万斛

(今日も荷物が多いな…はぁ、腰が痛ぇ…)

今日も荷物が多いな、あと五往復するのか。
腰が痛くなってきたぜ…

①荷物が多いってことは、稼げるってこと。

あんたの言うとおりだな、難しく考える必要はねぇや！
でもよ、身体の疲労や不調は、時には金を稼ぐっていういい気分に敵わねぇんだ。
俺はな、みんながお金と健康を両立できることを願ってるんだ。
特に俺くらいの年の人たちにはな…
自分の若さと身体の丈夫さに頼ってると自惚れちまって、身体のことに気を使わなくなるだろ。
それで適当にやってると…
中年になったら損するぜ！

俺は若い時、周りの忠告に耳を貸さなかった。
仕事中の姿勢にも気を使わず、毎日のように朝まで酒を飲んでたんだ。
今となっては、後悔してもしきれない！
少しのあいだ箱に寄りかかって、腰痛がちょっとは収まることを祈るしかない。

　＞装置に補助してもらえるかも…

実はもう使ってるんだ！
ほら、あの大きなクレーン装置を見てくれよ！

璃月の腕のいい職人たちがフォンテーヌのクロックワーク・マシナリーの長所を分析して、璃月に適したものを設計しているらしい。
あとはエネルギーの問題さえ解決すりゃ、すぐに製造が完了して俺たちの力仕事を手伝ってくれるだろうよ。
以前、酒を飲んでいる時に小耳に挟んだ言葉…

何だったか…
そう、「技術の更新はとても早い」！

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②医者に行ってみる？

その事だが…
ああ、思い出したよ。

前に翹英荘の宜清先生を訪ねて、薬を出してもらったことがあるんだ。
かなり腰痛が緩和されたよ。
だが鏢局の連中は、根治させたいなら不ト廬の白先生に診てもらったほうがいいって言うんだ。

以前、ある鏢師が不注意で山の魔物に襲われて大怪我を負ったんだが、白先生の薬を飲んだら数か月もしないうちに傷が完治したんだ。
まるで仙術みたいだったぞ！
だが、白先生の弟子がこっちに来るのは、結構な労力を要する。

険しい道のりだからな…
だから先に手紙を送って、こっちで薬を処方してもらいたい人が増えたら、その弟子にまとめて届けてもらえるようお願いしたんだ。
そうすりゃ負担を減らせる！

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③仕事頑張ってね。それじゃ！

ああ、応援ありがとよ。
あんたもな！