◆藤木(武士)
◆深見(武士)
神櫻の傷ついた根から、多くの人の記憶が散逸した。
この機会に、雷電影は大切な友人や守り抜いてきた稲妻の物語を色々と話してくれた。
パイモン
じゃあ、引き続き痕跡を追いかけようぜ。
影
ええ。
事前の調査によれば、次の魔物が最後の群れとなります。
…追跡を続ける…
…影と会話する…
影
先ほどと同じように、私に任せてください。
パイモン
おいおい、ほ、本当に大丈夫なのか?
オイラたちをおどかすなよ!
影
大丈夫です、戦闘は私のもっとも得意とすることですので。
…獣域ハウンドを倒す…
影
うーん…
パイモン
大丈夫か?
影
平気…です…
私は…
…影と会話し、彼女の状態をする…
パイモン
影、やっぱりここはオイラたちに任せろ。
①なんだか様子がおかしい。
②無理しないで。
影
私は…
すみません。
パイモン
大丈夫だ。
影は後ろで休んどけ、体力を回復しとくんだ!
魔物はオイラたちがやっつける!
あれまたあの光だ…?
間一髪のところで、光の中から三人の武士が現れた。
①また来た。
②今回は何が…
藤木
こ、ここは一体?
それに君たちは…
なっ、将軍様!?
将軍様、まさかケガをされているのですか?
影
くっ…
平気です。
ただ体が思うように動かないだけで…
藤木
我ら幕府武士、必ずや将軍様を最後まで守り抜いてみせましょう!
深見
野郎ども!
かかれッ!
また魔物が攻めて来たぞ!
影
いけません、危険すぎます。
藤木
これこそ我々の使命です!
危険を恐れていては、はなから武器など握ってはおりません。
深見
将軍様、ご安心を。
このような苦境に立たされた時こそ、神によって与えられた我々の力が意味を持つのです。
パイモン
それって、神の目?
藤木
そうです。
神は全能であり、人間に力を与えます。
つまり、我々に深い期待を寄せているということでしょう。
そして、将軍様が苦境に立たされている今、我々はその誓いを果たさねばなりません!
パイモン
当時、戦ってた人たちって、こんな風に神の目のことを見てたんだな…
①希望に満ちたもの。
②揺るぎない抗争心を持ったもの。
深見
将軍様がどこへ行ったのか分からず、みんな絶望の淵に立たされておりました。
しかし今、将軍様はここにいる。
将軍様が再びみなの前に姿を見せれば、我々の心にある希望も再び燃え上がることでしょう。
この希望こそ、暗闇を駆け抜ける光の道しるべとなるのです。
藤木
さあ、みなの者、共に戦おう!
パイモン
オイラたちも戦うぞ!
藤木
おっと、そうか…
分かった、安全には気をつけろよ。
…武士たちに協力し、獣域ハウンドを倒す…
…影と武士たちに話しかける…
藤木
どうやら、やつらの侵攻が止まったようだな。
深見
こんなにも激しい戦いを経験したのは初めてだ!
影
ありがとうございます…
パイモン
あれ?
もう平気なのか?
まだ休んでてもいいんだぞ?
影
問題ありません、少しよくなりました。
藤木
見事な手際、感服いたしました。
あれら魔物は必ずまたやって来るでしょう。
その時はおそらく、獣域ハウンドのような小物だけではないはず。
ここはすぐにでも将軍様に稲妻城へとお戻りいただき、大将の率いる軍隊と合流してもらうのが得策。
深見
それに将軍様の帰城を目にすれば、きっとみなの士気も上がることでしょう。
パイモン
じゃあ、おまえらはどうするんだ?
藤木
我々はここに残って魔物どもの足止めをします。
これ以上やつらを先に進ませるわけにもいきませんので。
仲間たちと協力し合えば、敵の数がどんなに多かろうと問題はありません。
パイモン
……
①(彼らにとってはこれが正しい「現実」。)
②じゃあ、ここは任せた。
深見
お任せください!
