『召喚王』②

◆福本

スメールで取材をしている小説家に出会った…

…福本と会話する…

福本
旅人さん！
またお会いましたね。
前回はあなたのおかげで、朝霧さんの挿し絵の件がうまく行きました。
ありがとうございます。

①役に立ててよかった。
②今日も取材に来たの？

福本
小説家の私にとって、素材は多ければ多いほどいいですからね。
それに、スメールはとても面白いところでしょう？
まだこの目で見ていない新鮮なものがたくさん残っています。
朝霧さんの体調が良ければ、彼女にスメールに来てもらって、現地取材しようと誘いたいくらいです。
コホンッ、本題に戻りましょう。
旅人さん、もう一度モデルになってもらえませんか？
今回は特別な要求はないので、あなたが戦う様子を見せてもらえば大丈夫ですよ。

①カードゲームの小説だよね…？
②カードと戦いにどんな関係が…？

福本
ご存じないかもしれませんが、単にカードゲームで遊ぶだけのお話ですと、訴求できる市場はかなり限られてしまいます。
とはいえ、カードゲームに戦いの要素を加えるだけではやや時代遅れだと思っています。
キャラクターが馬に乗って、速さを競いながらカードゲームをするというのも考えました…
ですが、馬に乗ってカードゲームをする理由をまだ思い付いていないので…
とりあえず、カードゲームの過程で戦闘に発展する小説を書くことにしました。
ロケ地はすでに決めているので、さっそく行きましょう。

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■諸相随念浄行

(この小説も大ヒットしますように…)

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…ロケ地に行く…

…福本と会話する…

福本
ここです！
ほら、何匹かスライムがいるでしょう？
旅人さんが一番かっこいいと思う方法で、スライムを一気に倒してみてください！

＞これ、カードゲームの小説に使えるの？

福本
安心してください。
小説では大概のことをカードゲームで解決しますが…
稀にカードゲームではどうにもならないことが起きます。
そんな時、キャラクター達はより「現実的な」手段に訴えるほかなくなるのです！
頼みましたよ！
旅人さん。
私はここでちゃんと見ていますからね。

…すべての魔物を倒す…

福本

素敵な一撃です！
気迫が半端ではありません！

挿し絵のキャラクターがカードをドローするときも、このくらい気迫があれば絶対に目を引くはずです！

…福本と会話する…

福本
いいですね、とてもいいですよ！
この写真があれば、朝霧さんは何枚でも描けるでしょう。
旅人さん、ありがとうございます！
こちらはお礼です。
私の仕事が一段落したら、ぜひ思う存分「対戦」でもしましょう！
はははっ！

《任務完了》