剣が旅立つ日④

依頼任務 修正(吹出)

◆孫宇(古華派の弟子)
◆小鳥(古華派の弟子)
◆シニャク(「三杯酔」の女性店員)

孫宇が璃月港を発つ日が、徐々に近づいてきているようだ…

…孫宇と会話する…

孫宇
ああ、璃月…
璃月よ、次に帰ってくるのはいつのことになるだろうか…

>どうしたの?

孫宇
旅人、君か…
実は、フォンテーヌへの旅立ちがやっと決まったんだ。
数日後にあの商人と一緒に発つ。
いま彼は貿易の事務処理をしなければならないから、私もその間にもう少し荷物をまとめている。

①絶雲の間に行かないの?
②辺りを見て回っておかなくていいの?

孫宇
ふん、辺りを見て回っているうちに、璃月を離れたくなくなるかもしれないだろ。
ここでもう少し街を見ていくつもりだ。
ここには長い間住んでいた…
今回離れたらいつ戻ってこられるのか分からない。
そうだ、小鳥は…
一緒に来てくれなかった。
だがシニャクには小鳥の面倒をよく見てくれるよう頼んだ。
もっとも、小鳥には少しお金を残したし、あの子は私より頭がいい、自分の面倒は自分で見られるはずだ。
…いつか、小鳥が私を理解してくれる日が来るといいんだが。
そうだ、旅人、もう一つお願いしたいことがある。
「土」を少し集めてくれないか?

①問題ないけど…
②何のために?

孫宇
故郷を離れるときは、何かしら思い出の品が必要だろう?
璃月の土をひとつまみでも持っていれば、この土地との繋がりを持っていられる気がするんだ。

>なんで自分で行かないの?

孫宇
ハハハ…
さっきも言っただろう?
もし私が辺りを見て回って、故郷の景色に情が湧いてしまったら…
せっかく故郷を離れると決意したこの心も、きっと揺らいでしまうだろう。
だから、土を採ってくる件は頼む、旅人。
欲しい土の位置は地図に記しておく。

>それはなにか特別な場所?

孫宇
コホン…
か、かつてはよくそこで、小鳥と一緒に剣の練習をしていた…
とにかく!
土を採ってくる件は頼むよ、旅人。

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孫宇
では旅人、土を採ってくる件は君に任せたよ。

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…孫宇を手伝って土を採ってくる…

パイモン
ここが孫字がマークしてくれた場所だな。
土を取って帰ろうぜ。

一箱の「故郷の土」
孫宇のために採ってきた「故郷の土」。
遊子は故郷を離れ、帰る日を知らない。

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小鳥
シニャク姉さん…
に、兄さんはわざと…!
わ、私と一緒にいたくないから…!
ううぅ…

シニャク
小鳥ちゃん、朝も夜もずっと一緒にいた仲なんだから、お兄さんがあなたの気持ちを知らないはずないでしょ?
璃月を離れて旅に出るのも、自分なりの考えがあったからよ。
どうして一緒に行くのが嫌なの?

小鳥
私は璃月から離れたくないもの!
二人でずっとここにいてもいいでしょ?
古華派なんて…
古華派なんてどうだっていい…

シニャク
じゃあ、なんでその気持ちを教えてあげなかったの?

小鳥
わ…わ…私は…
兄さんはずっと古華派のことしか心にないから…
私が兄さんにそんな話をして、嫌われたらどうしよう…
って…

シニャク
はあ、小鳥ちゃん…

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…孫宇と会話する…

孫宇
旅人、土は持ってきてくれたのか?

>採ってきた。

孫宇
ありがとう、これで十分だ…

①あまり気が進まないように見えるけど。

孫宇
ん?
ああ、大丈夫だ、ハハハ…
締まらないところを見せてしまったな。
ただ、長い間暮らしてきた璃月をいきなり離れるというのは…
やはり少し寂しい。

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②いつ出発するの?

孫宇
物資の準備が整い次第、出発する。
そうだ、前に一緒に層岩巨淵に行ってくれたあの冒険者も、同行することになった。
彼女は私がフォンテーヌに行くと聞いて、自分も興味があるからと、一緒に来ることにしたんだ。
商人は守ってくれる冒険者が一人増えたと喜んでいるが…
正直、ああいう親切がすぎる人との付き合いは本当に苦手なんだ、はあ…
まさか、私にも郷を離れ、遠出する日が来るなんてな…

《任務完了》