掲示物

4.8 修正(吹出)

「ある…逸話…」
「…ここ…下へ…」

見覚えのあるバドルドー。
忘れられない夏と島での冒険を思い出させてくれた。
見覚えのある夜鴉の像。
忘れられない夏と城での冒険を思い出させてくれた。

見覚えのあるびゅんびゅん爆速車。
忘れられない夏と秘境での冒険を思い出させてくれた。

どこから出てきたか分からないガーランド。
祝福の森の住民からのささやかな贈り物なのかもしれない。

どこから出てきたか分からないゼンマイ。
オルビット城の住民からのささやかな贈り物なのかもしれない。

どこから出てきたか分からない積み木。
砕けた海の住民からのささやかな贈り物なのかもしれない。

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昔々、山々にお宝や鉱石があふれ、星々が長い列を作り、夜の夢が色鮮やかな色彩を持っていた頃…
あるオコジョの娘が(それか白鼠?白兎?
まぁいいや、後で決めよう!)
豊かで穏やかな小さな町で暮らしていた。
ご近所さんや友達は彼女を「ネージュフルール」と呼んだ。
(元の名前は···それも後で考えよう!)
「ネージュフルール」の純白の毛皮は、永遠に溶けない山頂の雪のように、混じりけがなかった。
その瞳はきらめく夜空のようでも、音なき光のようでもあった。
明るく澄んだ声は、まるで見えざる手がつまびく優雅な楽器や、グラスに注がれる淡い金色のワインのように響いた…
町の人々は毎日彼女に会いたがった――
たとえ、簡単な挨拶を交わすだけでも。
だが「ネージュフルール」は人々の称賛や宝物の華やかな光を浴びるうちに自分自身を見失い…
ついには自分の本当の名前さえ捨ててしまった。
(よし、問題解決!)
「手土産は?」
ネージュフルールは大儀そうに、扉を少しだけ開けた。
華奢な腕に巻かれたルビーのブレスレットだけが扉の隙間からまばゆい光を放っている。
「それは…」
客は顔を曇らせた。
バンッという音だけがして、小さな家の扉は再び閉ざされた。
真っ白で高貴な、人々の憧れの的であるネージュフルールは化粧台の前に戻って、「誠意」ある次の崇拝者の訪れを待った。
彼女の夢は、理想の夫を見つけることだった。
だが彼女を娶りたいならば、この世で一番高価な財宝を手に入れるしかないのであった…

その日、各地を渡り歩く猫の紳士が町にやって来た。
遠い北国出身の彼は、みっしりとした長い毛をまとっていた。
一目で手入れが行き届いていると分かる毛並みだ。
熱心に手入れしすぎて、近づけば、少し前にどんなグルメを楽しんだのか嗅ぎ分けられるほどである。
(うちの猫も今、ちょうどあたしの上に乗って毛づくろいしている…
魚臭い…)。
彼のヒスイのような瞳は、常人を遥かにしのぐ知恵を秘めていた。
親切な町の住民は、その旅人を迎え入れた。
彼はビールを三杯飲み終わる頃には町の噂を知り尽くし、翌日の天気予報の情報も五種類以上手に入れていた。
中でも一番彼の興味を引いたのが、「ネージュフルール」に関する噂だった。
「どこへ行けば、その美しいレディに会えるのですか?」
「いや、やめといた方がいいと思うぞ。」
「それはまたどうして?」
「ネージュフルールさんは貴重なお宝が大好きで、ここ数年は好みがうるさくなる一方だ…
おまえさんが巨万の富を持ってない限り、諦めた方が身のためだ。」
猫の紳士は緑色の目をきらりと光らせた。

トントン。
猫の紳士は、ネージュフルールの小ぶりな家の扉をノックした。
「手土産は?」
気だるい瞳が、扉の隙間から猫の紳士を値踏みした。
「もちろん、ネージュフルールさんのために最上級の贈り物を用意してきました。
きっとあなたの天性の麗しさに、更なる美を添えてくれることでしょう。
このネックレスは北のメノウ、南海の真珠、西域の琥珀を埋め込んだ、わが一族の秘宝です。
私は長老の命により、この世で最も美しく高貴な方にこれを献上すべくこの世界を旅してきました。
ネージュフルールさん、あなたに出会えてとても光栄です。
あなたこそ私の探し求めていた運命の人――
どうか受け取ってください。」
扉の隙間からまばゆい光が射しこみ、豪奢なネックレスがネージュフルールの瞳を鮮やかに照らした。
「中々いいわね。
私にぴったりだわ。」
ネージュフルールは得意げに言った。
「実際にお目にかかって、あなたの類いまれなる美しさにはどんな宝飾品も敵わないと思いました。
それでも、これをつけて差し上げることをお許しください。」
深々と腰を折り、前に一歩進み出た猫の紳士は、危うく扉の隙間に挟まれそうになった。
「祝福と祈りの儀式を執り行わせてください。
この贈り物が私の去った後も、月のようにキラキラと輝くように。」
「いいわ。」
ネージュフルールは称賛を浴びながら、なめらかな首元を露わにした…
……
それから後、ネージュフルールが人々の前に姿を現すことはなかった。
ある者は、「小さな町の平凡な暮らしに飽きた彼女は、きっと単独でお宝を探す旅に出たのだ」と語り…
またある者は、「彼女は遠い国から来た猫の紳士という理想の夫を得て幸せに暮らしているんだ」と語る。
なぜなら、町を出る猫の紳士とすれ違った時、ネージュフルールの清らかな香水の匂いがしたと――
そう証言した者がいたからだ。
(うーん…
この話は子ども向きじゃないかな?
考え直しましょっと…)