第三章 第三幕・迷夢と虚幻と欺瞞/とある「神」からの凝視

修正(吹出) 魔人任務

◆タシフィン(「エルマイト旅団」傭兵)
◆ハイパシア(学者)

ファデュイ執行官「博士」の登場は誰も予想できなかった。
また、これはスメール教令院の黒幕にファデュイが関与していることを意味する…
早く手を打たなければ。

…ガンダルヴァー村に行く…

タシフィン
止まれ。
金髪の旅人に、空を飛ぶ小さな精霊、間違いないらしいな。
周りを見てみろ、お前たちは我々の待ち伏せに遭ったのさ。

パイモン
おまえたちは!
「三十人団」のやつらか?
オイラたちを捕まえに来たのか。

タシフィン
「三十人団」…
あの骨折り損ばかりの雑用係のことか?
あんな上の犬などと同じにしてもらっては困るな。
俺たちはスメールでもトップクラスの報酬を得ているエリート傭兵団だ。
今回は、「追放者」という方からの依頼を果たしに来た。

パイモン
「追放者」…
教令院の追放者か?

>「博士」みたいだね。

パイモン
でも、オイラたちを捕まえたいなら、なんで直接ファデュイに頼まないんだ?

①現地の傭兵団の方が有利だしね。
②教令院の資財を使ったんじゃない?

タシフィン
ぺちゃくちゃ話す余裕があるとは、よほど命が惜しくないと見える。
かかれ!

パイモン
オ、オイラたちも、行くぞ!

…待ち伏せていたエルマイト旅団を倒す…

パイモン
まだだ!
他にも待ち伏せしてたやつがいたみたいだぞ!

…パイモンと一緒に情報を整理する…

パイモン
たしかに厄介だな、これが傭兵の中のエリートってやつか。

>待ち伏せはこれだけじゃないと思う。

パイモン
そうだな、今後も警戒したほうがよさそうだ。
でも「博士」って怖いやつだな。
オイラたちがティナリのところに行くこともお見通しで、ここに待ち伏せさせたのか…
頭のいいやつを相手にするのって大変だぜ…
引き続き進もう。

…ティナリを探す…

コレイ
あれ?
旅人にパイモン。
どうして戻ってきたんだ?

パイモン
コレイ!
また会ったな、元気だったか?

コレイ
あたしは…
正直、あまり良くないんだ。
最近、魔鱗病の悪化が加速してきててさ、細かい作業とかをこなすのが難しくなった。
だからティナリ師匠もパトロール任務には来なくていいって。
残ってみんなの手伝いをすることだけ許してくれたんだ。

パイモン
そうだったのか…
コレイ…

>世界樹を治すことでしか…

パイモン
ところで、ティナリはどこだ?
パトロールか?
オイラたち、あいつに用があって来たんだ。

コレイ
師匠はつい最近アビディアの森を離れて、パルディスディアイに行ったよ。

パイモン
えっ?
ティナリがここを離れたのか?
でも…
ティナリはずっとアビディアの森を離れることを嫌がって、賢者の誘いですら断ってただろ?

コレイ
あたしもおかしいと思ってるんだ…
師匠はずっとレンジャー長の仕事を重視してた。
そう簡単には離れようとしなかったのに、今回はすごく急いで出て行ったんだ。

パイモン
なにをしに行ったか聞いてないのか?

コレイ
ううん、何も。
それどころか、ここを発ったことすら書き置きで知ったんだ。
色んな業務とかスケジュールについても書いてあった。
あんなに急いで行ったってことは、きっと一刻を争うようなことが起きたんだと思う。

パイモン
さっき言ったパルディスディアイって、どんなところなんだ?

コレイ
師匠は以前、教令院の生論派で学んでたんだ。
パルディスディアイはその生論派の研究基地みたいな場所で、研究に使う珍しい植物を色々と植えてるらしい。
師匠はレンジャー長になる前、パルディスディアイで長いこと学術研究をしてたんだ。

パイモン
研究基地か…
ティナリはいったいどんな研究をしようと思い立ったんだろうな…
時間もないし、そのパルディスディアイってところに行ってティナリを探そうぜ。

①体に気をつけて、コレイ。
②無理しないでね、コレイ。

コレイ
あっ…
うん、あたしは大丈夫だ。
魔鱗病の症状になんかとっくに慣れてる。
師匠に会ったら、よろしく伝えといて。

パイモン
おう、わかったぜ。
じゃあな、コレイ!

