(はぁ、やはり昔の本の方が面白かったわい…)

ふう
「木漏茶屋」はお茶を飲むのにいいところじゃ。
もし、さらに古書があれば
 
>昔の本について
 
お前さんも昔の本に興味があるのか?
珍しいが、いいことじゃ。
昔の本はゆっくりと読むもの。
今と違って
おっと失礼、わしはお前さんのような若い世代を批判しているわけではない。
ただ最近、「ライト文学」というものを八重堂が強く推しているが
ワシは認めんぞ。
悩んだり、考えたり、文字を味わったりすることこそが、文学の楽しみなのじゃ。
安っぽい内容で読者の関心を引く
良い傾向だとは思えんが…
 
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>木漏茶屋について
 
最近の稲妻では、このようにこだわりに満ちた茶屋はなかなか見当たらない。
やはり風雅を理解している人と接してこそ、ひと時の安らぎと関静を得ることができる。
梢から聞いたが、お前さんは神里家に招かれ「木漏茶屋」に入ったそうじゃな。
梢がいればお前さんも安心して休息できるじゃろう。
 
 >梢について…
 
梢のか弱い女性の姿に陥騙され、痛い目に遭った者は大勢おる。
あの小娘、毒舌なだけでなく、ちゃんと実力も持っておる。
彼女は神里家の家臣の子孫で、剣術に長けている。
もちろん、ワシほど上手くはないがな、ほぉっほぉっ。
彼女ほどの腕前は、「木漏茶屋」の門番を務めるのに適任なのか、それとも役不足か
 
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>太郎丸について
 
太郎丸はかわいいじゃろ?
彼はワシの古い友人で、「終末番」の時代には、彼とワシは男前として有名だったのじゃ、ほぉっほぉっ
 
 >「終末番」? 

ほぉっほぉっ、それを話す前に、まずはワシの功績を語っておかんとな!
当時、ワシは忍びの里の教頭で、誰もがワシのことを師匠と呼んだ。
太郎丸もワシの側に寄り添い、神里家に忠誠を誓った
今は共に引退したが、若いものたち、一人前になっておるかのう
ほぉっほぉっ。
今も、ワシの叱責を恐れているのかもしれぬのぉ
 
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>さようなら。
 
行ってこい。
もしここで助けが必要じゃったら、太郎丸に聞けばいい。