弓(ストーリー)

修正(吹出) 武器

★・★★・★★★

狩猟弓
言い伝えによると昔、モンドでは弓の弦を楽器として奏でていたと言う。
また、琴の弦で矢を射る吟遊詩人もいたらしい。
だが、どちらも所詮古い民間の言い伝えに過ぎない。

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歴戦の狩猟弓
狩人は山の背に立つ事を避け、風下に身を置かなければならない。
それは獲物が野獣でも魔物でも極悪人でも同じ事だ。

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鴉羽の弓
噂によれば、渡鴉は死を告げる使者。
鴉の羽を弓幹に飾れば、弓を引いた時、弦の振動は獲物の死を宣告するだろう。
少なくとも、商人たちはこう言っている。

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シャープシューターの誓い
伝説によれば、遠い昔の出来事である。
あれは上古時代の悲劇。
兄弟がを使って殺し合った。
その中で、ある偉大な弓使いは侮辱を受けた。
彼は敵を討つ誓いを立てた。
そして、敵を討つ前に、敵の喉を突き通す前に、その血を流し尽くすまで、絶対に足を洗わないと誓った。
噂によれば、その人は最期、足の病気に感染して亡くなったらしい。

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リカーブボウ
木材に、動物の骨と腱を組み合わせ、念入りに作ったリカーブボウ。
腕の立つハンターが使えば、空を飛んでいる蔦を射落とせる。
ハンターの誇りであり、卓越した弓術の証である。
ただ、標的となった蔦は無駄死にだった。

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弾弓
昔、弾弓の射程と精度を改善しようとする男がいた。
弾弓のゴムを変えて射程を伸ばせば、精度が落ちる。
彼は弾弓の弾を長い木製の竿に変えて、竿の後部に鳥の羽をつけ、空気抵抗を一定に保つよう改良を加えた。
長い竿を使えるようにするため、弓強を伸ばし、逆さまにすることで、弾力を増すことに成功した。
結局、一張の弓を作ったことに彼は気づいた。

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文使い
噂によれば、遠い昔、璃月港に矢文を放つ文化があった。
「でも、それは街の人を傷つける可能性があるじゃないか」
「だからこそ、この一張は骨董品になれたのさ」
と骨董屋の店主は顎を撫でながらニヤっと笑った。

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★★★★

西風猟弓
西風騎士団の特製リカーブボウ。
在籍年数の長い優れた弓使いにのみ授けられる。
橡木で作られた弓。
特殊な手法により、木の強度を保ち、尚且つ金属を軽量化している。
弓弦に錬金術と魔法の力が秘められており、弓を100回引いても虎口への負担はない。
この弓はモンドの守護者へのご褒美であり、モンドを護る武器でもある。

過去、西風騎士団には極めて優秀な弓使いの斥候部隊があり、偵察騎士と呼ばれていた。
創立者は璃月出身の傭兵リーダー。
彼は自分の見聞と知識の全てを偵察騎士たちに教えた。

荒野におけるスキルや、危険を察知する直感など、どれも騎士団が持っていなかったものだ。
故に、偵察騎士の力は騎士団にとって非常に貴重なのである。

ある日突然、最初の偵察騎士が騎士団をやめた。
原因は誰にも分からない。
それ以来、この部隊は名前だけの存在になった。
当時の編成もそのまま残っている。
しかし、今なお偵察騎士の名に泥を塗らないように、日々頑張っている人々がいる。

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絶弦
精巧で彫りが美しい楽器。
一本一本の弦が異なる素材でできている。
弾いて鳴らすと、せせらぎのような安らかで美しい音楽が奏でる。
琴であると同時に、心臓を射抜く矢をはなてるほどの弓でもある。
音楽と共に、死も訪れる。

楽団が解散した後、その弦は弓用の弦を除き、一本一本鈍い刀で切られた。
その間、聞くに堪えない音が立った。
今となっては美しい音色を失い、命を奪うただの弓となった。

流浪楽団は鳥の空を飛ぶ力を奪うことができる。
それは時には琴の音、時には鋭い矢によるものだ。
音楽と共に散り行くそよ風や星拾いの崖の花のように、琴師は軽薄ながらも揺るぎない信念を持っている。
反乱失敗後、楽団のメンバーは四方八方に逃げ始めた。
琴師は仲間を援護するため、音を失い、矢を使い果たしても、最後の最後まで戦っていた。