戦うことこそ、俺たちがもっとも得意とすることですから!
将軍様は特別な存在。
将軍様だけがこの絶望的な現状を覆し、我々を未来へと導くことができる…
稲妻がいかなる脅威に晒されようとも、我々には将軍様を永遠に信じ続けるだけの理由があるのです!
影
……
感謝いたします。
あなたたちに誓いましょう、稲妻に明るい未来をもたらすことを。
その約束が果たされるのは少々遅れてしまいましたが、少なくともこの瞬間から、それが守られることを保証します。
深見
将軍様のそのお言葉だけで、我々はどんな困難にも立ち向かっていけます!
きっとあなた様と共に、稲妻が失ったものをすべて取り戻してみせましょう!
藤木
常道を恢弘せしは、永遠なる鳴神なり!
武士たち
常道を恢弘せしは、永遠なる鳴神なり!
パイモン
消えちゃったぞ…
①さっきの誓いって、彼らに対して?
②自分に対して誓ったの?
影
彼らに対してであり、私に対してです。
人々の犠牲は、私に計り知れないほどの苦痛をもたらしました。
私は、彼らが自身の一切を燃やし尽くす姿と光り輝く姿を無視していたのです。
その結果――
何百年もの間、彼らの意志を蔑ろにしてしまいました。
「彼らに何を言っても意味はなく、彼らは地脈の中に漂う記憶に過ぎない。」
たとえそうだとしても、私は彼らに…
今まで私を信じて疑わなかった人々に応えなければなりません。
パイモン
オイラ思うんだけどさ…
思いに応えてくれたのが、たとえ何百年後だったとしても、それでも報われたんじゃないかな…
影
慰めてくれるのですね…
ありがとうございます。
しかし、これは元より稲妻の神がやるべきことです。
私は行動するのが遅すぎました。
先ほどの武士が言ったように、私は戦士の担うべきことをすべて引き受けていればいいとだけ思っていました。
ですが稲妻に必要なのは、眞のような人物です。
たとえ私と眞がまったく異なっていて、永遠に彼女のようにはなれないとしても――
私のやるべきことは、彼女と同じであるべきなのです。
>人間は、影の信頼に値する存在。
影
ええ。
強くて、たくましい、誇るべき存在です…
人々に崇められる雷電将軍が、彼らの足を引っ張ってはいけませんね。
パイモン
おっ!
どうやら、考えがまとまったみたいだな!
影
稲妻には新たな変化と可能性があります。
しかしそれと同時に、時間も必要なんです。
「過去」が私たちに残した傷跡は、「未来」へと至る時間の中で癒されていくことでしょう。
どれほど時間を費やすことになろうとも、私はやり遂げてみせます。
これは私自身が約束したことですから。
獣域ハウンドを一掃した今、この件も解決へと向かうことでしょう。
今のところ、やつらがこれ以上の脅威をもたらす気配はありません。
原因の究明や傷ついた神櫻の手当てなどについては、天領奉行か社奉行の者に対応させます。
パイモン
おう、じゃあ行こうぜ!
影、すごく落ち着いてるように見えるけど、内心はざわついてるんじゃないかな?
なんか影って、ここ最近ですごく変わったよな。
ん?
どうしたんだ、影?
はやく行こうぜ。
影
くっ…
>影!
パイモン
どうしたんだよ、また具合が悪くなったのか?
影
体が…
動きません。
どうやら、事態は私の思っていた以上に深刻なようです。
①ちょっと休憩する?
②とりあえず稲妻城に戻ろう。
影
いえ、「彼女」が私を呼んでいます。
今が絶好の機会でしょう。
蛍、私の体を支えていただけませんか。
鳴神大社の下にある…
洞窟へ行きましょう。
パイモン
洞窟?
中になにかあるのか?
影
そここそが…
過去を断ち切り、未来へと進むための戦場です。
魔物退治は一旦落ち着いたが、雷電影の体調はますます悪くなっていく。
何かの予感に導かれるように、鳴神大社の下にある洞窟へ連れて行ってほしいと彼女にお願いされた…
…鳴神大社の下にある洞窟に行く…
…影と会話する…
影
着きました、入り口はここです…
パイモン
うわっ、鳥居が現れた!?