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コレイ
あのときから、お前たちには正直になるって決めたんだ。
だからあたしの病状も隠さず話しただろ…
心配するな、大丈夫だ。

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…パルディスディアイに行く…

パイモン
あっ、あそこにいるのって!

①ナヒーダ!
②キャサリン!

パイモン
やっぱり無事だったのか、よかった!
オイラたち、すごく心配してたんだぞ…

①意識はナヒーダのだよね?
②「博士」に何かされてない?

パイモン
おいっ、感動的な再会の雰囲気をこわすなよ!

ナヒーダ
パイモン、今の私を警戒するのはとても賢明な判断よ。
何せ「博士」は、人の意識を操るような力を見せたんだもの…
別れてから私と「博士」に何が起こったのか、あなたたちは知らないでしょう。
災害レベルの暴雨の後は、地面に溜まった水が空に見えてしまうことと同じだわ。

パイモン
うぅ…
たしかにこんな変な比喩を使えるやつ、本物のナヒーダぐらいしかいなさそうだな。

①私もそう思う。
②信じるよ。

ナヒーダ
ん?
私は別に信用を得るために今の話をしたわけじゃないわ。
ただより簡単に理解できるようにと…

パイモン
まあまあ、もうわかったから。
ナヒーダ、オイラたちが離れた後、なにが起きたのか教えてくれよ。
あの市民たちはどうなったんだ?

ナヒーダ
あなたたちが離れてから、私は全力ですべての民の意識を修復していたわ。
幸い「博士」の言っていた「情報を潜在意識に投入する」というのは、脳に直接書き込むわけじゃなくて…
…人々の脳裏に幻覚を作り出すようなものだった。
だから私の今の力でも解決できたの。
彼が私をコントロールしようとした瞬間、全員の意識修復が完了した。
だからすぐに、意識転移を使ってその場を逃れたの。

パイモン
ふぅ…
「博士」の不意打ちなんか予想してなかったからな。
ナヒーダがいてくれてよかったぜ…

ナヒーダ
それほどよくもないわ。
人々の意識を修復する過程において、「博士」は私の本当の身分を見抜いたわ。
これで私たちの切り札がまた一枚減った。
それに…
彼にアーカーシャ端末を改造する力があるのなら、私の意識を「捕獲」するのも時間の問題かもしれない。

パイモン
じゃあ、もう今までみたいに自由に意識を転移できなくなったってことか。
いったいどうすれば…
あいつは今教令院にいるし、たしかにまたアーカーシャに細工するかもしれないよな…

①急がないと。
②このままじゃ後手後手になってしまう。

パイモン
うぅ…
なんだかもてあそばれてる感じだ。
厄介な相手だぜ…
それに噂じゃ、「博士」は単純な武力だけでも確実に「第二位」の座につけるらしいぜ。

ナヒーダ
まだ落ち込むには早いわ。
突破口を探しましょう。

パイモン
おう。
そういえば、ナヒーダはどうしてオイラたちがパルディスディアイに来ることを知ってたんだ?
おまえもここで待ち伏せてたのか?

ナヒーダ
ええ、私は旅人の元素力を感知することができる。
力の移動する方向を頼りに場所を推測したの。
あなたたちも観光のためにきたわけじゃないんでしょ?
何か手がかりを見つけたの?

パイモン
オイラたち、以前知り合った学者を探しに来たんだ。
ティナリって言うんだけど、前に賢者に勧誘されてるのを見た。
ナヒーダも一緒に行ってみるか?

ナヒーダ
ええ、行くわ。
その彼を巻き添えにせずにすめばいいのだけれど。

…パルディスディアイの内部に入る…

ハイパシア
旅人?
旅人ではありませんか!

パイモン
あっ!
おまえは…ハイパシア!