琴師の出身地は華やかで美しいフォンテーヌ。
各国を旅して本当の自分と運命を探していた。
彼が故郷の宮廷に別れも告げずに去っていったことに、周囲の少女たちは、声が出なくなるほど泣き続けた。

噂によると、彼はモンドの平民の女性に恋したが、その子はバドルドー祭で悲惨にも「姫」に選ばれてしまった。
無名のまま他国で亡くなった運命を、彼は悔やんだりしなかったらしい。
唯一の遺恨は、やっと愛を見つけたのに、それを唄うことができなかったこと。

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祭礼の弓
東にある海を一望できる崖で、古の住民は時の神と風の神を共に祭った。
「風が物語の種をもたらし、時間がそれを芽生えさせる」という思想が、度々両者を混同させた。
この弓は開拓を語るもの。
その難しさを示す。
もともと引けない弓だったが、時の風で強靭さと柔軟さを両立させた。

この弓はかつて誇り高いローレンス一族が所有していた。
遠い昔、彼らは雪の中に道を拓く勇者を演じた。

祭祀演劇の第1章は開拓者が力と知恵で大地を征服することを描いた。
長い歴史の中、たとえ祭祀自体がなくなっても、彼らはそう演じ続けた。

しかし、その信念は歪んでいった。
結局彼らは自分を征服者、王者だと考えた。
歪んだ道を歩んだ末、彼らはモンドの風の寵愛を失った。

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旧貴族長弓
かつてモンドを支配していた旧貴族に使われていた長弓。
その材料と細工は極めて凝っている。
そのため、長い年月が経った今でも当時から劣化していない。
狩りは貴族の暇つぶしの一つだった。
大自然に自分の力を示し、とれた獲物を民に配り、恩恵を施した。
しかし記録によると、彼らは最終的に徳望を忘れ、支配する力も失ったとされている。

反乱が起こり、長い間モンドを統治していたローレンス政権が倒れた。
新しく設立された騎士団は徳政の名の下に、ローレンス一族を深く追及しなかった。
その代わりに、一族の残党を追放した。

「追放の最中、父は人の裏切り、時代の変化、歴史の終結を嘆いた」
「かつて故郷を追われた臣民が、緑豊かな地で、歌い、踊っているのを見かけた」
「何年も経った今、やっとわかった。
裏切られ変わったのはローレンス一族の私たちだ。
モンドは本来そういう都だ」

腐った政権に止めを刺したのはヴァネッサだが、怒りの炎はとおの昔から燃え始めた。
人々に密かに称賛される義賊や、生死の隙間が見える少女、暗殺を企てた剣楽団のように、モンドの人々には反抗の血が流れているのだ。

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弓蔵
鉄のように硬い古びた弓、ある有名な弓使いが所有していた。
弓は弓使いと共に、魔物や盗賊を簡単に倒す場面を経験してきた。
彼は弓術の極みの道を追いかけていた。
弦音は鳴りやまない雷のようで、天空を貫いた矢は日の光を覆い隠す鉄の雨のようだった。

晩年の弓使いは悟った。
「極めし者、無に還る」

それから弓による決闘の話や、鉄の弓で魔獣妖怪を討伐した話を二度と語らなかった。

その後、彼は弓を埋葬し、城外の山に隠居した。

彼の最期に伝説が残っている。
彼が生きていた時、夜になると屋敷は眩しく紫色に光り、妖魔も恐れて近寄らなかった。
亡くなった日の夜は激しい嵐だった。
落雷は一度だったが、伴った閃光は天空を突き抜けた。

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澹月・試作
璃月の武器工場が作った古い長弓。
製造番号や製造時期は不明。
樹五十年以上の木を使った長弓。
金色の絹が飾ってある。
弦は大地の深所にある銀白の枝を使ったため、強靭さを持つ。

かつて、璃月の雲氏は「試作」という伝説の武器シリーズの設計図を書いた。
主流武器である長弓も当然その中にある。
寒武は友である雲輝の依頼を受けて、長弓の製作を始めた。

彼は海の商人に頼んで、柘木、精鋼、銀の枝を手に入れた。
全ての素材は上質な物である。
できた弓は少し冷たいが、頑丈で使いやすい。
弧は残月のように美しい。
しかし、月と比べると少し薄暗い。
弓を引くと弦が美しく光る。
一度見たらその美しさを忘れられない。