>大丈夫?
影
また悪化したような気がします…
でも大丈夫です。
なるべく早くすべてを終わらせなければ。
ここはかつて私が直々に封じた…
雷電眞の意識空間への入り口。
どうやら、「彼女」はもう、私にこの体を好き勝手使わせる気がないようです。
パイモン
ん?
どういうことだ、彼女って誰だよ?
眞のことか?
影
ついて来てください。
パイモン
ついて行くって、どこに…
ってうわぁあ――
…神秘に包まれた空間に入る…
何かの力によって、不思議な空間に引きずり込まれた。
…影と会話する…
パイモン
うぅ…
頭がクラクラするぞ。
どこかに引き込まれたみたいだけど…
あっ!
この場所って…
>「一心浄土」に似てる。
パイモン
おい、あっち見ろ!
もう一人、影がいるぞ!
雷電将軍
またお会いしましたね、旅人さん。
この身は内なる者の協力者であり、規則の守護者。
内なる者が規則から逸脱しようものなら、この身は…
修羅と化しましょう。
パイモン
この感じ…
まさか人形の将軍か!?
雷電将軍
あなたは私の体で俗世を巡り、永遠の真諦を掴んだようですね。
今の自分のほうが、過去の自分よりも決意が固く、考えが正しい。
そう思っているのでしょうか?
それは新たな考えを得たから?
それとも抗うことのできない「摩耗」を受けたからですか?
影
それをあなたに答えるために、私は来たのです。
私たちは武人。
今この場における対話は、「刀を交えること」のみ。
パイモン
あわわ…
ふ、雰囲気が一気に変わったぞ!
も、もう…
だ、だだ大丈夫なのか?
影
先ほどの不調は、私に体を使わせまいと将軍が抵抗していたからです。
彼女が言ったように、私が「変化」する考えを持った時点で、彼女は私を敵と見なします。
ただ、意識空間に入れば、私は彼女から独立した存在となり、干渉を受けることがなくなるのです。
将軍は人形ですが、自我を持っています。
必要な時に、ここに現れて私と対決するのです。
①これが以前言ってた…
②永遠なる防御機能?
パイモン
えっと…
影はどんな困難があってもやり遂げるって言ってたけど、まさか自分と戦うことになるなんて誰も想像してなかったぞ!
影と将軍が戦うなんて…
影
私が将軍に定めた規則…
いえ、将軍こそかつての私の理想。
「永遠」の礎であり、揺るぎない存在。
必要がなければ、私は彼女を変えることなどしません。
パイモン
もう他に方法はないのか?
手を出さなくても丸く収まるみたいな…
>影は自分の退路を残すような人じゃない。
パイモン
でも、二人とも稲妻のためを思ってやってるのに…
雷電将軍
この身は、無上なる威厳を象徴し、一国を統べる権限を与えられ、「雷電将軍」の一切を凝集したもの。
当然のことながら、影が前進する中、絶え間なく失われていく苦しみと、永遠を目指す決心も受け継いでいます。
これもすべて、「摩耗」に対抗するため。
決心、勇猛、愛慕、憎悪…
そのすべてが時間という長い川の中で歪み、変わっていくのです。
「規則」のみが、永遠を保つことができる。
影
確かにそれが、あなたを作った時の私の考えでした。
同時に、私が越えなければならない高き壁にもなったようです。
雷電将軍
あなたは、私の敵になるというのですか?