①久しぶり!
②まさかここで会えるなんて。

ハイパシア
本当ですわ。
なんて嬉しいことでしょう、あなたたちに会えるなんてとっても幸運ですわ!

ナヒーダ
この人は…?

パイモン
オイラたちがアビディアの森にいたときに会った、修行中の学者なんだ。
あの時は…
「サティアワダライフ」の段階にいたんだ。

ナヒーダ
そうなの。

ハイパシア
ええ、よく知っているお友達です。
ここに来てからというもの、私と話をして下さる方はほとんどいませんでしたわ…
本当に、ちょうどいいところに来て下さいました。

パイモン
ハイパシア、喜びすぎだぞ。
ところで、アビディアの森を離れるなんて、もう森で修行しなくてもいいのか?
いや、待てよ…
もしかして、修行が終わって、もう「パリプーナライフ」に入ったのか?

ハイパシア
ふふっ…
どうでしょうね?
私…
意識の中で神に会いましたの。

ナヒーダ
…ん?

パイモン
えっ?
本当か!?
よかったじゃないか!

①自分の事みたいに嬉しいよ。
②ハイパシアはすごいよ。

ハイパシア
ふふふっ…
あなたたちとこの崇高な喜びを分かち合うことができるなんて、なんと素晴らしいのでしょう!
神と意識を交わすことができたあの瞬間は、比類なき至高の体験でした…

パイモン
そんなにすごかったのか…

①実はティナリを探しに来た。
②今は用事があるから、また今度。

ハイパシア
そうなんですの…
あっ、少し待って下さいな。
あなたたちとの約束を忘れていなくてよ。
あのとき、もし私が真の知恵を手に入れたら、あなたたちがかつて世界樹で見たものを説明できるかも、と言いましたでしょう。
今の私は、知恵を手に入れただけではございません。
あなたたちの意識と神の意識を繋げるお手伝いだってできますのよ?

パイモン
そ、そんなことができるのか?

>ナヒーダ、信じてもいいと思う?

ナヒーダ
聞いたことはないわ。
でも…
試してみたいのなら、私はあなたの意識を全力で守る。

ハイパシア
少し待っていて下さいな、パラハァムを少々持ってきますから。
これは必要不可欠な「儀式」なんですの。

ハイパシアはパラハァムを焚いた。

パイモン
またあのお香か?

ハイパシア
さて、では…
私の手を握って下さいませ。
意識を繋ぐ「通路」を作ります。

ナヒーダ
ええ。

ハイパシア
準備はよろしいかしら?

『神』意
【?】何日かぶりに再会したハイパシアは、森での修行を終えたようだった。 ついに「パリプーナライフ」に辿り着いた学者。彼女は、その崇高な喜びを旧友と分かち合う。

「通路」がつながり、あなたの意識はその神とやらに触れた…
「かつて三度も裏切られ、この世は欺瞞に満ちたまやかしに過ぎないと知った。」
「僕の怒りが鎮まることはない。」
「一度目が神。
僕の創造者、僕の『母』。」
「それは力に左右され、役立たずの僕を捨てた。」
「二度目が人。
僕の家族、僕の友人。」
「それは恐怖に縛られ、僕を忌まわしいものと見なした。」
「三度目が同類。
僕の期待、まだ羽翼の生え揃わぬ鳥。」
「それは寿命に支配され、僕との約束を破った。」
「人は信用できず、神は憎しみを与えるから。
僕はすべて諦め、人の世の一切を否定し嘲笑う。」
「二度と胸の内を世俗に染めはしない。
低劣な人の感情も捨てた。」
「僕の空っぽな部分は、生まれたばかりの真っ白な巻物のような、神性に満ちた至高なる神の心で満たされる。」
「フフフッ…ハハハハッ!
恐れずとも、痛みはほんの一瞬だ。」
「君たちの時代は…今終わる。」

パイモン
これは…!

①マハールッカデヴァータの意識じゃない…
②キングデシェレトの意識でもない…

パイモン
オイラたちが見たのって、「散兵」の過去なのか!?
色んな情報が重なったぞ!
でも、ハイパシアの言う「神」が「散兵」なんかとなんの関係があるんだよ?

