第二章 第三幕・千手百目の浮世/剣と魚と抵抗者

修正(画像/書体/吹出) 魔人任務

珊瑚宮心海との約束で、抵抗軍本部の珊瑚宮を訪れることにした…

…約束した場所で哲平と合流する…

…哲平と会話する…

哲平
あっ、蛍、来たんだね。
もうすぐ珊瑚宮様との約束の日だ。
そろそろ出発しよう。
準備はできたかな?
まずは海祇島の軍営に連れていってあげるよ。
それから珊瑚宮様のところまで行こう。
もし途中で船酔いしたら、すぐに僕に言ってね。
でも君は南十字船隊にいたことがあるらしいから、大丈夫だと思うけど…
よし、じゃあ出航だ!

…抵抗軍の拠点へ向かう…

…哲平と会話する…

哲平
ここが僕たち海祇島軍隊の訓練営だ。
今ある抵抗軍は、ほとんどが海祇島本土の兵士によって構成されている。
一部の人はたたら砂で幕府軍と正面から戦い、もう一部の人は海祇島で民の安全を守ってるんだ。

パイモン
哲平も昔ここで訓練してたのか?

哲平
うん、でも残念なことに教官が前線に出ることを認めてくれなくて、たたら砂の戦いでは後方で雑用をしてたんだ…
僕はしばらくここにいるから、何か用があったらここに来るといいよ。
もし僕がいなければ、書き置きでも残しておいて。
それを見かけたら、すぐに君を探しに行くから…。
…ああ、しまった…
もうすぐ珊瑚宮様との約束の時間だ。
今度また君に海祇島を紹介するよ、今はまず珊瑚宮まで行こう!

パイモン
珊瑚宮、それって珊瑚宮心海が住んでるところだよな…
行ってみようぜ。

…珊瑚宮へ向かう…

…珊瑚宮心海と会話する…

珊瑚宮心海
何はともあれ、兵糧は最重要事項です。
少しの過ちも許されません。
我々と幕府軍の衝突が日に日に激しくなっている今、いち早く後方作業の安定化を図る必要があります。

大久保大介
はっ。
再考してみます…

珊瑚宮心海
ご安心を。
以前手に入れた物資もありますので、軍隊の拡張も進んでいますよ。
人手不足だった頃は苦労をかけましたね。
これからは形勢も良くなっていくでしょう。

大久保大介
軍隊の拡張?
それはよかったです。
今回はいったいどなたが背後で支援してくれたかは知りませんが、本当に助かりました…
ん?
哲平じゃないか、お前海祇島に戻ってたのか?
その方は…

哲平
へへっ、珊瑚宮様のお客さん。
僕は彼女を海祇島に連れてくるためにここに来たんだ。

大久保大介
それって…?
まさか最近軍隊の中で噂になってる…
無限の力を有し、放つ矢は百発百中、そして体は金剛のように堅いあの新人か?

パイモン
なんでそんな噂があるんだよ!

大久保大介
お二方とも遠路はるばるお越しいただいたからには、きっと何か急用があるのでしょう。
これ以上私が邪魔をするわけにはいきません。
今度また時間があれば、私のところにお茶でも飲みにいらしてください。
では珊瑚宮様、私はこれで失礼します。

哲平
珊瑚宮様、先ほど大久保の兄貴から「支援」という言葉が聞こえましたが、いったい何のことでしょうか?

珊瑚宮心海
少し前に、ある方から手紙が届いたのです。
その方は、海祇島の抗争を支援するために、大量の物資を送り届けてくださいました。
そのおかげで、我々はやっと兵力を確保し、幕府軍と正面から立ち向かうことができるようになったのです。

>それはよかった。

珊瑚宮心海
実を言うと、このことについて私は疑念を抱いているのです…

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>本当に信用できるの?