作長弓の名は「淡月」。
絶世の美女のように、一度見たらまた見たくなる。
後の璃月の長弓の原点はこの淡月である。

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リングポウ
世の全てが璃月にあり。
これは偉大な璃月港への讃美である。
他の国の珍宝も人と共に璃月港に来る。
短弓だが、特別な構造と卓越した製造方法により、長弓よりもはるかに破壊力がある。
ただ、日常の手入れもより難しい。
武器というより、異国の知恵の結晶と言うべきだろう。

異国の学者に改造された、滑車をつけた弓。
元々学者は武器に興味がなく、誰の血も見たくなかった。
弦を張った姿と、矢が飛んでいる時の美しさを見た時から、彼はこの「兵器」に心奪われた。
彼は弓をより強くするために改造を始めた。

自分の成果は今後の戦争に、人を殺すために使われると分かっていた。
しかし、学者は改造の快感に溺れた。
結果を考えず、ただただひたすら改造を続ける。

ある兵士がこの弓を使って、雁を射落とした。
「いい弓だな」
兵士は思わず口にした。
死に際の雁が発した悲鳴に、学者の心は強く打たれた。

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黒岩の戦弓
希少な黒岩で作られた長弓。
風に導かれた矢は百発百中となる。
弓柄の中央は黒いが、両端は血のように紅く、握れば冷たく感じる。
放たれる矢はまるで流星のよう。

璃月の雲氏一族は長い歴史をもつ鍛造の名門である。
さらに七代目の雲輝は七星の一人で名望が高い。
雲輝には一人の娘がいる。
名前は雲凰。
一族の慣習に倣うと、雲凰の夫になる人が雲輝の跡を継ぐことになる。
幼い頃から武術を学んだ気が強い雲凰。
彼女は「女性でも跡を継ぎたい」と主張し、一時話題になった。
しかしこの時、雲凰が跡を継ぐ可能性は低いと思われた。

当時の大地は危険だった。
頻繁に坑道が崩落していた。
崩落によって鉱物が地中深くに埋まり、採掘ができなくなった。
武器の鍛造や跡継ぎの話も難しくなってきた。
その日の夜、彼女は眠れずに居た。
一族の歴史が自分の代で終わるのではないかと心配した雲凰は、悲しみに暮れ、神に祈るしかなかった。

翌日、かつて父の跡を継がなかった寒策は職人の衣装で現れた。
そして、木の匣を雲凰に渡した。
中には「試作」を改良した設計図が入っている。
さらに一張の弓も取り出した。
「全ての始まりは黒岩である。
終わる時も黒岩であろう。
雲さんは弓使いと聞いたが、差し支えなければぜひ使ってくれ」
雲凰はその弓を引いた。
矢は稲妻のように天へと飛んでいき、弦の空気を震わす音が山に響き渡った。
雲を裂く一矢。
鉛色の空から顔を出した月を見て、彼女は転機を予感した。

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蒼翠の狩猟弓
ある狩人の弓。
緑色の弓は簡単に野原に溶け込める。
朝日が差した緑の草木や林間を行き交う獣のように純粋で、一切の悪意を持たない弓。
無益な殺生は行わない。

無名の狩人は都市から離れた地で育てられた。
「我々は大自然の中で生まれた。
草木さえあれば、我々の前に阻むものはない」
「我々は鳥獣と変わらない。
天地の理に従えば、生死に怯えることはない」
「大自然の理に従う万物は、最期に果てのない野原にたどり着く」

狩人は跡を残さず、大自然を敵に回さない。
この信念に従い、矢に心臓を貫かれた獣を慰めていた。
その命が大自然に還るまで。
もし災害が起こらなければ。
血の跡を追っていつもの休憩場所の木の下で、死にかけの盲目の少年と出会わなければ、彼女は復讐に駆られず、鮮血と火花に突き動かされることもなかっただろう…

「忘れないで、善良なヴィリデセルン」
「忘れないでよ、あなたは緑の森の子だから」
「争い、憎しみ、あるいは名誉のために矢を放ってはいけない」
「血に染まった者は永遠に、あの果てない緑の猟場に辿り着けない」

「せめて、この弓を憎しみや血に汚させないように」
「師や先祖に会える彼方にたどり着けないというのなら」
「この弓だけは無垢なままにしたい。
代わりに私の思いとお詫びの気持ちを伝えてもらいたい」

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ダークアレイの狩人
【?】

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幽夜のワルツ
……
「お嬢様、巡礼の中で流した涙は決して無駄にはなりません。」
静寂の国の巡礼が終わった時、オズヴァルド・ラフナヴィネスは皇女にそう言った。

