◆ドニアザード
◆アマール
◆キミヤ(学生)
◆子供たち
◆ヴィハル(花の騎士ファーリス)
◆バディス(「エルマイト旅団」ボス)
◆イデール(「エルマイト旅団」【?】)
◆衛兵
◆商人
◆パナー(教令官)
◆セタレ(学者)
◆アザール(大賢者)
もうすぐ花神誕日が訪れる。
約束通り、スメールシティに戻ってドニアザードを探し、一緒に花神誕祭の準備をすることにした。
約束通り、スメールシティに戻ってドニアザードを探し、一緒に花神誕祭の準備をすることにした。
…スメールシティに行く…
パイモン
花神誕祭…
見逃すわけには行かないよな。
花神誕祭…
見逃すわけには行かないよな。
早くドニアザードを探しに行こうぜ。
たぶん…
たぶん…
この前案内してくれた、グランドバザールの近くにいるはずだ。
…ドニアザードを探す…
パイモン
やっぱりいた!
ドニアザード、帰ってきたぞ。
ドニアザード
旅人とパイモン!
約束、守ってくれたのね。
これで一緒にクラクサナリデビ様の誕生日を祝えるわね。
旅人とパイモン!
約束、守ってくれたのね。
これで一緒にクラクサナリデビ様の誕生日を祝えるわね。
①間に合ったみたいだね。
②大切なお祭りだからね。
ドニアザード
へへっ、そうだね。
お祭りは明日開かれるのよ。
あれだけ準備したからか、少し緊張してきちゃったわ。
パイモン
緊張するな!
クラクサナリデビはきっと、みんなの思いを感じ取ってくれると思うぞ!
ドニアザード
うん、ありがとう、パイモン。
花神誕祭に来てくれたみんなには、楽しい時間を過ごしてもらいたいわ。
そうそう、オルモス港には行った?
何か発見はあった…?
何か発見はあった…?
パイモン
もちろん行ったぞ。
しかも、色んな出来事があって…
①クラクサナリデビの手がかりはまだないけど…
②むしろ、謎は深まるばかりだった…
ドニアザード
そうだったの。
また羨ましい冒険をしたのね…
…もしまた機会があれば、私も…
ディシア
はぁ、お嬢様、その健康状態でまだオルモス港に行きたいって言うんですか?
あたしに迷惑をかけるだけじゃあ済まないですよ。
パイモン
ディシア!
おまえ盗み聞きしてたのか!
ディシア
おい、これは「影の護衛」ってやつだよ!
雇用主を取り巻くあらゆる情報を把握することも、職務の一部なんだぞ。
ドニアザード
ディシア、もういいの。
さっき私は「行きたい」って言っただけ。
自分のことくらいはっきり分かってるから、安心して。
明日は祭りなんだから、ディシアも少しリラックスして欲しいわ。
ずっと迷惑をかけてばかりだけど、私はもう平気だから。
ディシア、もういいの。
さっき私は「行きたい」って言っただけ。
自分のことくらいはっきり分かってるから、安心して。
明日は祭りなんだから、ディシアも少しリラックスして欲しいわ。
ずっと迷惑をかけてばかりだけど、私はもう平気だから。
ディシア
…うっ、ドニアザードお嬢様にそう言われましても…
ドニアザード
安心してったら、私の守護騎士さん。
ディシア
分かりました、今夜だけですよ。
明日こそ本番――
悪意を持ったやつらが祭りの日を選んでやってくるでしょうから。
パイモン
ふわぁ…
ふわぁ…
ドニアザード
あ、港から駆け足で街に戻ってきたから、二人は疲れていたのね。
ごめんなさい、今気づいたわ。
あなたたちに、休憩用の部屋を用意しておいたの。
ついてきて。
パイモン
うわぁ、おまえっていいやつだな!
行く行く!
…ドニアザードが準備した宿に向かう…
ドニアザード
ここよ。
一番近くにある私の仮住まいからも近いの。
ここよ。
一番近くにある私の仮住まいからも近いの。
パイモン
すごくいい感じだぞ!
>ドニアザードには迷惑をかけちゃったね。
ドニアザード
ふふっ、そんなことないわ。
お礼はいいから、その代わり…
また機会があれば、もっと冒険の話を聞かせて。
パイモン
それ、オイラ得意だぞ!
次はオイラが教えてやるよ!
>明日の予定について…
ドニアザード
あ、もしよかったら、明日は一緒にお散歩しない?