私はあなたの過去であり、永久不変の規則であり、「永遠」の守護者。
影
ならば私は、臣民に夢を与えし――
「雷電影」。
…雷電将軍を倒す…
雷電将軍
誇り高く凛然たる鬼の少女は、その鋭利な牙と爪を断ち切られました…
たとえ血と穢れが洗い流されたとしても、あなたの刀が以前の輝きを取り戻すことは、永遠にないでしょう。
空に舞う狐の櫻花は、やがて漆黒の雨へと変わりました…
地脈が流れ続ける限り、時間の苦しみは終わりません。
稲妻を包む神の雷光は、雲の中で静かに消えるでしょう…
この先、あのような人は永遠に…
二度と…
現れないでしょう…
パイモン
も、元通り回復した!?
【体力回復】
影
私は、ここで倒れなどしません。
…もう一度影と会話する…
パイモン
やっと倒せたのか…?
雷電将軍
その武芸、衰えてはいないようですね。
しかしその意志は、いつまで持つでしょうか。
パイモン
そ、そんな…
>人形の将軍は無敵なの?
影
ここは意識空間、彼女の存在はそう揺らぐことのないものです。
彼女は摩耗に対抗するために生まれました。
意志に関しては、彼女は生きとし生けるものの頂点に立つでしょう。
当然、あなたも私も含めて…
パイモン
じゃ、じゃあこの戦いって…
終わりがないってことか?
影
よもや、それもあり得なくはないでしょう。
ですが私は、今の私の意志が決して摩耗による産物でないことを、彼女に証明しなければなりません。
私の切り開く未来は、きっと摩耗にも耐えうるほど偉大なものであると。
これを乗り越えなければ、将軍の規則を変えることはできません。
稲妻も…
「前進」することはないでしょう。
これは私の責任です。
たとえこの戦いが何か月、何年、何世紀…
どれだけ続こうと…
何度でも私は彼女を倒します。
>じゃあ、その間の稲妻はどうするの?
影
五百年前、人間は戦うことで自らの力を証明しました。
そして今、彼らは「願い」を頼りに新たな道へ歩もうとしています。
まるで、古き櫻が新しい枝を伸ばすかのように…
そろそろ私も――
彼らを信じることを学ばなくてはなりません。
①人間が一人で進んでいってもいいの?
②みんな将軍こそが希望だと思ってる。
影
はい、分かっています。
ですがもし、眞の言った「夢想」こそが正真正銘の永遠なら、将軍のいない「須叟」など恐るるに足りません。
稲妻の果てしない未来のためならば、どんなに長い戦いも、「永遠」の中の一瞬に過ぎないのです。
私は稲妻の臣民に、必ず帰ると誓いました。
この誓いは、あなたが見届けてください。
私のいない間、すべてを神子たちに任せます。
パイモン
でも、でもそれじゃ…
影
私の言葉を伝えてください。
影によって空間から追い出されたようだ。
>影!
パイモン
うわぁっ――!
…パイモンと対策を話す…
パイモン
オイラたち、追い出されたのか…
どうするんだよ?
本当に影と将軍をあのままずっと戦わせるのか?
ああすることでしか、将軍の規則は変えられないって言ってたけど…
でも…
①影にはもう肉体がないから、将軍が必要。
②でも唯一の方法じゃないと思う…
パイモン
そうだろ?
しかも影って頑固だから、あそこで壁にぶつかったらそのまま足を止め続けることになっちゃうかもしれない…
それに、勝負にこだわりすぎて最初の気持ちが薄れでもしたら…
もう出てこない可能性だってある!
①まだ離れるわけにはいかない。
②私たちの役目は終わってない。
パイモン
おう!
影がこの試練を乗り越えられるよう、前みたいにあいつを手伝おう!
影が中にいる時間を短縮する方法か…
それか、直接勝つ方法ってないか?
>うーん…
パイモン
なにがなんでも、影をあのまま中に残しちゃだめだ!
でも、あの場所にはもう入れないし…
手伝うって言っても、まず中に入らないと…
うぅ、どうしたらいいんだ…
とりあえず体当たりでもしてみるか…
>八重神子に聞いてみよう。
パイモン
そうだ!
神子だ!
神子があの不思議な空間のことをどれくらい知ってるかはわからないけど…
もう他に選択肢もない…
さっそくあいつのとこに行ってみよう!
