第一章 第一幕・浮世浮生千岩間/迎仙

修正(吹出) 魔人任務

◆観海(水夫)
◆琳琅(「希古居」の店主)
◆徳安公
◆博来(「万有商舗」のオーナー)
 (七星迎仙儀式…)
◆範二(「和裕茶館」のオーナー)
◆紀芳(「万文書舎」のオーナー)
◆天権の部下
◆千岩軍兵士
◆長順(商人)
◆イヴァノヴィチ(旅商人) 

璃月の海辺には岩の都市「璃月港」がある。
この都市と璃月全体を守っているのは岩神、または「岩王帝君」と呼ばれているモラクスである。
璃月港に着くと、ちょうど年に一度の「七星迎仙儀式」の日だった。
毎年この日になると、岩王帝君は璃月の経営方針についての神託を下す。

…璃月港に行く…

…パイモンと会話する…


パイモン
岩神に会いたいなら、チャンスは一年に一度きりだぞ。
吟遊野郎が教えてくれなかったら、今年の「七星迎仙儀式」は見逃すところだったな。

①パイモンは時間を知ってるの?

パイモン
えーっと…
今日かもしれないし、明日かもしれない…

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②パイモンは場所を知ってるの?

パイモン
吟遊野郎が開催を教えてくれたから気づけたんだ…
そんなオイラが場所まで知ってるわけないだろ。

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パイモン
せっかく璃月に来たんだから、ここの人たちに聞いてみよう。
あ、そうだ。
岩神「モラクス」だけど…
知ってるか?
オイラたちが使ってる「モラ」は、その神の名前が由来なんだ。
オイラたちみたいな余所者が璃月で岩神の名をそのまま呼んだら、すぐに「無礼な余所者」扱いされるから気をつけろよ。
だから、ここは璃月の人たちと同じように「岩王帝君」って呼ぶようにしとけ。

…市民と会話する…

観海
やあ、君たち「七星迎仙儀式」を見るために他国から来たのかな。
熱心だね…
そういえば、この璃月に数十年も暮らしてるのに、私は一度も見に行ったことないよ。
これが「地元だからこそ行かない名所」というやつか…
ははっ。
それはさておき、君たちの旅路に幸があらんことを祈ってるよ!
璃月へようこそ!

パイモン
ありがとう!
なあ、その「迎仙儀式」はどこに行けば見れるんだ?

観海
そうだな…
ここからだと距離があるし、細かな道の名前を言ってもきっと覚えられないだろう。
とりあえず「玉京台」へ行きな、高いところを目指すといい!
そこはこの港で最も高い場所にある――
ほら、高いってだけで神と対話するには打ってつけの場所な気がするだろ?

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観海
「迎仙儀式」に何があっても、ただの市民である私には関係ないからさ。
そう思うと、今年も参加しなくていいよな。

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…市民と会話する…

琳琅
「七星迎仙儀式」ね…
確かに言われてみれば、今日だったかしら?
岩王帝君が毎年神託を下し、このさき一年の璃月の経営方針を導いてくださるの。
去年、神託を迎えたのは確か「璃月七星」の「玉衡」…

①「璃月七星」?
②「玉衡」?

パイモン
おう、それならオイラも知ってるぞ!
モンドが「自由」の都であるように、璃月は「「契約」の国で、商業と貿易を大切にしてるんだ。
七つの勢力を代表する七人の商人、「璃月七星」がこの国の実質的な管理者だぞ。

琳琅
あら、他国の人はいつもそう言うのよね。
私たちにとって璃月の真の管理者は、ずっと岩王帝君よ。
七星は人間、帝君は神様。
モンドには「自由」の神様がいないけど、私たちのところは違う。
ちゃんと神様が存在するの。
口で説明するのも難しいわね。
あなたたちも璃月港にいれば、おのずと分かってくるはずよ…
「神のいない城」を離れた次は、私たちの国――
「神と共にある歴史」を体験するといいわ。

