元太(「荒瀧派」成員/荒瀧豪鼓祭の案内人)

2.7 修正(吹出)

俺は荒瀧豪鼓祭の案内人の元太だ。
豪鼓祭演を始める準備はできたか?
あっ、そうだ。
この小鼓だが、親分が一つ説明するのを忘れててな。
俺たちみんな楽器には詳しくないから、始める前にお前が調整したほうがいい。
そうすれば、より美しい音が出るはずだ。
さあ、試してみてくれ。

①準備できた。

よし。
豪鼓祭演、開始だ!

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②待って、この小鼓だけど…

やっぱりお前も気付いたか?
実は、俺もとっくに気付いてたんだ。
これって、子供の頃に行商人から買ったおもちゃと全く同じ小鼓だよな!
あの頃は、確か八百モラとかそんなもんだったはずだ。
いくら時間が経っているとはいえ、八万モラはさすがに高すぎだろ。
親分は間違いなく騙されたんだろうな。
でもしょうがない。
あの人は俺らの親分だからな。

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③待って、一斗について…

親分がいつ帰ってくるかって?
…正直、俺にも分からん。
親分も姉御も、今回の祭典をとても重視してた。
多くの人に来てもらえるよう、宣伝にもかなり力を入れててな。
これが成功すれば荒瀧派の印象も良くなるって言ってたぜ。
まあ、俺にはよく分からないが。
祭典が終わる前に、親分はお前に会いに行くと思うぜ。
なにしろ、お前は親分のお気に入りだからな、ハハッ。

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④待って、もう少し準備したい…

分かった、準備ができたら俺に言ってくれ。

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■世界任務 【祭典の後日談】完了後

おっ、その様子、また豪鼓祭演に参加したいのか?

①うん、参加したい。

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②ううん、通りがかっただけ。

残念だ、お前の演奏をもっと聞きたかったんだがな。
お前の演奏を見たいのは山々なんだが、天領奉行には祭典を中止しろと言われていてな。
ふむ、困った…
ああ、そうだ!
いいこと思いついたぜ!
お前だけだったら、これは友達同士の遊びだって言い訳できるんじゃないか?
これなら、天領奉行も文句の付けようがあるまい、ハハハハッ!
俺って天才だろ?
この発想、親分のすごさの半分くらいはあるんじゃないか?
さあ!
旅人、お前の演奏を聞かせてくれ。