珊瑚宮心海
私も疑念を抱いていますが…

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珊瑚宮心海
ただ海祇島の資源はあまり豊かではないので、この物資は確かに渡りに船とも言えるでしょう。
相手側の要求も度を超したものではありませんでした。
ただ我々に、全力で幕府軍に抗ってほしいようです。
彼らの目的がなんであれ、少なくとも目的は同じです。
ここは一旦、表に出るのを避けたいと思っている盟友ということにでもしておきましょう。
もちろん、警戒を完全に解くわけにはいきません。
もし何か異常を見つけたら、すぐに私に報告してください。

哲平
珊瑚宮様、前線への食料供給も良くなるのでしょうか?
何日か前に負傷兵営に行ったら、仲間たちが焼肉を食べたいと騒いでました。

珊瑚宮心海
ふふ…
ご安心を。
もう手配してありますよ、これで焼肉をお腹いっぱい食べられるでしょう。
もちろんお酒は許しませんが。

哲平
よかったです!

珊瑚宮心海
あなたたちにも苦労をかけてきましたね。
目狩り令が発令され、それに抗うために反乱を起こしてからというもの、軍隊の献立はいつも似通った物になっていました。
今後は私も後方勤務部隊と相談し、その点について改善をします。
しかし我々の物資は有限ですので、勝利するまでは、もう少し我慢してください。

パイモン
じゃあ、目狩り令はいつ終わるんだ?

珊瑚宮心海
その質問は…
私にも答えられません。
目狩り令の発令は元々奇妙なものでした。
天領奉行も将軍様も、態度が少し変だったのです。
天領奉行が突然目狩り令を実行し始め、将軍様も目狩り令がもたらす戦争に目をつぶっていました。
それらの謎を解き明かさなければ、目狩り令は終わらないでしょう。
しかし、これだけは保証できます。
目狩り令がある限り、私たちは抗うことを諦めません。
今一度確認させてください。
海祇島と抵抗軍の現状について、すべてを理解してなお、私たちと共に戦ってくれますか?

>私はあきらめない。

珊瑚宮心海
わかりました。
ではこれより、あなたを正式に――
海祇島特別行動隊「メカジキ二番隊」の隊長に任命します。

哲平
メメメ、メカジキ二番隊!?
あ、あの「メカジキ」の名を冠する特別行動隊のことですか?
特別行動隊に加入するだけでも困難なのに、一気に隊長になるなんて…
凄すぎます!

珊瑚宮心海
掟破りの任命ですが、あなたの英知、勇気、力は、隊を勝利へ導くことができると信じています。

パイモン
やったぁ!
じゃあ、いつ就任式をやるんだ?

珊瑚宮心海
メカジキ二番隊は現在、本島南西の山岳で待機しています。
近頃は浪人が騒ぎを起こしていますので、後方の安定化を図るために特別行動隊に出向いてもらっているのです。
委任状はすでに用意してあります、彼らに見せてください。
そこの浪人も、一緒に片付けてくれると助かります。
特別行動隊にいる者は皆、海祇島の精鋭です。
少々驕り高ぶるところもあるかもしれませんが、あなたなら彼らの信頼を得られると私は信じていますよ。

哲平
じゃ、じゃあ僕は?
珊瑚宮様、僕に何かできる作戦などはないでしょうか?
僕も抵抗軍に貢献したいです!

珊瑚宮心海
もちろんありますよ。
後ほど手配します。

哲平
任務を完璧に遂行することを約束します!
へへっ、蛍、君はメカジキ二番隊の隊長になったけど、僕も君に負けないぞ。

パイモン
おう、気をつけていけよ。
無理はしないようにな。
じゃあ、蛍、オイラたちも出発しよう。

…「メカジキ二番隊」の拠点へ向かう…

…「メカジキ二番隊」の隊員と会話する…

メカジキ二番隊代理隊長
あなたが新たにメカジキ二番隊の隊長に任命された方ですね。
珊瑚宮様からすでにお話は聞いています。
軍でも以前からあなたについての噂が出回っていました。
委任状の確認も終わっています。
ですが、まだ一つ懸念が…

パイモン
ん?
なにか問題でもあるのか?