友達はみんな祭りで仕事があるし、ディシアは私のことを「影」で護衛すると思うから…
パイモン
そうだな…
特にディシアなんか、ずっと疑心暗鬼でいたら、ピリピリした空気になっちゃうもんな。
そうだな…
特にディシアなんか、ずっと疑心暗鬼でいたら、ピリピリした空気になっちゃうもんな。
①決まりだね。
②あなたと一緒なら情報も入りやすい。
ドニアザード
じゃあ明日の朝、近くの市場で待ち合わせしましょ。
二人とも、早めに休んでね。
パイモン
おう!
おやすみ、ドニアザード!
ドニアザード
興奮して眠れなくなっちゃいそう。
それじゃあまた明日。
パイモン
オイラもワクワクしてきたぞ。
花神誕祭にはおいしい料理があるのか
ダメだ、想像するとお腹が減って眠れなくなっちゃうぜ…
早く寝ないと。
旅人、中に入ろうぜ。
旅人、中に入ろうぜ。
…パイモンと会話する…
パイモン
ふぁあ――
ちょっと寝坊しちゃったかな?
早くドニアザードと合流しようぜ。
早くドニアザードと合流しようぜ。
…約束の場所でドニアザードと会話する…
ドニアザード
旅人、パイモン!
待っていたわ。
旅人、パイモン!
待っていたわ。
パイモン
おはよう、ドニアザード。
オイラたち、ちょっと寝坊しちゃったみたいだな、へへっ。
ドニアザード
そんなことないわ、私が早く来ちゃっただけだから。
ふぅ――
ついにこの日がやってきたのね!
一分一秒を金のように大切にしないと。
一分一秒を金のように大切にしないと。
パイモン
ドニアザードはこの日のために頑張ってきたもんな。
思いっきり楽しもうぜ!
ドニアザード
ふふっ、そうね!
でも夕べはあまり眠れなかったから、最後まで体がもってくれるといいけど。
じゃあ、行きましょうか。
まずはあそこの屋台から見てみましょう。
…ドニアザードについて行く…
ドニアザード
花神誕祭日では、補助金の受け取りを断って自主的に出店する業者も多いの。
まずは、その人たちの応援に行きましょう。
花神誕祭日では、補助金の受け取りを断って自主的に出店する業者も多いの。
まずは、その人たちの応援に行きましょう。
パイモン
補助金を断るなんて…
出店する人たちって、お金目当てのやつばっかじゃないんだな。
ドニアザード
クラクサナリデビ様の誕生を祝える貴重な機会だから、お金よりも雰囲気が大事ってその人たちは言っていたわ。
パイモン
おっ!
あそこに美味しそうなもんが売ってるぞ!
見に行ってみようぜ!
…ドニアザードと会話する…
ドニアザード
ここは…
「ハフト・スィーン」で使う料理を売っている屋台ね。
アマール
おっ、見る目があるね。
これを知ってる人は、もうだいぶ少なくなってきてると思ったのに。
パイモン
キノコ、花、それから色んな果物…
って、肉はないのか。
ちょっと残念
で、さっき言ってた「ハフト・スィーン」ってなんなんだ?
ドニアザード
花神誕祭の伝統行事よ。
昔の人たちは、七種の料理を食卓に並べる習慣があったらしいの…
一般的によく見られるのが、ルッカデヴァータダケ、サウマラタ蓮、ローズ、夕暮れの実、カルパラタ蓮、ハッラの実、ザイトゥン桃などね。
花神誕祭の伝統行事よ。
昔の人たちは、七種の料理を食卓に並べる習慣があったらしいの…
一般的によく見られるのが、ルッカデヴァータダケ、サウマラタ蓮、ローズ、夕暮れの実、カルパラタ蓮、ハッラの実、ザイトゥン桃などね。
パイモン
花神誕祭って精進料理を食べる日なのか…
ドニアザード
ふふっ…
そういうわけじゃなくて、その七つの料理は、あくまでスメールの神が持つ七つの美徳を象徴しているの。
パイモン
えっと、じゃあ…
精進料理が草の国であるスメールの神を象徴するものなら…
炎の国のお祭りだったら焼き鳥、焼き肉団子、ステーキとかばっかになるんじゃないか…
旅人、オイラたち予定よりも早くナタに行こうぜ!
ドニアザード
ふふふっ…
願いが叶うといいわね。
パイモン
よし。
じゃあ、他の屋台も回ってみようぜ?
キミヤ
君たち、「錬金占い」を試してみないかい?
君たち、「錬金占い」を試してみないかい?
パイモン
「錬金占い」?
なんだか変な組み合わせだな。
キミヤ
だろ?
これに初めて巡り会った時、僕もそう思ったよ。
伝説ではクラクサナリデビ様が発明したらしく、謎に満ちたものなんだ。
だろ?