パイモン
おう!
じゃあ、さっそく「七星迎仙儀式」を見に行ってくる。

琳琅
いい選択ね。
なら、「玉京台」に行くといいわ。
高いところを目指すのよ。
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琳琅
岩王帝君様はね、最初から何もかも決めてくれる父親みたいな存在よ。
そう言ったら、「父も母もそばにいない」モンドの民は、寂しく感じるかしらね。

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徳安公
七星迎仙からもう一年か…
どうなるだろうか…
まあ…
こっちとは関係ないだろうけど。

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…市民と会話する…

博来
君たちも「七星迎仙儀式」を見たいのかい?
私もさ!
ここの誰もが見たがる儀式だからね!
商人として、璃月の最も重要な催事に関心を持たないわけにはいかない!
昨年の神託にあった十七のお言葉は、市場に大きな影響を与えたんだよ。
それに今年に入ってからずっと、「天権」の凝光様が動くという噂も耳にするしね…
「神の目」の持ち主が元素の力で創った岩石を、彼女は税務上の鉱石の範囲から除外したいらしい。

パイモン
か、かなり専門的な話だな。

博来
ハハッ、神託と市場に関心を持つ人々が多いのも、この貿易港の魅力の一つさ。
岩王帝君はね、七神の中で最も古い一柱なんだ。
その先を見据える目を、我々はいつだって頼ってきた。
それに今年の神託を一秒でも早く知れれば、他の人よりも早く儲けることができるかもしれないからね!

パイモン
も、儲ける…!
ど、どこに行けば「迎仙儀式」が見れるんだ?

博来
そうだな…
ここからだと距離があるし、細かな道の名前を言ってもきっと覚えられないと思う。
とりあえず「玉京台」へ行きな、高いところを目指すといい!
そこはこの港で最も高い場所にある――
ほら、高いってだけで神と対話するには打ってつけの場所な気がするだろ?

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博来
今年は小売業を続けるべきかどうか…
「迎仙儀式」の情報があれば判断できるが…

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範二
これは璃月の一大イベントだよ。
玉京台の方に行かないのかい?

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紀芳
私の旦那も「迎仙儀式」に参加しに行ったわ。
歴史の証人になるとか言ってたわね…
ただ見物したいだけじゃない。
また私に店番をさせるなんて。

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…玉京台に行く…

パイモン
迎仙儀式の日に願い事をすると叶うって聞いたぞ。
蛍も試してみたらどうだ?

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天権の部下(千岩軍兵士)
止まれ!
七星迎仙の場において部外者はここまでだ。
この先は立ち入り禁止だ!

パイモン
ちぇっ…
けちんぼ…

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…玉京台で祈願する…

長順
やあ、君も「仙気」に触れに来たのかい?
ハハッ、お嬢さん、わかっとるね!
この日に願い事をすると、帝君と仙人たちの加護を得られるんだ。
こっちはもうお願いが済んだから、ここは君に譲ろう。

パイモン
ありがとう!

>兄が早く見つかりますように…

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長順
そっちも今年が商売繁盛だといいな。

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…玉京台で祈願する…

イヴァノヴィチ
璃月は初めてかい?
実は私も初めて「七星迎仙儀式」を見に来たんだ。
ほら、あれが「璃月七星」の「天権」、凝光様だよ。
璃月を管理する者に、「迎仙儀式」を仕切る資格が与えられるんだ。
そうだ、知ってるかい?
璃月の仙人たちの多くは獣の形をしていてね。
岩王帝君自身も、このような公式の場では半分麒麟、半分龍の姿を見せるらしい…
…あっ、願い事の邪魔したら悪いね。
さあ、この場所は君に譲るよ。

>岩神から手がかりを得られるように…

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イヴァノヴィチ
異郷の習わしだけど、儀式という感覚は十分にあるし、畏敬の念を持つよな。

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パイモン
願い事もしたし、あとはここで儀式が始まるのを待つか。
うーん…
「凝光様」の準備は、あとどれくらい必要なんだろうな?

