西風ザーザーショップ!

3.1 修正(吹出)

◆ベルンハルト(西風騎士)

頑張った結果、チャリティーイベントの開業資金がようやく調達できた。
ショップもまもなくオープンする…


パイモン
どれどれ…
こんだけ資金を集めたら、もう十分だよな。
ベルンハルトのところに戻ろうぜ!

…ショップに戻る…

パイモン
ベルンハルト、資金をたっぷり集めてきたぞ!

ベルンハルト
もう終わったのか?
なんという手腕だ!

>準備はすべて整った。残すは開店だけ。

ベルンハルト
よし、僕のほうも仕入先との商談が終わったところだ。
少し待っててくれ。

ベルンハルトは仕入れ先に「ブリューゼリー」を渡し、ほどなくして店の準備がした。

ベルンハルト
どうだ、いい感じだろ?
もし何か他にも案があったら、いつでも店の装飾を変えてくれて構わないよ。

パイモン
おお、いい感じの、立派なお店だな!
よし、オイラが店の名前をつけてやるぞ。
そうだな…
「西風ザーザーショップ」にしよう!

①パイモンっぽい名前だね。

パイモン
それって褒め言葉だよな!
ベルンハルト、他にオイラたちにできることはあるか?

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②他に手伝えることはある?

パイモン
おい、オイラがつけた名前を無視するなよ!
せめて頷くぐらいしろって!

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ベルンハルト
資金調達は大変な仕事だし、きっと疲れてるだろ?
細かな雑務は全部僕に任せてくれ。
代わりに、君たちはその幅広い知識を使って、経営方針や営業方法、サービスの特徴や品質管理などを考えてほしい…
こういった専門的な話は他の店主から聞いたんだが、実はよく理解できていなくってね。
でも重要であることは確かだから、君たちに決めてほしいんだ。

パイモン
つまり、オイラたちが店主としてお店の戦略を立てて、おまえが店員として、具体的な仕事を担当するってことか?

ベルンハルト
そういうこと。
僕は体を使うのが得意だからね、まさに「道具」として使ってくれ。

>すごい覚悟だね…

パイモン
おいおい、そこまでする必要はないぞ。
オイラたち、別に悪徳店長ってわけじゃないし。
ベルンハルトは先に休んどけよ。
オイラはこいつと経営戦略について話し合っとくから。

これまでの経験をもとに、パイモンと店に並べる商品を検討し、経営にあたっての要点を話し合った…

パイモン
よし、要点ははっきりしてるな。
目標は「フェア最高の料理店」だ!
さあ、ベストな状態で、最初のお客さんを迎えるぞ!

>いよいよ営業!

モナ
旅人とパイモン?
まさか、こんなところで会うとは思いませんでした!

パイモン
モナとフィッシュルじゃないか!
おまえたちもフェアに遊びに来てたんだな!

フィッシュル
ふん!
冥冥の裡に覚えた予感により、メギストス卿を連れて凡俗の佳節を視察しに来た甲斐があったわ…
このありふれた秋日に、常理より外れし機があるとは…
実に素晴らしい。

オズ
お嬢様は喜びの声を抑えておられますが…
あなた方にお会いできて、とてもご機嫌なようです。

フィッシュル
オ…オズ!
変に誇張しないでくれる?

モナ
コホン、やはり私から説明しましょう。

モナ
先日、皇女殿下がいい夢を見られたそうで、近々何か幸運なことが起こるのではないかと、私のところへ占星術のアドバイスをもらいに来たんです。
その際、ブリュー祭が盛り上がっていることを耳にし、一緒に行かないかと誘ってくれました。
もちろん喜んで承諾しましたよ。
執筆の締め切りに間に合わせるために、祭りのセールでちょうど色々と仕入れる必要がありましたから。
実は、皇女殿下が教えてくれていなければ、私はブリュー祭が開催されたことすら気づかなかったでしょう…

フィッシュル
メギストス卿、今の話は補足する必要があるわ、あの夢は九日も前のものよ。
その間、メギストス卿から返事がずっと来なかった。
だから、わたくしが直々にあなたの邸宅を訪問したの。

モナ
待ってください…
九日?
あれからもう九日も経っていたのですか!?
早すぎません!?

フィッシュル
でも、今回の執筆はメギストス卿にとって極めて重要なもの、わたくしも大目に見てあげるわ。

オズ
ですが、メギストス卿も注意されたほうがよろしいかと。
郵便箱がびっしりと詰まっていたら、音信不通になっていると勘違いされる方も少なくありませんので。

パイモン
モナは学問の研究に没頭するあまり、時間も人に返事するのも、それからこんな盛大なお祭りがあることも忘れちゃってたんだな。

①外界に惑わされないことも、たまには重要。
②羨ましい集中力。

モナ
と…とにかく、時間がありません!
早く必要なものを買いに行かないと!
そういえば、あなたが自分の店を開いているとは思いませんでした!
しかも、私が一番注目している料理店だなんて!

