃん家ってこの近くにあるのか?
うわ…
ここって玉京台だぞ、金持ちなんだな…
ピンばあや
ほぉっほぉっ、ばあやじゃ城内に屋敷なぞ買えんよ――
この壺を見ておくれ、ばあやの荷物は全部ここに入っておる。
パイモン
荷物が全部…
①家の鍵もこの中に?
-------------------------
②荷物って、まさか鈴だけ?
パイモン
失礼だぞ!
そ、そうだとしても、き、きっと貴重な鈴なんだ!
おばあちゃん、そうだよな?
-------------------------
③パイモン、壺に入って探してくれる?
パイモン
入るか!
どう考えてもオイラが入れるわけないだろ!?
それに入る必要もない、蓋を開けて中を見ればいいじゃないか!
-------------------------
ピンばあや
ほぉっほぉっ…
とにかく、鈴はこの壺の中にある。
鈴が欲しいなら、中を覗いてみるとよい。
-------------------------
ピンばあや
子供たち、鈴がほしいんじゃろ?
急がないのかい?
でも、この壺は長いこと掃除してないんだ、気を付けておくれ。
綺麗な服を汚したら、大変じゃよ。
急がないのかい?
でも、この壺は長いこと掃除してないんだ、気を付けておくれ。
綺麗な服を汚したら、大変じゃよ。
-------------------------
…ピンばあやの壺に触れる…
パイモン
ん?
ここは…
い、いったいどうなってんだ?
ピンばあや
ん?
ここは…
い、いったいどうなってんだ?
ピンばあや
子供たちや、そこはばあやが荷物を入れてる壺じゃ、鈴を探しにお行き。
パイモン
うわっ!
おばあちゃんの声だ…
ここってまさか、おばあちゃんの壺の中?
どういうことだ…パイモン
うわっ!
おばあちゃんの声だ…
ここってまさか、おばあちゃんの壺の中?
ピンばあや
うーん、掃除しないとクモの巣だらけでいかんの…
子供たちや、ばあやの代わりに掃除してくれんか。
子供たちや、ばあやの代わりに掃除してくれんか。
…洗塵の鈴を探す…
パイモン
気付いたか?
さっきの「クモの巣」…
気付いたか?
さっきの「クモの巣」…
元素で構成されてた。
この壺…
おばあちゃん、いったい何年掃除してないんだ…
パイモン
あのな…
この変わった壺に、「洗塵の鈴」まで持ってるなんて。
あのおばあちゃん、もしかして「仙人」…
あのな…
この変わった壺に、「洗塵の鈴」まで持ってるなんて。
あのおばあちゃん、もしかして「仙人」…
パイモン
ますます怪しい、あのおばあちゃん、ぜったい「仙人」だと思うぞ。
でも、「仙人」たちって「絶雲の間」に住んでるんだよな?
どうして、城内にいるんだ?
パイモン
ひぅっ…
この壺、いったい何層まであるんだよ。
オイラたちも、こんな壺を持ってたらなぁ。
少なくとも、野宿しなくて済むしな…
でも、「仙人」たちって「絶雲の間」に住んでるんだよな?
どうして、城内にいるんだ?
パイモン
ひぅっ…
この壺、いったい何層まであるんだよ。
オイラたちも、こんな壺を持ってたらなぁ。
少なくとも、野宿しなくて済むしな…
ピンばあや
見つかったかい?
若者は動きが機敏で助かるね。
さて…
出るにはどうするんじゃったか…
これでよし。
子供たち、早く出ておいで。
若者は動きが機敏で助かるね。
さて…
出るにはどうするんじゃったか…
これでよし。
子供たち、早く出ておいで。
洗塵の鈴
仙人のために用意された鈴、その音はかわいらしく、長く響き渡り、俗塵を綺麗に洗えるらしい。
手に取ると、その命を感じられるようだ…
手に取ると、その命を感じられるようだ…
…ピンばあやと会話する…
ピンばあや
若者は体がよく動いていいのう。
こんなにすぐ見つかるとは…
①おばあさんは仙人なのか?
ピンばあや
仙人…
その二文字を他人から言われたのは久方ぶりじゃ。
ばあやが仙人かどうかは、もう分かっとるじゃろ?