…人々の群れに近づき、儀式を待つ…

パイモンと共に「迎仙儀式」の始まりを迎えた

…儀式を見る…

「天権」凝光の指示の元、儀式は予定通りに始まった。
しかし、儀式の中で現れた仙人は、生気が失われていた。
群衆は混乱に陥り、凝光は急いで状況を確認すると
「帝君が殺害された!この場を封鎖しろ!」と驚くべき言葉を残した。


パイモン
わあ、人がたくさんいるぞ…
もう少し前に行こう!
後ろにいたら何も見えないぞ。

凝光
時は満ちた。
帝君が殺害された!
この場を封鎖しろ!

…パイモンと会話する…


パイモン
い…一体なにがあったんだ!?
今、「帝君が殺害された」って…
まさか岩神が…
し、死んだ!?
あっ、あれって「千岩軍」だぞ!
現場近くにいた怪しいヤツを取り調べしてるみたいだ…
こ、怖いな。
犯人がこの近くにいるなんて…
あれ…
オイラたちもその現場近くにいた怪しい者ってことにならないか!?
ん?
どこ行くんだ?

①(岩神はあの時の敵かもしれない…)
②(相手の信者に囚われるわけには…)

パイモン
うっ…
蛍、外にも兵士がたくさんいるぞ。
おまえの言う通りだ…
おまえの身分は変わってるから、犯人じゃないけど捕まると危ない!
けど…
本当にここから出られるのか…

…千岩軍の捜査から逃げる…

千岩軍の監視を避けながら進むが、結局見つかってしまう。
窮地に立たされたその時、謎の人物に助けられ、千岩軍の追跡から逃れることができた。


千岩軍兵士
ヤツらはあそこだ!
捕まえろ!
逃がすかっ!

???
お嬢ちゃん動かないで。

千岩軍兵士
こっちだ!
急げっ!

???
ついてきて。

…知らない男性と会話する…


パイモン
はぁ…はぁ…
疲れたぞ…

①こっちのほうが疲れてるよ。
②魔法で飛ぶには筋肉使わないよ。

パイモン
思いやりが足りないぞ!
オイラの幻想の翼はめちゃくちゃ疲れて――
あっ、そうだ!
おまえ、なにもんだ?

???
タルタリヤだ。
「公子」と呼んでくれていいよ。

パイモン
うわっ…
オイラたちを助けたからって見下してないか?

「公子」
ははっ、そんなつもりはないさ。
「名前」というものはただの記号だからね。
たとえば…
君たちは、モンドで「淑女」に会ったね?

パイモン
「淑女」…「公子」…
おまえ、「ファデュイ」の執行官か!?

「公子」
ああ、そう怖い顔しないで。
別に喧嘩を売りに来たわけじゃないから。
どうやら「淑女」は、君たちに悪い印象を与えたようだね?
はあ、あの女のことは…
俺も好きじゃないんだよ。
ひとまず、あの女がしたことは一旦忘れてくれ!
俺は君たちを助けに来たんだよ。

①助けに?

「公子」
そうだよ、助けに。

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②ファデュイの助けはいらない。

「公子」
冷たいな。

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③ほら、行った、行った。

「公子」
あのさ、一応俺も「ファデュイ」の執行官だよ。
話くらい聞いてほしいかな。

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「公子」
俺は悪いやつじゃなっ…
いや、まあ悪いやつか。
とにかく、君たちと喧嘩したいわけじゃない。
「とりあえずこいつを倒す」なんて考えは、いったん置いておいてくれない?
ははっ、サンキューな、蛍騎士さん。
君のモンドでの活躍は聞いたよ。
だから、さっきの儀式中、君のことを少し観察させてもらった。
――だからこそ、君に怪しい動きはなかったと知っている。
神を殺した犯人は別にいるだろう。
けど…
嘆かわしいかな。
ファデュイはスネージナヤの使者だ…
こんな大きな事件に対して、俺の証言は信じてもらえないだろうね。
璃月を統治する七星は、いつだって俺たちを疑惑のまなざしで見てくる…