>≪煌々たる櫻≫
◆深見(武士)
神櫻の傷ついた根から、多くの人の記憶が散逸した。
この機会に、雷電影は大切な友人や守り抜いてきた稲妻の物語を色々と話してくれた。
パイモン
じゃあ、引き続き痕跡を追いかけようぜ。
影
ええ。
事前の調査によれば、次の魔物が最後の群れとなります。
…追跡を続ける…
…影と会話する…
影
先ほどと同じように、私に任せてください。
パイモン
おいおい、ほ、本当に大丈夫なのか?
オイラたちをおどかすなよ!
影
大丈夫です、戦闘は私のもっとも得意とすることですので。
…獣域ハウンドを倒す…
影
うーん…
パイモン
大丈夫か?
影
平気…です…
私は…
…影と会話し、彼女の状態をする…
パイモン
影、やっぱりここはオイラたちに任せろ。
①なんだか様子がおかしい。
②無理しないで。
影
私は…
すみません。
パイモン
大丈夫だ。
影は後ろで休んどけ、体力を回復しとくんだ!
魔物はオイラたちがやっつける!
あれまたあの光だ…?
間一髪のところで、光の中から三人の武士が現れた。
①また来た。
②今回は何が…
藤木
こ、ここは一体?
それに君たちは…
なっ、将軍様!?
将軍様、まさかケガをされているのですか?
影
くっ…
平気です。
ただ体が思うように動かないだけで…
藤木
我ら幕府武士、必ずや将軍様を最後まで守り抜いてみせましょう!
深見
野郎ども!
かかれッ!
また魔物が攻めて来たぞ!
影
いけません、危険すぎます。
藤木
これこそ我々の使命です!
危険を恐れていては、はなから武器など握ってはおりません。
深見
将軍様、ご安心を。
このような苦境に立たされた時こそ、神によって与えられた我々の力が意味を持つのです。
パイモン
それって、神の目?
藤木
そうです。
神は全能であり、人間に力を与えます。
つまり、我々に深い期待を寄せているということでしょう。
そして、将軍様が苦境に立たされている今、我々はその誓いを果たさねばなりません!
パイモン
当時、戦ってた人たちって、こんな風に神の目のことを見てたんだな…
①希望に満ちたもの。
②揺るぎない抗争心を持ったもの。
深見
将軍様がどこへ行ったのか分からず、みんな絶望の淵に立たされておりました。
しかし今、将軍様はここにいる。
将軍様が再びみなの前に姿を見せれば、我々の心にある希望も再び燃え上がることでしょう。
この希望こそ、暗闇を駆け抜ける光の道しるべとなるのです。
藤木
さあ、みなの者、共に戦おう!
パイモン
オイラたちも戦うぞ!
藤木
おっと、そうか…
分かった、安全には気をつけろよ。
…武士たちに協力し、獣域ハウンドを倒す…
…影と武士たちに話しかける…
藤木
どうやら、やつらの侵攻が止まったようだな。
深見
こんなにも激しい戦いを経験したのは初めてだ!
影
ありがとうございます…
パイモン
あれ?
もう平気なのか?
まだ休んでてもいいんだぞ?
影
問題ありません、少しよくなりました。
藤木
見事な手際、感服いたしました。
あれら魔物は必ずまたやって来るでしょう。
その時はおそらく、獣域ハウンドのような小物だけではないはず。
ここはすぐにでも将軍様に稲妻城へとお戻りいただき、大将の率いる軍隊と合流してもらうのが得策。
深見
それに将軍様の帰城を目にすれば、きっとみなの士気も上がることでしょう。
パイモン
じゃあ、おまえらはどうするんだ?
藤木
我々はここに残って魔物どもの足止めをします。
これ以上やつらを先に進ませるわけにもいきませんので。
仲間たちと協力し合えば、敵の数がどんなに多かろうと問題はありません。
パイモン
……
①(彼らにとってはこれが正しい「現実」。)
②じゃあ、ここは任せた。
深見
お任せください!
