間章 第二幕・険路怪跡/岩下の迷境

修正(画像/書体/吹出) 魔人任務

層岩巨淵下層部の地面が突然崩れ、全員落ちてしまった。
その結果、さらに下に未知の空間が広がっていることが判明する。
皆で協力して調査することにした…


…秘境に入る…

細径折旋の処
層岩巨淵に閉じ込められた際に、初めて発見した秘境。
長い年月もの間、封印されていたようだ。

この形式の迷宮は、確かに璃月ならではのものだ。

なんつう珍しい場所なんだ!
急いでなけりゃ、ここの景色を堪能できたかもしれねぇな。

このぐるぐる回る構造、前に行った仙人の秘境と似てるな。
もしかして…
ここにも仙人がいるのか?
おい、あそこ見ろよ、出口かもしれないぞ。

…秘境が外につながっているかを確認する…

…秘境を離れる…

層岩巨淵下層部の地面が突然崩れ、全員落ちてしまった。
その結果、さらに下に未知の空間が広がっていることが判明する。
皆で協力して調査したところ、怪しげな情報に辿り着いた…

…みんなと会話する…

うん?
おかしい、どうなってやがんだ。

オイラたち…
戻ってきちゃったのか?

ここ、さっき通った場所だよな?

ふむ、出発地点のようだな。

俺らは道を間違えてねぇはずだ。
ずっと出口を目指して進んでた、道を戻ったりもしてねぇ。

ええ、私もそう思うわ。

旅人、俺ら道を間違えてねぇよな?

>うん、方向は正しいと思う。

う~ん、どういうことなんだ…

そういやぁ、稲妻にはこんな話がある。
商人が夜道を歩いてると、狸が妖術で同じところを一晩中彷徨わせるらしい。
夜が明けるまで抜け出せないとか…

鬼打牆のことだな、オイラも知ってるぞ。

なら、話が早え。
つまり、俺たちは今そういうのに遭遇したってことだ。
だが、心配いらねぇ。
俺様には邪気を払える助っ人がいるからな。
こういう時は、そいつを呼べばいい。

一斗って鬼なのに、邪気を払える友達がいるんだな…
なんていうか、肝が据わってるな。

鈍いとこが、親分が楽しく生きていけてる理由だから。

いでよッ、五雄!

モォ――!
こいつが荒瀧派の隠れ構成員、丑雄だ。

モォモォ。

おっ、丑雄が挨拶してるみてぇだぜ。
お前ら、こいつのことは丑雄か丑兄貴って呼んでやってくれ。
丑雄は道を探すのが得意なんだ、こいつに案内してもらえば一発だぜ。

隠れ構成員なんていたのね…

私には頼りなさそうに見えるんだが。

さあ、どうでしょうね。

いけ、五雄!
俺たちのために道を切り開け。

モォ――!

丑雄は隠された出口がないか探し始めた…

モ…モモ…モォ!

うん?ふむふむ…ああ!?
なんだって!?

どうしたんだ?

道に沿って全部探したらしいが、出口がないらしい。
いや、入れるのに出られないわけがねぇ。
クソッ…俺様が見てくる。

気付いたか?
最初、私たちは上のほうから落ちてきた。
つまり、高いところに出入口があったはずだ…
それが今はなくなっている…
一体、これはどういうことだ?

この地底の建物は、思ったほど単純ではないようだな。

…この辺りを調べてみましょう。

この辺、岩壁だらけだな。
もしかして…
オイラたちが勘違いしてるだけで、本当は落ちてきてなんかいないんじゃないか?

おい、なんだ?
怖くなったのか?

べ、別にオイラは怖がってなんかないぞ!

モォ――

お前が怖がってんのを、丑雄は感じ取ってるみたいだぜ。
心配すんな、もし怖けりゃ言え。
俺たちが守ってやる。

>パイモン、私もついてる。

立ち止まっててもしょうがねぇ。
もう一度探すぞ。
忍、お前は恩人と一緒にいろ、俺様は蛍とパイモンを連れて行く。

分かった。
みんな、くれぐれも気を付けてくれ。

恩人だなんて大げさな、私のことは煙緋でいい。
それにしてもさすが荒瀧派の親分だ、一斗さんは統率力に優れているんだな。

それほどでもねぇよ。
それから俺様に「さん」なんていらねぇぜ、一斗って呼んでくれ。
お前らとは仲間になるって約束したんだ、助け合わねぇとな。
パイモン、怖いなら俺様が目を覆ってやるぜ。

一行は分かれて周りを調べたが、収穫はなかった…

…ちっ。

本当に出口がないなんて。

モォ!

一体どうなってんだここは。

親分、そっちはどうだった?

>収穫はなかった。

それに、さっきちらっとだが、人影を数人見た気がする…
角の生えた化けもんとか出てこなけりゃいいが。

冗談なんか言ってる場合じゃないけど、おまえだって角の生えた鬼だろ!

そうじゃねぇ!
俺様が言ってんのは、姿が消えたりするほうの化けもんだよ。

うん?
一斗、おまえまさか…
お化けが怖いのか?