パイモン
それはファデュイのせいだと思うけど。

「公子」
はははっ!
それは否定した方がいいのかな?
まぁいいさ、知らない人と距離を置くのは賢明な判断だ。
俺も、警戒されるのには慣れている。
しかし、この状況下で「犯人」の疑いを晴らしたいのなら――
君には「北国銀行」まで来てもらう必要がある。
それに、ここに留まり続けるのもよくない。
璃月には「壁に耳あり」ということわざがあるからね。

…北国銀行で「公子」と会話する…

パイモン
北国銀行…

「公子」
そう、ここはスネージナヤが璃月に開設した銀行だ。
璃月はテイワットで最も盛んな商業の中心地だけど、うちの国にもお金はたんまりとあるからね。
まあ、貧乏な国だったら上から目線のエラソーな外交官を、西風騎士団に派遣する余裕なんてないだろうしな。

「公子」
ハハハッ。
はい、これを君に。

パイモン
これは…

「公子」
さてね。
時として、お金で「もの」は買えても、「名前」は買えない。
簡単に言うと、これは目印となる物だよ。
「三眼五頭仙人」が、君に危害を加えないためのものさ。

パイモン
…仙人、だって?

「公子」
城を出て北に向かうと、帰離原の西に石林がある。
「絶雲の間」という場所だ。
璃月の人々は、その地に仙人たちが暮らしていると信じてる。

①「信じてる」…?
②ただの伝説なのか?

「公子」
ああ、彼らはその伝説を信じてる。
だから、人々は絶雲の間の近くまで足を運んで仙人にお参りしても、中に入ろうとは一切しない。
でも、俺は「信じる」必要なんてないんだ――
なぜなら、絶雲の間に仙人が確実に存在していることを、俺は「知ってる」からね。

パイモン
ファデュイの情報網ってすごそうだな…
でも、仙人に会ってどうするんだ?

「公子」
ねえ、おチビちゃん――
人々が仙人にお願いする時って、どんな時だと思う?
その多くが金のためであり、病を治すためであり、良縁を結ぶためだ…
そして、君たちは真相のため。

パイモン
真相?

「公子」
七星が千岩軍を派遣したのは、儀式を見た者の中から犯人を探そうとしたからだ。
しかし、ただの凡人が、あの千軍を一掃したという武神を簡単に殺せると思うかい?
岩神は、別に神の力を捨てたわけじゃないんだよ。
こんな雑な対応、七星らしくない。
おそらく…

①真犯人を隠すため?

「公子」
もしくは…
別の何かを隠すためかもしれない。
詳細は俺にも分からない。

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②七星が真犯人で、他人に罪を被せるため?

「公子」
君の考えは俺の想像よりもずっと過激なようだ、モンドの栄誉騎士。

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「公子」
今、北国銀行が千岩軍の捜査を遅らせてはいるが、それもずっとは続かない。
それに仙人には関係がないからね。
璃月は、岩神と仙人たちが共に作った地だ――
もちろん、武力で。
仙人のもとへ行くといい。
七星の使者より早く、ねじ曲げられていない真実を彼らに伝えるんだ。
今、この璃月で君を助けてくれる人物は…
他ならぬ、絶雲の間の「三眼五顕仙人」たちだけだよ。

禁忌滅却の札
ファトゥス「公子」が貸したもの。
璃月の民は「絶雲の間」の外で仙人にお参りするが、これを持った人は安全に仙人の居場所に近づくことができるらしい。

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岩王帝君を観察する
(巨大な仙体に生気がない…)
(あの時、よく見えなかったところで一体何があったのか…)

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千岩軍守衛
犯人がいたぞ!
現場に戻る度胸があるとはな!
捕まえろ!
増援を呼べ!

パイモン
うわぁ――
まずいぞ――

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>≪驚き