パイモン
実は人に頼まれてな。
へへっ、オイラたちのお店をよろしく頼むぜ!

>買いたいものはある?

モナ
そうですね…
おすすめの…
その…
おつまみはありますか?

パイモン
もちろん、いっぱいあるぞ!
えーっと、メニューには…
ん?
待てよ…
おつまみ?
まさか、執筆がうまく行かないからって、お酒でも飲み始めたのか?

オズ
そういえば、お嬢様がよく訪問されていたので、そのせいでかなり遅れが出ているのかもしれません。

①モナ、気をしっかり!

フィッシュル
……

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②皇女殿下、人に迷惑を掛けたのでは?

フィッシュル
えっ、ええ!?

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モナ
いえ、お酒も訪問も、どちらも関係ありません!
そう驚かないでください…
以前、皇女殿下の得意料理、冷製肉盛り合わせをごちそうに…
失礼、「祈聖シンフォニー」でしたね。
その味はこれまでに味わったことのないもので、一口噛むごとにちゃんとお肉の満足感があり、気付けば完食をしていました…

パイモン
まあ…
お客さんに料理を楽しんでもらうのも、料理人にとってはひとつの評価だからな。

モナ
冷製肉盛り合わせは本当に素晴らしいものです。
エネルギーの補給ができ、長期保存も可能。
一般的には、おつまみとして食べられるものなんですよね?
価格を除けば、他のすべての面において「満足サラダ」に勝っています…
しかし考えてみてください、ブリュー祭はお酒をテーマとしたもの。
つまり、おつまみを割引価格で買うことができるはずです。
まさに、これは天が与えし贈り物。
しっかりと手にしないといけません。

フィッシュル
歓喜の声を上げなさい、メギストス卿!
あれはわたくしが旅の合間に思い付いた作品にすぎない。
極上の料理を堪能する機会はまだまだあるわ…

オズ
まだ本領を発揮していない、とお嬢様はおっしゃっています。

モナ
ええ、分かっています!
皇女殿下の腕前は、あの時の料理を遥かに超えているものでした…
ただ、臣下の私が皇女殿下に料理を頼むなんて…
いや、つまり家に来た客人に料理をお願いするなんてこと…
せめて、サラダ以外の品を用意できれば…
お口に合うものを出せたかもしれません…

フィッシュル
えっ?
モナはそんな風に思ってたの?

オズ
こういう時は「先を読んでいた」とか、「大局を見据えていた」とおっしゃったほうが、お嬢様にお似合いかと。

フィッシュル
コ、コホン!
その通りよ!
メギストス卿!
わたくしが認めた者として、あなたは星空の秘密を知り尽くしているはず…
わたくしを悦ばせる必要はないわ。

モナ
別に、いつもこんなに忙しくしている訳ではないんです…
それに時間の余裕がある時に他の分野を学ぶのは、なにも大変なことではありませんので。

>それなら――

パイモン
おう、オイラたち「西風ザーザーショップ」に任せろ!
うちにはそのまま食べられるおつまみだけじゃなく、少し調理するだけで食べられるものもあるぞ。
それぞれちょっとずつ買うのがオススメだ!
ちなみに、少し調理するだけで食べられるほうは、失敗しにくいし、作るのもすぐ慣れるはずだ。
難しい料理は、忙しくない時にでも挑戦すればいいと思うぜ!
もちろん、モナの家に行って教えてやってもいいぞ!
旅人は料理がうまいからな!

>お安い御用。

モナ
おお、それはいいアイデアですね!
これなら多少値が張ろうとも構いません…

フィッシュル
メギストス卿、あなたの傑作を心待ちにしているわ。

オズ
それから、パイモン殿の助言を念頭に置き、合理的に予定を立てるのがよろしいかと。

モナ
ええ、今に見ていてください。
今度私の家に来た時、格段に美味しいものをごちそうしますので!

モナは必要なものを買い、礼を言うと、フィッシュルとオズと共に満足そうな笑みを浮かべて帰って行った…

パイモン
えへへっ。
「西風ザーザーショップ」の初収益だ!

①決して多くはないけど…
②大きな意味がある…

パイモン
そうだな!
お客さんが気に入った商品を買う姿を見たら、オイラもうれしくなってきたぞ。
誰かが必要としている商品を売るって、こういうことなんだな。
店主の仕事って案外楽しいかも。
よし、この調子で、店の名を轟かせてやろうぜ!