ハイパシア
ご覧になりましたか、感じましたか?
崇高なる神、崇高なる意志、崇高なる感情を!
はぁ…
残念です、本当に残念です…
私のこの胸の中で鼓動しているのは、ただの汚い人間の心…
神よ、どうか私に慈悲を、私に救済を…

ナヒーダ
気づいているかしら?
これは「パリプーナライフ」なんかじゃないわ。
おそらく…

>しっかりして、ハイパシア!

ハイパシア
あっ…!
ど…どうして怒鳴りつけるのですか?
どうしてあの方たちは私を避けるのです?
私は神の知恵を手に入れたのですわ。
褒められるべきではありませんか。
暗闇の中で探索を続け、光を見つけたのですよ!

パイモン
ハイパシア…

ハイパシア
そうあるべきですのに…
いえ、お待ちを…
まさか…
私は気が狂ったのですか?

>……

ナヒーダ
待って、辺りがおかしいわ!

エルマイト旅団の格好をした人たちが飛び出してきた…
どうやらだいぶ前から待ち伏せをしていたようだ。
ナヒーダと共にガーデンの外へ逃げようとしたが、慌てふためく中、ナヒーダはこちらに追い付いて来られなかった。
手を伸ばして彼女を連れて行こうとしたが、時は遅く、彼女を宿す体は武器によって貫かれた。
最後の瀬戸際、ナヒーダと手が触れたために、「意識交換」が発生したようだ…
再び目を開けると、自分がスラサタンナ聖処に監禁されていることに気づいた。
どうやら自分の意識はナヒーダの体に宿っているようだ。
視線を感じて振り向くと…
そこには「散兵」、「神の未完成品」がいた。

【?】むーぶ4
あっ ナヒーダ!
見えたぞ

…ティナリと会話する…

パイモン
ここまでは追って来られないみたいだ。

①!!!
②(息切れ)

パイモン
大丈夫か、ナヒーダ…
いや、違う!
おまえ…
この感じ、戻ってきたのか!?

ティナリ
ん?
今度はまた旅人本人なの?

①うん、私。
②いったい何が起きたの?

パイモン
さっきまでずっとナヒーダがおまえの体を操ってたんだ。
キャサリンの人形が壊される直前に、意識を急いでおまえの体に移したみたいだった。
そしたら…
ティナリが騒ぎを聞きつけてやってきて、一緒に傭兵たちを倒してくれたんだ。
それでここまで逃げてきたってわけだ。

①今回のはただの「意識転移」じゃない…
②今のは「意識交換」だった…

パイモン
えっ?「交換」?
もしかして、おまえの意識もナヒーダの体に入ってたのか?
それで、ナヒーダの意識はどうなったんだ?
今どこにいるんだよ…

ティナリ
意識をこうして自由に転移させられるなんて、この目で見てなかったら信じられなかったよ…
これは、まだ人が到達できる範疇のことじゃないだろうね。
そうだ、さっき逃げるとき、君の肉体に入っていた意識から君への言伝を頼まれたんだ。
彼女はこう言っていた――
「『博士』はすでに意識を閉じ込めておく方法を見つけた。
もう同行はできない。」
「けれど、たとえ『月』のない夜でも――
『星の光』は『虚幻』と『嘘』を突き破ることができる。」

パイモン
うぅ…
これでナヒーダは完全に「スラサタンナ聖処」に閉じ込められたってことか。
まずいぞ…
ナヒーダが言い残したのはそれだけか?
わけがわからないぞ…

①私たちにしか分からない「隠語」。
②「博士」に次の行動を知られないため。

パイモン
あっ、そっか!
「博士」はもうナヒーダの意識をとらえてるから、ナヒーダがなにを言ったかわかっちゃうんだもんな。
慎重なんだ!
「たとえ『月』のない夜でも、『星の光』は『虚幻』と『嘘』を突き破ることができる。」…
「月」と「虚幻」と「嘘」は、花神誕祭のときの錬金占いだよな…
「星の光」もナヒーダが前に使ってた比喩だったような…
たしか、セタレに関係があったか…?