戦うことこそ、俺たちがもっとも得意とすることですから!
将軍様は特別な存在。
将軍様だけがこの絶望的な現状を覆し、我々を未来へと導くことができる…
稲妻がいかなる脅威に晒されようとも、我々には将軍様を永遠に信じ続けるだけの理由があるのです!
影
……
感謝いたします。
あなたたちに誓いましょう、稲妻に明るい未来をもたらすことを。
その約束が果たされるのは少々遅れてしまいましたが、少なくともこの瞬間から、それが守られることを保証します。
深見
将軍様のそのお言葉だけで、我々はどんな困難にも立ち向かっていけます!
きっとあなた様と共に、稲妻が失ったものをすべて取り戻してみせましょう!
藤木
常道を恢弘せしは、永遠なる鳴神なり!
武士たち
常道を恢弘せしは、永遠なる鳴神なり!
パイモン
消えちゃったぞ…
①さっきの誓いって、彼らに対して?
②自分に対して誓ったの?
影
彼らに対してであり、私に対してです。
人々の犠牲は、私に計り知れないほどの苦痛をもたらしました。
私は、彼らが自身の一切を燃やし尽くす姿と光り輝く姿を無視していたのです。
その結果――
何百年もの間、彼らの意志を蔑ろにしてしまいました。
「彼らに何を言っても意味はなく、彼らは地脈の中に漂う記憶に過ぎない。」
たとえそうだとしても、私は彼らに…
今まで私を信じて疑わなかった人々に応えなければなりません。
パイモン
オイラ思うんだけどさ…
思いに応えてくれたのが、たとえ何百年後だったとしても、それでも報われたんじゃないかな…
影
慰めてくれるのですね…
ありがとうございます。
しかし、これは元より稲妻の神がやるべきことです。
私は行動するのが遅すぎました。
先ほどの武士が言ったように、私は戦士の担うべきことをすべて引き受けていればいいとだけ思っていました。
ですが稲妻に必要なのは、眞のような人物です。
たとえ私と眞がまったく異なっていて、永遠に彼女のようにはなれないとしても――
私のやるべきことは、彼女と同じであるべきなのです。
>人間は、影の信頼に値する存在。
影
ええ。
強くて、たくましい、誇るべき存在です…
人々に崇められる雷電将軍が、彼らの足を引っ張ってはいけませんね。
パイモン
おっ!
どうやら、考えがまとまったみたいだな!
影
稲妻には新たな変化と可能性があります。
しかしそれと同時に、時間も必要なんです。
「過去」が私たちに残した傷跡は、「未来」へと至る時間の中で癒されていくことでしょう。
どれほど時間を費やすことになろうとも、私はやり遂げてみせます。
これは私自身が約束したことですから。
獣域ハウンドを一掃した今、この件も解決へと向かうことでしょう。
今のところ、やつらがこれ以上の脅威をもたらす気配はありません。
原因の究明や傷ついた神櫻の手当てなどについては、天領奉行か社奉行の者に対応させます。
パイモン
おう、じゃあ行こうぜ!
影、すごく落ち着いてるように見えるけど、内心はざわついてるんじゃないかな?
なんか影って、ここ最近ですごく変わったよな。
ん?
どうしたんだ、影?
はやく行こうぜ。
影
くっ…
>影!
パイモン
どうしたんだよ、また具合が悪くなったのか?
影
体が…
動きません。
どうやら、事態は私の思っていた以上に深刻なようです。
①ちょっと休憩する?
②とりあえず稲妻城に戻ろう。
影
いえ、「彼女」が私を呼んでいます。
今が絶好の機会でしょう。
蛍、私の体を支えていただけませんか。
鳴神大社の下にある…
洞窟へ行きましょう。
パイモン
洞窟?
中になにかあるのか?
影
そここそが…
過去を断ち切り、未来へと進むための戦場です。
魔物退治は一旦落ち着いたが、雷電影の体調はますます悪くなっていく。
何かの予感に導かれるように、鳴神大社の下にある洞窟へ連れて行ってほしいと彼女にお願いされた…
…鳴神大社の下にある洞窟に行く…
…影と会話する…
影
着きました、入り口はここです…
パイモン
うわっ、鳥居が現れた!?
