天下人の章 第二幕・須臾百夢/煌々たる櫻

修正(吹出) 伝説任務

雷電眞が残存する意識空間で、影と人形の将軍は途方もない戦いを始めた。
稲妻のためにも、影のためにも…
彼女がこの過酷な試練を乗り越えられるよう、あなたはこれまで同様、影を助けることにした。

…鳴神大社に行って、八重神子と会う…

…八重神子と会話する…

八重神子
なんじゃ、その焦った顔は。
もしやまた妾に頼み事でもしに来たのか?
汝じゃからよかったものの…
もし他の者じゃったら、笑顔で迎え入れはしていなかったじゃろうな。

パイモン
笑顔でって…
いつもニヤニヤしてるだろ!

八重神子
さっきのは常套句じゃ。
そう妾にケチをつけるでない。

>パイモン、本題を…

パイモン
あっ、そうだ!
大変なんだよ!
影が…影が…

事の経緯を八重神子に伝えた…

八重神子
そうか――
なるほど、影は稲妻を人間に託し、自ら一人でいつ終わるかも分からぬ戦いをしていると…
頑固で極端、自身の意志だけで行動し、僅かにでも力が足りなければ目的を達成できぬ…
確かにあやつのやり方じゃ。
じゃが、あやつは今までずっとあんな風にしてきたんじゃ。
いったい何の心配をしておるのじゃ?

①今回のは今までと違う。
②影は少し焦ってる。

八重神子
焦っておる、か…
ふふっ、それもそうじゃな。
影は時に、子供じみたところがある。
それで、妾が手伝えると思ったのか?
そのようなこと、誰から聞いたのじゃ?

パイモン
とぼけてるんだよな?
わざとからかってるんだよな!

八重神子
ほう、ずいぶんと賢くなったではないか。
じが残念ながら、今回のは本音じゃよ。
雷電眞の意識空間について、妾はほとんど知らぬ。
妾が知っておるのは、あれが神櫻の根本であり、影の「一心浄土」とは少々異なるということだけじゃ。

パイモン
それって、雷電眞がいなくなったからか?

八重神子
完全にそういうわけでもない。
空間そのものの性質にも違いがある…
じゃが、妾の机上の空論よりも、直接訪れた汝らのほうが感じ取れたのではないか?

①分からなかった。
②あんまり気にしてなかった。

八重神子
ともかく、これらはすべて、説明するのも面倒な些細な点じゃ。
まずは、その空間の入り口に向かうぞ。

…神秘に包まれた空間の入り口に戻る…

…八重神子と会話する…

八重神子
方法は…
あるにはある。
少し姑息ではあるがのう…
意識空間は、何も知らぬ者にとっては非常に抽象的なものじゃ。
じゃが妾はちょうど影の眷属、多かれ少なかれあやつの居所を感知できる。
言い換えれば、その場所が空間のどの位置にあるか具体的には分からぬが、汝を影のもとに送ることはできるということじゃ。

パイモン
抽象的…?
位置?
なに言ってるんだよ…

八重神子
理解しなくてもよい。
もっと簡単に言うと、今のあやつの周りにあるすべてのものは、混沌に包まれておる。
乱流のように無秩序…
無理に入れば荒波に飲まれ、時間と空間の中に迷い込んでしまうじゃろう。
だからこそ、「一心浄土」に入る時は、意識を物体へと宿す方法が一番安全なんじゃ。

パイモン
えっ?
じゃあオイラはやめとくよ…
おまえたちが行ってきてくれ!

①逃げちゃダメ。
②パイモン、私を見捨てる気?

八重神子
まあ、行かなくてもよいじゃろう。
最悪、影を失うだけじゃろうしな?

パイモン
お、おまえら…
ああもう!
わかった、行くって…

八重神子
決意は固まったようじゃな。
では汝らを送るとしよう。
……
ん?
これは…

>どうしたの?

八重神子
いや、なんでもない。
この乱れた感じ、妾の考えを裏付けておると思っただけじゃ。
そうじゃ、空間に入る時は、汝の願いを心の中で繰り返すんじゃぞ。
抽象空間の巨大な波に飲まれないためには、自らの意識を一定まで高める必要がある。
意識を強く保ってこそ、妾は汝をもっとも適した位置へと送れるんじゃ。

>分かった。

八重神子
扉が開いたぞ、入るがよい。
妾は外で待機しておる。
汝の最後の保険としてな。
妾の神…
汝に託したぞ。
妾のため、そして稲妻のため、全力を尽くしてきてくれ。

パイモン
神子を信頼していいんだよな…

>きっと成功する。

八重神子
さあ、行ってくるがよい!

