(そんな人を見つけられれば…)

ふん、おかしいな…
斥候たちは何をやっている。
彼らはあなたを止めなかったのか?

①ここは…?

ここはタニット部族の露営地だ…
まあ、私たちも来たばかりだが。
元の露営地は狩猟に適さなくなったため、一族は長老たちの導きによりここへ移住したんだ。

 >長老たち…

……

それはあなたが心配することじゃない、よそ者。
タニットの前主母が亡くなった後、私たちは「九長老」の指導のもと、重要なことを公開議論した。
あの時、「九つの口」がいがみ合ったんだが…
その盛り上がりは言わなくても想像できるだろう。
ふん、でも今は風向きが変わった…
随分と静かになっている、少なくともこれはいいことなはずだ。

-------------------------

②あなたは何をしてるの?

商売をしているのさ。
見ての通り、私は商人だ。
部族のために物々交換をやっている。
化粧品に贅沢品、服やおもちゃ、農産物に農具、精密な道具もね…
どんなものだろうと、私にはそれを手に入れる手段がある。

 >何か買っていい?

すまんが、部族のしきたりで物をよそ者に売ることが禁じられてるんだ。
別によそ者を歓迎していないとか、偏見があるというわけじゃなく、なんというか…
私たち部族と街の商人たちは、同じ経済圏に属しているわけじゃないんだ。
その意味が分かるかな?

-------------------------

③本がたくさん置いてあるけど…

そして、あなたは口数の多い若者ときた…
本ばかり見つめるな…
昔、おせっかいで世間知らずの旅者が、私たち一族を街のマハマトラに報告しようとしたことがあったんだが、どうなったと思う?
…その愚行が誰かにバレて、その誰かが私たちの代わりに彼の告げ口行為を懲らしめてくれた。

-------------------------

④さよなら。

あなたの邪魔をしてないといいんだが。

-------------------------

■諸相随念浄行
(…よそ者?
ふん…私たちの斥候は何してるのやら…)