長い時空を超えた旅の中で、「断罪の皇女」と「昼夜を断ち切る黒鴉オズ」は無数の物語の終わりを見届けてきた。
雨の一滴一滴が、旅の終わりに海へと流れ込み、少年たちの怒りは鎮まる。
情熱が時間に摩耗されなければ、逆巻く古樹のパラノイアとなる。
時の木に立つ壮大で偉大なレマ共和国の枝はやがて切り落とされ、狼の双子のもう一人に国を明け罪と幻想の夜渡すだろう。
世のすべては破滅とともに、皇女とその未来の国へと来たる。
静寂と暗闇に包まれているガーデンの中で、眠りにつける片隅を得る。
それでも、ドゥロクトゥルフトが少年の夢と未だ落ちぬ雨雫のために「世界の獣」に寝返り、挙句の果てその爪で切り裂かれた時、皇女は涙を流した。

「覚えておきなさい。
オズヴァルド・ラフナヴィネス、幽夜浄土の皇女は涙なんて流さないわ。」
彼女はそう答えた。
「この世は、誰もが罪を背負っているの。
判決の鐘が鳴り響く時、闇夜が再び世界を覆う。
人も獣もその中でもがく姿は、ただの幽夜のワルツに過ぎないわ。」

「お嬢様のおっしゃる通りでございます。」
「ふん、分かればいいわ。」
「ではお嬢様、この物語は、まだ覚えていらっしゃるでしょうか――」


原初の宇宙に香り漂う海を輝かせ、アランニャの獣をかき鳴らしていた三つの月のうち二つは、世界の果てを引き裂く剣によって砕かれ、皇女の魔眼にすら映らないほど細かい砂となった。
あるいはこうだ――
かつて宇宙を照らし、安らかに眠る三つの世界の人々に夢と歌をもたらし、夜明けと夕暮れの間を彷徨う獣に欲望を生み出させた月は、ついに砂となった――
それでも、皇女のそのすべてを凝視する瞳に宿り、より多くの儚い光をもたらすことを願う。

そう、皇女は涙を流さない。
あれは、無礼な砂が彼女の目に入り、体が起こした拒絶反応に過ぎないのだ。

~完~

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【?】

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破魔の弓
「降りろ、船の上じゃ女は邪魔だ!」
赤穂百目鬼と呼ばれた海賊がそう言って、背を向けた。
その言葉を聞いた巫女は不意に笑った。
私に弓術を教えた人が戦地へ赴いていなかったら、私たちの子供は、左衛門くらいの歳になるだろう。
私の名字は高嶺になるか、彼の名字が浅瀬になっていたかしれない。

左衛門の口調や、わざと背を向ける仕草は、あの人が刀を提げて去っていく時とそっくりだった。
今度は、絶対にこの人を死なせない。
たとえ「雷の三つ巴」の旗と敵対してでも……

「帆を上げる時が来た。
銛も刀も鋭く磨いた」
「官兵どもに、セイライの意地を見せてやれ!」

出航の歌を聴きながら、巫女は弓を下ろした。
影向山でこっそり学んだ本物の「法術」、天狗の師匠には申し訳ないけれど、ここで使わせてもらう。
千年の大結界を解き、紫電の鳶の死に際の恨みに、雷神の旗もとの船を壊してもらおう。
あの老いた猫が、雷に突っ込んでこないことを願って……

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【?】

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曚雲の月
【?】

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落霞
天上の雲霞を射落とすことができる、玉のように輝く長弓。
貴重な宝珠がはめ込まれている。
長い間、漆黒の深淵に浸かっていたが、未だ黄金色を失わず煌々と輝いている。

辰砂の深谷が黒き災いに汚染されていた時代、数多の千岩軍が名乗り上げ、身を挺して災難へと立ち向かった。
それら多くの豪傑の中に、岩山から生まれ、深淵に落ちた弓を持った若き英雄がいた。

「我は岩々と琉璃晶砂の娘であり、この身に弱者の血はも流れていない」
「多くの千岩兵士が、自らを犠牲にして死地へ赴いた。
 山民でもするである我々が、傍観するわけにはいかない」
「目と耳で感じていない災禍は、実に共感のしづらいものだろう」
「しかし、この大難が迫りし時、守護の責務を軽々しく放棄できるわけもない…」