-------------------------
②「璃月七星」の方だよね。
ピンばあや
「璃月七星」…
昔、ばあやとその仲間があの子たちのことを手伝っておったが、最近はそれもなくなったのう。
ここ数年、彼らはよく頑張ってくれとるよ。
ばあやたちは安心して任せられる。
-------------------------
③まさかファデュイの…
ピンばあや
ファデュイ?
ほぉっほぉっ、この子は想像力が豊かだね。
何を考えてるんだい?
ばあやは年寄りだから、ああいう部外者とは関わりたくないよ。
でも、彼らの手がもう少し伸びてきたら、それも避けられないかもしれないねぇ。
-------------------------
パイモン
むぅ…
わかったような、わからないような。
でも、おばあちゃん…
この鈴もっていっていいのか?
変だと思わない?
岩王帝君にあんなことがあったばかりなのに、鈴を取りにくるなんて…
ピンばあや
おかしな子じゃ。
今まで、この璃月港からどれだけの仙人が去り、その度にどんな波風が立ったか知らないじゃろう。
しかし、そのどれもがしきたりに従って「送仙儀式」を行ってきた。
ならば、今回も行うというのが筋じゃ。
「犯人探し」ばかりして、「送仙儀式」を疎かにするなぞ本末転倒。
今この時、鈴を借りに来た者が現れたのは、きっと旧友の誰かが耐え切れなくなって、立ち上がったからじゃろう。
だから、ばあやは鈴を渡す、当然じゃ。
①もし「旧友」が鈴を返さなかったら?
ピンばあや
返さない?
ほぉっほぉっ、仮にそうなったら、ばあやが直接行って返してもらうさ。
ずいぶんとご無沙汰しとるし、お茶でもしながら世間話するのもよいじゃろう。
-------------------------
②この鈴、くれない?
パイモン
おい!
これはおばあちゃんのだぞ!
用事が済んだら返さないと!
ピンばあや
ほぉっほぉっ、素直な子じゃ。
欲しいならそのまま持っとるといい。
でも、この鈴は寂しがり屋でね、いつの間にかこっそりばあやの元に戻ってるかもしれないよ。
-------------------------
ピンばあや
さあ、鈴は渡したしお行き。
それと、あなたたちにお使いを頼んだ人に伝言を頼みたい…
時間があったら、お茶をしに来てほしい。
ばあやの持ち物は少ないが、急須くらいは持っておる。
パイモン
おう!
伝えておく、ありがとな!
-------------------------
ピンばあや
ばあやたちにも看過できんことはある。
はぁ、静かに過ごさせてほしいものじゃ…
ばあやたちにも看過できんことはある。
はぁ、静かに過ごさせてほしいものじゃ…
-------------------------
…香膏と洗塵の鈴を置く…
鍾離
ああ、確かに「洗塵の鈴」だ…
ふむ、いい状態だな。
一緒に香膏も置いておこう。
①ピンばあやとは知り合いなの?
鍾離
知り合いでなければ、鈴が彼女のところにあると知らないだろう?
-------------------------
②鍾離先生も仙人なの?
鍾離
仙人…
-------------------------
パイモン
うーん…
あやしいぞ!
でも言いたくないなら、今は聞かないでおいてやる。
そうだ、おばあちゃんから伝言を預かってるんだ。
「時間があったら、お茶をしに来てほしい。
ばあやの持ち物は少ないが、急須くらいは持っておる」ってさ。
鍾離
ハハハッ、その口調、似合わないな。
しかし、彼女の急須は確かにいいものだ、美味い茶が飲める。
時間があったら…
いい茶葉を持って、彼女に会いに行こう。
パイモン
それで、儀式にはあとなにが必要なんだ?
鍾離
ああ、次は…
凧を買いに行くぞ。
パイモン
凧!
一緒に遊んでくれるのか?
まさか…
休憩時間?
鍾離
ハハッ、違う。
凧は子供のおもちゃだが、璃月の儀式においては他にも象徴的な意味合いを持つ。
詳しくはあとで説明する、まずは凧を手に入れよう。
パイモン
むぅっ…
よくわからないけど、わかった…
-------------------------
鈴を観察する
(「送仙儀式」に必要な器具。
俗世の塵を落とせる鈴の音で仙人を送るだろうか…?)
俗世の塵を落とせる鈴の音で仙人を送るだろうか…?)
(これほど貴重なものが、今までクモの巣だらけの壺に置かれるなんて信じられない。)