これに初めて巡り会った時、僕もそう思ったよ。
伝説ではクラクサナリデビ様が発明したらしく、謎に満ちたものなんだ。
パイモン
それで…
具体的になにをすればいいんだ?
キミヤ
やり方は簡単さ。
お客さんの持ってる物の中から、錬金術材料になるものを無作為に二つ選んでもらい、僕が錬金術を行うんだ。
パイモン
ずいぶん適当だな。
そんなの、失敗するに決まってるだろ?
キミヤ
いや、失敗するのが正解なんだ。
この占いは、錬金が失敗した後の粉塵を読み解くものなんだよ。
①なんだか…怪しい。
②最初から最後まで、適当すぎる。
ドニアザード
えっと…
クラクサナリデビ様によると、万物は互いに関係し合っていて、すべてのものが「運命」を指し示すことができるそうよ。
これもある種の古代の知恵なのかもしれないわね。
これもある種の古代の知恵なのかもしれないわね。
パイモン
ドニアザードの説明を聞くと、なんだかそれっぽく感じてきたな。
まさかおまえら、グルなんじゃないよな?
キミヤ
そんな深い意味があったのか。
君は博識なんだね。
どう、やってみたくなった?
>じゃあ、試してみる。
…占い材料をキミヤに渡す…
…キミヤと会話する…
キミヤ
よし、少し待ってね…
ううん…
「月」が見えてきた。
「月」が見えてきた。
パイモン
オイラにも見せてくれ…
そうか?
なんだか、一口かじったパイみたいだけど。
キミヤ
そうだね…
「月」となると、つまり…
つまり…
ちょっと待ってね…
パイモン
こいつ、こっそり本で調べてるぞ…
こいつ、こっそり本で調べてるぞ…
キミヤ
ああ、そうだった!
これは「虚幻」と「嘘」を意味しているんだ。
ドニアザード
「虚幻」と「嘘」…
あまりいい結果ではなさそうね…
キミヤ
まあでも、自分の直感を信じ、心の中の恐怖を克服すれば、太陽は必ずや昇るだろう、って本には書いてあるよ。
パイモン
本で調べたってことはもう隠す気ないんだな。
ドニアザード
…やっぱり、運命は表面を見せてくれるだけで、「結末」を迎えるには自分を頼らないといけないのかもね。
ふふっ、ありがとう、参考になったわ。
…やっぱり、運命は表面を見せてくれるだけで、「結末」を迎えるには自分を頼らないといけないのかもね。
ふふっ、ありがとう、参考になったわ。
キミヤ
ああ、いやいや…
実は僕もまだ勉強中の身なんだ、は…ははっ…
パイモン
なかなか面白かったな。
よし、次の場所に行こうぜ。
-------------------------
アマール
昨日、森で採ってきたばかりだ。
鮮度は保証するぜ!
鮮度は保証するぜ!
-------------------------
キミヤ
錬金占いは過程よりも解釈を重視する。
本を参考にしたほうが君たちのためになるんだよ。
本を参考にしたほうが君たちのためになるんだよ。
-------------------------
…ドニアザードについて行く…
ドニアザード
そういえば、もう遥か昔のことなんだけど、花神誕祭はとても賑やかな祭りだったそうよ。
特大のフロート車が街中を巡り、人々は花やお菓子を振り撒き、お酒を掛け合いながら、オルモス港へと向かったの…
そういえば、もう遥か昔のことなんだけど、花神誕祭はとても賑やかな祭りだったそうよ。
特大のフロート車が街中を巡り、人々は花やお菓子を振り撒き、お酒を掛け合いながら、オルモス港へと向かったの…
パイモン
ドニアザードの目が輝いているぞ。
ドニアザードの目が輝いているぞ。
ドニアザード
あははっ、ちょっと憧れてるの。
でもニィロウの花神の舞も、きっとそれに引けを取らないはずよ。
…ドニアザードと会話する…
子供たち
ファーリス!
ファーリス!
ヴィハル
やあ、兵士諸君。
ご褒美のヤルダーキャンディをもらうには、しっかりと隊列を組むんだぞ。
パイモン
ヘンな帽子をかぶった、ヘンなやつがいるぞ。
子供たち
あっ、ドニアザード姉さんだ!
あっ、ドニアザード姉さんだ!
