◆珠函
◆晋優
◆戎世
◆雲おじ
◆良子
参加者の状況を知ると、楽な勝負だと確信する。
しかし、勝負の結果は稲妻へのチケット獲得に関わるため、油断は禁物。
…受付係の珠函と会話する…
珠函
その自信に満ちた表情、今から試合を始めてもよろしいということでしょうか?
①準備できた。
珠函
では、私と共に会場へ。
しかし、勝負の結果は稲妻へのチケット獲得に関わるため、油断は禁物。
…受付係の珠函と会話する…
珠函
その自信に満ちた表情、今から試合を始めてもよろしいということでしょうか?
①準備できた。
珠函
では、私と共に会場へ。
-------------------------
②もうちょっと待って。
珠函
はい、急ぐ必要はありません。
万全の準備を。
万全の準備を。
-------------------------
…参加して勝利する(普優(「完璧に近い者」))…
北斗
大注目の優勝候補、蛍、彼女の一試合目がいま始まるぜ!
普優
き、君…
大英雄だったのか!?
こんなの、どうやって勝てというんだ!
★予想通り、普優は容易に倒された…
【?】長いこと待った後、準決勝の相手がついに決まった。
前に立ち塞がったのは意外と手強い相手、本気を出さないと…
パイモン
なんか一般人よりも弱かったな。
あの自信はどこから来てたんだろう…
とりあえず勝ったから、北斗のところに行こう。
なにか話したいことがあるみたいだぞ。
なんか一般人よりも弱かったな。
あの自信はどこから来てたんだろう…
とりあえず勝ったから、北斗のところに行こう。
なにか話したいことがあるみたいだぞ。
…北斗と万葉と会話する…
北斗
はははっ、さすがはアタシが見込んだ強者だ!
あんたも見ただろ、万葉!
まったく無駄な動きをせず、迷いなく勝負をつけた彼女の姿を!
楓原万葉
そうであるな。
しかし、相手を傷つけぬよう、少し手加減をしていたようにも見えたでござる。
北斗
今まで色んな戦いを経験してきたアタシだが、この一試合を見ただけでこいつの強さがはっきりと分かったぜ。
だから、褒め言葉をケチる必要なんてないんだぞ?
楓原万葉
うむ、褒めるとするなら、そうであるな…
「悪くない勝負であった」。
北斗
はぁ、まぁいい。
あんたに詩を読んでもらって場の雰囲気を盛り上げようと思ったが、無理強いだったみたいだな。
実はさっき、参加者が大勢アタシのところに来てな、璃月の大英雄が武闘会に参加するなんて思わなかったって驚いてたぞ。
それから、参加を申し込む人が一気に増えた。
中には武道を極めたヤツもいる。
みんなあんたと勝負したいと思ってるみたいだぜ。
①自分にそんな宣伝効果があったとは…
②別に気にしない。
北斗
ははっ、だからあんたには優勝候補に相応しい待遇を与えると決めた!
一般選手との勝負で体力を消費してほしくないし、それにあんたももっと熱い対決を期待してるだろ?
だから、あんたには直接準決勝に進出してもらうことにした!
パイモン
ええっ?
さっきのはまだ予選だろ。
直接準決勝だなんて、適当すぎじゃないか?
楓原万葉
これが姉君の性格でござる。
止められんよ。
それに実際の実力でも、この大英雄は準決勝まで進むと拙者は思う。
パイモン
それはそうだけど…
北斗
じゃあまずは、他の試合を観戦しよう。
誰があんたへの挑戦権を手にするか見てみようじゃないか?
長いこと待った後、準決勝の相手がついに決まった。
北斗
ついに、ついに来たぞ!
本日の大目玉!
楓原万葉
ははっ、どうやら姉君はこの勝負に大いに期待しているようだ。
これほどまでに興奮した姿は久しぶりに見たでござる。
お主の対戦相手は数々の試練を突破し、準決勝まで進んだ百戦錬磨の強者。
実力ではお主に及ばぬかもしれぬが、油断は禁物でこざる。
①もちろん。
②参加した目的を忘れてはいない。
楓原万葉
では、お主があの嵐を突破する準備ができているかどうか、しかと拝見させてもらうでござる。
北斗
おしゃべりはその辺にしときな、観客も待ちきれないみたいだぜ。
申し込みをした時の船員のところに行ってこい、彼女が会場まで案内してくれる。
…もう一度珠函と会話し、武闘会に参加する…
珠函
あなたの準決勝の相手、名はそこまで知れ渡っていませんが、本武闘会の台風の目となる選手でしょう。
大英雄様の実力を疑ってはいませんが、万全の準備をした方がいいのは確かです。
パイモン
このレベルの対決なら、こいつはきっと負けないぞ。
①準備できた。
珠函
はい、では入場いたしましょう。
-------------------------
②ちょっと緊張してきた。
珠函
大丈夫です、深呼吸してください。
-------------------------
…準決勝で勝利する(戎世(「台風の目」))…
北斗
やっと来たぜ、大注目の準決勝だ!
