序章 第三幕・龍と自由の歌/アビスの魔術師

修正(吹出) 魔人任務

天空のライアーで風魔龍を呼ぶことに成功したが、アビス教団に邪魔され、風魔龍の心を取り戻すことはできなかった。
しかし、あなたたちはまだ諦めていない。
ディルックは新たな手がかりを入手した…


…ワイナリーにいるディルックを探す…

…ディルックと会話する…


ディルック
アビス教団…
人類を目の敵にする怪物たち、地下の情報網でもヤツらの情報はめったに掴めない。
少し面倒だったが、何とか手がかりを手に入れた。

ウェンティ
もう手がかりを掴めたのかい?
さすが顔の広いディルックだね。

パイモン
そういえばさ、風神バルバトス様はなんで人間の力を借りてるんだ?

ウェンティ
ははっ、どう説明したらいいかな。
人々の言う七神、その本質は「俗世の七執政」というべきなんだ。
俗世を七つに分け、それぞれが治める、それがボクたち神としての責務。
神の責務を果たすことで神の力を蓄える。
だけど、ボクは統治とか嫌なんだ…
モンドの人々もそういうの好まないと思うし。

ジン
「君たちが王のいない自由な城を作ればいい」――
バルバトス様の理念を私たちはちゃんと覚えている。

パイモン
ジン団長ってば信仰深い!
単に誰かさんが自由すぎて、仕事をサボっていただけとか考えないんだ。

ウェンティ
コホン、とにかく、こんなに長くモンドに戻ってなかったボクのことだ…
今のボクは紛れもなく、七神の中でも最弱だよ!

①よく言うよ…
②さすが「自由の都」の神。

ウェンティ
そんなに褒めないでよ。

ディルック
はぁ…
こんな風神様がいるとは、いいんだか悪いんだか。
七国と七神の話はさておき、まずは人類共通の敵について話そう。
今回調べたアビスの魔術師の痕跡は、ワイナリーのすぐ近くにあった。

ジン
そいつを取り逃がしてはいけない。

>探し出そう。

…襲ってきた敵を倒す…

ウェンティ
ん?これは…
アビスの魔術師を倒した後、何かエネルギーが散らばった…
このエネルギーは、ボクとトワリンの繋がりを根絶させるためのものみたいだ。
……
「風龍廃墟」を知っているか?

①知らない。

ウェンティ
そう、でもジン団長とディルックなら知ってると思うんだ。

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②モンドで誰かが言ってた気がする。

ウェンティ
うん、モンドのみんなはきっと知ってると思うんだ。

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ウェンティ
今のトワリンは、その廃墟を巣にしている。
モンドの周りを封鎖する暴風のように、廃城の入口にも特殊な障壁があるんだ。
でも今、アビスの魔術師から散ったエネルギーを使うことで、魔力の織りなす韻律をボクは読み取ることができる。
その韻律はヒルチャールの合唱より耳障りだけど…
それでも暴風の障壁を突破して、「風龍廃城」の内部に行くには十分だ。

ディルック
つまり、トワリンに正面から挑むのか?
僕は異論ないが…
戦いを回避したいと言っているのはジンだ。

ジン
いや、選択肢がない以上、私がその責任を背負う。
もし、トワリンの討伐が唯一の救いの道であるなら、私が先陣を切る騎士となろう。

ウェンティ
――大丈夫、まだその段階までは行ってないよ。

ディルック
ん?

ジン
ウェンティ殿、それは…

ウェンティ
つまり、天空のライアーは切り札じゃないってことさ。
本当の切り札は――
旅人だよ。

パイモン
旅人が?

①涙の結晶を浄化したから?

ウェンティ
そうだよ。

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②腕が立つから?

ウェンティ
うーん…
もちろん、君の戦力にも期待してるよ。

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ウェンティ
でも君は、もっと貴重な能力を持っているんだ。
涙の結晶にあった不純物とトワリンを取り巻く呪いは、同じ類の邪悪なる力だ。
だからさ――

パイモン
吟遊野郎、それは危ないだろ!
トワリンが激怒した時のことを思い出してみろ
動く前にトワリンに食われるぞ!

①強いから大丈夫。
②みんなの力が必要だ。

ディルック
…ふっ。
面白い計画だ、やってみる価値はある。

ジン
私も共に行くぞ、栄誉騎士。

パイモン
敵は…
アビスの怪物と龍!
威圧感がすごそうだな。

ディルック
人間にだって人間の本気がある。
さあ、行こう。

ウェンティ
よし――
英雄の詩篇も、いよいよ決戦の章だ。

>≪障壁