ヴィハル
はははっ…
子供たちにとって、ドニアザードさんの魅力はヤルダーキャンディ以上なんですね。
花神誕祭の準備をした数日間で、子供たちはすっかりあなたのことを好きになったようです。
ドニアザード
コホン…
あら、神聖なる花の騎士、私の名を存じていただいているなんて、光栄ですわ。
ヴィハル
あっ…
コホン、当然だとも。
花の騎士ファーリスの名において、偉大なる花神誕日に貢献したことを称えよう。
さあ、小さな兵士たちよ、ご褒美のヤルダーキャンディは持ったかい。
それじゃあ、クラクサナリデビ様に忠誠を誓って、解散ッ!
子供たち
はい!
ファーリス騎士!
パイモン
なんだ、この小芝居…
ドニアサード
ふふっ、花の騎士ファーリスも花神誕祭を象徴するものなの。
昔はフロート車に花の騎士を演じる人が座っていて、子供たちから大人気だったそうよ。
昔はフロート車に花の騎士を演じる人が座っていて、子供たちから大人気だったそうよ。
ヴィハル
ドニアザードお嬢様のおかげで、子供たちはこのような楽しい思い出を作ることができるのです。
ドニアザード
ええ、あなたもご苦労様でした、ヴィハル。
ヴィハル
いえいえ。
そうだ、ヤルダーキャンディはいかがですか?
これも祭りの目玉みたいなものでして、ちょうどキャンディの箱をいくつか用意してあるんです。
どうぞ選んでみてください。
パイモン
選ぶって…
これ、ぜんぶ同じものじゃないのか?
ヴィハル
はははっ、そこがこれの面白いところなんですよ。
箱の中のキャンディは味がランダムに入っていて、何が出てくるかは運次第。
味はスミレウリ味、ハッラの実味、夕暮れの実味…
パイモン
おいしそうだな…
ヴィハル
…それから、トカゲのしっぽ味やオニカブトムシ味。
パイモン
おい!
なんなんだよ、その二つは!
おい!
なんなんだよ、その二つは!
ドニアザード
オニカブトムシ味のヤルダーキャンディは、トカゲのしっぽ味よりも若干辛いのよ。
パイモン
まさか、ドニアザードはぜんぶ食べたことあるのか!
うーん…
じゃあ、旅人が選んでくれ。
オイラが欲しいのは夕暮れの実味だ!
オイラが欲しいのは夕暮れの実味だ!
①手伝ったからって必ず当たるわけじゃない…
②ハズレても責めないでね。
パイモン
大丈夫だ、オイラはおまえを信じてるぜ!
ドニアザード
私も旅人はこういうのが得意な気がするわ、ふふっ。
ヴィハル
さあ〜!
キャンディの箱は左から順に5つの数字が振ってあります。
何番にしますか?
①1番。
ヴィハル
ああ、残念。
トカゲのしっぽ味でした。
ああ、残念。
トカゲのしっぽ味でした。
パイモン
うぅ…
うぅ…
あれだけ大きな戦いを生き抜いてきたから、きっと運がいいもんだと思ってたけど、そんなことなかったんだな。
ヴィハル
夕暮れの実味のキャンディが入っていたのは、実は4番の箱でした。
ただまあ、お祭りはみんなで楽しむことが重要ですので、このキャンディの箱は二つとも差し上げましょう!
パイモン
ほんとにいいのか!
ありがとな、キャンディの騎士!
-------------------------
②2番。
ヴィハル
ああ、残念。
ハッラの実味でした。
ああ、残念。
ハッラの実味でした。
パイモン
うぅ…
うぅ…
あれだけ大きな戦いを生き抜いてきたから、きっと運がいいもんだと思ってたけど、そんなことなかったんだな。
ヴィハル
夕暮れの実味のキャンディが入っていたのは、実は4番の箱でした。
ただまあ、お祭りはみんなで楽しむことが重要ですので、このキャンディの箱は二つとも差し上げましょう!
パイモン
ほんとにいいのか!
ありがとな、キャンディの騎士!
-------------------------
③3番。
ヴィハル
ああ、残念。
スミレウリ味でした。
ああ、残念。
スミレウリ味でした。
パイモン
うぅ…
うぅ…
あれだけ大きな戦いを生き抜いてきたから、きっと運がいいもんだと思ってたけど、そんなことなかったんだな。
ヴィハル
夕暮れの実味のキャンディが入っていたのは、実は4番の箱でした。
ただまあ、お祭りはみんなで楽しむことが重要ですので、このキャンディの箱は二つとも差し上げましょう!
パイモン
ほんとにいいのか!
ありがとな、キャンディの騎士!
-------------------------
④4番。
ヴィハル
おお~!
すごいですね、夕暮れの実味が当たりましたよ!
おお~!
すごいですね、夕暮れの実味が当たりましたよ!
パイモン
おまえは大きな戦いをいくつも乗り越えてきたからな、運がいいと思ってたぜ!
