序章 第二幕・涙のない明日のために/風の導くままに

修正(吹出) 魔人任務

謎の人物は吟遊詩人ウェンティと名乗った。
巨龍との関係を尋ねる前に、彼はその場から去ってしまった。
彼の跡を追いかけて、あなたたちは風立ちの地にある巨木の下に着いた。


…風立ちの地に行く…

…ウェンティと会話する…


ウェンティ
おや?
来たんだね?
そろそろ来る頃かなって、そう思ってたんだ…

>風神のことをもっと知りたい。

ウェンティ
風神バルバトス?
あいつならもうモンドから消えたよ。
隣の璃月にいる岩神や、稲妻にいる雷神はまだいるけど、モンドの人々はもう長いことその神には会ってないんだ。
どうして、風神のことを?
トワリンのせいかい?

パイモン
それは…
「神」のことだから…

>風魔龍の過去を教えてもらったから。

ウェンティ
ふーん。
そういえばみんなは「風魔龍」をどう思ってるんだい?
気になるなぁ。
まあ、そんなに急いで教えてもらわなくてもいいよ。
どうやら、不満を抱く者がいるみたいだね。

…襲ってきた敵(狂風のコア/風に導かれた魔物)を倒す…

パイモン
風が――強すぎて――
目も開けてられないぞ――
あの生き物…
そよ風の平原でしか現れないはずじゃ?
あの緑のやつを追ってきたのか?
蛍…
あいつと「風」元素の関係は、おまえよりずっと深いみたいだな。

…ウェンティと会話する…

ウェンティ
ふぅ…
風向きの影響を受けるのは龍だけじゃないようだね…
そうだ、さっき誰かに龍の過去を教えてもらったって言ってたね?

ウェンティにリサから教えてもらったことを告げた…

ウェンティ
…そうだったのかい?
リサという人は、そういう風に思ってるんだ。
そう、ここまで来たのは双方が武力行使をし始めたからさ。
でも彼の最初の憎しみは、人々が「四風守護」を祀らなくなったからじゃない。
…あれは自然に生まれた憎しみなんかじゃないんだ。
腐食された後の産物だよ。

パイモン
ふ、腐食?

ウェンティ
心臓に流れ込んだ黒い血が彼を苦しめ、何年もの間、穏やかに眠れていないんだ。
だから今回、目覚めた彼の精神がアビスの魔術師の呪いによって腐食してしまった。

①アビスの魔術師?聞いたことがない…

ウェンティ
人ならざる者によって結成されたアビス教団、人類の敵となる組織だよ。

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②モンドで聞いたような…

ウェンティ
そうさ、人ならざる者によって結成されたアビス教団、人類の敵となる組織だよ。

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ウェンティ
彼らのことはよく知らないけど、人間の世界に対して深い悪意を持つことだけは知っている。
荒野のヒルチャールも、ヤツらの指揮で動き、ヤツらの手足となってるんだ。
ここに来るまで、ボクもトワリンと同じ呪いに蝕まれていた。
でも、今ボクたちのいる場所は「英雄の象徴」、モンドの全ての源だ。
木々のすき間から流れる風は心地よく、ボクの好きな匂いがする…
君と一緒に木陰の下にいると、龍の涙が浄化された時みたいに、ボクの中にある毒が消えていくんだ…
うん…
だいぶ良くなったよ。

パイモン
それで、おまえはどうして毒を?

ウェンティ
それはまあ、前にトワリンと会話しようとした時に…
誰かさんに邪魔されてね…
そのせいでトワリンの呪いを払うどころか、自分も「アビス」の毒に蝕まれちゃったんだ。

①あの…
②つまりこっちのせいで…?

ウェンティ
そうだよ!
ねぇ、蛍、お詫びにボクと一緒にモンドの大聖堂に行ってくれないかい?

パイモン
モンドの大聖堂?
何しに行くんだ?

ウェンティ
取りに行くんだ…
ライアー――
「天空」をね。