年取ったフィンチ

モンド 会話 修正(吹出)

(泉の精霊、もう一度顔を見せてくれ…)

泉の精霊よ…
ん?
すまない…
旅人、どうかしたのか?

①あなたは?

ああ、俺はフィンチ、ハハッ、見ての通り、年寄りでな、みんなには年取ったフィンチじいさんと呼ばれておるよ。
何か用事でも?
まさか…
お前さんも泉の精霊を探しに来たのかい?

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②泉の精霊?

ああ、お前さんは知らないと思うが、ここに泉の精霊がある。
まあ、村の人々も信じてくれないがな。
俺は若い頃、よく彼女とここで話をした…
天気の話、水質の話、魚の話、村の人がまた喧嘩したって話…
子供が泉の中に落ちたのを、彼女にこっそり助けた話や…
その子を慰めるために綺麗な石をあげたって話もしたな…
彼女は優しい精霊だ。
しかしある日、俺に会ってくれなくなったんだ。

 >それで…ここで何を?

何年経ったのだろうな…
30年?いや、40年?
人生の半分もここで待ってるんだ、彼女に会えるのをね。
流れる泉のような美しい声をもう一度聞くために…
しかしこんなにも時間が経ってしまった。
泉の精霊…
彼女はもう行ってしまったんだろうな…
そう考えると、俺ももう歳を取ったんだな…
このテイワットを歩き回って彼女を探す力が残ってないほど歳を取ったんだ…
だからここで待つしかないんだ。
たとえ希望が少なくてもな。

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③さようなら。

ああ、またな。
はあ、お前さんのような若者が羨ましいよ…

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■世界任務【閑雅な泉の心】完了後

フィンチじいさん
(泉の精霊よ、聞いてくれ…)

ん?
すまない…
旅人、どうかしたのか?

①何してるの?

ああ、泉の精霊とお喋りしておるところだ。
ああ、俺はフィンチ、ハハッ、見ての通り、年寄りでな、みんなにはフィンチじいさんと呼ばれておるよ。

 >よろしく伝えてくれる?

…ああ、もちろんいいとも。
彼女はここにいる全員を愛してくれておる。
昔、彼女はこっそり人々の夢に入って、その景色を覗いていた。
今では、詩も愛するようになって、よく夢で俺に聞かせてくれるんだ。
ハハハッ、だが、彼女には学ぶことがまだまだある。

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②泉の精霊とはいつもどんな話をするの?

ハハッ、そりゃあ、何でもありさ。
俺は若い頃、よく彼女とここで話をした…
天気の話、水質の話、魚の話、村の人がまた喧嘩したって話…
子供が泉の中に落ちたのを、彼女にこっそり助けた話や…
その子を慰めるために綺麗な石をあげたって話もしたな…
彼女は優しい精霊だ。
だが、村の人たちはやはり信じてくれないんだ。
ただの、おとぎ話だと思っておる。
ハハッ、それもまあ、いいことさ…

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③ごゆっくり。

ハハッ、俺たちの話題は尽きんからな。