ヴィハル
それではどうぞ、夕暮れの実味です。
それではどうぞ、夕暮れの実味です。
パイモン
へへっ、ありがとな、キャンディの騎士!
-------------------------
⑤5番。
ヴィハル
ああ、残念。
オニカブトムシ味でした。
ああ、残念。
オニカブトムシ味でした。
パイモン
うぅ…
うぅ…
あれだけ大きな戦いを生き抜いてきたから、きっと運がいいもんだと思ってたけど、そんなことなかったんだな。
ヴィハル
夕暮れの実味のキャンディが入っていたのは、実は4番の箱でした。
ただまあ、お祭りはみんなで楽しむことが重要ですので、このキャンディの箱は二つとも差し上げましょう!
パイモン
ほんとにいいのか!
ありがとな、キャンディの騎士!
-------------------------
ヴィハル
花の騎士です!
キャンディの騎士ではありません。
花の騎士です!
キャンディの騎士ではありません。
ドニアザード
ふふふっ…
パイモンはこのフロート車を持たない花の騎士にとどめを刺したようね。
パイモン
キャンディも食べたし、そろそろ次の場所に行くか?
ドニアザード
そうだ、忘れ物を思い出したんだけど、ちょうどあなたもいるし…
一緒に取りに行ってくれないかしら?
①問題ない。
②いいよ。
パイモン
きっと、ドニアザードは花神誕祭のことで頭がいっぱいだったから、家を出る時に忘れ物しちゃったんだな。
きっと、ドニアザードは花神誕祭のことで頭がいっぱいだったから、家を出る時に忘れ物しちゃったんだな。
ドニアザード
ふふっ、ごめんね。
-------------------------
ヴィハル
やあ、若き兵士諸君。
入隊しに来たのですか?
入隊しに来たのですか?
-------------------------
パナー【?】
-------------------------
衛兵
おい!
止まれ!
スメールシティはいま出入り禁止だ!
止まれ!
スメールシティはいま出入り禁止だ!
パイモン
うぅ…
なんなんだよ、もう!
-------------------------
商人
はぁ…
ここから出られないなんて、どうやって商売すればいいんだ…
ここから出られないなんて、どうやって商売すればいいんだ…
-------------------------
…宿の近くに戻る…
…エルマイト旅団のメンバーと会話する…
バディス
…チッ、無駄足か、来るのが遅かったみたいだな。
お嬢さまも随分と早起きなこった。
イデール
そっすね…
いや、待ってください、ボス、あいつじゃないっすか?
バディス
おおっ、間違いねぇ!
あっちからノコノコやって来るとは、運がいい!
パイモン
エルマイト旅団の連中だ、悪いことを企んでるみたいだぞ…
ドニアザード
…あなた、誰?
フーマイ家に雇われたわけじゃなさそうね?
…あなた、誰?
フーマイ家に雇われたわけじゃなさそうね?
バディス
はっ、確かにフーマイ家から金はもらってねぇが…
お前をさらえば、フーマイ家が身代金をたんまり払ってくれるだろ?
はっ、確かにフーマイ家から金はもらってねぇが…
お前をさらえば、フーマイ家が身代金をたんまり払ってくれるだろ?
パイモン
人さらいだったのか!
旅人、ドニアザードを守るぞ!
①安心して…
②プロがとっくに来てる。
ディシア
考えたことなかったのか?
あんたらじゃ敵わないような同業者が、すでにフーマイ家から金をいただいてるってことに。
考えたことなかったのか?
あんたらじゃ敵わないような同業者が、すでにフーマイ家から金をいただいてるってことに。
バディス
お前は…
ディシアか!?
「熾鬣の獅子」ディシア…
どうりで傭兵界隈で長らく名を聞かなかったわけだ。
まさか「鎖に繋がれてた」とはな。
ドニアザード
失礼な発言は慎んでもらえるかしら。
ディシアは私たちフーマイ家に恩があって、協力してくれているのよ…
ディシア
大丈夫ですよ、ドニアザードお嬢様。
ただの傭兵同士のちょっとした牙の見せ合いですので。
剣を打ち合った瞬間、彼らは本性を現します。
バディス
ふん、もう長いこと姿を見てなかったし、剣の腕も錆びきってるんじゃないか?
過剰な自信は足をすくわれるぞ!
ディシア
旅人、ドニアザードお嬢様を連れて先に行け。
パイモン
いや、相手は複数だ、オイラたちも残って手を貸すぞ!
いや、相手は複数だ、オイラたちも残って手を貸すぞ!
①いや、ここは安全とは限らない。
②ディシアにとって、雇用主の安全が最優先。
パイモン
そうか…
たしかにそうだな。
わ、わかった!