戎世
賞品に…
興味はない…
お前が強ければ、それだけで十分。
【?】前に立ち塞がったのは意外と手強い相手、本気を出さないと…
戎世
汗がたくさん出た、悪くない。
認めよう、お前の方が強い。
まだまだ鍛錬が必要だ。
①そっちこそ凄いよ。
②優勝する実力がある。
パイモン
そうだな、さっきは危なかったぜ…
もしおまえが神の目を持ってたら、きっともっと凄かっただろうな。
戎世
小さい頃、神の目が欲しかった。
それを手にすれば、強くなれると聞いてな。
だが、手に入らなかった。
それからは、興味もなくなった。
神の目よりも筋肉の方が使える。
神の目を持つ者にも勝ったことがある。
あの力は神が与えたもの、羨ましくはない。
パイモン
えっ?
あの主なき神の目のために来たんじゃないのか?
戎世
いや、ただ勝負がしたかっただけだ。
誰が強いか、試しにな。
敗北のみが、力の差を悟らせ、成長させる。
だから嬉しいのだ、稀に味わえる敗北が。
パイモン
これこそ、本当に実力のある人が言うことだな。
戎世
機会があれば、また勝負しよう。
俺ももっと強くなる。
>こっちもね。
パイモン
そうだ、決勝に進んだ人を知ってるか?
おまえより強いのか?
戎世
俺より強いかどうかは分からない。
ただ、とてつもなく「速い」と聞いた。
油断はするな。
パイモン
おい…
行っちゃった…
決勝戦の相手について聞き込みに行こうぜ?
全力を出さないとまずいかもしれないぞ。
雲おじ
君か。
はははっ、勝負は見させてもらったよ、見事だった!
俺は三回戦で終わったよ。
はぁ、惜しかったな、せめてもう一戦くらいできたら…
パイモン
決勝戦は誰が進んだか知ってるか?
雲おじ
俺を負かした人だよ。
凄かったぜ。
とてつもなく俊敏で、人の隙を突くのが上手かった。
少し隙を見せただけで、次の瞬間地面に倒されてたよ。
俺の体格は力比べなら負けないんだが、俊敏さとなるとどうにもならない…
でもまあ、そいつが相手でもお前には勝てないと思うがな。
ははは!
-------------------------
雲おじ
緊張するな、誰であろうと、お前に敵うヤツなんていないさ!
-------------------------
…引き続き決勝相手の情報を聞く…
パイモン
あれ、おまえの兄弟子は?
良子
化勁で拳を防ごうとしたら、鼻に直接当たってしまい、大量出血してしまいました。
相手の選手も慌てて、どうして避けなかったのか聞いてきたのですが、もうすでに返事ができる状態ではなく…
避けなかったのは…
それが「霊山派」だとしか…
ただまだ習得しきれていないだけで…
>あなたの勝負は?
良子
怪我を負った兄弟子を帰港する船に乗せて戻ってきた時には、私の出番はすでに終わっていました…
このことは私も師匠に言えません、きっとお怒りになられるでしょう…
すみません、あなたたちに愚痴を漏らしてもしょうがないですね。
私も今は混乱しておりますので、何かお聞きになられても、お答えできないかもしれません…
パイモン
そっか…
兄弟子が早くよくなるといいな。
おまえも元気出せよ!
良子
はい、ありがとうございます…
-------------------------
良子
はぁ、もう終わりましたし、私もあとで璃月港へ戻ります。
-------------------------
…北斗と万葉に聞く…
パイモン
なんか…
役に立つ情報はなかったな…
北斗に聞いてみよう、なにか知ってるかもしれない。
楓原万葉
実にお見事、天晴であった。
相手の動きに慣れるのに少々手こずり、苦戦を強いられていたでござるな。
しかし迅速に態勢を立て直し、勝利を勝ち取った。
これこそが最も称賛に値するでござる。
①よく見てる。
②すごい洞察力だ。
楓原万葉
実は、耳で聞いたのでござるよ、砂と呼吸の音を。
しかし、この程度は造作もないこと、姉君にも分かっていたでござろう。
北斗
はははっ、たしかにな。
ただアタシは経験に頼ってるだけだが。
あんたにとって、この武闘会は新鮮で良い体験になってるんじゃないか?
