序章 第二幕・涙のない明日のために/巨龍との再会

修正(吹出) 魔人任務

◆風魔龍・トワリン
◆アビスの魔術師・氷

風龍の涙の力によって、天空のライアーはその力を完全に取り戻した。
風魔龍を浄化するための準備はできた。

…星拾いの崖に行く…

…ウェンティと会話する…


ディルック
よし、揃ったな。

パイモン
ここ、景色が綺麗だな。

ウェンティ
「運命の再会」というテーマに相応しいでしょ?
じゃあ、そろそろ準備を始めるよ。

ジン
ああ、どんな結果が待ち受けていようと、少なくとも転機は見えてきた。
ここ最近、モンドは様々な問題を背負いすぎた…

ディルック
だが、まさか問題を解決してくれるのが旅人と詩人になるとはな。
…ああ、騎士団も少しは役に立ったか。

ウェンティ
はいはい、みんな少し離れて――
この世で最も優れた吟遊詩人が琴をつま弾くよ。

トワリンと話をしていた肝心な時に、アビスの魔術師が現れ、トワリンを惑わした。
憎しみに覆われたトワリンはその場所から飛び去ってしまった…


トワリン
君か…
今さら…
話すことはない…

ウェンティ
そうかい?
ボクの見間違いだったのかな?
君の目は、この曲を懐かしんでいるように見えるよ…

トワリン
フン…

ジン
本当に、話が…

パイモン
おい、吟遊野郎!

アビスの魔術師・氷
そいつに騙されるな、憐れな龍よ…
そいつはそなたを捨てた…
ほら、今もまたそなたのことを騙しにきた…

トワリン
バルバトス…!

アビスの魔術師・氷
憎み、憤るといい…
そなたはモンドを敵にしてしまった。
もう戻れぬ…

トワリン
そいつらは、君と共に…
我を殺しに来たのか?

ウェンティ
違う…!

アビスの魔術師・氷
この龍は、真の主に仕えるべきだ…
そなたたちはここで、自分の無力さを嘆くがいい…

ウェンティ
トワリン…

ジン
バル…
ウェンティ殿、自分の身を守ってください。

ウェンティ
ははっ、ボクの正体はとっくに分かってるんだろう?
ジン。
でも、その名前でボクを呼んでくれてありがとう。

パイモン
天空のライアーはどうなった?
まだ弾けそうか?
…それか、龍の涙でまた直せそうか?

ウェンティ
ふむ…
こんな風に壊されたら…
もう無理かもしれないね。

①ヤツをこのまま取り逃がすわけには…

ディルック
その通り。

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②トワリンの状況が危ない…

ディルック
いや、罪の根源に代価を支払わせなければ。

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ディルック
腐食の根源を倒さないと、トワリンが受ける苦しみは減らない。

ジン
じゃあ、偵察騎士を招集して追跡を…

ディルック
その必要はない。

ジン
ん?

ディルック
少し前に四風守護の神殿遺跡で、そいつの同類をこの手で斬ったことがある。

パイモン
え!?
それっていつ…

ディルック
あの怪物たちを追跡するなら、僕の情報網と手口があれば事足りる。

パイモン
ディルックの旦那…
騎士団が嫌いなのに、自分のやり方でモンドを守ってるんだな。

ウェンティ
パイモンちゃんの口調が急に愛に溢れ始めた…!

ディルック
ふん。
とにかく、僕の情報を待つといい。
ヤツらに分からせてやる。
アビス教団がどれだけ好き放題な連中でも…
モンドでは、やってはならないことがあるとな。

アビスの魔術師・氷
殿下 貴方様のしもべはまた勝利を勝ち取りました
貴方様の国がこの世に再び降臨する時
我々は その栄光を手に…

破壊された天空のライアー
風神バルバトスの至宝。
その透き通った音色はかつて高天まで響き渡り、自由な風龍トワリンをも虜にしていた。
しかし今は耳障りな音しか奏でなくなった。