…空間に突入する…

パイモン
どっどうするんだ!?

八重神子
空間に入る時は 汝の願いを心の中で繰り返すんじゃぞ
意識を強く保ってこそ 妾は汝をもっとも適した位置へと送れるんじゃ

雷電眞の意識空間へと迷い込んだ。
ここでは時と空間が共に流れ、樹木の盛衰と滄海の変化は一瞬の出来事。
そして、影と将軍が果てない戦いを繰り中、神子の言葉を頭に思い巡らすと…
影が再び目の前に現れた。

…影と会話し、状況を整理する…


……
どうして…?
あなたたち…
一体どうやって再びここへ?
それに…
どうして姿が昔と同じままなのですか…

>昔?それって…

雷電将軍
この戦い、実に懐かしい。
今のあなたの意志は、まるで永遠に関する規則を定めた時と同じように固いのですね。
無数の戦いの中、あなたは一度も負けることなく、一片の迷いもありませんでした。
たとえ私が永遠におけるすべての敵を目の前に示しても、あなたは動じなかったでしょう。


それほどまでに規則に従おうとする意志、称賛に値します。
あなたこそ、まさに「永遠の守護者」の名にふさわしい者。

雷電将軍
彼女たちがこの空間に戻ってきた時、まるで運命に導かれた必然のように感じました。
ではこの決戦をもって、私たちの五百年以上にわたる宿命に、終止符を打ちましょう。


決戦?
まさか…
旅人さん、下がっていてください。

>すべてを終わらせるってこと?


私にとっては、次の「始まり」となります。

雷電将軍
雌雄を決するに必要な刻は、王国の繁栄と滅亡を見届けられるほどのもの。
雌雄を決するに使わんとする力は、大海を覆し、天を滅すほどのもの。
雌雄を決するに求めし意志は、心を貫き、夢想を転覆せしもの。
しかしあなたは、今なお存在している。

私は永遠に存在します。

【体力回復】
私の背負う意志は、決して壊れも、滅することもありません。

…雷電将軍【禍津御建鳴神命(雷電の稲妻殿)】を倒す…

…長き戦いの終わりを見届ける…

雷電将軍
ここまでです。
あなたの勝ちを認めます。
あなたは過去を超えることができないと考えていましたが、私の思い違いだったようです。
あなたの魂を軽視していました。
永遠に摩耗することのない意志は、結局のところ、未来を抱けないのですね。


あなたは未来の心配をする必要も、一人で前に進む必要もありません。
あなたの強さは私が一番よく知っています。
私一人の力では、この決闘の敗者は私だったでしょう。
しかし、武芸の形と限界は、刀を振るう理由によって決まります。
私が背負いしものは、天光へと向けられた幾千もの眼差し。
それを思うたび、この「夢想の一心」が震えるのを感じるのです。
まるで、眞から受け継いだこの刀が、私に気づかせ…
鼓舞しているかのように…

雷電将軍
私も感じていました。
さきの戦いの中、それは確かに新しい力を放っていたことを。
その力は、私の認識をも超えたものです。


これは眞の刀です。
もしかしたら、私が彼女を心から理解した時にのみ、この刀は全力で応えてくれるのかもしれません。
「夢想の一心」を強く握りしめると、彼女と一緒に戦っている感覚になります。
馴染みがあるのに、それを知らない感覚…
一度も刀を振るったことのない彼女が、ずっと私のそばにいるかのように…

雷電将軍
認めましょう。
あなたのその新たな意志は摩耗によって生まれたものではない。
もうあなたの規則を修正する行為を妨げるつもりはありません。
これからも、この身はあなたの協力者です。


もう、変えることのできない規則を作りはしません。
あなたはこれまで私の過去を表わす存在でした。
しかし今日からは、あなたが――
私です。
眞はただ一度たりとも、私を武器と見なしたことなどありませんでした。
私も決して、あなたを道具とは見なしません。

雷電将軍
…ふふっ、本当に変わったようですね。
これが人間のよく言う「成長」というものでしょうか。
分かりました、私があなたの影となりましょう。
かつてあなたが、眞の影であったように。
私の行うべき責務に変わりはありません。
しかし武者として、今後もこのような戦いの機会があることを期待しています。


勝負そのものについては、まだ不服と…
そういうことですか?