①確かに。
②やっと終わる…
パイモン
ちょっと聞きたいんだけど、決勝の相手ってどんなやつなんだ?
準決勝の人より強いのか?
北斗
そうでもない。
ただ決勝に進出したヤツは「強い」というよりも、突出した能力を持っている。
彼は「速い」。
身のこなしに長けている。
それに一目で分かるほど豊富な実戦経験を持っている。
どうした?
決勝戦で不意を突かれないかが心配か?
①慎重に越したことはない。
②稲妻に行くのはとても重要なこと。
楓原万葉
であれば、拙者から一つ助言を授けよう。
共に静かな場所に来てくれぬか。
まだ話してなかったと思うが、実は稲妻にいた頃、拙者は浪人であった。
パイモン
おう、それは服装を見て分かってたけど…
話してる感じは、刀を使うような人には見えないよな…
楓原万葉
学問を得れば本を知り、武道を得れば刀を知る。
長い道のりの中で、芸を一つ増やすのは悪いことではないであろう?
武芸に優れているとは決して言えぬが、大陸中の様々な達人を見てきたでござる。
お主の相手が得意とする技術についても、少々心得ている。
お主の才覚であれば、拙者からの少しの助言でその技を打破するすべを思いつくであろう。
北斗
おいおい、それはちょっと反則じゃないか?
楓原万葉
情報収集も決闘の一部、問題はないと思うが。
彼女らはモンドから数々の修羅場を経験してきた。
それらをくぐり抜けられたのは、気力によるだけのものでもあるまい。
パイモン
そうだそうだ!
って、えっ?
オイラたち、モンドにいたこと言ってなかったよな!?
楓原万葉
ははっ、その場所へ行けば、自然の中に足跡を残す。
そして自然はお主らに特別な匂いをもたらすのでござる。
しかし、その匂いはあくまでも拙者に助言を与えるのみ、本質に触れることはできぬ。
拙者もまだまだ気になることがたくさんあるのでござるよ。
拙者と共に行かぬか、試合後の余興として。
-------------------------
北斗
あんたが来てから、万葉はめっきりあんたのことを気にかけてるな。何か聞きたいことがあるなら、この機会に聞いてみるといい。
-------------------------
準決勝で戎世の実力を拝見した後、決勝に向けて準備を整えることにした。
北斗と万葉と話した後、あなたの力になりたい万葉は、あなたを孤雲閣の他の場所に連れていった。
楓原万葉
辺りに人影はない、単刀直入に聞くでござるよ――
お主は元素力を巧みに扱える、それも一種類のみにあらず、そうであるな?
①やっぱりそのことか。
②どうりで会場では言えなかったわけだ。
パイモン
なんか最初に会ったときから、会話の中に意味深な感じを含ませてたよな。
とっくに気づいてたのか。
楓原万葉
ああ、会場で聞かなかったのは、お主が元素力を扱えることを他の参加者が聞き、いらぬ誤解を招かぬようにするためであった。
勝負で不利な場面に陥ろうと元素力を使わなかったのは、拙者と同じようにそう考えていたからであろう。
>どうして分かったの?
楓原万葉
ははっ、拙者が言っていた「見た」や「聞いた」は詩的な表現をしていたわけではなく、事実なのでござるよ。
拙者は幼少の頃より大自然から得られる情報を理解することができた。
風の息する音や、木の葉のささやきを聞けたのでござる…
お主からは似たものが聞こえた、それだけでござるよ。
パイモン
信じられない話だけど、うそをついてるようには見えないな。
楓原万葉
お主らと比べれば、拙者のこれは取るに足らぬもの。
神の目に頼らず、複数の元素力を扱える人間など…
それにどこから来たのかも分からぬ、至極複雑な匂いのした神秘的な生物も…
パイモン
「匂い」でオイラを判断するんじゃない!
楓原万葉
その複数の元素力を如何にして手に入れたのか、拙者に聞かせてはくれぬか?
①私にも分からない。
②ただ七天神像に触れただけ。
楓原万葉
ふむ…
理解しがたい…
では、お主は如何にして元素力を応用し、実戦で使用しているのでござるか?
