マイワイス(吟遊詩人)

モンド 会話 修正(吹出)

(愛?フン、くっだらない…)

この作品のタイトルは『愛情は人を思考できないヨシにする』にしよう…

①私にそっくりな人を見かけた?

ん?
家族を探してるの?
君のような顔立ちと服装のような余所者に会ったら覚えてるはずだから…
ごめんなさい、たぶん会ったことはないわ。
早く家族が見つかるといいね、応援するわ!
血のつながった家族の絆だけがこの世で最も信じられるものよ、愛とか恋とかじなくてね!

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②あなたは?

私?
昔は「愛を称えるマイワイス」って呼ばれてたけど、今は…
フン、「愛を終わらせるマイワイス」よ。
愛?
あんなの子供騙しのものよ!
信じたほうがバカだわ!
フン、男はみんな、言うこととやることが違う…
…私の元夫みたいにね!

 >元夫について…

フン、私の元夫はデービー、あの売れない吟遊詩人よ。
彼のどこに惚れたか今でも分からないわ…
結婚してから、彼は私の仕事に反対して、家庭を顧みないとか言って…
…しかも彼はいつも若い女の子にニコニコして、まあ私の観察によると相手は確かに普通の観客だったけど、いつどうなるかわからないんじゃない…
フン、それで私は悟ったわ。
愛なんて嘘よ、モンドの女性たちに知らしめてやるわ!

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③さようなら。

ええ、愛なんて信じられないことを忘れないでね!

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■3.5 風花の吐息
(風花祭に恋愛なんかを持ち込むなんて…ふん、くっだらない…)

風花祭…
フン、もうこんな時期なの。
離婚してから夢も覚めたわ。
風花祭と恋愛なんてなんの関係もないじゃない!
フン、商売を企んでる連中が、恋人の日に仕立て上げようとしてるだけでしょ…
…恋愛中の人には理性がないの。
商人に振り回されてお金を払うのが目に見えてるわ。
こんな祭りになんの意味もないことくらい、私にはもう理解できてるわ。
…それに、風花祭がなかったら、あの男とも知り合わなくて済んだのに。
フン…