李暁(商人)

(はあ、故郷は今どうなっているだろうか…)

はぁ、故郷が…
…ん？何か？

①どうしてため息ついてたの？

恥ずかしいところを見せちゃったね。
私はただ…
故郷を思う気持ちを抑え切れなかったんだ。
商会の代表として稲妻に来たんだが、まさかちょうど「鎖国令」になっちゃうなんて。
商会はこれまで稲妻で築き上げてきたものを失いたくないから、私にここに留まるよう言ったんだ…
…鎖国は数か月で終わると思ってたけど、未だに終わる気配もない。
私の恋人と故郷にいる両親は今どうしているのだろうか。
はぁ…

　＞あなたの故郷について…

私は璃月港出身なんだ。
他の都市にも行きたかったから、家を出て商会と一緒に各地に行った。
あれからもうあっという間に十数年さ。
仕事は充実してるけど、内心罪悪感がある…
他から見れば、私は親不孝な息子だろう。
元々今回の航行が終わった後に帰ってみようと思っていたが、まさか稲妻が鎖国するなんて…
しかも、もっと予想外だったのは、妹が家を抜け出して私と同じ船で稲妻に来てしまったことだ。
はぁ、妹の面倒を見ないと。
どう両親に説明すればいいのか分からない…

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②さようなら。

ああ…じゃあね。