剛毅な少女は夜間に乗じて、族長である父の長弓を盗み、千岩軍に追従した。
二度と太陽の光を目にしまいと内心で決意する。
そして、弓幹に飾られた宝珠が煌々と輝いた。

「手を掲げて漆黒の獣を射落とし、身を伏せて巨大な亀を黒い泥沼に釘付ける」
「白玉と黄金で作られた長弓は雲の如き舞い、矢先から放たれる冷たき光が凶暴な獣の血肉を切り裂いた」
「湧き出づる深淵の穢れし潮流、山の底に潜む歪みし妖魔、それらが種々雑多と存在した…」
「果てのない恐怖と奇異の中、彼女は微塵もたじろぎはしなかった」

山民はかような歌で娘を讃えた。
だが、歌われし者は帰ってこなかったという。
歌は時と共に流れ、霞光のように変化していった。
しかし、長弓の持ち主は未だ戻ってこない。
「私が唯一恐れることは、忘れ去られることである」
「もし厄運が私を無名の地に埋めようとも、どうか私のことを忘れないでくれ」

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王の近侍
【?】

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竭沢
かつては、さらさらと流れる水が黄砂の中に流れ込んでいたのだが、それも今は遠い昔のこと。
その後、偉大な者たちが大地の轟音と天命を辿って砂漠に入って行ったが、生きて還った者はほとんどいない。
さて、高原にある巨大な湖には、矢のように空間をまっすぐ射貫く魚がいた。
それは槍のようにまっすぐな形をしており、聖跡を辿ってほうぼうを泳いでいた。
しかし小川が砂の中に染み込んでいくと、湖は水たまりサイズにまで縮んでいった。
そして最後には、水たまりの中で体を丸くせざるを得なくなり、巡礼者の餌食になってしまったのだ。

この物語は、こう教えてくれる――
敬虔な心と善行を忘れずにいれば、たとえ砂の海でも魚がとれるのだ、と。

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本来は『召喚王』第一部完結編の事前予約特典として作られた工芸品のサンプル。
試作時、形があまりに特殊なため、本物の武器として作らなければならないと誤解されてしまった。
その結果、八重堂の編集者一同は、この弓を受け取った時、意思疎通のすれ違いに頭を悩ませることとなった…
しかし、その場に居合わせた福本先生はかえって感銘を受け、以下の文章を書きおろした。
後に、この文章は発売書籍の付録として配布された。

「この弓を持つ者は、大赤砂海の王に従う配下の中で、最も弓術に優れた弓使いだ。」
他の者たちだけでなく、青い肌をした少年もそう信じていた。
トキの王が多くの秘宝を披露した時、彼は一目でこの砂岩色の弓幹を持つ、宝珠をあしらった長弓を気に入った。
あの頃、まだ運命に翻弄されていなかった少年にとって、欲するすべてが手に入る報奨であり――
どこまでやれるかという、努力の程度にしか違いはないのだと考えていた。
彼は声を張り上げてトキの王に問うた。
「もしも俺がこの全員の中で最も優れた弓使いになれたら、もしも俺が諸王の中で最も名高い権力を持てたら、この長弓を貰ってもいいですか?」
広間は水を打ったように静まり返った――
照明の明かりが届かない影の中にいる者たちは、誰もその質問に答えられなかった。
ただ一人、上座に座る隼のような眼力を持つ男だけが、笑って少年の希望を許可した。
その日は必ず来る――
青い肌の少年は、そう考えていた。

しかしそれは遠い遠い昔の話だった…
戦を司る王がその願いを実現したのは、数百年後のことだった。
秘典の箱を開けた少年に憑依して、再び封印されし「決闘の間」に入り――
そこでやっと「影」の手の中にある長弓を目にすることができたのだ。
その瞬間、時が止まったようだった。
彼の残魂は壊れた扉と長い廊下を通り抜けた。
そして裏切りと密謀の広間へと戻り、秘儀の弓によって打ち出された、避けようもなく身に迫る金の鏃の矢を掴んだ。
そうして、本来貫かれるべきだった己の躯を救おうとしたのだ。
そしてこれこそ、彼の本来の計画だった。
しかしその時。
秘法は解除され、弓矢が壊れ…
弓を持つ者の「影」も一瞬で消えた。
長弓は支える力を失い、地に落ちる寸前で、彼に受け止められた。
彼は幾度となくこの黄金で鋳造された長弓を奪おうと謀ったが達成できず、トキの王との決裂の理由も、少なからずこの弓と関係があった。
しかし彼が念願の宝物を手にした時、その心は腐った沼の泥水のように冷たいままであった。
ワ二の王は、自分がもう少年の頃のようには、心満たさぬ渇望に対する欲を持たなくなったのだろうと思った。
威厳ある赤砂の王は長い歴史の中で姿を消し、花の女主人の姿も消えた。
霊廟の玉座を争った諸国同士の紛争が起き、戦乱は止まなかった。
彼は「決闘の儀」の機を借りて、広大な金色の砂海を踏破し、更なる混乱と闘争を図って、幾多の世界の間にある障壁を消してしまおうとした。
そんな彼を止めるため、一人の老人が黄金の弓を支えに、秘奠の階段を登った…
それもまた、遥か昔の出来事であった。
彼はずっと弓にあしらわれた宝玉を指でさすっていたが、突如、その輝きをかき消したのは、表面についた見えない埃などではないと悟った。

