【?】朱鷺町物語

書籍

『朱鷺町物語・〇』の破れたページ

10個集めると、『朱鷺町物語・〇』を復元できる。

そよ風に揺らぐ、破れたページ。
本来は古い小説だったようだ。
破れたページを全て見つけられたら、本を復元できるかもしれない…

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■序
その昔、弱く短命な凡人が海を渡る前の時代、稲妻は狸の国であった。
そして、人類の歴史は、酔っぱらった狸がふざけて作り上げたでたらめであった…
朱鷺町、歴史と狂言が入り混じる町だ。

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■一
【?】

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■二
【?】

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■三
ことわざにもあるように、雨女を泣かせる者は、必ず解脱できない悲しみを招くことになる。
――狸歴史家より

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■四
【?】

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■五
【?】

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■第1巻
序・狸の口述による稲妻略史

昔々、弱く短命な凡人たちが海を渡る術を持たなかった時代、稲妻は狸の国だった。
狸はものぐさで気まぐれな生き物だ。
悩みは一晩寝れば忘れ、明日を憂うこともない。
毎日がお祭り騒ぎで、あの頃の稲妻は狸の楽園だった。

少なくとも、狸一族のお年寄りたちは皆そう言う。

ある時、狐たちが海を渡ってきて、狸たちと争いをはじめた。
戦は八百年、また八百年と続き、双方ともに甚大な被害を被り、ついに和平交渉を行った。
狸は未だに負けてはいないと言い張るが、あの大きな大きな雷櫻を狐一族に明け渡すこととなった。

狐も悪賢く、変化を好む生き物だ。
あの八百年、また八百年と続いた戦では、化かし合いを続けた狐と狸は、激しく移り変わる光景に目がくらみ、自分が何者か、何処から来たのかさえ見失う者が続出した。

そうして、茫然自失した妖怪から、凡人が生まれた。

これは、おしゃべりな天狗から聞いた話だ。

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■第2巻
【?】

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■第3巻
【?】

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■第4巻

雨婆婆の物語

お干の家から出て、路地に沿って左と右に曲がり、湿気の多い庭に入れば、雨婆婆の家に着く。
素朴な庭の中、セミまで口を喋んでいる。
水琴窟の中の水滴だけが静かに流れ落ち、鹿威しのリズムとともに合奏を奏でる。
自由な森の中で、霧を雨に変える女性は狸と狐の共同の友達だった。
もちろん、我ら妖怪は凡人と違い、複雑な煩悩もなければ、それぞれの地位やランクにも決まりがない。
しかし、雨や霧が弥浸している山の中で、囁く雨女はいつも多くの尊敬と思慕を得ている。
たがその後、みなは大権現様に服従するようになった。
凡人はいい生活を迎えたが、妖怪たちは各地に隠居するようになり、退治や鎮圧されるようになった…
雨婆婆はその時に朱鷺町に引っ越してきた。
鳴神大社の狐宮司様は、この屋敷を彼女に贈った。
一体どれほどのものを失い、どのような悲しみを背負えば、宮司様に特別扱いされるのだろう…

庭で佇み、池の中で揺れる弦月を見て、涼しく湿った夜風が彼女の声を連れてきた。

「失礼、お待たせしました。」
振り返ると、雨女が扉の隣に立っている。
青白い月明かりに照らされ、白い長衣は濡れた光を放つ。
だが、若くて細長い体からは年老いた悲しい気配がしていた。

私は俯き、お千から託された蓑を彼女に差し上げた。
彼女のあの灰青の目を直視することができなかった。
凡人の間の噂によると、哀れな雨女は、溺死した人のように、大理石のような灰白色の目をしているらしい。
その悲しげな目を直視した者は、解きづらい雨と霧の中で永遠に彷徨うことになる。
もちろん、それは凡人のつまらない噂に過ぎない。
だが、「哀れな雨女の目を直視しないこと」という礼儀作法は、妖怪の間の暗黙のルールである。

「ありがとうございました。」
雨婆婆の声はいつものように優しく、霧の中の朝露のようだ。

彼女は私を部屋に招待することも、物語を語ってくれることもなかった。
ただ、私に木の匣を一つ渡し、私も悟った。
そして、月がまだ明るいうちに、庭から静かに離れた。

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■第5巻
【?】

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■第6巻
【?】