①「月」はナヒーダ自身。
②「星の光」は砂漠の民。
③「虚幻と嘘」は教令院の計画。

パイモン
おお!
そう言えばそうだったな。
つまりナヒーダは、砂漠に助けを求めに行けって言いたかったのか!
でもナヒーダがいない今、オイラたちだけで大丈夫かな…

ティナリ
パイモン、今「スラサタンナ聖処」って言った?
君たちの言う「ナヒーダ」…
つまり旅人の身体の中にいた意識は…
もしかして、草神様なわけ?

パイモン
えっと…
たしかにあってるけど、今は複雑な状況で、ちょっと説明するのが難しくて…

ティナリ
いや、大丈夫。
学者の好奇心は何も、時と場所を完全に選ばないわけじゃない。
状況がどれほど複雑なのかは、丁度さっきこの目で見てるしね。
君たちとはひとときを共に過ごした仲だし、君たちとはひとときを共に過ごした仲だし、クラクサナリデビ様も君たちの味方みたいだから…
僕は君たちを信じるよ。

パイモン
おう!
ありがとな、ティナリ。
そうだ、オイラたち前から聞きたかったんだけど、賢者たちの進めてる「プロジェクト」についてなにか知らないか?

ティナリ
それが…
僕は確かにプロジェクトに参加しろって誘われたけど、賢者たちは一切その詳細を話してくれなかった。
だから断ったんだ。
僕が知っているのは、プロジェクトが「世界樹の修復」と関係してるかもってことだけ。

①プロジェクトの内容が大体わかった。
②さっき新たな情報を手に入れた。

パイモン
ん?
ナヒーダと意識を交換してたときになにか見たのか?

>教令院は…散兵を「神にする」手伝いをしてる。

パイモン
えっ!?

ティナリ
…根拠は?

①造られている途中の「神の未完成品」を見た。
②ハイパシアが見せてくれた「神の意識」。

ティナリ
……

ナヒーダと意識を交換した時に見たものを説明した…

ティナリ
そうか、なるほど…
どうりでハイパシアの症状が以前の狂った学者たちとは違うと思った。
今生まれようとしてる、新たな神の意識に触れたからだったんだ…

パイモン
ティナリはハイパシアのためにアビディアの森を離れたのか?

ティナリ
そう、ハイパシアの精神の異常に気づいたんだ。
だけど症状が特殊だったから、こっそり彼女をパルディスディアイまで連れてきて、彼女を元に戻す方法を探ろうとした。
そうでもしなければ、今頃彼女はマハマトラたちによって砂漠のアアル村に追放されていただろう。
ところで、僕も以前から教令院がクラクサナリデビ様を軽視していることは知っていたけど…
まさか「新たな神の創造」なんて傲慢でうぬぼれたことをしようとしてたなんてね。
誘いを受けなくて正解だったよ。

①ファデュイも裏で糸を引いてる。
②ファデュイに後押しされたのかも。

ティナリ
「博士」と「散兵」…
ファデュイの執行官が二人もスメールにいるのか…
先が思いやられるね。
でも君の説明からすると、「プロジェクト」はまだ完全には終わってない。
つまり、まだやつらを止める余地はあるってことだ。
「新たな神の創造」と「世界樹の修復」に、一体どんな繋がりがあるのかな…

パイモン
うぅ…
賢者たちの目的は、未だにはっきりわかってないんだよな…

①まずは砂漠に行こう。
②なんとしても阻止しないと。

パイモン
おう、今ある情報もだいぶ整理できたしな。
まずは行動しようぜ…
ティナリ、なにか考えはないか?

ティナリ
僕はひとまずここに残る。
ハイパシアのほうも、なんとかしてあげたいしね。
砂漠に行くなら、まずはキャラバン宿駅に行くといいよ。
あそこが砂漠地帯へ行く一番便利なルートだから。
何か僕に手伝えることがあったら、ここまで来てくれ。
君たちに知恵が訪れますように。

パイモン
おう、ハイパシアがよくなるといいな。
それじゃまたな!