あらら、バレてしまったみたいだな、親分。

そ、そそ、そんなわけねぇだろ!
デタラメ言うな!

へへっ、一斗の反応を見てたら、急に怖くなくなってきたぞ…
おい、牛使い野郎、怖いならオイラ様が目を覆ってやるぜ。

……どうやら、他にやることを探して、この緊迫した空気を和らげないと。

>(あれ?
  横で忍が石を拾って、ポケットから枝とスミレウリを取り出した…
  ん?)

塩少々…コショウ少々。

>スミレウリを焼いてるの?

ああ。
焼きスミレウリだ、美味しいから食べてみてくれ。

>分かった。

あ…塩味と甘めの味付けの二種類あるんだが、どっちがいい?

>両方ともいける。

そうか、じゃあ二つやろう。
このような状況だからこそ、心の平穏を保つのは大事だ。
もし私の推測が正しければ、ここには私と親分が知ってはいけない秘密があるんだろう。
安心してくれ、親分が首を突っ込まないようにしておくから。

おっ、食べ物を焼いているのか。

煙緋さんもどうだ?

いや、私はお腹が空いてないから、後でいい。
そう言えば、忍と会うのは久しぶりだね。

ああ。
前に会ったのは、私が璃月の学校に通っていた時のことだ。
煙緋さんが先生の代わりに授業してくれた。

授業…
ああ、思い出した。
たしか、冬だったか。

みんな、煙緋さんの授業はとても面白いと言っていたよ。
そう考えると…
私は煙緋さんのことを先輩と呼んだほうがよさそうだ。

うん、悪くない呼び方だね、気に入ったよ!
まさか、後輩とこのような問題に巻き込まれるとは思ってなかった。
これもある種の縁というものだろう。

>煙緋は授業もできるんだ、すごい。

ああ。
しかも、面白い知識を教えてくれるから、学生の中でもかなり人気があったんだ。

はははっ、忍はお世辞が上手だ。

全員、ここにいたのね。

夜蘭、手分けして探したんだが、出口は見つからなかった。
そっちは収穫あったか?

なかったわ。
それから…
あまりこれは言いたくないのだけど、心して聞いてくれるかしら?
もし、このまま道が見つからなかったら、しばらく地下で過ごすことになるわ。

…やはりそうなるか。

…分かった。

でも、入ることができて、出ることのできない地下空間なんてあり得ない…
引き続き、試行錯誤してみるつもりよ。
みんなも出口に繋がりそうな場所を見つけたら、安全に気を配りながら調べてみてちょうだい。

>(そういえば、魈もこの場所にいる。
  困ったことがあれば名前を呼んでくれって言われた…)
 (…うん、試してみる価値はありそう。)

おい、そんな真剣な顔して、なにかするつもりか?

>魈もここに来てること、忘れてない?

魈…そっか!
あいつに助けてもらうんだな?

>試してみたい。

おう、じゃあやってみようぜ!

>……

心の中で魈の名前を呼んでみた…

>魈、聞こえる?

……

>……魈?

反応がない…
魈ならどこにいても、すぐに駆けつけてくれると思ったのに。
もしかして、あの魈でさえオイラたちの気配を感じられないのか?

>(……)
 (これはどういうこと?
  私たちがいるこの地下は…
  一体なんなんだろう?)

まさか、こんなところに閉じ込められるとは、参ったな。
たとえ私に知識があっても、その大半は法律に関するものばかり。
「脱獄」のことなどさっぱりだ…
まあ、お父様と「楽しく生きる」ことを契約している身だ…
少なくとも、ここで落ち込んではいけない。
いい方向に考えるんだ。
そう、ここで見聞を広めたり、旧友と親睦を深めたりするのは良いことだと。
うん…そうだ、これはいいこと。
よし…

現在、出口が見つからないという至極厄介な状況にあるわ。
もうしばらく、ここに閉じ込められることを覚悟しておいてちょうだい。
幸い物資は今のところ足りているし、この一時しのぎのチームにも、危機的状況への対処に長けた人物がいる。
君たちも気を付けてちょうだい。
あとは私に任せしておいて。

幸い物資は今のところ足りているし、この一時しームにも、的状況への対処に長けた人物がいる。

くそ、もう一度見てくる。
この俺様、荒瀧天下独尊の力があれば…

親分。

なんだ!
そんなマジな顔して。

焼きスミレウリだ。

はぁ?
こんな面倒事の真っ只中だってのに、のんきにスミレウリ焼いてんのか?

モォ!モォ。

ほれ見ろ、聞いたか、丑雄もお前が正しいって…

って、丑雄、お前どっちの味方してんだよ!?

モォー…

補給はとても重要なことだ。
十分な体力と安定した精神状態でなければ、未知の脅威にも対応できない。
丑雄もそれを理解しているんだろう。

はっ、お前ら揃いも揃って…って、すでに食ってやがる!
つーことは、もう焼けてんのか?
くっ、いい匂いじゃねぇか…
分かった、とりあえず腹ごしらえといこう。
全部食べるなよ、俺様にも二つぐらいよこせ!