ドニアザード
ディシア、くれぐれも気を付けて!
ディシア
これがあたしの仕事です、問題ありません。
それよりも、自分の身を守ってください。
片付いたら、探しに行きますので。
…制限時間内に逃げる…
…ドニアザードと会話する…
ドニアザード
コホッ…コホッ…
コホッ…コホッ…
パイモン
ドニアザード、大丈夫か?
体調が悪いみたいだけど…
まさか、さっきので体がびっくりしちゃったのか?
ドニアザード
大丈夫…
ちょっと激しく動きすぎただけよ。
いつものことだから…
いつものことだから…
パイモン
本当に大丈夫かよ…
ドニアザード
ふぅ…
しばらく休めば大丈夫よ。
それよりも、ディシアのことが心配だわ。
私のわがままのせいで…
①安心して、彼女は強い。
②やり方を認めてるから、あなたを守ってる。
パイモン
そうだ、安心しろ!
ドニアザードとその場でしばらく待った…
ディシア
お嬢様、旅人、ここにいたのですね。
パイモン
ディシア!
もう終わったのか。
ディシア
周りに共犯者は?
もしくは誰かにつけられなかったか?
周りに共犯者は?
もしくは誰かにつけられなかったか?
>いない、さっき確認した。
ドニアザード
ディシア…
あなた、腕が!
ディシア
ああ、これでしたら大丈夫です、ただのかすり傷ですから。
普段ならあんな連中の攻撃を食らわないのですが、新しい大剣にまだ慣れていなくって。
ドニアザード
よく見せて…
ディシア
いえ、問題ないので気にしないでください。
傭兵はお嬢様が思っているほど、やわじゃありませんよ。
ドニアザード
それに新しい大剣って?
今まで使っていたものはどうしたの?
それに新しい大剣って?
今まで使っていたものはどうしたの?
ディシア
あっ…
その…まぁ…
ちょっと金欠で、売っちゃったんです。
たまにあるんですよ、こういうの。
ちょっと金欠で、売っちゃったんです。
たまにあるんですよ、こういうの。
ドニアザード
もしかして…
最後の舞台を設置する時に使った、あの出所不明のお金って…
ディシア
いや…
ははっ…
ドニアザード
……
ディシア
あっ、その、ドニアザードお嬢様を泣かすつもりはなかったんですよ。
まさか雇用主を泣かせたからって、減給なんてことありませんよね?
ドニアザード
…くす…ふふっ…
雇い主を泣かせたところで、給料は減らないわよ。
でも武器を無断で売ったり、私のためにケガを負ったりした点は、評価の参考にしないとね。
でも武器を無断で売ったり、私のためにケガを負ったりした点は、評価の参考にしないとね。
ディシア
ははっ…
それはあんまりですよ、お嬢様。
ドニアザード
ふふっ…
…本当にありがとう、ディシア。
ディシア
…いえ、そんなこと言わないでください。
照れ性なんで、なんだか恥ずかしくなってくるじゃないですか。
ドニアザード
コホッコホッ…
コホッコホッ…
パイモン
ドニアザード、また気分が悪くなったのか?
ディシア
お嬢様、まさか具合が…
旅人、しばらく彼女を休ませてあげてくれ。
あたしは待ち伏せをしている共犯者がいないか、少し周囲を見てくる。
①問題ない。
②任せて。
ドニアザード
みんな…
迷惑かけてごめんね…
…ドニアザードを近くで休ませる…
ドニアザード
すぅ――ふぅ――
すぅ――ふぅ――
パイモン
ドニアザード、気分はどうだ?
ドニアザード、気分はどうだ?
ドニアザード
ええ、だいぶ良くなったわ。
もうしばらくここで休めば大丈夫そう。
①体調の話になった途端、ディシアの表情が…
②その病気、どれくらい深刻なの?
ドニアザード
…私の病気を心配してくれるの?
だったら、もうこれ以上隠すわけにもいかないわね。
実は私…
生まれつき魔鱗病なの。
しかも、もう末期まで進行しているわ。
…私の病気を心配してくれるの?
だったら、もうこれ以上隠すわけにもいかないわね。
実は私…
生まれつき魔鱗病なの。
しかも、もう末期まで進行しているわ。
>魔鱗病!
パイモン
魔鱗病、そんな…
ドニアザード
あら?
魔鱗病のことを知っているの?