メカジキ二番隊代理隊長
簡単に言えば、あなたが従う価値のある方かどうかです。

パイモン
それってどういう…

メカジキ二番隊の老兵
普段であれば、直接戦ってみればそれで終わる話なんですが、今はちょうど、絶好の的がたくさんあります。
ここに来たのは、近ごろ騒ぎを起こす浪人のせいなんですよ。
もしそれら浪人を片づけられれば、私たちもあなたの実力を認めましょう。

>問題ない。

パイモン
おう、オイラたちの実力を見せてやろうぜ!

…近くの敵を倒す…

…「メカジキ二番隊」の隊員と会話する…

メカジキ二番隊代理隊長
中々やりますね…
噂ほど誇張されたものではありませんでしたが、それでも凄いです。

幸徳
自己紹介しましょう、私は幸徳、メカジキ二番隊の代理隊長を務めています。
こちらは嘉久、隊にいるべテラン兵です。
只今より、「隊長」の責務を正式にあなたへお渡しします。
メカジキ二番隊、いつでも準備は整っています。

>まだ他に騒ぎを起こしてる浪人はいる?

嘉久
襲撃を受けた場所は主に2か所あります。
ここの浪人たちはすでに隊長が片づけましたので、残るは本島の東にある浅瀬ですね。

嘉久
しかし、あそこは浪人の数がとても多く、先ほどの者より手強い相手ばかり。

>行ってみよう。
>後方の安全を確保したいと心海が言ってた。

パイモン
そうだな、海祇島と幕府軍はまだ戦争してるんだ。
こんな悪いヤツらに騒ぎを起こしてもらっちゃ困るぞ!

…脅威にさらされている場所へ向かう…

…「メカジキ二番隊」の隊員と会話する…

パイモン
浪人がいっぱいいる…

幸徳
これはまだ一部に過ぎません、近くにまだ拠点が二つあります。
どの拠点を攻めても、他の二つの拠点にいる浪人の存在が不安要素となるでしょう。
彼らは、支援に来るか逃げるか、自由に選択できますので。

>じゃあ、同時に攻めよう…

幸徳
それは、隊長に危険が及ぶ可能性が…
隊を分ければ、隊長の護衛が減ってしまいます。
少々不安が…

>大丈夫。

パイモン
おう、オイラたちがこれくらいで傷を負うもんか!

幸徳
分かりました。
では彼らを一網打尽にした後、またここで合流しましょう!

…近くの敵を倒す…

…「メカジキ二番隊」の隊員と会話する…

パイモン
これでいいはずだ…
蛍、ケガはないよな?

>大丈夫。
>ちょっと疲れた。

パイモン
そうだな…
幸徳と嘉久たちがどうなったか気になる。
見に行ってみるか?

嘉久
隊長――

幸徳
報告!
他の拠点2か所の制圧が終わりました。
これで海祇島の後方はしばらく安泰でしょう。

パイモン
よかったな!
えへへ、浪人も片づいたし、みんなからも認められた…
でも、これからどうするんだ?
戻って心海に聞いてみようぜ。

すると、嘉久と幸徳が遠くから歩いてきた…

嘉久
今回、やっと鬱憤を晴らせました。
あの浪人たちは以前からずっと目障りだったんですが、危険だからと手を出さないよう幸徳に止められていまして…

幸徳
は?
隊長がいなくても勝てたみたいに言うな。
止めたのもお前らのためじゃないか。

嘉久
ビビってただけのくせに…

パイモン
おいおい、ケンカするなよ!
まったく…
蛍、とにかく心海に報告しよう。

…本部に戻って珊瑚宮心海と会話する…

珊瑚宮心海
就任は順調でしたか?

>順調だった。

珊瑚宮心海
ふふ…
そうは言っても、幸徳たちはきっとあなたを試したのでしょう?

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>ちょっとだけ「試練」をやった。

珊瑚宮心海
そうですか、確かに彼らのやりそうなことです。

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珊瑚宮心海
しかし、あなたの実力であれば、そのような試練も楽々と越えられると思っていました。
報告に来たということは、海祇島にいた浪人たちをすでに追い払ったということですね?