①全部パイモンの知識のおかげ。
②全部パイモンがいるおかげ。
パイモン
へへっ、それほどでもないぜ。
オイラはただ自分が思ったことをこいつに教えてやってるだけだ。
長い旅を経て、様々な経験をした。
それらを振り返り、色んなことに気づく。
こいつは、そうやって自然と元素の使い方を会得したんだ…
正直、オイラも原理まではわからない。
楓原万葉
もしかすればその不可解こそ、神と神の目の本質であるのかもしれぬな。
だが、やはり拙者はこの目で見てみたいでござる。
お主が如何にして元素力を使うのか、それを実際に見れば拙者も何か気づけるかもしれぬ。
拙者が持っている情報も共有しよう、さすれば平等な情報交換となるであろう。
①いいよ。
②やっと普通に戦える。
楓原万葉
では、そこの舞台を利用して行うでござるよ。
-------------------------
楓原万葉
神の目を使わずして元素力を…ということは…
気にするな、独り言でござる。
お主の挑戦はきちんと横で見ておる。
-------------------------
楓原万葉
ふむ、お主の戦闘力は実に申し分のないものであった。
たとえ決勝戦の相手が素早くとも、お主の隙を突くことはできまい。
決勝戦に進出した人物は、呼吸の調整と体幹の維持を得意とし、常人離れした動きを行う。
そやつの勝利は、そのほとんどが視角外からの「奇襲」によるものであった。
言い換えれば、隙を突かれぬよう気をつければ、そやつの攻撃におびやかされる心配もないであろう。
>ありがとう、油断はしない。
楓原万葉
礼には及ばぬ。
常軌を逸した元素力の技を見ることができた。
礼を言うのは拙者の方でござるよ。
やはり、この世は摩訶不思議。
常に未知なるものが現れる。
パイモン
なんだかおまえって、神の目に対してすごい執着してるよな…
でも、おまえはもう持ってるんだろ?
元素力とか神の目について、そこまで調べる必要はないんじゃないか?
楓原万葉
拙者が知りたいのは、神の目が神にとって何を意味するのかということ。
何をもって神は、神の目を人に授けるのか?
すまぬ、お主らにとっては訳の分からぬ話であったな。
不思議な力を見せてくれた礼に、稲妻について聞きたいことがあれば拙者が答えよう。
>その「訳の分からない」事が知りたい。
楓原万葉
それが気になったのでござるか。
あははっ、ではもう少し詳細に語ろう。
いま稲妻では「目狩り」が行われている、それはお主らも知っておるな。
神の目とは神からの恩恵でござる。
人々がその贈り物を受け取った後、またそれを回収するということは時に死を招く結果にもなり得る。
もしも七神が自らの意志により神の目を人々に授けたのであれば、今の雷神はそれについて疑問を抱いているということになるのではないか?
もう長いこと、新たに雷元素の神の目を持つ者は現れておらぬ。
おそらくそこには、雷電将軍の意思が反映されているのであろう。
パイモン
なんか話を聞いた感じ…
強引的な神だな…
楓原万葉
拙者が知る限り、彼女は「永遠」を追求する神であり、自らの考えを冷酷に貫く。
璃月の「契約」が璃月を生きる者のためにあるというのなら、今の稲妻が求める「永遠」は、いったい人々に何をもたらすというのであろう?
――少なくとも、鎖に縛られた稲妻の民たちは、よい生活を送ってはおらぬ。
パイモン
なんか、おまえが最初に会った神がやりそうなことだな。
楓原万葉
おや?
前に雷神を見たことが?
①同じかはまだ分からないけど。
②会ったとしても凄く昔のこと。
楓原万葉
時により左右されるのは将軍様ではなく、拙者たちのみ。
もし彼女を探したいのであれば、彼女はその場所に居続けているであろう。
いつの日か必ず、彼女から「永遠」についての答えを得るつもりでござるよ。
さあ、そろそろ時間であるな。
決勝戦が始まるでござるよ。
パイモン
そうだな。
稲妻のことばかり話してて、試合のことを忘れてたぜ。
楓原万葉
他にやる事がないのであれば、共に戻ろう。
①わかった。
楓原万葉
うむ、では参ろう。
神の目を誰が手にするか見ものでござるな。
-------------------------
②あとから一人で帰るよ。
楓原万葉
それもよかろう。
だが試合の時間に遅れぬよう気をつけるでござるよ。
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>≪風に乗って≫