あの日別れてから、予言の言葉についてずっと考えてた。
「存在しない花」というのは、まるでパラドックスみたいだ。
考えてもみなよ。
存在しない限り、その花を認知することなんてできない。
でもその花が存在してたら、今度は命題を満たさなくなっちゃう。
だから僕が思うにこの答えは、必ずしも本物の植物である必要はないのかなって。
悪気はないんだけど、出題者が世界中の植物すべてを知り尽くしてるわけじゃないって可能性もあるから
「存在しない花」というのは、まるでパラドックスみたいだ。
考えてもみなよ。
存在しない限り、その花を認知することなんてできない。
でもその花が存在してたら、今度は命題を満たさなくなっちゃう。
だから僕が思うにこの答えは、必ずしも本物の植物である必要はないのかなって。
悪気はないんだけど、出題者が世界中の植物すべてを知り尽くしてるわけじゃないって可能性もあるから
(誰もそんな嘘はつけないだろうしね)、珍しい植物を答えにするのも、謎を解く方法の一つかもしれないよ。
珍しい植物のリストを手紙に同封して、それぞれの植物に簡単な説明もつけておいたよ。
君の予想に合うような植物があるといいんだけど。
すべてが順調にいきますように。
ティナリ
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「この世に存在しない花」は既存の品種でもなければ、特殊な手段で誕生させた植物でもないはずだ。
そのことを踏まえて、より範囲を広げて考えてみるべきだと思う。
ボクは過去の経験を振り返って、答えを見つけた。
スクロースもこの件でボクに色々聞きに来たけど、この手紙を書いた時、彼女はまだ考え中のようだったから、ボクの答えは事前に明かさないでおいた。
詳しくは、また今度会った時に話すよ。
みんなも、それぞれ自分の答えを持ってきてくれると嬉しい。
そのことを踏まえて、より範囲を広げて考えてみるべきだと思う。
ボクは過去の経験を振り返って、答えを見つけた。
スクロースもこの件でボクに色々聞きに来たけど、この手紙を書いた時、彼女はまだ考え中のようだったから、ボクの答えは事前に明かさないでおいた。
詳しくは、また今度会った時に話すよ。
みんなも、それぞれ自分の答えを持ってきてくれると嬉しい。
では、また。
アルベド
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自分が作ったメールボックスに自分で手紙を入れるなんて、ちょっと変だよね。
でも私、確かに自分なりの答えを見つけたの。
でも私、確かに自分なりの答えを見つけたの。
最初は、錬金術で作り出した花なら、それこそ予言にある「存在しない花」になると思ってた。
でも後々考えてみたら、新しく植物をひとつ作り出すよりは、錬金術の産物で花みたいな装置を作るほうが、お題に合うかもしれないって思ったんだ。
だから私の結論は――
花の形をした時計なの。
果てしない命が時計と花に触れる、年月のが葉の成長を促して、時計の針を前へと進めてくれる。
スクロース
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この世に迷わない人なんていません。
ですが他人を導き、その心にある炎を燃やし続ければ、人は永遠に海を渡り続ける船になれるのです。
ですが他人を導き、その心にある炎を燃やし続ければ、人は永遠に海を渡り続ける船になれるのです。
この手紙を書いた時、占いこそしませんでしたが、皆さんと一緒にこの予言の真実を見届けることになると、薄々感じてはいました。
ですから必要な時は、家まで呼びに来てください。
必ず行きますから。
モナ
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ずっと考えてたんだけど、みんながオレのところに来るまで、このことがオレと関係あるとは思ってなかった。
知っての通り、オレに他人を導く資格なんてないし、オレ自身はまだまだ弱っちいから…
この世界とうまくやっていく方法をずっと探してるんだ。
知っての通り、オレに他人を導く資格なんてないし、オレ自身はまだまだ弱っちいから…
この世界とうまくやっていく方法をずっと探してるんだ。
この問題を解くのに役に立ってくれそうな人を探してるなら、友達のフィッシュルとか、そのまた友達の占星術師モナとかは見聞が広いし、勇気もあるから、まさにみんなが必要としてる人だと思うぞ。
それがオレの答えだ!
みんなも順調にいくよう祈ってるぜ!
ベネット
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「道案内人」って、なんだかすごそうな肩書だよね。
わたしなんかに相応しいのかなって思うよ。
わたしはね、みんなと友達になりたいんだ。
それがわたしの長所だし、おまけに聞き上手なんだから、迷ってる人は誰でもウェルカムだよ!
例えるなら野原に立つ松明みたいに、燃え続けてる限り、みんなを照らしてあげたいんだ!
わたしなんかに相応しいのかなって思うよ。
わたしはね、みんなと友達になりたいんだ。
それがわたしの長所だし、おまけに聞き上手なんだから、迷ってる人は誰でもウェルカムだよ!
例えるなら野原に立つ松明みたいに、燃え続けてる限り、みんなを照らしてあげたいんだ!
(ここからの内容だけど、コレイには内緒にしてね!
もしそこにコレイがいるなら、手紙の最初に戻って、おねがい!)
もしそこにコレイがいるなら、手紙の最初に戻って、おねがい!)