パイモン
もちろん!
オイラたち、あいつらを叩きのめしておいたぞ!

珊瑚宮心海
わかりました。
では今後は、大久保に見張りを手配させ、彼らが再び騒ぎを起こさないようにすれば大丈夫でしょう。
ご苦労様でした。
これほどの手柄を立てたのです、報酬をあげなくてはなりませんね。
そうですね…
昇進は…
まだ早いので…
俸禄を増やしましょうか…

>哲平はいないの?

珊瑚宮心海
哲平には任務を手配しました。
幕府海軍の奇襲作戦です。
彼は後方にいたくないようでしたので、彼の選択を尊重しました。
ところで話は戻りますが、ある特殊な任務を、あなたに任せたいと思います。

パイモン
「特殊な任務」?

珊瑚宮心海
はい。
海祇島とたたら砂の間に、魔神遺跡があります。
あそこにはいくつかの島がありまして、物資輸送の中継地点にも使われるのです。
しかし近頃、そこに保管された兵糧が忽然と消えてしまうことが多々起きています。
ですが、隊がそこへ行った時、何も危険はなかったとのことでした…
この真相をあなたたちに調査していただきたいのです。
これは急を要することではありません。
この何日かはまず、軍に慣れることを優先した方がいいでしょう。
海祇島を回ってみてもいいと思いますよ。
哲平が戻ってきたら、彼ともお話してあげてください。
天気のいい日は海に出るのもいいでしょう。

パイモン
哲平、本当に大丈夫かな…
あいつうっかり屋だから、なんか心配だ。
そうだ、蛍、訓練営であいつを待とう!

…哲平と会話する…

哲平
久しぶり、蛍。
どう?
メカジキ二番隊の人たちとはうまくやってる?

>順調。
>結構難しい…

哲平
ははっ、じゃあ先輩であるこの僕が、兵をまとめる方法を教えてあげよう!
彼らの俸禄を増やして、報奨金も用意する。
それに規律を守るように言って…
それから、なんだっけ?

パイモン
哲平、それどこで聞いたんだ?

哲平
八重堂から出版された小説で読んだんだ…
だいぶ前のことだけどね。
当時、いくつかの団子と引き換えに、友達に見せてもらったんだ。

パイモン
小説に書いてあるもので軍隊を率いるなんて、これが俗に言う「机上の空論」ってやつか?

哲平
ふふん、僕をなめてもらっちゃ困るな。
今の僕は君たちと同じように、「軍隊の統治方法」の勉強と模索をしているんだ。

>まさか…
>哲平も…

哲平
そう!
海戦で大きな手柄を立ててね、今や僕も特別行動隊の隊長さ!
それに最も新しい小隊で、「ニシン一番隊」っていうんだ!
どうだ、凄そうな名前だろ?
しかも、僕たちの隊服も製作中だって珊瑚宮様から聞いたんだ。
製作が終わったら、一緒に隊服を取りに行こう。
新しい隊服を着たら、きっと凄くかっこいいぞ!
本当にありがたいことだ。
これも全て、支援があったおかげだよ…

パイモン
その隊服、オイラにもあるのか?

哲平
もちろん!
君も僕たち海祇島軍隊の一員なんだからね。

パイモン
やったぁ!

ニシン一番隊隊員
隊長、新しい作戦任務が…

哲平
ああ、今行くよ。
じゃあ僕はこれで、蛍、また今度ね。
君も、僕に軽々追い越されないよう気をつけてよ。

パイモン
オイラたちがおまえに負けるもんか!

哲平
コホンッ…
それはどうかな。
僕はいま絶好調でね。
手柄を立てるにはもってこいの状態なんだ!

パイモン
まさか哲平が小隊長になるなんてな、どうやら本当に努力してるみたいだ。
少し休憩して、魔神戦争の遺跡に行ってみようぜ!