雷電将軍
いえ、ただ今までに感じたことのない、新しい感覚だったからです。
あれはもう一度味わうのに値するものでした。

パイモン
もう戦いは終わったのか…?
これで、本当にぜんぶ終わったんだよな?


ん?

>「夢想の一心」が光ってる?

「夢想の一心」が光り輝く中、声が聞こえた…

こんにちは、影。
それからこれを見届けている者たち。
私は雷電眞。
かつて責務を全うすることができぬまま散り、あなたたちに数多の厄介事を残してしまった前代の雷神。


眞…?

私は今、とても嬉しいわ。
あなたならきっと、ここまで辿り着けると信じてた。
私は「夢想の一心」へと微かに意志を残しておいたの。
あなたがその力をすべて発揮した瞬間、私が現れるようにね。
どうしてこんな回りくどいやり方をしたのか――
それはあの時のあなたが、自分の考えを信じて疑わず、何も聞き入れようとしなかったからよ。
ただ私には、あなたの考えが変わるまで待つ時間がなかった。
だから、このような形であなたを待つことにしたの。
どうか許して。


しかし、そんなこと私には一度も…

すべてが急すぎたのよ…
本当にごめんなさい。
いきなり、稲妻をあなたに託さなければならなくなり、ずっとあなたに悪いことをしたと思っていたわ。
あなたが「無想」に固執しないためにも、元々これらの道理は私が順を追って教えていくはずだったのに。


あの時…
カーンルイアで起こることが分かっていたのですか?

ええ、多少ね。
どの俗世の執政にとっても、「あそこ」は無視できない存在だから。
今の私にはもう時間を感知することができない。
この再会がどのくらいの時を経たものなのか、そしてその間に稲妻で何が起きたのか分からないけど…
それでも私は知っているわ。
あなたはきっと、幾度となく涙をこぼしそうになりながら、とても険しい道を歩いてきた。
そうよね?


…幾度となど…
私を見くびらないでください。

ほら、認めてるじゃない。
そういった可能性も考えて、あなたに贈り物を残しておいたわ。
稲妻の苦痛を和らげるためにね。
これを受け取って、私の最後の意識が消失する前に。
でも、もっとも重要な一歩は、あなた自身の手でね…

…夢の始まりを見届ける…

光が成す種が影によって蒔かれ、時間という概念は薄まり、稲妻の数百年の歴史が、符号が合わさるように広がっていく。
二人の神がすれ違い、神櫻は「現在」から「過去」へと飛び、影は「現在」から「未来」へと進んだ。
そして、ついに永遠という名の新しい章が幕を開けるのである。

パイモン
光が種になった?

雷電眞
民を守る奇跡の樹。
今は誰も見たことのない未知の存在。
いつ現れるのか、どこで発芽するのか、すべてはそれを生みし者の心と夢次第。
命を授けてあげて、影。

雷電影
まさか、これは…

雷電眞
永遠は時間を無限に引き伸ばし、夢は一つ一つの節目を輝かせる。
この二つが出会うことで、神櫻は天理の禁錮から解放され、漆黒の中から咲くの。
そして、悪夢は消え去り、現実は住きほうへ。
私たちの望む光景も依然と先に。
残念だけど、私は稲妻の未来を見届けることも、あなたと一緒に行くこともできないわ。
知ってる?
影、私いまとても嬉しいの。
最後の願いも叶ったから。
あなたの薙刀は、無数の災厄を払ってくれた。
ずっと、あなたには申し訳ないと思っていたの。
些細なお返しだけど、あなたが目覚め、新たな出会いを迎えるまで、神櫻があなたのために時間を稼いでくれるわ。
どう?
きっともう役に立っているでしょう?
今度こそ…
本当にさようならね、影。

雷電影
ええ…
さようなら、眞。

…影と八重神子と会話する…

意識空間を離れて神社へと戻り、八重神子にすべてを話した…

八重神子
現在の影が自らの意識空間に神櫻を植え、それが過去の稲妻で発芽した…
そう簡単には信じられぬ、実に奇怪な話じゃ。


これらはすべて眞の力です。
永遠に関して、彼女の理解は私より深いものでした。
「永遠」は時間と密接に結びついた概念です。
永遠に触れれば、時間の概念が曖昧になります。

>空間に入る時、不思議な景色を見た。
>時間が進んでいるのに、後退もしてた。

八重神子
時間そのものに意味はなく、常理によって解釈することも不可能…
なるほど、これこそが妾の感じた「乱流」じゃったわけか。
もしかすると、汝らがあの時間に無事戻れたのは、それが原因だったのやもしれぬな。
じゃが、あの乱れた感覚はもう消えておる。