>大丈夫?
影
また悪化したような気がします…
でも大丈夫です。
なるべく早くすべてを終わらせなければ。
ここはかつて私が直々に封じた…
雷電眞の意識空間への入り口。
どうやら、「彼女」はもう、私にこの体を好き勝手使わせる気がないようです。
パイモン
ん?
どういうことだ、彼女って誰だよ?
眞のことか?
影
ついて来てください。
パイモン
ついて行くって、どこに…
ってうわぁあ――
…神秘に包まれた空間に入る…
何かの力によって、不思議な空間に引きずり込まれた。
…影と会話する…
パイモン
うぅ…
頭がクラクラするぞ。
どこかに引き込まれたみたいだけど…
あっ!
この場所って…
>「一心浄土」に似てる。
パイモン
おい、あっち見ろ!
もう一人、影がいるぞ!
雷電将軍
またお会いしましたね、旅人さん。
この身は内なる者の協力者であり、規則の守護者。
内なる者が規則から逸脱しようものなら、この身は…
修羅と化しましょう。
パイモン
この感じ…
まさか人形の将軍か!?
雷電将軍
あなたは私の体で俗世を巡り、永遠の真諦を掴んだようですね。
今の自分のほうが、過去の自分よりも決意が固く、考えが正しい。
そう思っているのでしょうか?
それは新たな考えを得たから?
それとも抗うことのできない「摩耗」を受けたからですか?
影
それをあなたに答えるために、私は来たのです。
私たちは武人。
今この場における対話は、「刀を交えること」のみ。
パイモン
あわわ…
ふ、雰囲気が一気に変わったぞ!
も、もう…
だ、だだ大丈夫なのか?
影
先ほどの不調は、私に体を使わせまいと将軍が抵抗していたからです。
彼女が言ったように、私が「変化」する考えを持った時点で、彼女は私を敵と見なします。
ただ、意識空間に入れば、私は彼女から独立した存在となり、干渉を受けることがなくなるのです。
将軍は人形ですが、自我を持っています。
必要な時に、ここに現れて私と対決するのです。
①これが以前言ってた…
②永遠なる防御機能?
パイモン
えっと…
影はどんな困難があってもやり遂げるって言ってたけど、まさか自分と戦うことになるなんて誰も想像してなかったぞ!
影と将軍が戦うなんて…
影
私が将軍に定めた規則…
いえ、将軍こそかつての私の理想。
「永遠」の礎であり、揺るぎない存在。
必要がなければ、私は彼女を変えることなどしません。
パイモン
もう他に方法はないのか?
手を出さなくても丸く収まるみたいな…
>影は自分の退路を残すような人じゃない。
パイモン
でも、二人とも稲妻のためを思ってやってるのに…
雷電将軍
この身は、無上なる威厳を象徴し、一国を統べる権限を与えられ、「雷電将軍」の一切を凝集したもの。
当然のことながら、影が前進する中、絶え間なく失われていく苦しみと、永遠を目指す決心も受け継いでいます。
これもすべて、「摩耗」に対抗するため。
決心、勇猛、愛慕、憎悪…
そのすべてが時間という長い川の中で歪み、変わっていくのです。
「規則」のみが、永遠を保つことができる。
影
確かにそれが、あなたを作った時の私の考えでした。
同時に、私が越えなければならない高き壁にもなったようです。
雷電将軍
あなたは、私の敵になるというのですか?
私はあなたの過去であり、永久不変の規則であり、「永遠」の守護者。
影
ならば私は、臣民に夢を与えし――
「雷電影」。
…雷電将軍を倒す…
雷電将軍
誇り高く凛然たる鬼の少女は、その鋭利な牙と爪を断ち切られました…
たとえ血と穢れが洗い流されたとしても、あなたの刀が以前の輝きを取り戻すことは、永遠にないでしょう。
空に舞う狐の櫻花は、やがて漆黒の雨へと変わりました…
地脈が流れ続ける限り、時間の苦しみは終わりません。
稲妻を包む神の雷光は、雲の中で静かに消えるでしょう…
この先、あのような人は永遠に…
二度と…
現れないでしょう…
パイモン
も、元通り回復した!?