「やめよう」…
戦を司る王はそう思った。
彼は「決闘の間」のテーブルが再び動く音を聞いた。
残魂に憑りつかれた少年が、対決を待ち望んでいた。
彼は長弓を脇に携えている。
これは、かつての自分が夢見ていた勝利の姿だったのかもしれない。
青い肌の王は、ゆっくりと運命が用意した戦場へと歩を踏み出した。

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黄砂の王が大地の四方を支配していた時代、威厳が太陽のように降り注いだ砂丘。
遊牧民が残した民謡は砂漠にいる虫の鳴き声のように、忘れられた黄金の時代を繰り返し謡っている。
それによれば、かつて紅き主が烈日と輝きを競い、ついに流星のように大地に落ちたそうだ。
祭司の中には藩王に殺されなかった者がいて、キングデシェレトから伝わった弓術を残したという…

祭司の子孫は「烈日の後裔」と自称し、キングデシェレトの国が行っていた過去の儀式を絶えず修めた。
最も情報通である遊牧商人でも、この不思議な集団についてはわずかな噂しか知らない。
エルマイトの子孫にはキングデシェレトの祭司の遺産を伝承する資格のある者も、古い文献を読める者も滅多にいない。
古の祭司たちが精通していた優雅で荘厳な棍術、槍術、自慢の弓術については言うまでもないだろう。

エルマイト旅団はこうした人々を「隠者」と呼んでいる。
彼らの中には、スメールにだけ残る神王に忠誠を尽くすようになった人もいた。
そして、ほとんどの人は果てしない砂漠に消え、蛇やサソリ、旧藩国の幽霊が群がる所に隠れている。
雨林に忠誠を尽くす者は依然として隠居と寡黙な習慣を保っており、自身の力で古き恩恵に報いている。
だが心の底では、千年前に惨禍に見舞われた先祖やキングデシェレト陛下を哀悼してやまない。

こうして、古風な弓術の儀式は祭司の後裔によって受け継がれてきた。
多くの古い文字や図案の意味が失われたり、誤って伝えられたりしても、赤き王が弓を引く勇壮な姿はとうに砕け散り、昔日の夢になっていたとしても…
歴史ある国の微かな火種はなおも消えておらず、より神秘的な要素となって、彼らが伝承してきた古の知識で、今の文明を守り続けている。

砂漠に消えた「隠者」の中には、祭司の道から外れた者もいる。
彼らは権力という儚い幻に心を奪われ、村落の改革を企てた。
古の厳しい儀式により、迷子になった子供を訓練して「猟鷹」にした。
本来、崇高な戦士を育てるために代々進歩してきた技法であったが、今では誤った道を進んでしまい、新たな「王」の誕生を助けるために、何の考えも持たない走狗を生み出すこととなった…
だが、これはまた後の話のこと。
野心を持ちすぎた者は往々にして砂漠に消えていく。
ひっそりと音も立てず、苦い涙が果てしない海に溶け込んでいくかのように。

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海淵に落ちた勇者が残したとされる不思議な弓。
弓幹は金銀の光沢を帯びていたという。
真っ暗な深海や光のない真空で弾いたかのように、弦は音も無く振動する。

遥か昔の壮大な時代に、魔像が軍団を組んで深海の龍族と戦ったことがあった。
海に棲む龍の末裔はかつては暴虐な一族で、スキュラという親王が統治していた。
当時、龍王スキュラは蛮族と龍族からなる大軍を率いて古い国の関所に突撃した。
そして、弓を持った軍団が赴き抵抗する。
それは大調律師がスキュラの力を封印するまで続いた…

その後、かつて栄えた王国は完全に海底に点在する廃墟と化した。
しかし魔像軍団の残りの兵は、陽の光の届かない所で龍の末裔と戦いを繰り広げていた…
静かな海淵は戦いでかき乱されることはなく、硬い石と化した心は次第に崩れてゆく。
最後の弓使いと孤立した龍の末裔は、あるとき和解に合意した。

