第一章 第三幕・迫る客星/離心

修正(吹出) 魔人任務

凝光の指摘通り、ファデュイが企てた「禁忌滅却の札」の陰謀を確かめた後、あなたは引き続き鍾離と共に儀式の準備をする。
そして、荻花洲で甘雨と再会した。
その後、璃月港にが、何やら大事件が起こりそうな予感がする。


…「黄金屋」に行く…

黄金と孤影
真実を辿っていった末、渦の中心にたどり着いた。
黄金の中で待っていたのは…

パイモン
わあ――
ここが「黄金屋」か?
見た目も立派だけど、中はもっと豪華だな!
しかも…
あちこちモラだらけだ!!!
テイワットのモラが全部ここで作られてるなら…
少しくらい失敬しても、バレたりしないよな?

①やめた方がいい。
②そう簡単に盗めたら大問題になってる。

パイモン
罠だったのか、危なかった!
助かったぜ!
貰えなくても、至近距離で眺めるのは大丈夫だよな?
できれば中で眠りたいなぁ!
モラのお布団、いい夢が見れそうだ。
へへっ…

①まずは「仙祖の亡骸」を確認しよう。
②ここの雰囲気…少し変わってる。

パイモン
そうだ、大事な用があるんだった…
…にしても、静かすぎないか?
「仙祖の亡骸」は大事なものだろ、警備とかいないのか?
――えっ!?
蛍、見ろ、なんだあれ!

①千岩軍だ。
②みんな気絶してる。

パイモン
…うっ、嫌な予感がする!
早く「仙祖の亡骸」の状況を確認しよう!

…仙祖の亡骸を確認する…

???
「案内人」としての使命を果たしたのに、なぜ自ら火中に飛び込むんだい?

パイモン
ん?
誰だ!

「公子」
君たちが「ファデュイ」なら、女皇から報酬を貰えるかもしれないが。
残念ながら、今の君たちはただの邪魔者だよ。

①どうしてここを知ってる?

「公子」
どこから話そうかな?
遠回りは俺のスタイルじゃなかったんだけど、まさか璃月に着いた途端に岩神が死んで、その亡骸まで隠されるなんてね。
でも君たちの「送仙儀式」のおかげで、面倒事になる前に情報を掴めた。

-------------------------

②まだ遅くはない、阻止してみせる。

「公子」
君たちのおかげで俺は苦労せず、ここを見つけられたけど…
今さら俺を止めようと?
無駄だよ。

-------------------------

「公子」
ハッ…
モラの製造を止めてまで「仙祖の亡骸」を隠すだなんて…
七星も本気だな。

パイモン
ま、まさかおまえも「神の心」を狙ってるのか?

「公子」
ファデュイの第十一位の執行官として、俺は氷の女皇の意志に従う。
女皇が欲するものは、必ず手に入れる。

①許さない。
②「仙祖の亡骸」に近づけさせない。

「公子」
誰かの許しはいらない。
本気なら俺を止めてみろ。
取引や駆け引きの時間は終わった…
小細工を使うのは好きじゃないが、女皇のために俺は我慢したよ。
ここからは、もっと単純で楽しいことをしよう…
「戦い」だ。

パイモン
戦い?
まさかケンカが好きなのか?

「公子」
ハハハッ、そうだね。
「淑女」はモンドの大聖堂で神を襲い、そして足早に姿を消した。
君と戦うよりも氷雪で君の行動を封じたのは、戦いの音で騎士たちが集まるのを忌避したからだ。
強者に対して、彼女は利益や勝ち負け、その後の影響を優先する…
だが俺が「執行官」になった最大の楽しみは、強者と戦える点にある。

パイモン
モンドの時みたいに、思い通りにはさせないぞ!

「公子」
ああ、やってみるといいさ。
旅人、俺は君を殺さない。
俺は戦闘の快楽を味わいたいだけなんだ、付き合ってくれ。
君は俺に勝てない、だから勝ち負けではなく、俺と同じ戦いを楽しめばいい。
そう言えば理解できるかな?

>勝てない?それはどうかな。

「公子」
ハハハハハッ!
よしっ!
君もその気なら、俺を楽しませてくれよ。

…「公子」(ファトゥス第十一位)と戦う…

タルタリヤと対峙し、激しい戦闘を交わした。
タルタリヤは劣勢を利用して「仙祖の亡骸」に近づいたが、驚くことに「黄金屋」の仙祖の亡骸にあるはずの神の心がなかった。
先を取られたと思ったタルタリヤは激怒し、「魔王武装」を発動してこちらに立ち向かう…


「公子」
せっかくのチャンスだ、実力を見せてくれ。
ファデュイの「執行官」と戦えるなんて、滅多にないぞ。
せいぜい、失望させないでくれよ?
へぇー、これほどの実力、道理で「淑女」が君を警戒するわけだ。
俺も本気を出させてもらうよ!
俺の「本気」は、君にとって少し乱暴かもしれないけど…
執行官の力を前に、君がどこまでやれるか見せてくれ!

