朗清(璃月港の民芸品商人)

4.6 会話

蛍…?
ああっ!
お名前はかねがね伺っております!
芳芳からあなたの話を聞いていまして。

①あなたは?

おっと!
自己紹介が遅れましたね。
私は朗清、芳芳は私の妻です。
そう、あの万文集舎の紀芳です。
彼女から話を聞いて、今回のロック祭りのことを私も知りました。
まぁ実を言うと、ロックのことはさっぱりなんですけどね…
芳芳が文化交流は応援すべきだと言って、私をここにやったんです。
無料の民芸品も持ってきましたが、まさか来てすぐ配りきってしまうとは…
もっと用意しておけばよかったですね。
ああ、そうだ。
誘ってくれてありがとう、と芳芳から伝言を頼まれていたんです。
忙しくなければ、彼女も自分で言いに来ていたはずです。
あなたたちも、ぜひ楽しんでくださいね!

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②さようなら。

ええ、さようなら。

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■世界任務【荒瀧生命のロックイリデッセンスビッグツアー!】完了後

朗清
おや、蛍じゃないですか!
最後の公演、本当に素晴らしかったですよね。
観ましたか?

①まあまあかな。

ああ、それも至って普通のことです。
何しろ『モラの製造法』という本を好まない人もいますから。
自分の好きな本を読み、好きな音楽を聴く――
それでいいんですよ。

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②とても良かった。

ですよね!
あんなロックが存在するなんて…
芳芳と一緒にフォンテーヌで聴いたものとは全然違いました。
帰ったら、関連する書籍を集めてみるつもりです。
では、また時間があったら、万文集舎に来てくださいね。

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⁂すごくいいと思う。

そう思ってくださいますか?
ハハッ、なら、あなたに一つお渡ししたいものがあります。
仕入れた民芸品は全部売れてしまって、残念ながらもう残っていないんです…
でも、そういえばもう一つだけ残っていたなと思いまして。
あのギターを背負ったフォンテーヌの音楽家さんが…
最後の歌の歌詞を記録して、音楽の関連グッズとして販売することを許可してくれましてね。
さあ、これを受け取ってください。
お値打ち品というわけではありませんが…
気に入ってくださったなら、良い記念品になると思いますから。

『最強オニカブトムシに転生して世界をひっくり返してやった』
娯楽ロックの歌詞、もしくは拙い詩。

羽を 射たれたカラス
タヌキの化ける 松明も消え去る
なけなし イタチさんの遺産
父さん母さん 財産――
分与は二対三

将軍ガニ
欠けてく足
陸ウナギ
ボロ屋に眠り
だから 転生! オニカブトムシ
穢れた世界に
ツノで咲かせたい
赤い花を