じじゃあ、それがどれほど深刻なものなのかも知っているわよね。
現在、スメールの技術でこの病気を完治させることはできない。
自然療法で進行を遅らせるのが精一杯なの…
パイモン
ドニアザード…
ドニアザード
そんなに悲しまないで。
私はずっとそれを覚悟して生きてきたんだから、もうとっくに受け入れているの。
ただ、魔鱗病に罹っている事実より、それによる生活への影響のほうが私は辛いわ。
家族は私のことをとても愛してくれている。
もっと長生きできるようにと、環境を整えることに最善を尽くしてくれているわ…
それでも…
いずれその日は、必ずやってきてしまう。
もっと長生きできるようにと、環境を整えることに最善を尽くしてくれているわ…
それでも…
いずれその日は、必ずやってきてしまう。
>……
ドニアザード
あのね、今回のように逃げ出すまで…
屋敷の外の世界には、私の存在を知る人なんていなかった。
幼い頃から、私はただ毎日ベッドの上に座って、窓の外をぼんやりと眺めていたわ。
今回逃げ出したことで、きっと家族には心配をかけるし、失望もされると思う…
でも私はただ、悔いを残したくなかったの。
私には、人との出会いが必要だった。
出会いそのものが、私にとってこの上なく美しいことだと気づいたから。
それに、花神誕祭の準備に携わった思い出はもちろん、参加してくれた人たちの笑顔、そして私を支えてくれた…
ディシアやあなたたちのような友人。
そのことを思うと、たとえその日が来ても、そう悲しむ必要がないように思えてきたの。
少なくとも、私の存在を覚えてくれている人は、この世にたくさんいるから。
でしょ?
そのことを思うと、たとえその日が来ても、そう悲しむ必要がないように思えてきたの。
少なくとも、私の存在を覚えてくれている人は、この世にたくさんいるから。
でしょ?
①もちろん。あなたのことは忘れない。
②そんなこと言わずに、もっと思い出を作ろう。
パイモン
お…おまえがオイラのことを忘れない限り、オイラもおまえを忘れないぞ!
あっ…
じゃなくて、たとえ忘れられても、オイラはおまえのこと忘れないからな!
お…おまえがオイラのことを忘れない限り、オイラもおまえを忘れないぞ!
あっ…
じゃなくて、たとえ忘れられても、オイラはおまえのこと忘れないからな!
ドニアザード
ふふっ…
二人ともありがとう。
ごめんなさい、こんなしんみりした話しちゃって、私らしくなかったわね。
実は、こういう風に勇気を持てたのも、クラクサナリデビ様のおかげなの。
あの方の励ましがなかったら、この一歩を踏み出せなかったわ。
①あなた自身が病気に掛けなかった。
②諦めなかっただけでもすごい。
ドニアザード
…ええ、生きていれば必ず悩みは生まれる。
でも私たちはみんな、悔いのないように生きているわ。
そうでしょう?
…ええ、生きていれば必ず悩みは生まれる。
でも私たちはみんな、悔いのないように生きているわ。
そうでしょう?
①その通り。
②素晴らしい考え方だと思う。
ドニアザード
あっ、そうだ!
もうそろそろ時間じゃないかしら?
パイモン
ん?
どうしたんだ、この後なにかあるのか?
ドニアザード
もうすぐ花神の舞が始まる時間でしょ?
私、花神誕祭の中でもそれを一番楽しみにしていたの。
神話の中の一幕を、ニィロウがとても優雅なダンスで再現するのよ。
そして花神誕日は、その拍手と祝福の中で終わりを迎えるわ…
そうすれば、私の願いも…
パイモン
じゃあ、ここで時間を潰してないで、早く舞台のとこに行こうぜ。
じゃあ、ここで時間を潰してないで、早く舞台のとこに行こうぜ。
ドニアザード
…ええ!
今から行けばまだ間に合うと思うわ!
…グランドバザールへ行き花神の舞を見る…
セタレ
…許可なくこういった類の演目を行うのは、法令で禁止されているのよ。
まさか知らなかったの?
まさか知らなかったの?
パイモン
あれって…
ニィロウが誰かに怒られてるみたいだぞ。
ドニアザード
教令院の大賢者みたい…
どうして、わざわざこんなところに来ているのかしら。
ニィロウ
でも、花神の舞は花神誕祭の定番だよ。
もし披露できないとなると…
セタレ
大規模なイベントを密かに行うのは、花神誕祭では禁じられているわ。
それに、主催権は教令院しか持っていない。
これ以上続けるのなら、花神誕祭の関係者全員を処罰することになるわ。
既に大賢者も目をつぶっていらっしゃるの。
状況をわきまえてちょうだい。
ニィロウ
そ…そんな…
そ…そんな…
ドニアザード
花神誕祭はもともと教令院が開催すべきもので、その責務を長年放棄していたのはあっちなのに…
どういうことか聞いてくるわ。
①行かない方がいい、解釈権はあっちにある。
②かえって怒らせてしまうかもしれない。
ドニアザード
…見ていられないけど、あなたの言う通りね。
確かに私が行っても、状況は変わらないわ。
アザール
芸術…ダンス…
この知恵と理性の国で、こんなにも薄っぺらく、意味のないものを追い求めるなど、恥を知らんのか?