追記。
最近、コレイのことがちょっと心配なんだ。
最近、コレイのことがちょっと心配なんだ。
病気は治ったけど、あんまり嬉しそうじゃないから。
なにか…
まだ心に引っかかってることがあるのかなって。
コレイには予言の謎を解いて幸せになってほしいって、心から願ってるんだ。
なにか…
まだ心に引っかかってることがあるのかなって。
コレイには予言の謎を解いて幸せになってほしいって、心から願ってるんだ。
あの子がこの先どこで暮らして、将来何になっても、わたしたちはずっと友達なんだから。
助けた側と助けられた側じゃなくて、ただ普通の友達として、ね!
アンバー
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拝啓
こんな問題がくるとは思わなかったので、最初はとても悩みました…
物理的な道案内ならできますが、人生の道となると…
僕のほうこそずっと迷っていて、案内が必要な子供なんですから。
物理的な道案内ならできますが、人生の道となると…
僕のほうこそずっと迷っていて、案内が必要な子供なんですから。
でも、いざ問題を読んでみたら、どうすればお役に立てるか、なんとなく分かりました。
そこでティナリさんとコレイさんのために、植物の分布図を描いてみました。
また、セノさんのために龍が出てくる可能性のある時間帯も記録しておきました。
この二つを手紙に同封します。
数日したら隊長と一緒にパトロールに出て、リサさんのために地図を描かないといけません。
このような形でしか皆さんを応援することができず、申し訳ない限りです!
どうかご容赦ください!
これらの図表が皆さんのお役に立てば幸いです。
敬具
ミカ
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みんなが思っている通り、たしかに俺はあまり嘘をつかないが、これは俺の出自と関係している。
俺は幼い頃から砂漠の民として教令院で暮らしていた。
この特殊な身分で他人の信頼を得ることは難しかったんだ、誠実でなければ尚更な。
だから口数を減らし、必要なこと以外は話さないことを学んだ。
俺は幼い頃から砂漠の民として教令院で暮らしていた。
この特殊な身分で他人の信頼を得ることは難しかったんだ、誠実でなければ尚更な。
だから口数を減らし、必要なこと以外は話さないことを学んだ。
予言を解くのは危険が伴うかもしれない。
嘘をつかない人間が必要なら、俺が同行しよう。
セノ
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一つ、説明しておかないといけないことがあるわ。
それはね、私は嘘をつかない人なんかじゃないってこと。
それはね、私は嘘をつかない人なんかじゃないってこと。
君たちが出したこの問題を解くために、私は過去をじっくり思い返した。
今までに嘘をついた数多くの瞬間をね。
私、よく用事でお祈りの合唱に参加できないって言うんだけど、それはもちろん嘘。
人を欺くためじゃなくても、嘘をついたことがあるわ。
時には楽しいから、時には弁解が面倒だから。
最も善意ある嘘があったとするなら、それはファルカについた嘘よ。
私、モンドに残りたくないって言ったの。
でも、あいつからの返事もまた嘘だったわ。
その嘘は、私への助言だった。
私も、この問題に答えることはできないけど、「嘘をつかない」ってどういう意味なのか、ようく考えるよう助言させてもらうわ。
人を欺かないこと?
それとも、悪意を持たないこと?
君たちが必要としてる人になれなくて残念だわ。
条件に見合う誰かが現れて、君たちの助けになってくれるといいわね。
それくらいなら、祈ってあげるわ。
ロサリア
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この手紙は、リサ師匠に書いてもらった。
オレが書くよりずっといい。
オレが書くよりずっといい。
ありがとう。
オレは嘘をつかない。
お前を信じてる。
必要な時はオレを呼んでくれ。
いつでも待ってる。
レザー
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伝説は、人によって作られたものよ。
この観点から見れば、永遠に終わらない伝説なんて存在しないわ。
この観点から見れば、永遠に終わらない伝説なんて存在しないわ。
あるのは、心残りがあるまま幕を閉じた物語だけ。
でも素敵な物語が聞く人の心に残り続けるなら、それもある意味、生き続けていると言えるでしょうね。
これは、わたくしがたくさんの本を読んで感じたことよ。
可愛い子ちゃんたち、すべてがうまくいくよう祈ってるわ。
リサ
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ママはね、旅行記を書く作家さんなんだよ。
でもママの昔のお友達に、童話を書く人もいたんだって。
それでね、クレー聞いたの、「人生をかけて書いた「物語」は、ぜーんぶ素敵なお話なんだって!
それでね、クレー聞いたの、「人生をかけて書いた「物語」は、ぜーんぶ素敵なお話なんだって!
クレー
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みんな、永遠に終わらない伝説のことだけど、あたしは希望と夢に満ち溢れた物語だと思うんだ。
まるでバトンみたいに、ずっと次の人に渡し続けていく…
そういう物語こそ、みんなにとって意味があるんじゃないかって。
まるでバトンみたいに、ずっと次の人に渡し続けていく…
そういう物語こそ、みんなにとって意味があるんじゃないかって。
あたしは、そういう物語からたくさん力をもらった、だから、それがあたしの答えだ。
コレイ