鋭い爪と牙の果てしない衝突は、次第に人の心を苛つかせ、刀剣と弓矢は光のない海淵の下において、もはや人目を引かない。
亡国の騎士と龍族の勇者は思わず大笑いした。
もはや邪魔となった武器を捨て、無意味な戦いから抜け出したのだ…

後に静かな海淵の下で起きたことは、後世の歌劇ごとに無数の解釈と演出がある。
彼らはそれぞれ自分の故郷を裏切り、他の流刑者と共に新しい集落を作ったとも言われている…
この古い弓と同じように、多くの物語はついに音の無い海淵に沈み、荒唐無稽な伝説となった。
最終的に「野蛮」がかつての国土を支配し、数多の物語や歌も無害な架空の芝居として演じられた…

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レンジゲージ
かつて都市建設と遺跡調査によく使われていたツール。
角度の測定のほか、当時とても先進的だった距離測定の機能もある。
精密に加工された特製の矢と訓練を受けたプロの手により、発射する矢の軌道を、一筋の光のように真っ直ぐにできる。

計画と建設のほか、探索や事件の捜査にまで役立つこともある。
熟練者の手にかかると、こうしたレンジゲージはとても高い測量精度を発揮できる。

過去、レムリア遺跡を探索中の探険隊は常にレンジゲージを携行しており、主に瓦礫と歳月の中で埋もれた古跡の位置を測定するために用いていた。
後世で流行したハーロック小説の中にも、それを利用して隠し部屋を探すシーンがある。

今では骨董屋か屋根裏部屋、穴蔵に堆く積まれ、埃を被っているものが少なくない。
もっと便利で、誰にでも使いやすい同類のツールが普及するにつれ、特製の矢を作る者がいなくなり、これもまた埃を被って姿を消した。
何かを疑われることなく携行できる長弓のため、一部の特別な時代には、想定されていない目的で用いられたこともある。

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古い言葉で、こんなものがある。
「天衡に山脈連なりて、岩集まりし処には玉の輝きあり」。
千岩の国は豊穣の地として世に知られてきた。
そのうち、最も重要な鉱物産地であり、精錬、鍛造場所でもあるのが天衡山に位置する「黒岩場」である。

「黒岩場」は山岳に穴を掘って造られ、無数の工房や溶鉱炉、塵と灰で黒くなった坑道がつながってできている。
あちこちで狼煙が上がり、大地が赤く染まる毎日の中、この地は折り重なる岩山に住む諸部族の先人たちによって、避難所としても使われた。
話によれば、とうの昔に世の人々から忘れ去られた古い坑道があり、そこは大地の奥深くにある古の国に通じているのだとか…

『石書集録』によれば、山で最初に坑道を掘り進めたのは、現在も続く璃月の名家・雲家の祖だという。
代々鍛造を生業としてきた雲一族は、その頃から歴史の表舞台に名を残し始めるようになり、祖たる人物は後世の数多の職人たちから師と崇められた。

ただし、その人物に関する記載は、数えるほどしか歴史書に残されていない――
「優れた技を持つ雲氏は、木を切って蔦となし、竹を削って鵲となす。
三日飛び回っても落ちぬ様は、まさに天下一の職人技と言えよう。」

仕掛けの知識も鍛造の技術も、その始まりは仙人と切っても切れない関係にある。
ゆえに、かの人物は仙人の弟子と見なされ、技術は仙人から授かったものであるとされていた。
その者は世の秩序が乱れた際に帝君について戦に赴いたというのも、有名な話である。
そこで功績を立てた結果、相次いで三人の仙人からその才を認められ、仕掛けに関する秘術の教えを賜ったそうだ。

その技術の妙なること、遥か高天の雲をもぎ取り、楼閣をいくつも建設できるほどで、さらには質の低い朽ちた木材を彫って走り回る鳥獣を作り出すことができた。
それらは、本物と見紛うほどであったという。
「黒岩、雲より築かれん」という言葉は璃月に知れ渡っているが、岩、雲の印象の衝突は、これまで詩人や講談師によって嬉々として語られてきた題材である。
岩を彫り元素「築雲」の伝説は後世の人々による一族の姓を使ったこじつけに過ぎないとしても、昔、かの者が人生を黒岩場に奉げ、匠の技を教え伝えたこともまた紛れもない事実である。

