テストの時間!

3.1 修正(吹出)

◆ベルンハルト(西風騎士)

ベルンハルト
栄誉騎士にパイモン、「店主審査」の時間になったので協力してもらえるだろうか。

>店主審査?

パイモン
なんだか法律のテストみたいだな。
オイラたちにすっごく難しいテストを受けさせるのか?

ベルンハルト
いやいや、そんなお堅いものじゃなくて、口頭で答えてくれればいい!
僕たちの店舗の状況はちょっと特殊で、本来ならばレアが僕の審査をするんだが…
僕はだいぶ前に安全ハンドブックを丸々暗記していてね。
それに今の店主は君たち二人だ。
代わりに君たちの審査をしてくれって、レアから言われてる。
二つの質問に答えて、自分たちに安全意識があることを証明できればいい。
君たちのことを信じてるよ!
もちろん、正解したら報酬もある。

パイモン
びっくりしたけど、聞いた感じ簡単そうだな。

>いつでもどうぞ。

ベルンハルト
ああ、じゃあ一つ目の問題だ――
「とある有名な酒豪が酔っぱらった状態で店の前に出現した場合、どうしますか?」

①どんないいお酒を飲んだの?
②私たちも売ろう!

パイモン
おいっ!
そうじゃないだろ!

ベルンハルト
えっと…
正解は「相手が酒に酔ったせいでトラブルに遭うのを防ぐため、騎士団を呼ぶ」なんだが…
栄誉騎士の考え方を紐解くと、そのお酒は酒豪を潰すことができるほど強いものだ。
なら、その在庫にも限りがある。
そこに僕たちも加われば、他この店の在庫を減らせる。
市場でそういったお酒を売る店が一つでも増えれば、酒飲みたちが同じ店で酔いつぶれる確率を下げられるだろう。
さすが栄誉騎士、より長期的なところに目を付けている!

パイモン
ベルンハルト…
その論理めちゃくちゃだろ…
そんなに無理してこいつをかばわなくてもいいんだぞ…

ベルンハルト
では、二つ目の問題――
「販売予定の商品が常に箱で積まれていて、火災のリスクが極めて大きい状態です。
店主として、どんな火災予防措置を取りますか?」

①氷スライムを一つの箱に詰める。
②それぞれの箱に氷スライムを詰める。

パイモン
おい!
もうちょっと真面目にやれよ!

ベルンハルト
いや、そんな考え方があったなんて!
この問題のポイントは、「販売予定の貨物の積み上げ方」だ。
どの店主も直面する問題でもある。
一般的な回答は、「木箱をまとめて置くのは危険だから、分散して置き、風通しを良くする。」というものだ。
ただ、そのやり方では貨物を運ぶ手間が増え、人手不足の店舗からすると面倒すぎる。
栄誉騎士が考えた方法は腕の立つ人しか使えない。
しかし、木箱の耐火性能さえ強化できれば、問題を根本から解決できる。
城内にいるティマイオスさんによれば、スライムの液体を入れた塗料にはなかなかの耐火効果があるらしい。
この方法は広める価値があるだろう。

パイモン
ベルンハルト…
おまえ本気か?
こいつみたいな回答でもいいなら、オイラが先に答えてたぞ!
店主の一人として、オイラも賢いところを見せられたのに!

ベルンハルト
パイモン、そう気を落とさないでくれ。
栄誉騎士の先ほどの回答はユニークでありながら、理にもかなっていた。
そして、君がいつも話す内容とも似ていた。
もしかしたら、栄誉騎士は君の影響のおかげで、今のような回答ができたのかもしれない。

パイモン
そ、そうなのか?

①えへっ。
②バレちゃったね。

パイモン
へへっ、それならいいんだ。
またこんな質問があったら、今度はオイラに答えさせてくれよな。

ベルンハルト
とにかく、二人と協力していると、僕もいろんなことが勉強できる!
審査は合格だ!
二つの問題、どちらの回答も見事だった。
これはレアからの報酬だ、どうか受け取ってくれ。