まだ私も完全には理解できていません。
ただすべての根源が…
あの種であると私の直感が伝えています。

八重神子
ふむ…
妾が思うに、眞の力だけでは…


あなたが何を考えているのかは分かります。
たしかに「より高度な力」が関与していたかもしれません。
ですが何がどうあれ、彼女のこの方法は、最後の最後で私たちすべての者を守ったのです。
もし神櫻がなければ、稲妻は何百年も前に災いと穢れによって呑み込まれていたかもしれません。

八重神子
汝が神櫻に奇妙な感覚を抱いておるのは知っておる。
じゃが妾から言わせれば、神櫻はずっと存在していたんじゃ。
昔、汝はこの神櫻が眞の意識空間とつながっていることを妾に証明しようとしたが、残念ながらうまくいかなかった。
そうじゃろ?


ええ、ですがいま分かりました。
あの時はまだ、神櫻が植えられていなかったのです。

パイモン
でも、あの樹…
今の姿とはぜんぜん違うと思うぞ…?

八重神子
神櫻は妾の縄張りに植えられたものじゃ。
当然、妾の好みに合わせて剪定しておるに決まっておろう。

パイモン
ええ…
そんな勝手にやっていいのか…

八重神子
冗談じゃよ。
発芽してから今まで、この樹は数多くのことを経験してきた。
狐が精魂込めて世話してきたおかげで、今の形となったのじゃ。
妾と完全に無関係というわけでもないぞ。
汝らが空間を離れてから再び入るまでの間、時間は少ししか経っておらんかった。
なのに、内部の戦いはすでに何百年も続いておった。
そうじゃな?
妾が思うに…
旅人、汝は妾の言いつけ通り、自身の願いを心の中で念じておったのではないか?

①もちろん。
②何か特別な意味があったの?

八重神子
あの時、妾は影の居所を感知しておったが、同時に内部の「時間」の異常にも気づいておった。
もし「時間」も妾たちの追い求める要素の一つであるならば、「位置」のみを知っているだけでは不十分。
じゃが幸い、汝らの強い意志によって、その乱流はすべての願いが収束する時間の交差点――
もっとも大きな可能性を秘めたあの瞬間へと汝らを連れて行った。
乱流の方向は眞の影響も受けていたかもしれぬが、影を助けられたのは、みなの努力があったからじゃ。
今回は汝らに礼を言わねばならぬ。

パイモン
もしかして、オイラたちがあの決戦に立ち会えたのは偶然じゃなくて、必然だったのか…

①これが将軍の言ってた…
②運命の必然。


私は元々、空間の外と内で時間の流れが一致していると思っていました。
ですので旅人さんが再び現れた時、とても驚いたのです。
あの瞬間、私が真っ先に思ったのは、「もしや稲妻に大きな災いが起きたのではないか」というものでした。
しかしあなたが来たのは、私を助けるためだった…
あなたが来たことで、私は最良の結末を迎えられました。
お二人とも、ありがとうございます。
私のためにしてくださった数々のこと、しかと心に刻んでおきます。

八重神子
影、大丈夫じゃったか?


体はすでに回復しています。
将軍の意志も、もう私と抗うことはありません。

八重神子
体ももちろん重要じゃが、それよりも妾は、気持ちが落ち着いたかどうかが知りたいんじゃ。
眞の意識に会ったのじゃろう。


ただ彼女の声を聞いただけで、会ってはいません…
大丈夫です。
少し懐かしいと思っただけなので…
私はもう前へ進むと決めています。
しかし、今回のことで確信しました。
眞は本当に凄いですね…
彼女はあの時すでに、稲妻の未来に起こる数々のことを予想していました。
何より、私の未熟さも、すべて彼女の計算に入っていました。
稲妻が今日を迎えられるのも、彼女のおかげです。

①眞は凄い。
②でも影も大切なことをやり遂げた。


私はただ種を一つ植えただけです。

>影との意志、どちらも必要だった。

パイモン
そうだぞ!
影は自分の力で眞の前に戻ったんだから、それだけですごいぜ!