…「公子」(邪眼解放)と戦う…

「公子」
ああ、その剣筋、確かに面白い。
だがここまでだ。
ははは…
君、案外やるねぇ。

パイモン
劣勢を利用して「仙祖の亡骸」に近づいた…!?

「公子」
新兵みたいに慌てるな。
こんなの、戦場のベテランにとって、朝飯前だ。
では、モラクスの「神の心」は俺が…
なるほど…
予想外だ。
まさか、先客が君のほうとはね?
悪くない!
だが、代価を支払ってもらう!

旅人
あっ――!!

「公子」
君が先に「神の心」を手に入れているとはね。
俺よりも早く?
それとも…
黄金屋の情報もわざと俺に漏らした?
どちらにせよ、俺が手を下す前に「神の心」を渡してもらおうか。

パイモン
違う、オイラたちじゃない!

…「公子」と戦う…

「公子」
ふう…

パイモン
あっ、元通りになった。

「公子」
そろそろ…
落ち着かないと。
さっきの「魔王武装」は体への負担が大きい。
そのせいで考える余裕もなかった…
よくよく考えれば、君たちが先に「神の心」を奪う可能性は確かにない。
「神の心」の件は…
君たちと無関係なんだろう。

パイモン
そうだ、だから違うって言っただろ!

「公子」
旅人、今日君が見せた実力は、モンドで「淑女」が君に下した評価よりもずっと強い。
どうしてかな?

①(7つの元素を集めてるから…)
②(かつての力が戻りつつあるから…)

「公子」
その様子じゃ、心当たりはあるんだね?
はぁ、俺には言えないか。
どうやら、この好奇心は抑えておくしかないようだ。
君との戦いはとても良かったよ。
俺にとって強さを追求する者はみんな理解し合う友だ、まあ友情の形はやり合うことになるけど…

パイモン
変わった価値観だな。

「公子」
さて、今はそんな世間話は一旦置いて、任務に戻らないと。
――「神の心」がここにないのなら…
最初から「仙祖の亡骸」の中には存在しないのか?
というより、「仙祖の亡骸」自体、目をくらます手段かもしれない。

パイモン
うん?
それって…

①岩王帝君は死んでない?
②亡骸は偽物だってこと?

「公子」
おそらくね。
それが本当なら…
面白い。
さすが商業の都の守護神、「契約以外の小細工」にも詳しいんだな。
となると、「予備プラン」を使うしかない。

パイモン
予備プラン?

「公子」
弱者に影響を及ぼすから、本来だったら使いたくないんだけど。
所詮、この世界は強さを追求する者のためにあるからね。
弱者を気にしている余裕なんてない。
それにファトゥスは「手段」を選ばない。
子供だって嫌いなものを食べなきゃいけない時があるだろ。

パイモン
それで…
一体なにをするつもりだ?

「公子」
「孤雲閣」の下で眠る魔神を呼び覚ます。

パイモン
魔神!?

「公子」
「渦の魔神」、オセル。
魔神戦争で「岩の魔神」モラクスに敗れ、海中に封印されてる。
そんな魔神が、神のいない璃月港を襲ったら…
俺たちをさんざん弄んだ岩王帝君様も、これ以上見て見ぬふりはできないだろうね?

パイモン
…で、でも、魔神戦争は2000年前に終わったんだぞ!
七神しかいない今、昔の魔神をどう…

「公子」
「呼び覚ます」手段があるに決まってるだろ。

パイモン
あーっ!
「禁忌滅却の札」!
お、思い出したぞ!
「ファデュイ」がそれを研究してるって…

①研究場にも行った。
②本物を「コピー」しようとした。

「公子」
その通り、君たちに渡したのは、この研究の副産物だよ。
これほどの力を持つ「禁忌滅却の札」に、女皇がくれた「執行官」の力…
岩の槍による封印を一時的に解除するのも、できなくはないだろうね。
俺にとって、上古魔神の力を使うこと自体面白くないし、俺の信条にも欠けるけど…
あの岩神だけでなく、君たちまで動かないといけなくなるって考えると…
それなりに面白い。

「公子」
神を失った国は 上古の悪意に再び呑み込まれるのか
楽しみだ
もちろん 璃月の人と一緒に溺死するつもりなら
俺は止めないけど

パイモン
見…見失った
あいつ…
早すぎる!
おいっ…
なんだあれ!

>≪回天