捷悟(講談師)☀

会話 修正(吹出) 璃月

(この話はとても面白いぞ…)

沈玉の谷は鯉ですら利口というのだから、この辺りの伝説はおもしろいに違いない…

①(講談を聞く)

…荒れ狂う大波が押し寄せ、今にも沈玉の谷を呑み込まんとしていた。
指揮を執る千岩軍隊長は命を下した。
盾や鎧、剣を持つ兵士を梯子状に連ならせ、次々に雲梯を建てたのだ…
千岩軍兵は誰もが懸命に腕でその雲梯を支えた。
ただ市民を一刻も早く高所へ逃がしたいという一心で、誰も自身の身の安全など構いはしなかった。
その時、山間から突如として澄んだ水しぶきの音が響いた。
宝決が雲を貫き、波を砕いて、猛然と逆巻く荒波を追いこしたのだ!

 >(続きを聴く)

その刹那、大波の前に現れた小振りで精巧な玉玦は風をはらみ、一瞬山々のごとく巨大化したかと思うと、あっという間に谷間に吸い込まれていった!
その時、両岸には宝玉がリンとぶつかり合うような澄んだ音だけが響いた…
音が一回鳴ると波が収まり、二回鳴ると水が静まり、三回鳴ると山を浸す水が飲み終えた茶の湯のごとく引いていった…

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②(聴くのをやめる)

俗に言う…
【?】