生涯、そして伝説の最後、その者は浄土の天光の中で高みへと昇りつめ、職人を庇護する星になったとされる。
しかし伝説は結局のところ、伝説にすぎない。
黒岩場を築いたのは仙人の秘術でも、つかみようのない雲や風などでもない。
それは山を一歩ずつ掘り進めた工具の力であり、岩間にこぼれた汗であり何千年もの間に大勢のごく平凡な職人がなしてきた努力の賜物なのである。
何しろ貴金の神の契約で「凡人の決意は遥か雲の上の仙人による奇跡に劣る」などと定められたことは一度もない。

「優れた技を持つ雲氏は、木を切って蔦となし、竹を削って鵲となす。
三日飛び回っても落ちぬ様は、まさに天下一の職人技と言えよ熟う。」
「その功績を並べれば、岩を彫りて工房とし、雲を築いて楼閣とし、天衡を貫いて黒岩とした。
これは民に利するものである。」
「雲氏曰く、『巧とは何か?
拙とは何か。
民に利することを巧と言い、その他はみな拙である』。」

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★★★★★
天空の翼
【?】

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アモスの弓
不毛の上古時代。
青々とした大地がまだ骨のように白い時代だった。
裸足で雪の上を歩き、少女は偏屈な塔の君王を追いかけた。

彼は彼女の至愛だった。
だが烈風の王は凡人の弱さを理解できなかった。
彼は彼女の敵だった。
だが彼女の目的はただの復讐ではなかった。

「海の波と砂浜を夢に見たの。
緑豊かな森と大地を夢に見たの」
「果実の森で戯れているイノシシを夢に見たの。
高い尖塔を夢に見たの」
少女は彼に甘えてみたが、君王は耳を傾けてくれなかった。

やがて盲目な恋から目覚めた彼女は気が付いた。
彼が本当の心を持っていないことに。
口では愛を語り続けても、彼の周りには刀のような鋭い風しか吹いていない。
君王の目には、果てしなく続く強風に立ち上がれない民が、自分を畏れて慕っているように映っていた。

あれは北風の僭主と高塔の君王が戦った時である。
女性の弓使いは君王に愛されていると勘違いしていた。
戦いの最後、反逆の風が吹いた。
無名の少年、無名の精霊、無名の騎士と共に、塔の最上部に入り、風中の孤高なる君王に挑戦した。

「こうすれば、彼は見てくれるよね」

だが、彼女が弓を引いたその瞬間に、烈風の王が彼女を引き裂いたその瞬間に、彼女はやっと気づいた。
自分と彼との間に雲泥の差があることに。

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終焉を嘆く詩
「西方の風が酒の香りを連れて行く」
「山間の風が凱旋を告げる」
「遠方の風に心が惹かれる」
「サラサラと君への想いを歌う」

かつて、いつも悲しげな騎士がいた。
この歌だけが、彼の心の癒やしであった。
広場でこの歌を歌う少女だけが、彼の仕事の疲れを癒やしてくれた。

古国に降臨した災いの戦火はこの地にまで及んだ。
風が運ぶ喜びの詩は、毒龍の咆哮や、大地を揺らす魔物の足音、そして啼き声と烈火に飲み込まれた。
王位継承を望まぬ風神は慟哭に気づいた。
旧き友の夢を守るため、風に恵まれた緑の野原を守るため、風神は長い眠りから目覚め、天空の紺碧の龍と共に戦った…
そして、騎士と騎士団も自分たちの国と故郷のために戦った。

猛毒の龍が氷結の山に落ち、紺碧の龍が尖塔の古城で眠りについた時、騎士は谷戸で命を落とした。
最期の瞬間、少女の姿が脳裏に浮かんだ。
「遠方に留学した彼女は無事だろうか。
もっと彼女の歌を聞きたかった」
「まだエレンドリンとローランドが生きている。
彼女が戻ってくる時、この災害は収まっているはずだ――」
きる。

神を称賛し、2体の龍の戦いを描写した詩はたくさんあったが、やがて失われていった。
少女が歌っていた大好きな歌も、彼女が帰郷してから歌詞が変わった。
「蒲公英は朝の風と旅に出る」
「秋の風は収穫をもたらす」
「しかしどんな風も」
「あなたの眼差しをもたらしてはくれない」

涙も歌声も枯れた時、少女は命を燃やし、世界を浄化しようと決めた…

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飛雷の鳴弦
【?】

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冬極の白星
【?】

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若水
【?】

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狩人の道
【?】

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