すべての真実と真理を求める学者たちのために、神はスメールシティという楽園を創った…
すべての真実と真理を求める学者たちのために、神はスメールシティという楽園を創った…
しかし君らのような人間は、それに泥を塗ろうとしている。
ニィロウ
そんなことない。
花神様が我々の神に舞を捧げたように、神も芸術を蔑ろにすることはないはず…
アザール
お前のような学のないやつに、この私と議論する資格があると思っているのか?
今お前がすべきことは、一刻も早くこの馬鹿げた舞台を撤去することだ。
帰ったら、次の「ジュニャーナガルバの日」までにこのような公演を禁止する法令を書記官に作成させる。
アーカーシャを通じて、民衆に通達しておけ。
アーカーシャを通じて、民衆に通達しておけ。
セタレ
はい、すぐ手配いたします。
アザール
……
花神誕祭で…
せいぜい神の生誕を祝うがいい。
パイモン
ニィロウ、大丈夫か?
ニィロウ、大丈夫か?
ニィロウ
あっ…
ドニアザード、今の見てたんだね。
大賢者に公演を止められちゃった…
あっ…
ドニアザード、今の見てたんだね。
大賢者に公演を止められちゃった…
ドニアザード
ええ…
ニィロウ
どこか別の場所に行って、教令院に見つからないように続けようかな。
あっ、でもお客さんにどうお知らせしたらいいんだろう…
雰囲気作りや舞台セットの用意も必要だし…
それか公演を妨害する人を、誰かに止めてもらうとか…
ううん…
さっき処罰するって脅されちゃったし、もし発覚したら…
ううん…
さっき処罰するって脅されちゃったし、もし発覚したら…
ドニアザード
ニィロウ、私のことなら大丈夫よ。
ニィロウ、私のことなら大丈夫よ。
ニィロウ
でも、ドニアザードは花神の舞をずっと楽しみにしてたんでしょ?
今回の花神誕祭はあなたにとってとても大事なものだし、後悔してほしくないの…
ドニアザード
気にしないで。
ニィロウにそんな風に思ってもらえるだけで、もう十分幸せだから。
それに、この状況で花神誕祭を続けるのはさすがに危険すぎるわ。
私、みんなをそういうのに巻き込みたくないの…
気にしないで。
ニィロウにそんな風に思ってもらえるだけで、もう十分幸せだから。
それに、この状況で花神誕祭を続けるのはさすがに危険すぎるわ。
私、みんなをそういうのに巻き込みたくないの…
ニィロウ
…うん。
じゃあ、次もこっそり家から抜け出せるよね?
次の花神誕祭は、絶対に成功させるから!
…うん。
じゃあ、次もこっそり家から抜け出せるよね?
次の花神誕祭は、絶対に成功させるから!
ドニアザード
次…
…ええ!
約束ね!
次は必ず成功するわ!
次…
…ええ!
約束ね!
次は必ず成功するわ!
パイモン
まさかこんなことになるなんて…
あの賢者たち、風情の欠片もないな…
①他に何かできることはないの?
②他の方法を考えてみよう。
ドニアザード
ううん、大丈夫。
こうなったらもうしょうがないもの。
…でも、ニィロウの花神の舞を見られなかったのは、ちょっと残念かな。
残念なことに、花神誕祭は中止を余儀なくされた…
…宿に戻って休む…
…パイモンと会話する…
パイモン
はぁ、今日は色んなことがあったな。
しかも、あんな残念な結果になっちゃうなんて…
ニィロウは、来年の花神誕祭は成功させるってドニアザードと約束してたけど…
あいつにはもう時間が…
①ドニアザード自身が一番理解してるはず。
②悔いが残ってしまうかもしれない。
パイモン
そうだな…
はぁ…
知らないところで、ある計画が実行されているようだ…
???
「ピ――」
すべての接続を確認。
最高レベルの安定性を保有するアーキテクチャを構築。
「計画」は最終段階へ。
「――」から力を導出する。
「ピ――」
すべての接続を確認。
最高レベルの安定性を保有するアーキテクチャを構築。
「計画」は最終段階へ。
「――」から力を導出する。
>≪すでに訪れし花神誕祭≫