【体力回復】
影
私は、ここで倒れなどしません。
…もう一度影と会話する…
パイモン
やっと倒せたのか…?
雷電将軍
その武芸、衰えてはいないようですね。
しかしその意志は、いつまで持つでしょうか。
パイモン
そ、そんな…
>人形の将軍は無敵なの?
影
ここは意識空間、彼女の存在はそう揺らぐことのないものです。
彼女は摩耗に対抗するために生まれました。
意志に関しては、彼女は生きとし生けるものの頂点に立つでしょう。
当然、あなたも私も含めて…
パイモン
じゃ、じゃあこの戦いって…
終わりがないってことか?
影
よもや、それもあり得なくはないでしょう。
ですが私は、今の私の意志が決して摩耗による産物でないことを、彼女に証明しなければなりません。
私の切り開く未来は、きっと摩耗にも耐えうるほど偉大なものであると。
これを乗り越えなければ、将軍の規則を変えることはできません。
稲妻も…
「前進」することはないでしょう。
これは私の責任です。
たとえこの戦いが何か月、何年、何世紀…
どれだけ続こうと…
何度でも私は彼女を倒します。
>じゃあ、その間の稲妻はどうするの?
影
五百年前、人間は戦うことで自らの力を証明しました。
そして今、彼らは「願い」を頼りに新たな道へ歩もうとしています。
まるで、古き櫻が新しい枝を伸ばすかのように…
そろそろ私も――
彼らを信じることを学ばなくてはなりません。
①人間が一人で進んでいってもいいの?
②みんな将軍こそが希望だと思ってる。
影
はい、分かっています。
ですがもし、眞の言った「夢想」こそが正真正銘の永遠なら、将軍のいない「須叟」など恐るるに足りません。
稲妻の果てしない未来のためならば、どんなに長い戦いも、「永遠」の中の一瞬に過ぎないのです。
私は稲妻の臣民に、必ず帰ると誓いました。
この誓いは、あなたが見届けてください。
私のいない間、すべてを神子たちに任せます。
パイモン
でも、でもそれじゃ…
影
私の言葉を伝えてください。
影によって空間から追い出されたようだ。
>影!
パイモン
うわぁっ――!
…パイモンと対策を話す…
パイモン
オイラたち、追い出されたのか…
どうするんだよ?
本当に影と将軍をあのままずっと戦わせるのか?
ああすることでしか、将軍の規則は変えられないって言ってたけど…
でも…
①影にはもう肉体がないから、将軍が必要。
②でも唯一の方法じゃないと思う…
パイモン
そうだろ?
しかも影って頑固だから、あそこで壁にぶつかったらそのまま足を止め続けることになっちゃうかもしれない…
それに、勝負にこだわりすぎて最初の気持ちが薄れでもしたら…
もう出てこない可能性だってある!
①まだ離れるわけにはいかない。
②私たちの役目は終わってない。
パイモン
おう!
影がこの試練を乗り越えられるよう、前みたいにあいつを手伝おう!
影が中にいる時間を短縮する方法か…
それか、直接勝つ方法ってないか?
>うーん…
パイモン
なにがなんでも、影をあのまま中に残しちゃだめだ!
でも、あの場所にはもう入れないし…
手伝うって言っても、まず中に入らないと…
うぅ、どうしたらいいんだ…
とりあえず体当たりでもしてみるか…
>八重神子に聞いてみよう。
パイモン
そうだ!
神子だ!
神子があの不思議な空間のことをどれくらい知ってるかはわからないけど…
もう他に選択肢もない…
さっそくあいつのとこに行ってみよう!
>≪煌々たる櫻≫
