良薬は作りがたい①

依頼任務 修正(吹出)

◆ザカリヤ(「ビマリスタン」の医師)
◆マルフ

ザカリヤは何か悩み事があるようだ…

…ザカリヤと会話する…

ザカリヤ
おお、旅人君!
早くこちらに来てください。
手伝ってもらいたいことがあるんです。

>何があったの?

ザカリヤ
マルフを覚えていますか?
前に処方箋を書いてくれと頼んできた、あのアアル村の医者ですが。
彼、自分で煎じた薬を試しに飲んでみたところ、何日も吐いたり下したりしているそうなんです。
聞いてみると、患者に薬湯を飲ませても効果がなかったので、突然の思いつきで自分で処方を変更したのだそうですよ。
いったい薬湯にどんな生薬を入れたら、こんなことになるんだか…
やれやれ…
もし元の薬湯を基本に生薬の割合と薬湯の作り方を調整しただけなら、絶対にそんなことにはならないはずです。
彼がこんなバカな真似をするのは初めてではありませんが、何でまた…
まあいいです。
彼にも彼なりの苦しい胸の内があるのかもしれないですしね。
旅人君、もしよければ、生薬を集めてきてもらえませんか?
今度は私が薬を作るので、直接マルフに持って行ってやってください。

①任せて。

-------------------------

②前もこんなことがあったの。

ザカリヤ
ええ、これでもう何度目になることか。
強い薬の処方でなくてよかったです。
もしそうだったら…

-------------------------

ザカリヤ
マルフが今回変えた処方箋は、前回頭痛の治療用に私が彼に処方したものです。
赤念の実があと3つ足りなくて…
すみませんが、採ってきてくれませんか。

…赤念の実をザカリヤに渡す…

ザカリヤ
旅人君、赤念の実を採ってきてくれましたか?

>取ってきたよ。

…ザカリヤと会話する…

ザカリヤ
どうもありがとう、これなら十分です。
今すぐ薬湯を煎じましょう。

ザカリヤは中に戻り、薬湯を煎じ始めた…

ザカリヤ
この薬をマルフに届けてやってください。
少しは教訓になっているといいのですが…

ザカリヤがマルフのために作った薬
ザカリヤがマルフのために作った薬。
匂いも見た目も苦そう…

-------------------------

■諸相随念浄行
ザカリヤ
(はぁ、マルフときたら…)

-------------------------

…薬をマルフに渡す…

マルフ
うーん…?
あの生薬には問題なかったはずだ。
俺の煎じ方も正しかったのに。
どういうことだ…
た、旅人くん?
どうしてここに…

>ザカリヤ先生から薬をもらってきた。

マルフ
それじゃあ、俺の話も聞いたんだな。
恥ずかしい…

>それよりまず薬を飲んで。

マルフ
ああ…
わかった…

マルフは薬を飲んだ…

マルフ
ふぅ…
少し気分がよくなった。
ザカリヤ先生の医術はやはり、ずば抜けているな…

>どうして処方をいじったの?

マルフ
この前お前と一緒に薬を作っただろう?
なぜだかわからないが、あの薬にはあまり効き目がなくてな。
作り方に間違いがあったか、何か生薬が足りなかったせいじゃないかと考えて…
そこでその…
自分の経験に基づいて、薬を煎じ直したんだ。
念のため、まず自分で試しに薬を飲んでみたら、この通りだ…
ザカリヤ先生に薬を処方してもらえるよう、さっき別の人に頼んだところだったんだが。
こんなに早く薬を届けてもらえるとは思わなかった。
ありがとう、旅人くん。
もう少し休んだら、診療を再開するよ。
長い間休診していたから、村ではきっと多くの患者が待っているに違いない。
はあ、でも生薬がまた足りなくなってるみたいだ…

-------------------------

■諸相随念浄行
マルフ
(そんな…
そんなはずはない…)

-------------------------

《任務完了》