①最後の行為は簡単なものに見えたけど。
②無数の努力によって成ったもの。

①因果が逆になったからって…
②自分を卑下しないで。


…ありがとうございます。

八重神子
今日ようやく、汝と稲妻は何百年も続く影から完全に抜け出せたようじゃな。
眞と汝は、稲妻にとって不可欠な「過去」と「未来」。


あなたからそのような慰めの言葉を聞けるとは、珍しいこともあるのですね。
素直に受け取っておきましょう。

八重神子
なんじゃ、これも全部、昔の汝が聞く耳を持たなかったからじゃろう。

パイモン
眞と同じこと言ってるな。

八重神子
ほう?
なら将軍の位に、妾が二日ほど座ってもよいのではないか?
いや…
そんな面倒なこと、やはり御免じゃな。


冗談はここまでにしましょう。
私はこれから数多くのことをやらなければなりません。
将軍と共に現在の稲妻をよく観察し、現状を整理し、未来について考えます。
そして…
鎖国を解除します。

パイモン
本当か?
それって大変なことなんじゃないか!?


私はもう静止するだけの「永遠」を追い求めることはしません。
であれば、この国を封鎖する必要もないでしょう。
きっとこれから、稲妻には多くの壁が立ちはだかることになります…

>でも同時に多くの「出会い」が生まれる。


それについて、私もとても期待しています。

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この先、稲妻には数多くの試練が待ち構えているでしょう。
ですが、私にはその準備がもうできています。

①「試練」について…

鎖国令を解除すれば、必然的に様々なものに影響します。
利益のみで害がないとは言い切れません。
例えばすでに予測できるものが、他国による稲妻の商業への影響です。
これは私が次に取り組むべきものとなるでしょう。
八重神子
影は本当に真面目じゃのう。
妾がいま考えておるのは、鳴神大社で入場券を販売するか否かだというのに。

あなたという人は…

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②神の眼差しについて…

眞の眼差しは常に稲妻の民にありました。
それが彼女の責任であると、昔の私はそう考えていたのです。
しかし今になってやっと、その眼差しに称賛と期待が込められていたのが分かりました。
責任とは別に、彼女はそれを喜びとしていたのです。
彼女は人々を愛していました。

八重神子
過去の人々は眼差しを向けるに値した。
それは現在と未来の人々においても同じことじゃ。

ええ、私はもう彼らの情熱と夢を無視することはありません。

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③何百年も続いた戦いについて…

正直言って、あれは終わりの見えない苦痛でした。
果てしない戦いを前にした時、常に精神を研ぎ澄ませる必要があります。
少しでも気を緩めれば、将軍の刀が私の命を奪っていたでしょう。
今までの経験と見聞がなかったら…
そして刀に力がこもっていなかったら…
敗れていたのは私だったはずです。
これについては、あなたのおかげでもありますね。

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④神櫻が負った傷について…

安心してください。
もちろん忘れてはいませんよ。
天領奉行と社奉行には私から伝えておきます。
ただ魔物の脅威以外にも、神櫻から他のものが漏れ出ないかが心配です。

八重神子
それはまだはっきりとは言えぬ。
記憶以外にも、地脈には多くのものが入っておるからのう。

あなたも当事者なんですから、怠けないでくださいね。

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⑤八重神子が影を自分の神だって…

八重神子
汝よ、当人の前でふざけたデマを言うでない。
この世には、そう軽々しく何度も口にしてはならぬ言葉がある。
妾を裏切ることがどんな代価を払うことになるのか、そんなもの知りたくはないじゃろう?
妾の言ったあれは汝と妾だけの秘密じゃ、よいな?

何の話をしているのですか?

八重神子
なんでもない、油揚げが食べたくなっただけじゃ。

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⑥他に聞きたいことは特にない。

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夢櫻
雷電眞の意志空間から離れる前、手に握り締めた一片の櫻の花びら。
その存在は謎に包まれている。
一見、普通の櫻の花びらのようで、他の物たちとバッグで静かに眠っているが、もはや触れることも、重さや温度を感じることもかなわない。
ある物が、慣れ親しんだ基本的な性質を欠いているとき、その「存在」をどうやって証明するのだろう?
この花びらを手に入れるまでに目撃した様々なことを振り返ってみると、こうは考えられないか、とあなたは思った。
この櫻の花びらをこの世に生かしている力は、恐らく誰かの意志によるものではないか。
その人物の正体や、意図的なのか、はたまた無意識なのかは判断できない。
また、その意志とは懐古なのか、信頼なのか、それとも謝意なのか、それを確認することもできない。
「誰かの意志」が変わる瞬間、きっとこの櫻の花びらも消え去るのだろう。
時々、この花びらの存在を確認したほうがいいかもしれない。

《任務完了》